#include(第三回帰ってきた変態選手権情報窓,notitle) この作品には、緊縛、自慰等の特殊な表現がございます。ご注意下さいませ。 ---- ゆっくりと目を開くと、そこは……なんて勿体つけても別段変わらない私の住処だった。 そりゃあ昨日寝たのがここである以上目を覚ますのもここよね。 「ふぁぁ……顔洗ってこよ」 その後は食べ物探しに行かないと。もう住処には何も残ってないし、今日中に見つかってくれるといいかな。 草を掻き分けると、その先には河口があって、そこを少し下れば海に出る。最悪、海まで出れば食べ物は見つかると思う。多分だけど……。 水を手で掬うと、程良い冷たさが心地良い。それを顔に掛けると、残っていた眠気が無くなっていった。うん、頭もすっきりしたかな。 「よし、行こう」 ついでに、お散歩がてらに泳いでこようか。たまにはのんびり泳ぐのも悪くないし。 すぃっと水の中に入って、尻尾を回転させ始める。二本の尻尾が生むスピードはかなりものだと思ってるよ。これ、海草なんかも切れるし。 水の濁りも無いし、視界は良好。海草以外の食べ物、あるといいなぁ。 ---- ~波間の囚われ海イタチ!~ ---- 本格的に海まで出たけど、結構ポケモンが居るなぁ。これは、食べ物探すのも大変かな? 皆食べ物探してるだろうし、競争は激しいか。海草で我慢した方が早いかもしれない。 「おやフローゼルか。散歩かい?」 「あ、こんにちはパルシェンさん。散歩ついでに食べ物探しってところかな」 「そうか……でも気を付けろ? 最近、この辺りにもならず者が増えてるみたいだからな」 ならず者? うーん、この辺りに居るポケモンって皆良いポケモンばっかりだと思ったけど、そんなのも増えてるんだ。なんか嫌な感じ……。 あ、このパルシェンさんはね、私がここに流れ着いた時に助けてくれたポケモンさんなの。まぁ、その時は私はブイゼルだったんだけど。 パルシェンさんは、この辺りの安全を守ってくれてるポケモン。だから、この辺りはかなり安全に暮らせる場所かな。もちろんそういうポケモンはパルシェンさんだけじゃないよ。 というか、パルシェンさんだけじゃ荷が重すぎるでしょ。だから、自主的にはなるけどそういう事をしてくれてるポケモンが居るの。っていうか、パルシェンさんがその一匹って言った方が早いか。 そういうポケモンが集まって情報を交換してるから、そういう話もパルシェンさんは知ってるってこと。そして、その情報に間違いはない。ならず者……気を付けないとね。 「うん、気を付けるよ。それじゃあね」 「……心配だな、ついて行ってやろうか?」 「もうブイゼルの時よりは強くなってるから心配しないで。じゃあね」 ……パルシェンさんには、今も感謝してもし足りないくらい。だって、瀕死でこの辺りに浮いてた私を助けてくれて、こうして進化するまで面倒を見てくれたんだから。 どうしてそうなったのか、私は覚えてないの。多分、他のポケモンに襲われてそうなったって言う事は確かだけど。 傷だらけでここの波間に浮いてたのを、血の匂いに気付いたサメハダーなんかより早くパルシェンさんが見つけてくれたのが唯一の救い。じゃなきゃ、私は今こうして生きてなかったと思う。 だから、これ以上パルシェンさんに迷惑を掛けたくないのが本音。見知らぬ私を生かしてくれただけでもかなり迷惑掛けてるのに、これ以上は、ね。 さぁ、もう少し泳いだら本当に食べ物探そうかな。あまりのんびりしてたら日が暮れちゃうし。 いつもより少し遠くまで泳いできたけど、やっぱり海草しか無いかなぁ。今もワカメ囓ってるところなんだけど。 これなら河口近くで木の実探した方が良かったかも。仕方ないし、海草食べて帰ろうか。 それならもう少し食べられる海草を探しに行こう。せめてお腹一杯になって帰らないとね。 「ん? あれは?」 何か、岩の影から赤いものが出てる。なんだろ? ……!? え、何、これ……。 「も、もうやめ……がぼ!?」 「まだ俺達は満足してねぇんだ、先に駄目になるんじゃねぇぞ」 「十匹で犯してるからそろそろ穴がガバガバになってきたな。ほら、見ろよこれ」 う、嘘、ミロカロスが襲われてる!? まさか、パルシェンさんが言ってたならず者達ってこいつ等!? ど、どうしよう、助けたいけど私だけじゃあの集団の相手をするのは無理だわ。一匹二匹ならなんとか出来るかもしれないけど……。 とにかくこの事を誰かに知らせなきゃ! パルシェンさんなら、さっきの辺りをまだ巡回してる筈! 「おやぁ? こんなところにまだ獲物が居るじゃねぇか」 「え!?」 そんな、まだ仲間が居たの!? 不味い、逃げなきゃ! え!? な、なにこれ!? 透き通ったひらひらした物が体に絡みついてくる! 「嫌ぁ! 放して!」 「勝手に覗き見して逃げられると思ったのかぁ? 牝か、あっちはもう使いもんにならなそうだから丁度良いぜ」 !? か、体が痺れる! まさか、毒!? だ、駄目、抵抗出来ない。力が入らなくなっていく。 私が動けなくなったのが分かったからか、私を捕まえたポケモンが目の前に来た。 ドククラゲ……なら、受けたのは毒針? せめて、尻尾が動いてくれれば……。 「へぇ、可愛いじゃねぇか。こりゃ、あいつ等にやるのは勿体ねぇな」 手足を縛ってる力が弱まってるのは分かる。けど、腕どころか指さえも動かない。 「なぁに痛くはないさ。あいつ等と違って、俺は牝をものとして扱う趣味は無いからな」 ドククラゲの触手が体を撫で回していく。気持ち悪い……でも逃げられない。 「やだ……止めて……」 「怖がるなって。別にあいつ等にあんたを渡す事もしねぇし、段々良ーい気分になってくるからよ」 体を包むように触手は伸びてきて、ほんの僅かに力を込めてるみたいにゆっくりと体を締め付けてくる。怖い。怖いはずなのに……。 どうして、このドククラゲの目を優しく感じるんだろう? 捕まって、痺れさせられてるのに。 !? や、そこは! 「だ、駄目!」 「駄目って言っても、そのままだったら痛いだろ? それとも、痛いのがお好みのビッチかい?」 「痛いのは嫌だけど……んぁぁ……」 足と足の間、そこには私の大事な部分がある。そこにするりと触手が滑ってきて、軽い力で撫でていく。 麻痺してる筈なのに、そこを撫でられる度に体が震えようとする。怖いからじゃなくて、そこからの不思議な感覚の所為で。 「へぇ、敏感じゃないか。嫌いじゃないぜ、そういうの」 「よ、よく分からないけど、んくっ、変な、感じ」 「心配するなって。その感じに身を預けちまいな」 ふあ、ぁ……体に力が入らなくて、頭がふわふわしてきて……。水に溶けていっちゃうような感じ。 それを、ドククラゲの触手が包んでくれて形が保たれてるみたい。私、襲われてるのにね。 「……! ちっ、邪魔しやがって……ちょっと動くぜ」 「え?」 「それにしても、ドククラゲ親分は何処行ったんだぁ? 上等な牝のミロカロス捕まえたってのによぉ、自分はそのままどっか行っちまうなんて」 「……誰がてめぇ等の食い残しなんか頂くかっての」 吐き捨てるようにそう言ったのがはっきりと聞こえた。ドククラゲ親分って、もしかして? 「今探されてたの、あなたなの?」 「そうだよ。あいつ等があんまりにもひでぇやり方でこの辺荒らすんでな、あのミロカロスには悪いが大人しくさせる為にとっ捕まえたんだ」 「酷いよそんなの。あのミロカロスさん、大変な目に遭ってたんだよ?」 「分かっちゃいるが、同類の俺には他にどうする方法も無いんだ……せめて、あんたが奴等の餌食にならないように移動するのが精一杯だ」 「……自分で襲ってるクセに」 「それはそれ、これはこれ。あんたが俺のストライクゾーンに居たのが悪い」 それ絶対私悪くない。単にドククラゲの好みの問題じゃない。 なんて話してる内にあの溜まり場からは結構離れたみたい。……大丈夫かな、あのミロカロスさん。いや、もう見た時点で大丈夫では無かったけど。 でも、私は一応このドククラゲに助けられたって事なのかな? 現在進行形で処女のピンチは続いてるけど。 うーん……よく分からない。聞いたら……教えてくれるかな? 「ねぇ、あなたは、あいつ等の仲間じゃないの?」 「難しいところだな……仲間ってか、勝手に頭に仕立て上げられたって感じかなぁ」 「どういう事?」 「俺がここに流れ着いた時によ、幅利かせてたのが奴等だったんだ。んで、あいつ等の頭が喧嘩吹っ掛けてきやがったからボコボコにしてやったら、あっさりその頭を見限って俺の下についたんだ。俺の話なんか聞かずにな」 「じゃあ、元々は?」 「俺ぁ昔っから天涯孤独の一匹狼だ。あんな奴等と連むなんて御免だね」 そうなんだ……ならあんな奴等に付き合わなきゃいいのに。少なくとも、あいつ等よりはマトモそうに見えるけどな。 って、私は何考えてるんだろ。これから、多分その、そういう事される筈なのに。 「で? 大人しく運ばれてるが、もう身を委ねてるって事でいいのか?」 「え? だって、あなたが私を……あれ?」 う、動けるようになってる。どういう事? 「元々かなり薄い毒で痺れさせただけだったから、もうとっくに動けるようになってた筈なんだけどな。だから邪魔が入る前に済まそうとしてたんだし」 そ、そういう事はもっと早く言って欲しかった。それならこの纏わりついてる触手を尻尾で……尻尾、で……? 切ったら、やっぱり痛いよね、きっと。襲われはしたけど、今はこうして助けてもらってるんだし……いやでも、結局この後このままだったら襲われるし……。 う~、どうすればいいんだろ? 自分でならず者の仲間だって言ってるんだからそうなんだろうけど、そんなに悪いポケモンじゃないようにも思うし。いやでも、私を騙してるのかもしれないし……。 「ま、どっちにしろ逃がさないけどな。話してみて、ますますあんたを俺の物にしたくなった事だし」 「えっ、ちょ、ふあ!?」 ま、またあそこに触れてる触手が動き出して、僅かな力を込めて割れ目を撫でてくる。もう抵抗出来る筈なのに、撫でられる度に抵抗しようと思う気持ちが薄れていく。 鼓動が早くなって、体がじんわり熱くなっていく。撫でられて擦られてる割れ目がじんじんしてるような感じ。 「素直だなぁ。ほいほい俺みたいのに体を預けちまって、そんなんじゃ悪い奴に捕まったら大変だぞ?」 「あ、あなたがもう、それ、じゃない……」 「確かにな。だから俺も止めないぞ♪」 うっ、あ! 触手の先で割れ目弄っちゃ駄目! 変になっちゃうからぁ! 「はっ、ぁ! くっ、あん!」 「良い声だ。もっと喘いでもいいんだぜ」 「!! 中、入っちゃ、駄目ぇ!」 う、動いてる。私の中で、ドククラゲの触手が。割れ目を押し広げながら、ゆっくり奥へ入ってくる。 弾力があって、柔らかいけどしっかりした物がどんどん入ってくる。怖い筈なのに、胸が苦しいくらいドキドキする。私、どうなっちゃったの? 「! 始めてか……」 「やぁ、中、まさぐっちゃ、やらぁ……」 中の様子を調べるみたいに触手が動く度に、私の体はぴくんと反応する。もう、何がなんだか分からなくなってきた。 くにゅくにゅ動く触手の感触が、段々気持ち良くなってきた。もっと……もう少しだけ……。 そんな風に考えるようになった途端に、その触手は抜かれちゃった。どうして? 「どうやら良い感じに解れてきたみたいだな、体も心も」 「ふぁぁ……ふにゅふにゅ、もっとぉ……」 「心配するなって。今からもっと気持ち良くしてやるからさ。……最初ちょっと痛いかもしれないが」 え? ……不思議そうに見てる私の前に、他の触手とは明らかに違う触手が現れた。 太くて、大きい……それを、私の中に入れるの? ……入る、かなぁ? 「……可愛いなぁ。本当、俺好みだぜ。……力、抜いてろよ?」 「うん……」 ドククラゲの優しい声が、水を伝って頭の中でふわふわと反響する。そうしたら、自然と体はリラックスしていった。 ゆっくり、太い触手が私の割れ目に近付いていく。入口に触れて、そのまま押し込まれるようにゆっくりと私の中に入ってきた。 太いけど柔らかくて、さっきの触手よりもぴったりと私の中に吸い付いてくる。この感じ、癖になっちゃうかも……。 体に纏われた触手に引き寄せられて、ドククラゲとの距離が縮まっていく。近付いていく。 「マジで気持ち良いよお前の中。最高だ」 「本当?」 「あぁ、こんなの今まで無かったぜ……」 お腹を圧されるような感じがしたかと思ったら、入ってる触手が私の『何か』を破って更に奥へと進んでくるのを感じた。 「うっ、あぁぁ!」 「悪い、痛かったよな? でも、こうしないともっとお前を味わう事が出来ないんでね」 「私、食べられちゃうの?」 「もう食っちまったのさ。……こんな良い牝、他の奴にやるもんか」 にゅるにゅる進んで、お腹の奥の方にまで触手は入っちゃった。凄い、さっきはこんなに入らなかったのに。 触手の入った割れ目の方を見ると、水の中に少し赤い部分があった。……もしかしなくても、私の血、だよね? さっき凄く痛かったんだから、血ぐらい出ても仕方ないか。 私の中で動く触手に、私はもう怖さを感じなくなってた。ただ、あそこと胸の奥がじんじんと熱くて、これからを期待してる。 奥まで入った触手が抜けていく。でも、それは抜け切らないで、出口辺りまで戻ると……。 また、勢いよく奥へと押し込まれた。 「んあぁぁ!」 「すげぇ締め付け、危うく一発で出ちまうかと思ったぜ」 また抜けていって、押し込まれる。それを繰り返されるだけで、私の頭の中は真っ白になっていく。 考えが纏まらない。ただ、ただ……気持ち良い。その気持ち良さだけに頭の中が塗り替えられていく。 動く速さが増すと、真っ白になっていくのも速くなって、もっともっと欲しくなる。 この、ドククラゲの事を。 「もっと、もっとぉ!」 「いいねぇ、そうこなくっちゃ、なぁ!」 割れ目の中を、お腹の中を掻き回されて、私は確かに気持ち良さと嬉しさを感じてる。 ドククラゲに求められる事を。こうして、繋がってる事を。 ……あれ、どうして、こうなったんだっけ? ……そんなの、もうどうでもいいか。 「ん、ぉ、出る!」 「ふくぅ! お腹に、いっぱい……!」 お腹の奥に、温かい物が溜まっていくのが分かる。とくとくと、ドククラゲの触手から出ている物が。 ぼんやりとする頭で、なんとなく理解した。 私は、私は……『彼』の物になってしまったんだって……。 体を包む触手に身を預けて、私は意識を手放した。きっと、ドククラゲがなんとかしてくれるだろう、なんて事を思いながら……。 ---- ……風が、吹いてる。草の揺れる音が聞こえる。 目を開けるとそこは、私の住処にしてる河口近くの草場、そこから海沿いに少し行ったところにある砂浜だった。もう日は沈んじゃってるみたい。 「よ、よぉ」 海の方から声がする。そっちを向くと、なんとなーく見覚えのある赤と青の頭が見えた。 ……ちょっと待って、起きてやっと頭が動き出したわ。確か私、食べ物探しながらお散歩がてらに海を泳いでて。 で、そこで一匹のミロカロスが強姦を受けてるのを発見して、で、私自身も見つかって……!!? 「あぁぁぁぁぁああああぁあ!」 私、若干和姦みたいになってるけど強姦されてるー! しかも処女喪失までしてるー! しかもその相手、奴だー! 「うぉぉう!? び、びっくりさせるなよ」 「あ、あだ、だみ、みあ!」 「と、とりあえず落ち着いて言葉を喋れ、な?」 よし、深呼吸、深呼吸……。 「って違う! あ、あんた私の、私のぉ!」 「な、なんだよ、そりゃあ最初に俺が襲いかかったがよ? お前だって途中からノリ気だったじゃないか」 「それはあんたがいやらしい事したからじゃない! うぁぁ、初めてがクラゲって……」 「んなろー好き勝手言いやがって、寝ちまったお前をここまで運んできてやって、おまけに起きるまで看ててやったんだからな?」 「ね、寝ちゃう原因を作ったのもあんたじゃない!」 そこまで言って思い出した。私が何をして、どうなったかを。 うぅ、顔が熱い。処女喪失でしかもお腹の中にいっぱい出されちゃうなんて……。しかもまだ入ってる感じがあるし。 「まぁそれは置いといて、どうだった? 俺は」 「! し、知らない!」 ぷいっと顔を背けたけど、赤くなってるのまでは隠せないからきっとバレてるんだろうな。 現にクスクス笑う声が聞こえるし。ぜ、絶対に言ったりしないんだから。 「俺としてはだな、一言で言うと……」 「な、何よ」 「惚れた。マジで」 「……はい?」 惚れたって……そういう意味よね? それ以外の意味知らないし。 「もうお前は俺の嫁。他の奴にやる気は全く無い」 「ち、な、か、勝手に決めないでよ!」 「だからさっき聞いたんだろー? 俺はどうだったかって」 そ、そんなの……言える訳無いじゃない。だって、私を襲ったのよ、強姦よ!? そんな相手に、こんな……気持ちに……なってるなんて……。 「……ま、いいや。俺、この辺で暮らす事にしたからよ、返事はいつでもいいわ」 「え、ど、どういう事?」 「念願の嫁を見つけたんだ、もうならず者なんてやってる意味も無し。ここいらで落ち着くってこったよ」 ならず者止めるって……え、そんなにあっさり止めちゃうものなの? それに、勝手にさせられたと言っても仲間が居るのよね、彼。あ、彼ってしちゃった。まぁもういいや。 「止めるって言っても、仲間はどうするのよ?」 「あー、あいつ等? さぁて、今頃はこの辺の見張り番とかいう連中にボコボコにされてんじゃねぇの?」 「どういう事?」 「ここにあんたを連れてくる時によ、一匹のパルシェンに会ったんだ。いやーヤバかったぜ、『フローゼルに何をした!』って、危うく氷柱針で穴だらけにされるところだったぞ」 ! パルシェンさんだ! ……でも、彼無事そうだよね? どうして? 「お前をならず者から救ったって言っておかないと、今こうして話をする状態じゃまず無かっただろうさ。現に、お前の寝顔を見てパルシェンも引いたようだし」 「私の寝顔?」 「安心しきったような顔して寝てるのを運んでりゃ、そりゃ誰だって間違っても強姦した相手だとは思わんだろうよ」 た、確かに……そんなに無防備な状態で運ばれてたのね、私。 「んでその後、お前を襲おうとしたならず者は何処に居るって聞かれたから、奴らの溜まり場を教えてやった訳だ。ミロカロスも助けられてる頃だろ」 「そ、そうなんだ……」 「そういう訳で、俺は晴れて自由の身。ま、売ったようなもんだから、あいつ等には恨まれてるかもしれんがな」 「それって、危なくないの?」 「……本当に優しいのな。自分を犯した奴の心配なんかして」 だって……気になっちゃってるんだもん、仕方ないじゃない。 「俺は平気だ。言ったろ? 元々あいつ等の頭だった奴を倒したって。他の雑魚なんか、纏めて掛かってきてもボコボコにして終わりだ」 「ふーん、本当に強いんだ」 「当然だろ? 嫁であるお前を守れるくらい強くないと亭主をやる資格なんて無いからな。ちょっと危なっかしいし、他の奴に盗られんようにせねば」 「ま、まだなるって答えてないでしょ!」 「いいじゃねぇかよ。あそこの具合もぴったりだったようだし、俺達良い番いになれると思うぞ?」 あそこの具合って彼の発言で私はまた赤くなりました。……確かに、凄く気持ちよかったのはもう忘れようも無いかな。 と、とにかく今日は帰って、気持ちを整理して来よう。彼も返事はすぐじゃなくていいって言ってるんだし。 「もう、ちょっと疲れちゃったし今日は帰る。それで、その……お、落ち着いたらまた来る」 「おう、待ってる。それじゃあ、気を付けて帰れよ。それとも、陸はあまり得意じゃないが送っていくか?」 「それは大丈夫。ここ、もう私の住処の近くだから」 「おっとそいつはついてたぜ。じゃあ、またな」 「う、うん」 そう言って、彼の姿は海中に消えていった。……あ、この辺りに暮らすって言ってたけど、具体的な場所聞いてないや。 まぁ、探せば多分向こうから見つけてくれるよね。今は帰って休む事を考えよう。 距離もそんなにある訳じゃないし、難なく住処まで戻ってこれた。朝出た時と全く変わった様子は無いかな。 はぁ……でも今日は大変だったなぁ。食べ物探してたとはいえ、散歩がてらの遊泳してて処女を失うような事になるとは思ってなかったよ。 ……お腹をさすってみると、確かに中に何かが溜まってるのが分かる。彼の、だよね。 ドククラゲとフローゼルで、子供って出来るのかなぁ。出来るとしたら、これもう不味いよ。お腹いっぱいに入れられちゃってるもん。 その先にある割れ目に目を落とすと……なんだか、いつもより開いてる気がする。そりゃ、幾ら柔らかかったとはいえ私の腕よりも太そうだったものが入ったんだから当然かな。 「……気持ち、良かったな」 勝手に、頭の中にあの時の事が思い出される。彼の触手に体を撫でられて、ここに、それが入ってきて……。 思い出したそれを再現するように、私は自分の割れ目にそっと手を伸ばしてた。何処かいけないような気がするけど、思い出しただけで体の熱は上がっていく感じがする。 指で割れ目を撫でると、じんわり湿った感じが指に纏わりついてくるのが分かる。あの時は水中だったから分からなかったけど、あの時もこんな風に濡れてたんだろうな。 「ん、あっ、はっ」 指の動きを、頭の中で彼の触手の動きにすり替えて、私は何度もそこを撫で続ける。 硬さも、動かす感じも違うのに、私の中では彼の触手がまた私の割れ目の上で動いてた。ゆっくり、優しく動くあの動きで。 襲われたのに……犯されたのに……殆ど無理やりだったのに……。 「ん、もっとぉ……」 体が、覚えちゃった。あの触手の柔らかさを。その気持ち良さを。そして……彼の優しい声を。 指を中に差し入れて、濡れた湿っぽい音を出しながらゆっくりと掻き回す。あの時とは全然違う感じだけど、思い出すのにはそれで十分だった。 息を荒げながら、必死に自分の大事なところを弄ってる今を誰かに見られるのは不味いけど、それでも止められない。思い出したら、体が求めちゃう。彼を……あの心地良さを。 「んっ、く、あぅ、んん!」 たった1回、始めてを奪われただけでこんなになっちゃうなんて思わなかった。私って、ひょっとして結構エッチだったのかなぁ? 掻き回してた指を抜いてみると、そこには見た事無い白いヌルヌルした液体がついてた。動かした事で、彼のが少し零れてきたのかな。 その白いもののついた指を、躊躇う事なく私は舐めてた。……なんだか、変な味。元々舐めるようなものじゃないんだし、こんなものなのかな。 その指をまた割れ目に戻して、さっきよりも激しく動かす。彼の触手には比べ物にならないけど、それでも、少しでも心地良さを感じる為に。 「はぁっ、はぁっ、んぅぅ!」 ……我慢が出来なくなって、私の割れ目からは一筋の液体が噴き出した。物足りない感じはするけど……多分、それを解消する方法は一つしかない。 「……はぁ~、どうしてこうなったのかなぁ……」 溜め息をついても、何を呟いたとしてももう分かってるの。 私は、彼の虜。体だけじゃなくて、心まで彼の触手で絡め取られてる。 もぅ、どうしてあんなに優しくするかなぁ。そんなの、始めてあった相手でも……恋しちゃうじゃない。 「俺の嫁、か」 私は、彼を旦那様にしても、いいのかな? 陸は苦手って言ってたし、多分少し離れて暮らす事にはきっとなるよね。 でも、それでも……。 ……明日、もう一度彼に会ってみよう。それで彼が変わらないようだったら……受け入れても、いいのかもしれない。 うん、ならもう今日は寝ちゃおう。このまま起きてたら、またいけない事しちゃいそうだし。 体を横にして力を抜くと、私を包んでくれていた彼の触手の柔らかさを思い出す。……もう、これは駄目だなぁ。 朝日を浴びながら、一つ大きな伸びをした。体の調子は、悪くないかな。 まずはいつも通り顔を洗いに行こう。それから……うん、やっぱり、彼に会いに行こう。本当に、待ってればね。 河口に出ると、今日は海の波もそんなに無くて静かだった。天気も良いし、またお散歩に出掛けたくなるなぁ。 よし、顔洗い終了。……どうしよっかな? ここから水に入って泳いでいってもいいけど、普通に歩いてもあの砂浜には行けるんだよね。 あ、そうだ昨日の事パルシェンさんに聞きたいし、やっぱり泳いでいこうかな。どっちにしろ、目的地は同じなんだし。 水の中に入って、今日はゆっくりと泳ぎだす。いつもみたいにパルシェンさんは……あ、居た。 「パルシェンさーん」 「ん? おぉフローゼルか。大丈夫か? 何処か痛いところは?」 「ううん、平気だよ」 「そうか……彼からならず者に襲われそうになったなんて聞いたから驚かされたぞ。やはり、あの時ついて行くべきだったな」 いや、そうすると多分今彼って呼んでるドククラゲが大変な目に遭ってただろうけどね……。 「じゃあ、やっぱり本当だったんだ。なら、ならず者達はパルシェンさん達が?」 「あぁ。可哀相に、一匹ミロカロスが襲われていたんだ。助けはしたが、立ち直るには時間が掛かるかもしれないな」 そっか、あのミロカロスさん助かったんだ。よかった……。 あ、でもあのならず者達の頭って、あの時点だとまだドククラゲだよね? それは大丈夫だったのかなぁ? 「しかし、大した事の無い奴等でこっちも助かった。特に、お頭って呼ばれてたカメールは本当にそう呼ばれてたのか疑う程度の実力しかなかったな」 ……そうだった、あの集団って確か、あっさり頭を替えるんだったっけ。ドククラゲが居なくなったから頭を替えてたのね。まぁ、お陰で助かったのかな。 「いやしかし、あのドククラゲはなかなか良いポケモンじゃないか。昨日助けてもらったんだって?」 「え? あ、うん。まぁ」 助けられたのも間違ってはないもんね。代償は大きかったけど。 「さっきも会って、君の事を少し話したんだよ。そうしたら、『ならあいつの事は、今度から俺も守ります』なんて言っていたよ。良い知り合いが出来たじゃないか」 そんな事をパルシェンさんにも……なら、やっぱり本気なんだ。昨日話した事は。 「ここの近くで暮らそうと思うと言っていたし、会いに行ってみたらどうだ? その先にさっきは居たよ」 「そうなんだ。実は、私も会いに行こうと思ってたんだ。ありがとうパルシェンさん、行ってみるよ」 「あぁ。……あ、それと、もう昨日のならず者の溜まり場のような場所に、一匹で行くんじゃないぞ? あのドククラゲ君のように、助けてくれるポケモンなんてそうそうは居ないんだからな」 「はぁい、分かってます。それじゃあね、パルシェンさん」 今から似たような相手のところへ行こうとしてるのは……言わなくてもいいよね? パルシェンさんが教えてくれた方へ向かっているところ。昨日の砂浜より、沖に寄ってるところかな。 止まって辺りを見てみても、ドククラゲは居ないみたい。……やっぱり、居る場所聞かなかったのは失敗だったかな。 「何処だろ……きゃっ!?」 こ、これって、なんか昨日と感じが似てるような……。 「やっぱり、来たな」 「な、なんでいつも後ろから近付いてくるのよ……」 「その方がドキドキするだろ? 会いにきたって事は、答えが聞けるんだな?」 「……聞く気なんか無い癖に」 「当然。お前はもう俺のもの、逃がしも他の奴に盗らせもしない」 するすると、慣れたように私の体はドククラゲの触手で包まれる。これが気持ちいいって思うんだから、私も変わってるかもね。 「もう、毒針は嫌だからね」 「んなの使わないって。使う必要も無いだろ?」 「……うん」 抵抗する気なんてない。寧ろ、昨日の夜から、またこうなる事を望んでたんだから。 「お前の体、やっぱりいいぜ。昨日帰すのだって、本当はしたくなかったくらいだ」 「んん……帰さなかったら、どうするつもりだったのよ……」 「そうだな、そのまま一緒に暮らせる場所を探すのも悪くなかったかもな」 「私が起きた時、もう夜だったじゃない」 「そういやそうだったか。なら、お前を抱いて朝まで過ごしてただけさ」 一緒に暮らす事になったら、本当にそうなりそうだね。 なんて話してる間に、私の体はまた完全にドククラゲの触手で包まれた。 このぷるぷるした感触に包まれると、嫌でも鼓動が早くなる。……淫乱とか言われたら、否定出来ないかも。 「そっちももう準備出来てるみたいじゃないか。もしかして、一晩我慢してたとか?」 「! そ、そんなんじゃ、ないもん」 「そうか? 俺は……そうだけど?」 ふぁ!? き、急に触手を割れ目に入れてこないでよ、ビックリするじゃない。 「この締め付け……やばいな、マジで癖になっちまう」 「んふぁぁぁ……中で動かないでよぉ……」 「許せ、一晩我慢したらもう辛抱堪らんのだ」 広げられるように、私の中で触手が動く。昨日の太い触手を受け入れたからか、もう普通の触手はすんなり入っちゃうみたい。 え、な、なんで顔の前にそれを持ってくるの? 何、する気? 「昨日はここだけだったが……今日はとことんまでお前を堪能させてもらうからな」 「んぅ!?」 開けていた口の中に、するりと触手が入り込んだ。苦しいけど、なんだか変な感じ。ぷよぷよ弾力があって、まず噛み切れるようなものじゃないわね。 それが、割れ目の中を探ってるのと同じように、今度は口の中で動く。 「んぷ、ん……」 「自分で舐めるとは、もう俺の事を受け入れてるみたいだな」 こういう急にしてくるのが無かったら、もっとすんなり受け入れれたんだと思うんだけどね。 口の中と、お腹の中で動く触手の動きで、また頭の中がぼんやりしてきた。ただ、彼の目が優しく私を見ているのだけが分かる。 「これなら、こっちに入れても大丈夫かな?」 「……んん!?」 そ、そっちは私のお尻の……! うぁぁ、は、入ってくる。 二本の触手が、私の中で別々に動き回る。もう、ぐちゃぐちゃになっちゃいそう……。 「んっ、ふぁ、んん」 「ほら、見てみろよ。お前の中で、俺のが動いてるのが見えるぜ」 本当だ。触手が動く度に、私のお腹の毛皮が隆起してる。とっても不思議。やってるのが彼だから、怖くはないけど。 あそこだけじゃなくて、私の体のあらゆるところに彼が入ってくる。彼と私が、一つに繋がっていく。 「なぁ……いいよな?」 聞かれてる事は分かる。昨日のあれを、入れていいかって事だよね。 考える間もなく、私は頷いた。もっと、彼を受け入れたい。私と一つになって欲しい。 あそこに入っていた触手が引き抜かれて、また、彼の太い触手が姿を現した。 それが私の中に入ってくるのを、わくわくしてる自分が居る。子供が出来たっていい、もっと……私をあなたで満たして……。 入れる時に必ずゆっくりなのは、彼の優しさだっていうのが分かる。最初に会った時は乱暴なのかと思ったけど、優しくて、繊細で、本当に私の事を大切にしてくれてるって、今は感じるよ。 あ……私の中いっぱいに、彼が入ってくる。もう一度受け入れてるから、今度は全然痛くない。 「その目、いいねぇ。最高の牝の目だ」 うーん、自分では見えないけど、私今どんな感じで彼を見てるんだろ。彼は喜んでくれてるみたいだし、いいんだよね? また、入れたり出たりの動きが始まった。これをされると、私の意識はどんどん白く染まっていく。 「んふ、ん、ふぅ、ん!」 「おっと、口の中に入れたままじゃ、良い声が聞けなくなっちまうな」 「ぷは、はぁっ、あぁん!」 声が出せるようになった途端、自分の口から出たとは思えない声が出た。私って、こんな声出せたんだ。 お腹の奥を突かれる度に、私の声は大きくなっていく。誰かに聞かれそうだけど、もう我慢なんか出来ない。 「ふぁぁん、もっと、もっと突いてぇ!」 「おやぁ、昨日まで始めてだったとは思えない台詞だな」 「だって、だってぇ!」 「言わなくていいって。それじゃあ……ちょっと激しく行くぞ」 あぁ! 昨日より、凄く速い! こんなのずっと続けられたら、私、おかしくなっちゃうよぉ! !? そ、それに、お尻の方にももう一本触手が!? 「駄目、ダメェ! あぁぁぁ! ぁ……」 「イッちまったか。でも、まだ俺がイケてないんだ。もう少し付き合ってくれ、よ!」 駄目、そんなにお腹突かれたら壊れちゃうのに、もう声が出せない。気持ち良すぎて、体が痙攣するよぉ。 お尻の触手も中でぐにぐに動いて、もう何がなんだか分からない。考えられない。 「来た……んぐっ!」 あ……流れ込んでくる。熱いのが、昨日よりももっといっぱい。 溢れて、周りにも流れ出てる。でも、もっと……もっといっぱい欲しい。 「ふぅ……自分でもびっくりするくらい出たぞ。流石に、結構疲れた」 「……だ……」 「ん? どうした?」 「やだぁ……もっと、もっといっぱい頂戴」 少しだけ触手が緩んでるから自分で動ける。もっと、まだ、いっぱい欲しい。 彼に近付いて、口みたいに伸びてるところにキス。まだまだ、もっとあなたを感じさせて……。 「お腹の中、もっと一杯にしてぇ。もっと、あなたの物になりたいのぉ」 「……これ以上やったら、戻れなくなっちまうぞ? いやもう手遅れかもしれんけど」 「いいよぉ。戻れなくたっていい。だって……」 「だって?」 あなたの事が……好きだから……。 ---- 「……ーい……」 ん、何? 「おーい」 誰かが、私を呼んでる。この声は? 「おーい、そろそろ起きろって。もう朝だぞ?」 「ん……ふぁぁ……あ、おはよう、あなた」 「暢気なもんだな。今日は木の実を取りに行くから、朝から陸に行くんだろ?」 そうだった。彼の分も採ってくる為に、朝から行こうと思ってたんだっけ。 住処を海にしてからは、陸に上がるのは木の実を採りに行く時だけになっちゃったからなぁ。結構久々かも。 でも、最近は海草ばっかりだったし、たまには違う味の物も食べたいからね。頑張らなくっちゃ。 「しかし気持ち良さそうに寝てたなぁ……口開けてグーグーって」 「だって、あなたの触手が気持ちいいんだもん。それが悪いんだからね♪」 ……私はあの後、体に彼の精液が染み込んでない部分が無いって言う程に彼と交わり続けて、そのまま番いになって今に至ってる。 おまけに普段は殆ど彼と一緒。流石にお散歩で出掛ける時は離れるけど、住処にしてる海の中の岩場では基本的にずっと彼に巻き付かれてる。 だからこうして離れるってなると、体が物足りなくなっちゃうの。もう、私は彼無しでは生きられないって言っても、過言じゃないかもね。 「それじゃあ行ってくるよ。お土産持ってこれるように頑張るね」 「それはいいけど、変な奴に絡まれたりするなよ? 海では傍に居てやれるけど、陸ではそうはいかないんだからな」 「分かってるってば。他の牡のところになんか行かないよ。だって……私はあなたのものなんだから」 そう笑って言うと、彼は恥ずかしそうにするの。ふふっ、自分から言ってきた事なのにね。 いつものように口付けをして、住処から出る。と言っても、砂浜辺りまでは彼も一緒だけど。 あ、パルシェンさんだ。見回り中かな? 「お早う、パルシェンさん」 「お早うございます」 「ん? おぉ、フローゼルとドククラゲ君か。その分だと、まだまだ熱々のようだな」 そりゃあ、ね。毎晩必ず交わってるんだし、熱々なのは間違いないよ。 「……しかし、まさか追い抜かれるとはなぁ……」 「え? 何が?」 「面倒を見てたフローゼルが、まさか私より先に伴侶を見つけるとは思わなかったって事さ」 なぁんだ、それならパルシェンさんだって……あんな可愛い子ともう少しなんだから、僻まないで欲しいなぁ。 「そんな事言って、パルシェンさんだってもう少しなんでしょ?」 「ん? 何がだい?」 「後ろ、見てみれば分かると思いますよ」 「後ろ? ……あ」 「パルシェンさーん。会いに来ちゃいました」 「み、ミロカロスちゃん。だから私には見回りがあるからと……」 「それなら一緒に行きましょうよ。私、パルシェンさんと一緒に居ると安心出来るんです」 ……これは、お邪魔したら悪いね。お幸せに、パルシェンさん♪ 「……ああして元気になったのを見ると、少し安心だな」 「あぁ、ミロカロスちゃんが酷い目にあった原因ってあなただもんねぇ」 「もっと早くお前に出会ってれば、あの子に酷い目を見せる事も無かったんだよなぁ」 「まぁでも、それが結果としてパルシェンさんとミロカロスちゃんが出会う事に繋がったんだし、終わりよければ全てよし、じゃない?」 「なんか違う気もするが……ま、それでいいか」 そうそう。そうじゃなくても、それで納得するしか無いんだし。 「な、なぁフローゼル」 「ん? なぁに?」 「その、さ。今お前、幸せか? 俺なんかと番いになって」 「どうしたの急に?」 「いやだって、俺達って、俺がお前を襲ってからの仲だろ? だから、その辺気になってな」 もう、今更だなぁ。嫌だったら、二回目に会いに行った時の事が全部丸ごと無かったことになっちゃうじゃない。 さっきもしたけど、もう一度キス。あはは、驚いてる驚いてる。 「出会いは確かに悪かったけど、今私は幸せだよ」 「そ、そうか?」 「そ・れ・に、無理やりあなた無しじゃ居られない体にしたんだから、ちゃーんと責任は取ってもらわないとね」 「分かってるさ。もう一生、お前は俺のものさ……」 体中に触手が巻きついてきて、抱き寄せられる。そう、私はあなたのもの。もう、あなただけのもの。 これから先も、あなただけを受け入れて、あなただけを愛する。あなたの触手に囚われたフローゼル。それが、今の私。 だから……あなたに愛されれば、私は幸せで居られる。身も心も、あなたに委ねられる。 ずっと、ずっと一緒に居よう。ね? 私の、旦那様♪ ……Thank you for reading this tale! ---- ~後書き~ はい、書いたのは私、[[双牙連刃]]でございました。結果は投票数13票の第三位! ま、まさかトップ3に入れるとは思わなんだ……お読み下さった皆様、ありがとうございます! さて、ここからは投票コメントへの返答と参りましょう。 ・個人的に触手って好物なんですよ。ハァハァ (2013/09/01(日) 05:42) 変態選手権なんだから…でドククラゲの姿が思いつく私もどうかと思いますが、結構好きな人が居るのですねぇw ・色々なエロがあっていい (2013/09/01(日) 07:36) 色々…と言える程入れれたかは微妙ですが、なんとかいいと言って頂けるものが出来てほっとしております! ・触手プレイ、いいですね~♪ フローゼルもかわいいです♪ エロさ120%!! 個人的には、パルシェンとミロカロスのその後が気になる所存ですwww でもやっぱ、フローゼルの喘ぎ声かわいすぎ♪ 俺もいじめたいです。ドククラゲ!!俺と代われ!! (2013/09/01(日) 09:08) フローゼルはいいですよね。うん、可愛い。ドククラゲをけしかけてる私が言うのもなんですがw パルシェンとミロカロスの場合は多分、パルシェンがあれこれされる方でしょうねぇ…あ、フローゼルにイタズラしようとするとドククラゲが毒針飛ばしてくるのでお気を付けてw ・フローゼル可愛い (2013/09/01(日) 17:41) 水タイプには可愛いポケモンが多いですが、やっぱりフローゼルいいですよね。個人的に動かしやすいというのもありますが…。 ・触手って、最強だと思います。 (2013/09/01(日) 21:16) なんというか、絡まらせるだけで卑猥になる不思議。R-18な事ではかなり強力な方だと私も思います。 ・フローゼルサイコ~ (2013/09/03(火) 07:11) この作品を支える要因にフローゼル人気があるのは間違いないですな! ・フローゼル可愛いよフローゼル!! (2013/09/04(水) 16:12) 無理やりされちゃった相手を好きになっちゃう子になっちゃったけど、やっぱりフローゼルは可愛いですね♪ ・フローゼルが可愛すぎました、最高! (2013/09/05(木) 01:08) そして溢れるフローゼル可愛いコール。いやぁ、愛されてるなぁフローゼル。 ・流れるようなエロ描写が実に良かったです。触手良いよねb (2013/09/06(金) 00:32) R指定描写もさらっとしたようなものにするのは私の悪い…のか? な癖ですね。水の中に居たというのも地味に意識してはいたりいなかったり…。 そして触手はいいですよねb ・ありそうでなかった組み合わせですね (2013/09/06(金) 21:34) 確かにあまり見掛けない組み合わせだったかもしれませんね。ドククラゲを絡ませようとすると水中になるからかなぁ? ・ほのぼのレイプからイチャラブ・・・アリだと思います (2013/09/07(土) 00:16) 実はがっつり強姦物で行こうと思って書き出した作品だったりするんですけどね…ほのぼの系になってしまうのは私の特徴というか悪い癖というか。アリだと言う意見、ありがとうございます! ・ちょっとマニアックなとこがよかったです (2013/09/07(土) 10:50) ドククラゲの発言とかですかね。ちょっと普段は入れないエッセンス的に入れてみましたが、よかったのなら何よりです! ・ふ、フローゼルが あああ (2013/09/07(土) 11:16) 申し訳ないですが、ドククラゲのものになって頂きましたw だ、大丈夫! ちゃんと幸せになってるから! そういう問題じゃない? すいませんでしたぁ! と、返答はこんなところでしょうか。様々なコメント、ありがとうございます! さて、恒例のコメント欄を設置して仮面外しを終わらせて頂きます。 最後に、投票をして下さった皆様、並びにこの作品を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます! これからもお楽しみ頂けるものを書けるよう頑張らせて頂きます! #pcomment IP:119.25.118.131 TIME:"2013-09-08 (日) 11:57:38" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?guid=ON" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:23.0) Gecko/20100101 Firefox/23.0"