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旧 朝の日差し の変更点


[[Nike]]

第一作目、いわゆる処女作です。初めてなのでおかしな所や
見苦しいところもあるかもしれません。
しかし頑張ったのでコメント宜しくお願いします。

&color(Red){官能描写が含まれます。閲覧にはご注意ください。};

*朝の日差し [#mfd6d942]

<1>

カーテンの隙間から朝日がこぼれる。
そして眠っている僕を無理矢理、夢の中から引きずり出す。
「…もぅ、……朝か…」
ぼそりと呟く。
朝は大嫌いだ。
早起きなんてとんでもない。
朝が来るぐらいなら永遠に目覚めないほうがまだマシだ。
僕の名前はセネリオ、ブラッキーというポケモンだ。
さっきも言った通り月光ポケモンだけあって朝は嫌いだ。
僕はベッドから立ち上がると洗面所に行って顔を洗って外に出た。
別にそれと言って用事は無いのに彼女が家から出てきてくれると思って。


私はとっくに目を覚ましていた。意識もしっかりしている。寝起きではない。
今日は天気がいい。日の光が窓から燦燦と差し込む。
朝は好きだ。太陽ポケモンと言うだけに日の光に当たるのは好きだ
けど私は外に出ようとしなかった。
なぜなら私が日の光より好きな彼が外に出てきていないから。
彼が起きていないのに外に出てもそこには、唯平坦に広がる世界と
唯何気なく生きているものたちがいるだけで色がついていない世界と変わらない。
少なくとも私にはそう思える。
そうだ、彼が起きるまで部屋の掃除でもしていよう。
そう思ってからかなり時間がたった。
掃除も終わり何気なくソファに座っていた。
すると彼の家のドアが開くのが窓から見えた。
私の一日はこれから始まる。


僕は外に出た。そして一度彼女の家に目をやる。
その時だ。むこうの方から黄色い誰かが走ってくる。
「おーい、セネリオ。おー知らせだーい」
あぁ、シノンか…。
サンダースのシノンはセネリオのところまで走ってくると目を輝かせて喋りだした。
「おい、セネリオ。知ってるか?明日の夜に森のポケモンを集めて
 なんか会みたいなのがあるんだぜ?」
「昨日から知ってる。大声で喋るな」
「えー。何で知ってるんだ?どこ情報?」
「ほら、そこのミカヤ情報局から」
「うぅ、そっか。ミカヤに先こされちまったか」
「そんな事言ってると出てきたけど?」
ミカヤは僕の家の隣に住んでいる。
エーフィの彼女はものすごく情報通だ。
別に自分から集めているのではなく勝手に耳に入るらしい。
そしてその日に聞いた話を夕方に僕に話してくれる。
「よっ!ミカヤ」
シノンが声を掛ける
「あっセネリオ、シノン君、おはよう」
彼女はとても明るい笑顔で挨拶をしてくる。
か、かわいい…。
『おい、何赤くなってんだよ』
「え?」
いつもミカヤに話しかけられると、ドキドキする。
多分ミカヤの事が好きなんだと思う。否、好きなんだ。
「ねえ二人とも、明日宴会があるの知ってるよね?知らない人もいるかもしれないし
 誘いに行こうよ」
「え?あ、うん」
そんな事を考えているといきなり話しかけられたために、返事が少し変になった気がした

<2>
僕たちが森の中を歩いていると
「ねぇねぇ、三人で何処行くのぉ~?」
不意に背後から話しかけられる
びっくりして振り返るとそこにいたのはシャワーズだった
「おはよぉ~。ミストちゃんだよぅ?」
彼女はミスト
何故かよく不意に現れる。喋り方が変な理由はよく知らない
「ねね、ミカヤどこいくのぉ~?」
「え?えっと、明日宴会があること知ってる?」
「聞いてないよ?」
「実は明日の夜、森の大樹の下で宴会があるの」
割って入ってシノンが言う
「で、お前みたいに知らないやつに教えてやるのと、
 行くかどうか聞きに行く途中だったわけ」
「君には聞いてないんだけどね」
ミストが厳しく言う。言われたシノンは思いっきり凹んだ。
「ミカヤは行くのぉ~?」
「うん、私は行こうかなって」
「じゃぁあたしも行くぅ~」
と言いミストはミカヤにしか聞こえないように何かを囁く
「じゃぁねぇ~。また明日会えるといいね~」
ミストが去った後、ミカヤは少し何かを考え込んでいた。

<3>
私は一人で夜道を歩いていた。
夕方まで一緒にいた二人は途中で別れてきた。
少し用事があるから…なんて嘘を言って…。
それでも彼は私の事を気遣ってくれた。
『女の子が夜道の一人歩きなんて危ないよ』、か。
一緒に来てもらえばよかったな……。
などと今更考えている。
ミストにアドバイスまで貰って、それでも…
『宴会の日。帰り道は彼と二人きりになれるかもしれないね~
 あ、今日の帰り道も一緒なのかな~?』
彼の事が好きなんだ。その思いは彼に会うたびに強くなる。
分かってはいるものの、気持ちを伝えられるタイミングが見つからない。
否、逃しているんだ。
二人きりになって告白が出来る場面でも、話をそらして知らない振りをしている。
今だってそう。自分が傷つくのが怖いから…。
告白して思いっきり振られたら私は彼と二度と顔を合わすことなんて出来ないだろう。
そんな事を考えるとなんだか自分がダメに思えてくる。
「…ふぅ…、…セネリオ…」
月の輝く空に向かって彼の名を呟く。
ふと周りを見ると見たことのない夜店がみえた。
なんとなくその店に足を向かわせる。
「へい、らっしゃい」
カクレオンが明るく出迎える。
「お譲ちゃん、何をお探しで?」
「いえ、なんとなく立ち寄っただけですから…」
そういって店においてあるものを眺める。
知らない単語が並べられたよく分からない薬がたくさんある
「ふーん。じゃぁお譲ちゃん、キミ好きな人とか彼氏とかいる?」
「えっ!」
いきなりの質問に慌てる。
「え、えっと…好きな人なら…います」
「そうか、だったらこんなのがオススメかな」
そう言ってカクレオンが示した物をみると[媚薬]とかかれたシールが貼ってある
木の実が置いてあった。
媚薬、それが何なのか彼女は理解する。簡単に気持ちよくなれる薬。
一人でも強い快感を味わえる、興奮剤。
カクレオンが言う。
「好きな人いるんだろ?だったらこれどういうものか分かる?」
彼女はこくりとうなずく。
「なら話が早い。これ他のものと違ってさ、とっても効果が強い、
 チイラの実っていう珍しい木の実。これ食べて彼氏部屋に連れ込んでみなよ。
 正気に戻ったときには、後戻りできない関係になってるはずだから。どう?買ってく?」
薬なんかに頼っちゃダメ。
理性がそう呼びかける。しかし彼女の本心はその警告をまったく聞いていなかった。
「じゃぁ、それ買います。おいくらですか?」
「おっ、若いわりに気前がいいね。2万Pだよ
 最近の子は疑ってばっかりで買ってくれないから」
少し高いけどこれでセネリオと仲良くなれるなら、快感を味わえるなら…。
カクレオンはチイラを袋に入れ、お金を受け取る。
「あとこれ、チイラのお酒。これ飲むとフェロモンがでるんだ。
 誘惑なんかには、もってこいの品だ。サービスでつけとくよ。」
彼女はもう今この場でのことを何一つ考えていなかった。
明日の計画を頭の中で立てている。意識だけが先走る。
「毎度あり!お譲ちゃん、いい彼氏捕まえられるといいね!」
見送ってくれるカクレオンに一度微笑むと彼女は小走りで帰っていった…。

<4>
宴会当日
宴会は森の中の一番大きな大樹の下で開かれる。
空には月と星が出ていた。しかし暗くは無い。
大樹には証明が巻きつけられているからだ。
隣でシノンがウキウキしている。
この森はそんなに大きくないのでポケモンはそんなにいないがそれでも大勢の
ポケモンたちが集まった。
長のジュカインの挨拶も終わり宴会が始まった。
ミストはこの近くにいないようだ。
右隣にはミカヤがいる。
ミカヤとこんなに近くにいるなんて、なんだかドキドキする。
お酒を飲んでいるミカヤの横顔を見ていると
左側からニヤニヤ笑いながらシノンがつついてくる。
『何だよ』
『あっごめんね。別にセネリオとミカヤの仲を邪魔しようって訳じゃないから』
…こいつ、ムカツク…!
「なぁニケ気をつけといたほうがいいかもしれないよ。
 君の彼氏は宴会に乗じてまた他の女に手を出すかもしれないけど?」
僕が話しかけたリーフィアは隣にいるシノンをキッと睨む。
「シノン、あんたまた浮気しようってのね!?」
「ちっ、違うって!誤解だってば、痛イタタタタ!」
睨み付けた後にニケはシノンの耳をグイグイ引っ張る。
うん、この風景はいつ見ても面白いな。
などと思っていると隣から何かを威勢よく飲み干す音が聞こえてくる。
「ぷはぁー」
ミカヤがお酒が入ったコップを一気に飲み干していた。
ミカヤの隣のグレイシアが心配そうに話しかける。
「ねぇ、あなたそんなに飲んで大丈夫?もう4杯目よ?」
「だいじょうぶですよぉ。それに宴会なんて
 なかなかないんですからぁ。ただでしょ?じゃぁ飲んだ者勝ちじゃないれすか」
「全然、大丈夫には見えないけど…」
などと言っているうちにおかわりを飲み干す。
いつの間にそんなに飲んだんだろう。
物凄い飲みっぷりだ。既に呂律が回っていない。
「そうだ、グレイシアさん、あなたのなまえはなんていうんれすか?」
「私?私はレテよ」
「そうですかぁレテさんれすかぁ。
 じゃぁわたしといっしょにいっぱいのみましょうレテちゃん♪」
グレイシアの顔が赤くなる。
「ミ、ミカヤ。その人の言うとおり飲みすぎなんじゃ――」
「そんなこといわずにさぁ?セネリオもいっしょにのもうよぉ」
と言ってミカヤは僕を抱きしめる。
ミカヤの雌独特の甘い匂いに思考がさえぎられる。
「う、うん…」
知らないうちに勝手に答えていた―――
宴会は終わった。
ミカヤはレテさんをも無理矢理巻き込んでかなりの量を飲んでいた。
多分18杯は飲んでいる。さらに最後に何か別のものをのんでいたような気がするが。
僕はお酒に弱いからあまり飲まなかった。
それが幸いした。
ミカヤは泥酔している。
人はこんなに変わるものなのか、と言うことを再認識させられた。
「ねぇセネリオ。酔ちゃったから背負ってかえってよ?お礼はするよ…体でね…」
「え?」
ミカヤのはなった言葉の最後の部分に思考が一瞬遅れる。
からだで…?お礼って…?まず、僕は…彼女を何処へ連れて行けば…?
家…?その中の…、ベッド…?
「…わか…った…」
こう答えたときはもうすでに正確な思考が出来ていなかった。
お酒のせいか性欲からか…。
ミカヤを背負うと首に温かい吐息がかかる。
そのまま僕は家の方向へ歩き出した。

<5>
私は彼に背負われて思う。
さぁここまでは計画通り。この後はどうしようかしら。お酒の飲みすぎで意識が朦朧とする。
ここで一気に押し倒す。…否、それでは道の真ん中で行為に及ぶことになる。
じゃぁどうしよう…。キス?これも没、この体勢からじゃ彼を押し倒さなければ
それは出来ない。押し倒すと前と同じになる。
じゃぁ軽く舐めるって言うのはどうかしら?
うん、それがいいわ。軽く誘惑してあげれば絶対に反応する筈。
周りを見回すと案外家の近くにいた。これなら私が急かせば行為に移らずに
先に家に走って帰ってくれるはず…。
そして彼女は艶めかしい笑みを浮かべる。

大樹から家まで残り三分の一の距離になったとき、彼女は不意に僕の首元をなめた。
いきなりの快感に飛び上がる。
「どうしたの?そんなに気持ちよかった?」
ミカヤをみると意地の悪い目でこっちを見つめてくる。
僕の中の性欲が大きく膨れ上がる。
「けどもう少しこれで我慢してね?家に着くまで舐めてあげるから…。
 家ではもっと気持ちよくしてあげる…」
そう言ってまた僕を舐める。また快感が僕を犯す。そのときにはもう時すでに遅し
「キャッ!」
彼女の悲鳴も耳に入れず僕はこれよりも強い快感を求めて彼女の家に猛ダッシュしていた。

彼女の家に着くと躊躇無く扉を開け、そしてベッドに彼女を降ろす。
そしてミカヤを襲いそうになったときになって、今更、理性が戻ってくる。
そのことに気付いたのか彼女はすぐさま僕の口を塞ぐ
ミカヤの舌が僕の口に入ってくる。その舌に自分の舌を絡ませる。
先ほど取り戻したはずの、理性はすでに意識の裏に飛ばされていた
キスが終わると彼女は僕の股の黒い毛を探りソレを見つける
「先に私が気持ちよくしてあげるから」
ミカヤはソレを咥えた
「あ、…く、あぁ…」
今まで味わったことの無い快感に自然に喘ぎ声が漏れる
僕のソレは彼女の口の中で快感によって膨張し、彼女の舌によって弄ばれる。
そしてソレは限界が近いことを快感を通して僕に伝える
「く、…はぁぁ…くぁぁあっ」
(ヤ、ヤバイ…イき…そうだ……)
そう思っていると彼女はソレを離す
「ぇ?」
突然止まった快感に疑問を抱き声が出る。途中でやめられて僕のソレは満足していない。
もっと限界までの快感を求めている
「どう?気持ちよかった?」
「…う、うん」
「じゃぁ今度はセネリオが私を気持ちよくさせてよ」
そういってミカヤは仰向けになる
彼女の秘所はテラテラと艶めかしく光っていた。
僕はそれに触ってみる
「あぁ…」
ミカヤが声を漏らす。
今度は筋に沿って上下に擦る
「あ…、んぁっ、んぁあッ…!」
喘ぎ声が変わる。甘いその喘ぎ声、僕の中の理性を砕き、性欲を成長させる
自分が満足していないのも忘れてミカヤを自分が喘がせているという優越感にのまれ
完全に自分の中のストッパーが外れてしまった
「悶えたらその分はげしくするよ…」
「えっ?ちょっ…ぃやあッ、ぁあぁ!」
僕は秘所を舌で弄ぶ。
彼女は思ったとおり喘ぎそして快感に悶える
「悶えたら駄目だって。はげしくなるんだからっ!!」
「ぁああ!だめぇ、イくっ、イッちゃうゥッ!!!」
絶頂を迎えた彼女の激しい喘ぎ声とともに愛液が飛び出し僕の顔にかかる。
愛液独特の甘いような雌の匂いがする。僕はそれを舐める。
濁っててどろどろしてて甘酸っぱいような、不味いような綺麗な彼女の体液
「はぁ…はぁ…案外セネリオも…えっちね。けどまだ…終わってないわ」
そう言って彼女は体を起こす。
「まだ、終わりじゃないって…?」
「そこにある木の実…取って」
そこにあったのは見た事もない木の実だった
「それを食べさせて…」
言われたとおりに木の実をミカヤの口の中に入れてやる
「ん、…んぅ…」
そう唸った後彼女は僕に抱きついて二度目の口付けをする
噛み砕かれ、ミカヤの唾液と混ざった木の実が僕の口の中に入ってくる
「…ん、…んんっ」
僕の体に焼け付くような感覚が走り火照るのを感じる。
「プハッ、…ハァ…ハァ」
「ふふ、効いたみたいね。さっきのはチイラの実っていって、媚薬になるの…」
媚薬
それは僕に快楽を与えてくれた。理性なんてものは意識のかなたへ消え去っている
頭の中が真っ白になってミカヤしか目に入らない。
ミカヤを犯したい、ミカヤをイかせたい、ミカヤが…、欲しい!ほしい!ホシイッ!!!
それに答えるようにミカヤも秘所を僕のほうに向けて秘所を露にしている
「イレてっ」
「…いくよ」
ッ!敏感な場所同士が触れ合う、快感と苦痛が走る
案外彼女の秘所は僕のソレを呑み込んだ。薬のせいでかなり漏れていたから楽に入る
そして奥までズプズプと入れ込んでゆく
それだけなのに薬のせいか、とてつもない快感にいきそうになるのを堪える。
「ぁ、あぁ…!」
トツ
彼女の最深部まで到達した
ここからの選択肢は一つ…
「…動くよ…?」
「ハァ……来てッ…」
くちゃ、と艶かしい淫乱な水音が響く
最高に…気持ちいい
ずぷ、ずぷ、という音を聞きながら腰を動かす
少しずつ、徐々に徐々にその動きを早めていく。
「ぁああっ!…んぁあぁ…!」
「ふっ…はぁっ…くぁ!」
ジワジワと体の限界が近づくのが分かる
「あ、あぁあっ、もぅだめぇ!!」
快感の波が僕に押し寄せる。その時ミカヤは僕にそっと囁いた
「…ぃっ…一つに、なろ?……」
その言葉は僕に最高の快楽を与えてくれた
もう、迷わなくていいんだっ!躊躇しなくていい思いっきりやっていいんだ!
くふっ、あはっ、…ハハハハハハハハハハッ!!!!アハハハハハハハハハハッ!!!!!
腰の動きが今までに無いぐらいの速度で動く
そして二人の中の限界と言う名の糸が切れた
「もぅ、らめえぇぇぇえっ!」
「ぐ、ぁ、ぁああああああッ!」
彼女の中で自分のものが放たれる。全てを放った僕はミカヤの横に倒れこんだ
遠のく意識の中で隣のミカヤが
「…やっと…、一つになれたね……」
と呟いたような気がした。それを聞いて微笑みながら
「…これからは…ずっと、一緒に……ぃ、ょ…」
言い終わる前に僕は夢の中に堕ちていった―――

翌朝早朝に目が覚めると隣でミカヤが眠っていた。
そして周りの有様をゆっくりと確認し昨日あった出来事を思い出す。
そうか、昨日はミカヤと…。
僕のその記憶を裏付けるかのように僕とミカヤの体には、ベッタリとお互いの体液がこびり付いていた。
お風呂に入りたいな…。
そんなことを思う。別にこのままでも嫌ではないが、なんというか…サッパリしたい気分だった。
「起きて、ミカヤ。朝だよ」
「ん、…んん…」
少し唸った後ミカヤはむくりと起き上がる。
「おはよう、ミカヤ。お風呂いこ?」
ミカヤは周りの様子と僕、あと自分の様子を見て昨日の行為を思い出す。
「えっ、あ、セ…セネリオ…昨日のはっ…その」
あわてていい繕いをしようとする。
慌ててるミカヤも可愛いな。などと思いつつミカヤの口を口で塞ぐ。
「ほら、それより一緒にお風呂入ろう。ね?」
彼女はお風呂の中でたくさんの話をしてくれた。
僕を好きだったこと。媚薬の店を見つけたこと。秘密で練っていた計画のこと。
他にもたくさん包み隠さず全部話してくれた。
僕も自分の気持ちを包み隠さず話した。
僕もミカヤの事が好きだったこと。実は何度も告白しようとしていたこと。
他にもたくさん…
「じゃぁミカヤ。僕たちがイッたあと何か呟いた?」
そう聞くと彼女は顔を真っ赤にしながらいってくれた。
「え、………やっと、一つになれたね。………って」
「あの後僕も言ったんだよ?…これからはずっと一緒にいようね。って」
恥ずかしい…。何言ってんだろ?
しばらくの沈黙の後、僕はミカヤに言った
「だったら、もぅ正式に結婚しちゃおうよ」
そう言った途端ミカヤは目を輝かせて
「うん!」
と、大きく頷いた。

三日後。僕たちは正式に結婚した

―エピローグ―
僕たちが結婚してから約一年が過ぎた。今も幸せに暮らしている。
ミカヤはそろそろ出産が近いみたい。
僕たちは結婚する前とはやっぱり変化している気がする。
いろんなところが変わってきてる。それはいい変化。
今日も起きるのが遅い僕を彼女が起こしてくれる。
「おはよ、セネリオ。朝よ?」
今日起きたらミカヤにお礼を言おうと思っていた。理由は…寝ぼけていて思い出せないや。
「ミカヤ、いつも悪いなぁ」
冗談交じりにそう言うと、彼女はフフッと笑って相槌をうってくれる。
「それは言わない約束でしょ」
あぁ、そうか。意識がはっきりしてきた。今日は僕たちの初めての結婚記念日だったんだ。
だから御礼をしなきゃって思ったんだろう。まったく、こんな大切な日に寝ぼけているなんてね…
「…あれから一年たつんだね」
「えぇ」
「これからも、よろしくね」
「こちらこそ。これからもよろしくね」
セネリオとミカヤの口が重なる
「セネリオ、今日はみんなが私たちを祝ってくれるんでしょ?」
「あっ、そうだ。すっかり忘れてた。急がなくちゃ」
僕は身だしなみを整えながら思う。
そういえば、僕は朝が大嫌いだった。
永遠に目覚めなければいいと思っていた。
けど、今は違う。朝には彼女の明るく輝く太陽のような笑顔があるから。
前までは大嫌いだった朝が大好きになった。
「よし、じゃぁ出発だ」
「うん」
そう言って僕たちは外に広がる早朝の朝の日差しの中に飛び出していった。
                                            終

<彼のその後>
はぁ…
あいつの結婚記念日を祝ってからもう3ヶ月か…
ニケとの仲もなんだかマンネリ化してきたというか
とりあえずやばい。そろそろな…
外を歩きながら思う。
そんな事を考えてるうちにニケの家の前についてしまった。
「しょうがないさ…うん…」
そう言って自分に言い聞かせるものの心は全く納得してくれない。
『おい、そんなだから仲が悪くなるんだぜ?』
中にだけ住んでいる俺が俺に話しかけてくる
うっせぇ。つか、仲悪くないし…	
『そうか?に、しては最近衝突が多い気がするが…?』
違うって。あれは…その…ほら…
『…衝突…』
違うっての!
『そろそろやってやらねえと、別れちまうぞ』
何を…?
『分かってるくせに…。ニケを押し倒してやれっての』
は?…お、俺たちそんな仲じゃないし…
『ふぅん。彼女はそうは思ってないみたいだったが…?』
心との談話時間、約8秒。
目の前の扉が開く。
「そんなところで何突っ立ってんの?」
さっきの談話のせいか、彼女の言葉が酷く素っ気無いものに聞こえてしまう
『ほらみろ。このままじゃ別れるな…』
あーもう!分かった。分かったから消えてくれ!
『へいへい。仰せのとおりに…』
そう言って心の俺は捨て台詞を吐きながら去って言った。
『今日が最後のチャンスだ。次は無いからな…』
「シノン!今日は町に行くんでしょ?そんな所でボーっとせずに早く行きましょ。せっかくのデートなんだから」
やっぱり彼女の返事は素っ気無かった。
「ニケ?今日はやっぱり俺のうちに来てくれないか?」
「へ?街に行くんじゃなかったの?」
「いいから…」
ニケの家から俺の家に向う。さっき俺が通ってきた道だ。
「なんであんたの家に行かなくちゃならないの?」
そう聞かれて俺は一瞬口ごもる
「…ほら、最近衝突が増えてるって言うか…ちょっとギクシャクしてるじゃん…
 だから、何て言うか…その、仲直り?みたいな?」
「そういえば最近喧嘩ばっかりしてたわね…で?あんたの家との関係は?」
「来たら分かる。お前に最高のものをやるよ」
ニケは一度首を傾げたが、ついてきてくれるみたいだ
俺の家に到着した
ニケをベッドに座らせる。
「で?最高のものって何?」
「…欲しい?」
「貰えるものなら…」
そうか…。本当は心の俺の言ったことなんて無視しときゃいいのに…
瞬時にニケを押し倒す。
「じゃあ、お前に最高の快感を味合わせてやる」
彼女は驚き声を上げる
「え?ちょ、ひ、昼からこんなことしたら周りの家にばれちゃうよ」
「俺の愛は昼も夜も関係ないさ、大体周りに家は無いよ?」
「そんな…。やめっ…」
そういいつつ彼女は抵抗しようとはしない
抵抗力の無い彼女の口に舌を無理矢理入れる
「ん、…んん………」
俺が舌を絡ませるとニケも舌を絡ませてくる
もう、彼女には抵抗しようなんて気は全く無く、むしろ快楽に溺れていた
「ソコ。もう弄っても大丈夫だよね?」
そう言って答えも聞かずに彼女のそこを弄繰り回し、弄んだ。
「あ、…ぁあんっ…いやあぁっ!…やめてぇっ!」
「やめていいの?」
「…ハァ、…ぁ…ぁぅぅ…」
「やって欲しいんでしょ?体は正直だよ?」
「ひゃああっ…イィッ!…あぁあ…気持ちイィよぉぅッ!!!
はぁあッ!…あっ、ぁああああぁぁああぁあぁああっっ!!!!!」
昼から彼らの喘ぎ声は森に響いていた…

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

多少手直ししましたが、まだまだ間違いだらけです。
[[甘く輝く月]]もどうぞよろしくお願いします。

[[Nike]]

#pcomment(朝の日差し―コメント);

IP:133.242.146.153 TIME:"2013-01-30 (水) 13:52:19" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E6%97%A7%E3%80%80%E6%9C%9D%E3%81%AE%E6%97%A5%E5%B7%AE%E3%81%97" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0; YTB730)"

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