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新世代・闇を浄化する者達2(3rd) の変更点


by[[メタル狩り]]

Previous>[[新世代・闇を浄化する者達2(2nd)]]

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#contents

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***''&size(18){21.};'' [#idb07e68]

(ザーン…ヒュ~…ザザー…ン…ヒュ~)

「…しかしダークライ様、一体どのようにして遠くの街に
 洗脳やダークホールを…?」

&color(Red){『ソレクライ、フウインサレテイテモ、ワタシニハデキル…クッ!!!』};

「ど、どうなさったんですか!?」

&color(Red){『…ヤハリチカラガタリナクナル。ヤリスギルトワタシジシン、};
 &color(Red){フッカツガオクレテシマウ…。』};

「…&ruby(ダークブレイカーズ){'''闇を浄化する者達'''};に直接手は下せないのですか?」

&color(Red){『ナニカガワタシノチカラヲサエギルノダ…。};
 &color(Red){アノイマワシキ、センゾドモダロウ…。』};

「…今の俺にできる事…ありますか?」

&color(Red){『…ツキノヒカリヲ、サエギッテイテクレ…。};
 &color(Red){ワタシハヒカリガキライダ…。』};

「…分かりました。」

&color(Red){《…クレアメ…、ヤッカイナマネヲシテクレタヨウダナ…》};

…海に囲まれた、どこかの一つの孤島の奥深くで、
一人のポケモンが、木の傘を闇の塊にかぶせ、何かと話していた…。
&br;
&br;
―――――………。
&br;
&br;
「「…うわあああぁぁぁ!!?」」

&size(30){(ズドオォォォン!)};

一体何事だろうか。真夜中でみんなが寝静まる頃に、
都会の街、「サーズンシティ」から悲鳴と轟音が木霊する。

「デバルさんっ!?一体どうしたんですか…きゃあぁっ!?」

&size(18){(ドスッ!ドスンッ!)};

セレナが驚き、叫ぶ隙をつかれて、
ニドキングのにどげりが炸裂する。
相手の何倍も小さいセレナの体は、ガレキの山へと飛ばされる。

「うわっ!?セレナさんがっ!!!」

「………っ!レン、この感じってゴーストポケモンの…っ!!!」

「えっ…?…ぐはぁっ!?」

&size(18){(ドガッ!)};

アルスの声に気を取られた隙に、レンにメガホーンが炸裂する…。

「うわっ!!!レンごめんっ!!?」

「ちょ…ちょっとデバルさん…っ!!!何のつもり…っ!!?」

ガレキの山からセレナが起き上がってくる。
…タイプの影響もあるせいか、ダメージが大きかったようだ。
足元が既にふらついてる…。

セレナにデバルと呼ばれるニドキング…。
もはや普通とは違った所が目に見えていた。
息を荒げて闘争心むき出しの事、しかし何より目立つのは…。

「…あの目って…。何か操られてるっぽいよ…っ?」

アルスがそういって指差したのはデバルの目。
兎のように赤い。…異常なのがかなり分かりやすい。

「…なんでデバルさんが…操られてるのよ…っ!?」

「この雰囲気…多分ダークライだな。&color(Red){あの時};と同じだ…。」

「ぐっ…。デバルさんを手中に収めた…って事ですね。」

向こう側の壁に叩きつけられたレンが起き上がってくる。
顔が痛みに歪んでいるものの、まだ大丈夫そうだ。
さすが鍛えてると違う…。

「………。」

何故かデバルの動きが止まる。
まるで三人の話に耳を傾けてるかのように。

「…ダークライ?何よそれ…、私そんなの…聞いてないわよ…?」

セレナがガレキの山からアルスの近くへと重い足取りで歩み寄る。

「信じられない話だからね…。でもこんな状況になっちゃ
 信じられなくても信じるしかなくなるだろうね…。」

アルスは話しながら、デバルの後ろに立つレンに
アイコンタクトをする。アルスは無言でセレナを抱きかかえる。

「きゃっ!?アルス何…っ!?」

「レン!時間稼ぎ頼む!…後で広場にこいよっ!!!」

アルスはセレナを抱えた状態で、技は使えないので、
自力で広場の方へとダッシュする!

「させルのは話だケ…。逃がしハしなイ…っ!!!」

「させませんっ!はっけい!!!」

&size(18){(どかっ!)};

後ろに見向きもしないレンにとって隙だらけのデバルに、
レンお得意のはっけいが決まる。
狙いはダメージではなく、他にあった。

「そんナ技は別に効かナ…ぐっ!?」

デバルの予想通り、ダメージは微々たるものだったが、
予想外の「痺れ」がデバルの体を襲う。

「はっけいには麻痺効果があるのをご存知で?
 …アルは分かってたんでしょね。さすが僕の幼馴染です…♪」

「…ナら、まずハお前からダ…っ!!!」

&size(18){(ぶおんっ!)};さっ

再びメガホーンを繰り出すが、
麻痺効果で動きが鈍っているため、今度は何とか避ける。

「…見た感じ、効果は薄そうですね。
 …何分かもたせたら広場に向かいますからね。アル…。」

レンはそのままデバルと対立して戦闘態勢を取る。
今宵は熱く、辛い夜となるだろう…。

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8/21更新。第一章3ページ目(3rd)突入です。
レンとアルスは先祖共々の親友ですからね。阿吽の呼吸もできますよ♪
きっと戦闘でも生かせると思う。
セレナは戦闘に参加できるかどうか…。投稿者コメント以上です♪

9/11追記。新しい趣味から抜け出せなくなったため、
しばらく更新を停止させて頂きます。
趣味については、[[メタル狩りのプロフィール]]の【現在のマイブーム】にて。

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#pcomment(新世代・闇を浄化する者達2(3rd)のコメントログ,10,)


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