ポケモン小説wiki
戦闘練習その2コメント の変更点


[[戦闘練習その2]]

-こんばんは。戦闘練習その2読ませていただきました。
まず感想の前に質問なのですが、これって1があるのでしょうか? 失礼ながら見たことないのですが、意図的に2にしたのかなと終始不思議に思いました。

私のような未熟者では失礼にあたるかもしれませんが、あとがきにアドバイスがほしいとあるので、私なりに感想含めたアドバイスさせていただきます。
まず、地の文と会話文の間は改行を入れたほうが読みやすくなると思います。全体的に長く充実しているのが魅力でしたが、行ごとに1マス開けているとは言え、会話文もろとも改行なしでは少々目で追うのに苦労しました。
まず、地の文と会話文の間は改行を入れたほうが読みやすくなると思います。全体的に長く充実しているのが魅力でしたが、シーンごとに1マス開けているとは言え、会話文もろとも改行なしでは少々目で追うのに苦労しました。

もう1つは、一人称視点の地の文と言えど、話し言葉は控えたほうがいいかなと思いました。例に挙げるとこれなのですが…
1:「四足ポケモンでも持ち運びできるよう、肩かけの紐がついているやつ」
2:「あいにく周囲の木々が密接しすぎて壁みたいになっていて」
1の場合“やつ”ではなく“もの”。2の場合“みたいに”ではなく“のように”のほうがいいかなと思います。
私たちが普段の生活において、小説の一人称地の文を担うキャラのように、解釈したものをいろんな表現に例えることはあまりないと思われ、かと言って適当に話し言葉ばかりでは安っぽい文章に見えてしまいます。
そのため地の文を務める際のキャラの心情とは総じてやや大人びている傾向が一般的と思われますから、キャラの心情を重んじる部分でない限りは極力話し言葉は控えたほうがいいと思います。

もう1つは、程度の表現についてです。ハイドロポンプなどの強力な技を説明する際、ついついその説明に「強力な水圧が…」のような形を用いてしまうことがあるかと思いますが、地の文においては“強力”“凄まじい”などと言った直接的すぎる表現は控え、比喩表現を用いたりしたほうがいいかなと思いました。
ただ、このシナリオのような戦闘シーンに重きを置いたものである場合、動き1つ1つに比喩表現を使っていては多用のしすぎで魅力が落ちていきますので、その場合は直接的な表現もありかなと個人的に思います。

最後に、戦闘シーンにおいて短文で区切るのが多かったかなと思います。一文一文を短くするのが味という方もいらっしゃいますが、戦闘シーンにおいてこれを多用するとスピード感が落ちる気がします。
10文字も行かない程度で“。”を打つのは、戦闘シーンより心情描写の際用いたほうがいいかと思います。
また、声に出して読むとわかりやすいのですが、地の文においては語尾は会話文を挟まない限り極力同じものを出さないようにしたほうが歯切れがいいといいますか、読みやすいと思います。
駄目な例:「~~だった。~~なかった。」のように“た”が続くなど
良い例:「~~だった。~~なかったようだ」(大して良くない例で申し訳ないです…)
駄目な例:「〜〜だった。〜〜なかった。」のように“た”が続くなど
良い例:「〜〜だった。〜〜なかったようだ」(大して良くない例で申し訳ないです…)


ここからは感想を、まず、爪やえら、甲羅や葉っぱといったポケモンのならではの特徴を非常に細かく描写しているのが印象的でした。
チコリータの瞳についてルビ色と表現していたと思いますが、体の動きが丁寧に書いてあるおかげで、今誰がどこを見ていて、何を思っているのか掴みやすかったです。
同様の理由で、戦闘におけるキャラの動きも楽にイメージできました。また、地形の描写もしっかりしていたのもそれを助けていたと思います。
作戦を持って動いているのが理解しやすいので、戦闘描写に不向きとされる小説というジャンルの欠点を補う頭脳戦のように楽しむことができたことに驚きました。

また、キャラクターの個性が非常に立っていたと感じました。一番印象的だったのは、主人公であるアチャモの口癖(決め台詞?)「心配ご無用」
私的にこういう口癖や決め台詞のようなものを持つキャラは好きで、口調はさながら、口癖や決め台詞によって強い印象をつけているキャラクターはアニメにもたくさんいるかと思います。
それを踏まえても、全体的に個性が立っている中でのアチャモの台詞はより強い印象を持ちました。素晴らしかったです。

そしてラストはとても気になる展開で幕を閉じましたね。今後のために練習と言うことで書いたそうですが、どうも続きがあるような終わり方でしたね。
続編があるかどうかはお答えいただかないとわかりませんが、あるかないかは差し置いて、文以外に伝える媒体を持たない小説というジャンルにおいては読者の発想が頼りになる点が多いと思うので、このような気になる終わり方は今作を読者に強く印象付けたのではないかと思います。
私としては、もし続編があるなら読んでみたい!そう思わせられる作品でした。

ここまで長々とコメントしてしまいまして申し訳ありません。また、アドバイスをお求めとは言え、表現において私のような未熟者にアドバイスされるのはプライドを傷つけてしまうかもしれません。重ねてお詫びを申し上げます。
私自身できていないことも含めアドバイスをしたつもりなので、その辺はご容赦ください。
拙いコメントではありますが、作者さんのお役に立てれば光栄に存じます。同じ作者として貴方様の向上心にはとても良い刺激をいただきました。
その気持ちを結びといたしまし、大変冗長ではありましたがコメントとさせていただきます。ありがとうございました。これからもお互い頑張りましょう!
――[[クロス]] &new{2010-12-03 (金) 23:16:54};

トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.