ポケモン小説wiki
愛情と性癖の前には大きさなんて風の前の塵に同じ の変更点


注意。この作品には、
♂×♂、強姦、複数、体格差、複数、巨根、体格差、体格差等の表現を含みます。
苦手な方は速やかにお戻り下さい。

[[ワタリガラ]]


-----

やっぱり進化をしておけば良かった。

ほんの石1つで済むし、幾つかレパートリーがある。少し雑費を我慢するだけで僕は強くなれたのに。

「か…はっ………」

自慢の逃げ足も頭突きも突進も通用しない、何回やってもすかった、背後取られて以下略。
「……どうした、もう終いかぁ?」

この強面グラエナめ。何で顔に真一文字に傷あるのに目が潰れてないんだ。
つい後ずさってしまった。攻撃するのに躊躇をしてしまった。

その一つ一つのミスがもたらしたのは、今の僕の状態だよ。
「…ひゅっ……ひゅっ……」
呼吸する度に息苦しい。後ろ右足辺りと左脇腹から出血もしてるな。
真っ正面から受けなかったら、ここまでの頭痛は無かったんだけどな……


ボロ雑巾みたいな僕の首、ぐるりと一周したクリーム色の毛並みに足が置かれる。痛い。
「………さて、最後に言い残す事は無いか?」

…あれ、昔の思い出が次々と浮かび上がってこないなぁ。
確か箱の中を調べて貰ったらゴウカザルの汗だった事ぐらいしか……

「……と思ったが、この俺は慈悲深い。坊主、生きたいか?」

……本当に慈悲深いポケモンなら、強盗なんかしない筈なんだけどな。
でも、生きていたくないと言うのなら、それは全くの嘘になってしまう……

「十数えるまでに答えな、一、二、三……」
ああ駄目だこのグラエナ、全然なド畜生だよ。今まさに命の危機だから言わないけど。

「…き……たい……」
「…あぁ?聞こえねぇなぁ…」
「……生きたいっ…っ!?」

あれ、何でまた僕は吹っ飛ばされているんだ。
ああ駄目だこりゃ、

最期を看取ってくれるのがこんなグラエナなんて、それだけが心残り。

ニヒルな笑顔を見て腹の底からムカつきも沸いてこない。それだけ体力は疲弊していた。


そういう訳で、僕は死んだ。

----





「………き……」
うーん……せめてあと五分くらいは…
「……起き………」
ああそうか。悪いけど僕はもう死んでるんだから、起きなくても良いんだ。
「……起きろー…」
だから、起きる必要がなくなったんだってば。

……ひょっとしたら、幽霊が見えるとかな体質のポケモンかな。だとしたら気まずいなぁ…
「…起きろ」
目覚めたらゴーストポケモンになっているかもしれないな。
「…起きろー、おーい……」
……伝説の勇者も、目が覚めなきゃ伝説は始まらないしね。
眠気も全く無いので、僕はゆっくりと目を開けた。

「……お、やっと起きたか」「………」

僕は最期まで自分自身の敵の幻覚を見ながら、ゆっくりと目を閉じた。


「…オイ、起きてんだろ?」

…………

あうあう、そんな激しく頬をつつかないで。
あっ、痛いいったい!爪を立ててガリガリするな!立てないで下さいっ!

「………」

結局、僕はまだ生きていて、しかも目の前でニヤニヤしてるのは最後に見たグラエナ。
……これは重大な誘拐事件だ、身代金は何万ポケ?いやいや今までの出来事は夢かも、
一週間前から僕が夢を見ていないという確証は無い、この世界は全て羽虫の夢かもしれな

「きゅんっ……」

首筋を押さえ込まれて間抜けな声が漏れる。息苦しい。夢であって欲しい。

「今日からお前は、俺の奴隷だ…」

今すぐにでも耳を塞いでしまいたかった。でも、生きているし、文句は言えない。訳無い。
誰か格闘タイプの探検隊来てくれー。このグラエナに拳をありったけぶち込んでくれ。

……でも誰も聞いてないみたいだし、今は素直に眠たい。
御休みなさい、朝起きたら僕の身元がどっかに保護されていますよーに。


-----

今日の天気は晴れじゃない。雨でもない。
何と言うか、微妙な天気で晴れか曇りか判別がつかないが、雨じゃないのは確かで。

僕の感覚も何時も通り確かで。

「……………」

目の前にそびえ立つ三色の馬鹿デカイのが皆ポケモンだというのも確かなようで。
「な、な、な、な、何だテメェ等っ!?」

昨日見た最高に悪どいグラエナの顔がこんなに切羽詰まっているなんて。
ここまで体格差があると、威嚇もまるで役立たない。ざまあみろ。出来ればどうにかして。

「グハハ…お前なんかが俺に」赤色のポケモンが一番大きい。
「私達に」青色のポケモンには足が無い。水中にいるのだろう。
「……勝てるとでも思っているのか?」翠色のポケモンは身が細い。
……共通する事といったら身体に変な線が描かれていることと、顔が怖いことぐらい。

勝てるとは思わない。とてもとても思わない。僕は唯の奴隷です、だからお気になさらず

「…ッ…!……」

待った無しでグラエナが消え去ってしまった。
何あのえげつない光線は。地面と岩壁を大分持っていって……あ、穴空いてる。しかも深い。

「……おぉ?ちびっこい奴が居るぞ?」
……あ、気付かれた。一番でかい赤色に。気付かないかなと思っていたのに。

「貴方もこの盗賊の一派でしょうね……」
「よし、確保しとくぜぇっ……」

ぐぇぇぇぇぇ。翠色が僕の身体を尻尾の先まで締め付けてくる。痛い苦しいでかさが違うっ。

「…コイツ…近くで見ると……」
「っ……!」
あー、近い近い目が怖いデカイ怖いっ!まじまじと見るなと言いたいけど本能が僕を無口にさせる。

「…可愛い、ですね………」
「どれどれ……あー、本当だな……」

僕を見てくる六つの目がでかい。怖い。みんな牙が鋭い。怖い。怖い。

「……実言うと、俺な…比較的小さめの奴がタイプなんだ…」

赤色さん?赤色様?何でいきなりそんな事を言うの?何?僕みたいなのが?嘘ぉ。
目を見れば大概の相手の気持ちは分かるって誰かが言ってたような…あー……嘘ぉ。

「……グラードン…いきなり何を言っているんですか…」
「あれ?カイオーガだってほら、ミミロル海に引き込もうとしてたじゃん」

……えぇぇぇぇ。二体ともそうなの?ねぇ。

「レックウザも『ポッチャマかエンペルトなら間違いなくポッチャマ』って宣言してたんじゃ…」


とりあえず一旦整理しよう。
赤くて一番大きいの:グラードン。小さいのがタイプ。
青くて海にいそうなの:カイオーガ。小さいのがタイプ。
翠で僕が捕まってるの:レックウザ。小さいのがタイプ。

…………

「……収まりが、つかないな…」
やめ……

「…みんな一緒に仲良く、食べるとしましょうか…?」

……怖い…

「……変に怖がらなくても良いんだぞ…?」

でも……


「………死には、しない筈だからな…」

-----


「んっぷ……むぐ……うぅぅぅぅっ!」
「…その辺にしないと、窒息するのでは?」
「んぉー?まあらふんらいじょーぶだろ、しょれなりには」

いきなり全身を唾液でべっとべとにされたと言うか、グラードンの口の中を飴玉みたいに転がされ。
絨毯みたいに分厚く馬鹿でっかい舌が僕の身体を舐め転がす。やめて。早急にやめて。

「っ……やめぅぅっ!?むぐ…はきゅうっ!」

口を開けば流れてくる粘液。赤色にたまに見えるずらっと揃った牙。容赦無く濡れる毛皮。
ここまで大胆に刺激されても、誰も反応しないってば。現に擦れてるのに気持ち良くない……

「……なーんか興奮してきちまったな…次俺に回せや」
「んぅ?んべぁ……ほらよ……」

舌先に乗せられたまま突き出されて、と思ったらまたレックウザの口ん中だよ。
「んんっ…ちょっろふぇがのろにつまるな…んがっ…」

ゆーれーるー。ネバネバにされながら身体が転がってるー。
でも口の形の違いから外の景色が時々見え……もう僕は飴玉で良いかな……


「………レックウザ。私にも寄越しなさい……」
「ん?…んぉー…んべっ!」
「………わぁぁぁぁぁ……」
銀色の粘っこい糸を引きながら僕は宙を舞った。落下する感触が怖い。
着地点に待ち構えているのは大口を開けるカイオーガ。

…今思ったのだけれども、この過程に意味はあるのかな。
あと軽い気持ちで僕を吐き出したレックウザには死んで欲し、ってあぁぁぁ。

「んっ…!……ぢゅぷぶ、ねりゅ……」
「…っ…ー…!…ぁっ……ぷえっ……!?」

うわぁ、三人が僕を通して間接ディープキスをしちゃったよ。変態。変態。
僕みたいな未進化に欲情しちゃう変態。変態。助けて。変態。

変態、助けて、もう口から出して、変態…転がさないで変態………………

-------

僕が噎せて済むんだったら好きなだけ噎せかえってみせる。
これがもし夢だとしたら、僕はどんな悩みを心の奥に抱えて…これが現実なのが一番の悩みだ。

大体さ、僕だってたまに処理したりはするよ?口を使って、だからそういうのは分かるんだけど、
ここまで匂いの強さが違うとつーか何でここまで三体とも僕に欲情してるんだろう。

「さぁて……どうするよ…?」
「やはり…直に乗っけるしかないでしょうね……」
「あーあ……ブチ込めたらさぞキツキツなんだろぉなぁ…っと…」

みんな見事な肉の柱が股間から露出して、びっくびっくと透明な汁を先っぽから垂らしている。
みんなでっか過ぎる。グラードンのなんてもはや凶器だよ。軽く巨岩なら突き砕けるよ。

「じゃあ俺からいくぜぇ!辛かったらちゃんと言えよぉ!」

レックウザが僕の身体を器用に持ち上げ、そのイワーク以上に長いアレを僕ごとしっかりと掴んだ。
「爪立てんなよぉ……」

あぁ、上下に揺すられている。僕の身体を使ってナニを上下に擦っている。
びくんびくん脈打っているのが分かって気持ち悪い。上下に揺さぶられて気持ち悪い。
強過ぎる雄の匂いは……

「……なんかよ、あんま気持ち良くねぇんだが………」
「お前は何やってんだよ、違うだろうが。貸してみろ、ほらっ」

今度はグラードンの手に渡された。一番猛々しいそれを持っている。丸太を束ねたみたいな……

「おら、おらっ……!」
「……なるほど!その手があったか…!」

具体的には僕を抱えたままそれを自ら扱いている。但し僕は裏側に当てがわれて、
つまり僕の身体を使って裏側を弄くっている。
……レックウザとあまり変わらないじゃないか。

「はぁ…はぁ…っ……普段より何か気持ち良いような……く…っ…」
「マジかよ?俺もそっちをやっておけばっ……」

気持ちは良いようで確かに手の動きは段々速まってきているし、
先から溢れる粘液が僕の身体をぐちゃぐちゃにしてくれている。かなりきつい。
匂いが全身の毛皮に染み付いてしまってるようだ。まだ進化もしていないのに。

「……っ…か……っ!」

自然と口の中にその粘液が入り込む。鼻に強烈なそれ自体が擦り付けられる。もう、止めて……

「………グラードン、私に回しなさい。最も気持ち良い方法が思い浮かびましたので…」
「…何ぃ…っ?今せり上がり始めたとこなんだが…っ
…それを中断する価値のあるくらい良いやり方なんだろうなぁ……」
「勿論ですよ。きっと気持ち良くなる筈ですから……」

また僕は移される。ちょうど仰向けになったカイオーガのナニに直接降ろされた。
……丁度先端のねとねとで溢れてる部分に。足先がみんな雄臭くなってしまう。

「……そのまま私のにしがみ付いて、先走りを舐め取ってください…」

何かを期待してるみたいに僕の下でそれがびくんと跳ねた。粘液が流れて僕にかかる。
思いきり噛み付いてもダメージが通るかどうか分からないそれを舐めて気持ち良いのだろうか。
でもやるしかない。少しだけ舌を出して、その粘液を舐め取るようにつぅ、と這わせた。
「おおっ……」
「…っ…!」
身体をぶるりと震わせ、粘液が大量に溢れてまた僕の身体に。気にしたら負けだ。
「…ん……ちゅ……」
「くぉぉぅ……先っぽを重点的にして下さい…さもないと……」
僕なんてこのポケモンたちに比べりゃただの変な毛玉だ。抵抗したら命なんて簡単に飛んでしまうんだ。
言われた通りに行動しなきゃ何が起こるか分からない。少なくとも死ぬ。
粘液のお陰かよじ登るのにあまり苦労は無く(身を悶えさせるのはちょっと苦労したが)、
最先端に辿り着いた……粘液の溢れ出してるのが良く見える。ぽっかりと空いている。
ええい、覚悟はもういい。あとは流されるがままにやってやる。その孔に吸い付き、直に粘液を啜って

「………グァァァァッ!」

え、嘘

「………〜〜〜っ!?」
目の前が急に真っ暗になった。僕の体が急に宙を舞っていた。
何か粘着質な物が身体にべっとりと纏わり付きながら。何かとは聞くまでもなかろうよ。

「ぎゃ……っ!」

地面に叩き付けられて思わず声が出、口が開いてついうっかりそれの味を知ってしまう。
必死で吐き出そうにも全身包んでいるのだ、現に僕の上から満遍なく降り注いでいるし。
………そろそろ止まってくれ。びたびたって落下音まで響かせながらまだ出続けている

「……ひゅぷ…っ!!」
…………息が出来ない、吸っても吐いても雄のあの臭いがうわぁぁぁぁ




い          あぅ



「……れ、確か…ブイ…救……てなかった………?」
「…そういや……グラ…負け……」

「ふぅ……………」


……………………

------

「……本当にすまなかった!この通りだっ!」
グラードンが地に頭をつけても僕の背を悠々越してるんだってば。

「………最高でしたよ。出来ればまたお願いできますか?」
そうだね、一回につき100000ポケ払ってくれるんなら考えてやっても良いかな。

「……可愛さって罪じゃね?俺はイケなかったし、もう一回ぐらいは…挿れて良いか?」
凍ってしまえ。

何でも、僕の救助依頼が出てたようで、実際は僕を助けようとしていた、ん、だけれども
……全員が来た時に僕の事を忘れてたみたいで。こんなでかいのに。

「……ウチのリーダーが本腰入れて詫び入れたいらしいんでな」

ひょいとホコリか何かみたいに持ち上げられ、グラードンの頭の上に。

「ウチの本拠地へ行くぞ?大丈夫だ、リーダーは優しいから……」
ズシンズシンと足音を響かせながら、グラードン達は本拠地へ向かっている。
せめて、リーダーがまともなポケモンであることを願いながら、僕は空を仰ぐ。

快晴でも雨でもない、微妙な天気だ。何時まで続いてるのかな……

-----

君がリーダー?ふぅん、進化してないじゃないか……え?自慢じゃないけど強いって?じゃあ今すぐに
………あの三匹を叩きのめしてくれない?5分の6殺しで良いから。


-------

知った教訓:自分自身で無茶なリクエストは振らない。

何かご意見あればどうぞ。
- 5分の6殺しで吹いた
―― &new{2010-07-18 (日) 02:01:40};
- イーブイの思想平和だなw
―― &new{2010-07-18 (日) 09:22:35};
- 口内フェチにはたまらんですなぁ
―― &new{2010-07-18 (日) 15:57:35};

#comment();

IP:202.253.96.246 TIME:"2012-06-17 (日) 19:18:07" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E6%84%9B%E6%83%85%E3%81%A8%E6%80%A7%E7%99%96%E3%81%AE%E5%89%8D%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E9%A2%A8%E3%81%AE%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%A1%B5%E3%81%AB%E5%90%8C%E3%81%98" USER_AGENT:"SoftBank/2.0/001SH/SHJ001/SN353012043858651 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1"

トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.