ポケモン小説wiki
思いやり の変更点


たまたまここを通りすがったただの[[アホ]]です。
こんなよく分からない生物の駄文なんか読みたくない人は戻ったほうがよろしいかと…。

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僕の名前はグラエナ。僕は今ベットの上に寝かされていて薄暗い部屋の天井を見つめている。
僕の今いる場所は治る見込みの無い、もしくは治す方法が分からない患者がまとめていれられている。
この場所が何の施設の一部なのかも知らないし、知ったところで何も変わらない。知っても僕達を待っているのは
死だけだ。この施設は病気を治すためにあるんじゃない、病院ではベット埋めるだけの存在である難病を患っているポケモンをただただおいておくだけ。そんな施設だ。僕も実際足の骨を中心に身体の骨が溶けていくという訳の分からない病気にかかっている。だから次々に病院から病院へとたらいまわしにされて、この施設へ来た。たしか18年前だったような気がする。その18年間色々なポケモンがこの施設に入り、色々なポケモンが出て行った。しかし、退院したのではない。あの世からのお迎えだ。
気が付けば僕はこの施設の中で二番目に古い患者になっていた。
だが、この施設にもたった一つだけ希望があった。この施設の中で最も古い患者であるブラッキーの寝ているベッドの上に窓があるのだ。ブラッキーがたまにその窓のカーテンを少しだけめくり、外の様子を話してくれるのだった。
「今日もいい天気だね。あっ、あっちの方でお花を売ってるエーフィも見えるよ。いつみてもかわいいね」
「ほんと?私もいつかその子に会ってみたいものだ……」
「おっ、いつも遊んでるイーブイの子もいるよ。水たまりで遊んでいるみたい」
「体を汚してリーフィアのお母さんに怒られなければいいが」
ブラッキーは外の光のさしてこないこの施設のなかに少しだけ外の光を持ってきてくれるのだった。
僕は羨ましかった。僕だけではない、皆も外の世界を見てみたいと思っているはずだ。しかし、ブラッキーのいるベッドは最も古い患者だけのベッドだとブラッキーから聞いた。

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ある日、施設の中で一番歳をとっているフーディンのおじいさんがブラッキーにこう言った。
「なぁ、ブラッキー君、わしにもとうとうあの世からのお迎えとやらが来たらしい。今日一日だけでいいそのベッドをかわっておくれ。外の世界をわしは見てからあの世に行きたい」
しかし、ブラッキーはその申し出をことごとく無視したのだ。フーディンのおじいさんは諦めきれない様子だったが仕方が無く自分のベッドで寝ていた。その日はブラッキーも外の様子を語ろうとはせず皆ブラッキーの行動に疑問を持ちながらも眠りについた。
次の日、フーディンのおじいさんは完全に冷たくなっていた。
施設のなかに重く冷たい空気が充満しているようだった。



僕はある疑問を感じていた。どうしてブラッキーだけが外の世界を見ることが出来るのだろう。あのベッドが最も古い患者しか寝てはいけないのならば…。
そうだ、ブラッキーが死ねばいい。
そうすれば僕は外の世界を見る事が出来るだろう。
ブラッキーが僕よりも容態がまずいことぐらいはろくにこの施設にくることのない看護婦からきいている。
ブラッキーが死ぬのをまてばいい…
あとは時間が解決してくれる。

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この前の一件から僕は外の話を聞いても笑えなくなった。もちろん、表面上は笑っている。しかし、腹の底ではもうすぐ外の世界が手に入ることばかり考えていた。
そんなことが3週間ほど続いたある日、ブラッキーにどこと無く元気が無い。おまけに乾いたせきもしている。
そしてその夜、つらそうにカーテンを少しだけめくり外の様子を語りだした。
「今日は……月も…星も……とても…きれい……だ……。
 明日は…きっと……いい天気に…なる……よ………」
そういうとそのまま息を引き取った。


施設の中は重い空気に包まれたが僕の心の中はそうではなかった。
よし!これで俺が外の世界を独占できる。
他の患者に外の世界を伝えてなんかやるもんか。
俺の外の世界が手に入ったんだ!

さっそく、看護婦に頼んでベッドの配置をかえた。
もちろん、窓際のベッドだ。












これで、外の世界は俺のものだ。
そう心の中で叫び歓喜に手が震えながらもカーテンをそっとめくった。




















そこにはただ冷たいレンガの壁があるだけだった………。
 

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あとがき
小説を作るのが初めてなもんで…
なんだこりゃあと思ったかたが多数いると思いますがまたここにやってくるかもしれません。
その時は生温かい目で見守ってやって下さい。
- 不謹慎ながらもこういう小説大好きです。
―― &new{2010-07-26 (月) 12:48:17};
- >名無しさん
ありがとうございます。
そう言ってもらえると調子に乗ってまた小説を書いてしまうかもしれません。
そして、コメント一番乗りありがとうございます。
――[[アホ]] &new{2010-07-26 (月) 13:15:31};
- タイトルといい、話の構成といい、短いながらもかなり高いレベルで纏まってて、いいですね。
これからも頑張ってください。
―― &new{2010-07-26 (月) 16:04:03};
- >名無しさん
はい!ありがとうございます!
レベルが高いなんて…あはっ、照れちゃいますよ。
でもこれからも頑張って行きたいと思います!
――[[アホ]] &new{2010-07-26 (月) 17:32:16};
- うろ覚えですけど、関西ではアホは突っ込みみたいなものですね。
面白ければ突っ込みあがらアホと言う事もありますし。
小説頑張ってください
――[[ヤシの実]] &new{2010-07-26 (月) 19:45:09};
- アホっていう名前変更したほうがええと思うで。
それじゃまたどこかであおうじゃないか。
クフフフフ
――[[神崎]] &new{2010-07-26 (月) 19:55:13};
- このブラッキーは、みんなに夢を与えていたのかもしれませんね。
とても良い作品でした。
―― &new{2010-07-26 (月) 21:18:33};
- こんなにコメントが……。ありがとうございます!感激です!
>ヤシの実さん
あっ、たしかに漫才とかで「アホ!」といいながら突っ込んでいるのを見かけますね。
みんながわたしに対して笑顔で「アホ!」よ突っ込めるような作品を書いていきたいと思います。
応援ありがとうございます!
>神崎さん
「アホ」というのはわたしのレッテルなんです。わたしはアホなりに出来る事を頑張っていこうと思いこの名前にしました。
指摘はありがたいですが、名前の変更は出来ないんです。
と、いう訳です。コメントありがとうございました。それではまたあう日まで・・・
クフフフフ……
>名無しさん
そう感じていただけましたか。わたしもこのwikiのこのページに来ていただいたみんなに夢を与えられるようなそんな作者になりたいです。
コメントありがとうございました。
――[[アホ]] &new{2010-07-26 (月) 23:29:36};
- この話、「カーテンの向こう」と登場人物を入れ替え、若干の加筆をしただけで殆ど同じじゃないですか?
―― &new{2010-07-27 (火) 00:52:38};
- これどっかでみたことある!
―― &new{2010-07-27 (火) 01:24:48};
- ア・・・アホじゃない・・・!
―― &new{2010-07-27 (火) 02:13:54};
- 先程私も調べてみましたが、↑↑↑の名無し様の仰る通り、これは『カーテンの向こう』とほぼ同じ内容です。
盗作になりますので、これ以上問題が起こさないよう対応として、アホ様はこの作品を削除し、作者ページで謝罪をして下さい。
その他意見のある方は、ここではなく、避難所の議論スレか自治スレにてコメントをお願いします。
―― &new{2010-07-27 (火) 04:39:28};

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