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忘れられた記憶 の変更点


作 [[ザック]]

官能表現を含みます。だめな人はお戻りを。

――――――――――――――

厚い雲に覆われてとある名も無き森は真夜中のように暗かった。
そして雲は今にもかと雨を降らそうとしていた。
普通そんな日にはこの森のポケモンは外へ出ない。家にこもっている。
しかしある一匹のマグマラシは外にいた。
そして走っていた。自分の家へ帰るために・・・・・・。

「まったくいきなり曇りだすから自然は変なものだ。何か前触れがあってもいいと思うが。」

いきなり独り言を語っていらだっていた。ここで言うのもなんだがその雲は雨が降る前触れなんだが。
とっ、語ってないで話を戻そう。
その内にここのポケモンたちが造った神社の前に来ていた。
その両端には虹色の羽を持つといわれるポケモンの像が置かれていた。
そしてその間にはこの森では見かけないベイリーフが傷だらけで倒れていた。

「大丈夫か?」

ほっとくこともできないのでマグマラシは声をかけるが返事はない。
息はというとあるといってもかすかだった。
マグマラシはそのことを知ると急いでベイリーフを担いで家へ走った。
そのスピードは先ほどとあまり変わらない。それどころか早かった。それほどまでマグマラシはあせっていた。
目の前の命が消えそうだったから。

その後マグマラシは家に着いた。
マグマラシの家は森より少し離れた場所にあり周りにはほかの家はなかった。
中に入りベイリーフをベッドに寝かした。
それからマグマラシは雨が降りそうな森に走っていった。

1時間ほどたっただろうか。
森など外は雨が降っていた。しかしマグマラシはまだ帰っていない。
と、そこへびしょぬれになって何かを背負ってきたマグマラシが帰ってきた。
帰ってきたマグマラシは背負ってきた荷物をおろした。
おろした荷物の中身から木の実が出てきた。
マグマラシはその中から体力が回復するオレンのみを取り出した。
そしてオレンのみをすりつぶしてジュースを造り寝ているベイリーフに飲ませた。
そしてマグマラシはぬれた体をタオルで拭き体を温め体を乾かした。
それからマグマラシはベイリーフの邪魔をしないように床で静かに眠った。

ベイリーフは重たいまぶたをこすって目を覚ました。
数分間はそのまま動かずにいたが寝ている場所がベッドだと分かるとあわてて回りを見渡した。
回りを見渡して下を見ると一匹のマグマラシを見つけた。
マグマラシをベイリーフがのぞいてると外でいきなり雷が落ちた。
それではマグマラシはおきなかったがベイリーフは驚いてベッドから落ちてしまった。
しかも落ちた場所が悪かった。
ベタな展開だがちょうどそのマグマラシの上に落ちた。
それによってマグマラシは悲鳴をあげながら目が覚めた。

『いたたたた』
「何だ、気持ちよく寝ていたのに。」
「そんなことよりここどこ。あなた誰。」
「あ、起きたんだ。よかった。」
「だーかーらー質問に答えて。」

そういってベイリーフは首にあるつるでマグマラシの首を絞めながら振った。
その行為でマグマラシは分かりましたと苦しみながら答えた。

「げほっげほもう少し落ち着いてね。ちゃんと答えるからね。」
「じゃあ早く答えてよ。」
「はいはい。まず一つ目ね。君はそこの森の神社で倒れていたから助けて僕の家に連れてきたんだよ。
後もうひとつの質問。僕は見ての通りマグマラシでヒア。ところで君は、ここら辺じゃ見かけないけど。」
「私はベイリーフのベイフ。大体は分かった。じゃあさよなら。」

そういって立ち去ろうとするベイフをヒアは止めた。
ベイフはなぜという顔をしたが窓の外を見てやめた。
なぜなら外はまだ雨が降っていて時折先ほどのような雷が落ちているほどだったからだ。
それによってかどんよりしているベイフをヒアはいすに座らせどこからか五種類の木の実ジュースを持ってきた。
木の実ジュースには【クラボ】【モモン】【カゴ】【チーゴ】【ナナシ】と書かれたラベルついていた。
ヒアはそれを見せてどれがいいと聞いてきたのでベイフはチーゴといった。
ヒアはそれを聞いてチーゴのジュースとクラボのジュースをコップに注いだ。
そしてヒアは二つのコップのうちチーゴのジュースが入ったコップをベイフに果たしていすに座って口を開いた。

「で、ベイフは何であんなとこで倒れていたの。」
「それは……。話が長くなるんだけど聞いてくれる。」

ヒアは無言でうなずいた。

「私は一年ぐらい前から記憶がないの。」


―――――

私は目を覚ますとベッドにいた。そのころはまだチコリータだった。
そして周りには人間が何人もいたわ。
人間は私が目を覚ますのとほぼ同時ににらめつけてきた。
そして人間の一人が口を開いた。

「あんたが何をしたか分かっているの。」

私は驚いた。だってその人間が発した言葉には怒りや悲しみが混じったように聞こえたから。
しかもほかの人間たちも口を開き始めた。

「お前のせいで、お前のせいで。」
「お前がいなかったらよかったんだ。」
「そうだこの疫病神め。」

人間は私を攻め立てるように言ってきた。
何も分からなかった私はこう言い返した。

「私が何をしたの。」

と。すると一人の人間はこう言い返してきた。

「とぼけるな。お前のせいで佐伯が、佐伯が・・・。」

佐伯って誰、何があったの。とはいえなかった。
その人間がほのおタイプのデルビルを出してきたから。
私には逃げるという選択肢以外の残っていなかった。
だからすぐその場を逃げ出した。
しかしデルビルのほうが早かった。すぐに追いつかれたわ。
それでここまでか、と思ったらデルビルが横に吹き飛んだ。
なぜと思ったらヒノアラシがいてたいあたりを繰り出した後のようだった。
その後すぐヒノアラシが

「早く逃げて、僕のことはいいから。早く。」

と言ったわ。私はその言葉の通り動くしかなかった。
だからその場所をすぐ逃げ出した。
そしてこの一年間必死に逃げ続けた。
たまに追っ手が来たときもあった。
今回もそうだった。追われていて必死に逃げた。
でも体力の限界であの場所で倒れてしまった。
そこであなた、ヒアに助けられた。
あ、いっとくけど名前は追われていたときに人間が私のことをそういっていたからなんだ。

―――――

「……というわけ。分かった。」

ベイフの目には涙がたまっていたが流していなかった。
ヒアは聴いていて同情より驚きのほうがあった。
そしてヒアはベイフに質問した。

「で、ベイフはそのヒノアラシの事をどう思っているの。」
「どうって……命の恩人にぐらいしか、」
「じゃあ目から流れているのは何なの。」

ベイフは頬をそっと触った。
すると冷たい何かが流れていた。

「涙だよねそれは。」
「どうして、どうしてなの。ねぇ?どうして。」

ベイフがパニックになったところをヒアはやさしく抱きしめた。
その行動にベイフはあっけをとられた。
そしてヒアの一言が追い討ちをかけた。

「好きだったよ、ベイフ。そして今も、好きだよベイフ。記憶がなくたって。」

すると急に少しだけ頭によぎった。

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ヒノアラシとチコリータが話している。
真剣な顔で。

「ベイフ、僕は、僕は、君の事が好きなんだ。」
「ヒア、私もヒアの事が好き。」

そしてその二匹はキスをしていた。

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「そうか、ヒノアラシ、いや、ヒアの事が私好きなんだ。」
「思い出したの。」
「少しだけ。でも、一番大事なところを。」
「じゃあ、」
「うん、あなたが命の恩人だと言うことを。」
「よかった。本当によかった。」

気づいたらヒアも涙を流していた。
そして二匹は涙を流しつつ深い口付けをした。

「で、何でこの体制になっているのかな?ベイフ。感動の再開から5分も経っていないのに。」
「だって早いほうがいいでしょ。」
「いやいや、早いってレベルじゃないから。」

今ベッドの上にベイフがヒアの上にのっている。
その状態からヒアは抜け出そうとしているのだが種族上マグマラシよりベイリーフの方が重たいため簡単には抜けられない。
でも技を使えば抜けられるだろうがさすがにそうするとベイフが怪我をする。
それによりヒアはどうすることもできない。

「でもさすがにあきらめたでしょ。」
「確かにそうだげど、でくぁれ?体が…しび…れて…きだ。」
「あっ、やっと痺れてきた。」
「な、にを…した…の?い…たい。」
「何って、のしかかりだけど。」
「それ・・・でか。」
「分かったところでいただきま~す。」

そういうとベイフはヒアのそれを咥え始めた。

「ベ・・・イ・・・フ、それ…きたな・・・いよ。」
「ふぉんふぁほとひうふぁらふぃあがとええよ。」

ベイフはヒアのそれを咥えたままだったので聞きにくかったがベイフは、
そんなこというならヒアがとめてよと言ったのだろう。
しかしそんな事言われても麻痺状態のヒアにはどうすることもできなかった。
そうしてるうちにヒアのそれは脈を打ち始めた。

「ベ・・・イフ、もう・・・駄目・・・はな・・・して。」

それを聴いた瞬間にベイフは今までより早く上下に動かし始めた。

「ベイ・・・フ・・・もう・・・ほんとに・・・く、ああっ。」

その瞬間ヒアのそれから白濁色の液体を放出した。
ベイフははじめそれを飲んでいたが量が多くて飲みきれなかった。
そしてあふれ出したものはベイフノ顔を汚していった。

[ご…めん。」
「出した後にそんな子と言わない。それにおいしかったし。」

ベイフはヒアが動けないことをいいことに次に何をするか考えている。
しかしそのベイフが急に押し倒された。
ヒアが押し倒したからだ。
急なことだったのでベイフは戸惑っている。

「ど、どうして。痺れていたんじゃ。」
「僕が飲んでいたジュースの種類を思い出したらどう。」
「クラボのジュース?」
「正解。ベイフが何もしてこなかったから飲んだんだ。」

ベイフは先ほどの余裕がなくなっている。
それに比べてヒアは勝ち誇った顔をしている。
と思うとベイフの胸に顔を近づけ突起物をなめ始めた。
それに合わせてベイフは美声を漏らし始めた。

「アアッ、だめー。」
「胸だけでこんなに感じるんだ。じゃあこっちはどうなるんだろう。」

そういうとヒアは片手をベイフのまたの間に近づけ上下に動かし始めた。
それと同時にベイフは今まで以上に声を出し始めた。

「アアアアー、だめー。そんな事しちゃだめーぇ。」

そう叫ぶとベイフはまたの間から大量の液体を噴出した。

「いっちゃたの、ベイフ。」
「はぁ、はぁ、分かってるくせに。」
「ごめんごめん。可愛いからついやりすぎちゃったんだよ。」

それを聞いたベイフは顔を真っ赤にした。

「それよりベイフ、もう僕…」
「はじめは嫌がってたくせに。」
「仕方ないだろ、あんなことされたら。」
「もう、じゃあ始めようよ。」

ヒアはそれを聞いてヒアのそれをベイフに入れ始めた。
すると半分くらい入ったところで何かに当たった。

「ほんとにいいの?」

そうヒアが聞くとベイフは無言でうなずいた。
それを見たヒアは一気にベイフに入れた。
その瞬間ベイフは痛そうな顔をした。

「大丈夫?」
「うん、大丈夫だから動かして。」

ヒアはゆっくりと腰を動かし始めた。
するとベイフははじめ痛そうな顔をしていたが徐々に気持ちよくなっていくのが分かった。

「クウウッ、もうイク。」
「私もイクッ。」
「ぬ、抜くよ。」
「だめ、中に出して。」

ヒアはそれを聞くと腰を動かす早さを今まで以上に早く動かした。

「ベ、ベイフゥゥゥゥゥゥゥー。」
「ひっ、ヒアァァァァァァァー。」

ヒアはベイフのなかには白濁色液体を流し込んだ。
そして二人はキスをしてつながったまま眠りについた。

二人が目覚めたのは次の日の朝だった。
ヒアが起き上がるとしたがつながったままだったのでベイフは変な声を出してしまった。

「ベイフ、おはよう。」
「おはようじゃないよ。」

ベイフはいきなり抜かれたことに怒っているようだった。
それをなだめるようにヒアは頭を下げている。

「でもまあこれからずっと一緒に入れるんだからいいじゃないか。」
「何言っているの、私は追われているのに何でそんなにのんきなの。」
「それは僕が守ってあげるから。」

こうした痴話ゲンカが続いている。
だがこの二人の関係はまだまだもっと、いや、永遠に続きそうだ。

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後書き
ザックの初作品です。と、言っても快盗8が先に完結しているんですけど…。
しかし官能表現がここまで難しいとは…。
また、佐伯は誰か、ヒアの過去などは、また別なところで。
最後に読んで頂きありがとうございました。

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ヒア「ついに終わったね。」
ベイフ「でもヒアの過去とかをやるんでしょ。」
ヒア「まあそうだけどね。」
ベイフ「それじゃあ最後に、」
ヒア「分かってる。」
ヒア・ベイフ『今までありがとうございました。
          これからもザックをよろしくお願いします。
                   また誤字・脱字・感想などコメント待ってます。』

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