[[凹洲図書館]] [[前回>少年と鋼鉄 ~二人の出会い編~]] #hr &size(20){バキン!}; バリベキバリベキ…… -♪- 「なぁ、美味しいのか?鉄板って……」 -クウカ?- 「イヤ、やめとく」 -ソウカ、ワカッタ- ……スゲェ、流石鋼タイプ……鉄食ってるよ鉄、ってゆうか人間の俺に鉄板を勧めるな! 「あ!そう言えば……あった!」 -ナンダ?ソノ、カミノカタマリ……- 「ポケモン図鑑」 -ぽけもんズカン?- 「そう、近所の偉い博士に貰った お前が新種じゃ無ければ載ってるはず……これか?」 メタグロス てつあしポケモン 複雑怪奇な神経ネットワークによって繋がれた四つの脳を持つためスーパーコンピューターより計算が速い。四対の鋼鉄の脚部には、それぞれ四本の爪が付いている。 脚を折り畳んで飛行形態に変形が可能。 ふーん……そうだ! -ドウカシタカ?- 「お前、浮遊して移動出来るんだよな? これによると……」 -アァ、ジッサイニヤッタコトモアル- 「じゃあ、お前の背中に乗って移動も可能か?」 -イチヨウ、カノウダガ?- 「それじゃあ、ちょっとお願いがあるんだけど……」 -?- 「重くないか?、メタグロス」 -コノテイドナラヘイキダ- 「そうか?なら良かった」 -シカシ、ヨクカンガエタナ ワタシノウエニ カッタショクリョウナドヲ ノセルナンテ- 「この方がより多く買い物できるからな」 今、メタグロスに買った荷物などを持って貰っている。ポケモンを持っている奴が自分のパートナーに荷物を持って貰ってるのを見てかなり羨ましかったのを覚えていたからだ。 しかし、この安定感は凄いな……さっきから移動してるのに積んでる荷物が全く揺れていない。 「ある意味凄いな……」 -ナニガダ?- 「独り言だ、気にするな」 -ソウカ- 「さて、帰るか」 「あーやっと家に着いた……ん?」 床に何か落ちてる……何だこれ?蒼い……鉄? -ワタシノ カラダノ イチブガ ケズレタハヘンダ- 「マジで!?記念にとっておこう」 -ナニノキネンダ- 「何でも良いじゃん」 -……キニシタラマケカ- -ソレヨリコウ、ワタシノ メシハ ドウスルンダ?サスガニ ギョウムヨウノ テッパンハ ナンセットモ カウト タカイダロ- 「その辺の対策もバッチリだ」 -?- 「どうした?キョトンとして」 -ナンダコレ?……イシカ?- 「あぁ鉄鉱石だ、家に意味もなく砕いて遊べるほどある」 -アソンジャダメダロ- 「まぁ、ともかく飯は当分これで我慢してくれ」 -リョウカイ- #hr よし、食い終わったみたいだな。さて……風呂、どうしよう。 -ベツニ ミズヲカケテモ ダイジョウブ ダゾ- 「え?……何故考えてることが分かった?」 -ワタシハ”えすぱーたいぷ”デモアルカラナ- 「……マジか?」 -アァ、マジダ- 「つまり、お前に隠し事は意味が無いって事?」 -ソウイウコトニナルナ- この一言を言われ俺はその場に崩れ落ちた。 ……俺の人生終わったかも……。 -タカガぷらいばしーノシンガイダケデ オオゲサナ- 「勝手に人の思考を覗くな!」 -シカタナカロウ?ヨメルンダカラ- 「うがぁーーー」 #hr [[増える同居人編>少年と鋼鉄~増える同居人編~]]に続く #pcomment(少年と鋼鉄/コメント2,10,パラメーター);