作者:[[COM]] 作者:[[COM]] 「う…ん…あ、朝か…」 寝ぼけながらも、キズナが朝の日差しに気付き、目を覚ました。 「クレア、朝だよ。」 そう言ってクレアを揺すると、 「うぅ~ん…まだ朝早いでしょ…?なんでわざわざこんな時間に…」 そんな愚痴を漏らしながらも起きてきた。 「う~ん…日課が原因かな?いっつもこの時間に起きて、木の実を取りにいってたから…」 そこまで言い、少し寂しげな表情をした。 「あなた…そんな日課があったのね…」 「うん…もう…取りに行くことはないんだけどね…」 キズナがそう言うと、クレアは 「あ…!ご、ごめんなさい…」 そう言い、すぐに謝った。 「ううん!父さんから無理矢理やらされてただけだから!僕は…」 無理矢理明るく振舞っているが、どんどん目に涙が溜まっていっていた。 「いいんだよ…?キズナ…無理しなくて…」 クレアが気を遣い、そう声を掛けるとクレアに抱きついて、声を殺すように泣いた。 それからしばらく経ち、キッシュが二人を呼んだ。 「おはよう!二人とも!昨日はぐっすり眠れたかしら♪」 と、とても嬉しそうに二人に聞いた。 「え、え~と…それは…まあ…うん…」 キズナはしどろもどろに答えたが、クレアは顔を真っ赤にして顔を逸らしていた。 それだけ確認すると、 「ま、いいわ!ほら!今日は大事な日でしょ?早く朝ごはんを食べなさい。」 そう言って既に座って待っているレイの横に座らせた。 「よう、寝ぼすけが久しぶりに自分から起きたな。」 「酷いよ父さん、普通におはようって言ってくれてもいいんじゃないの?」 少し不貞腐れながらキズナがレイに言うと、 「今日が最後だからお父さん恥ずかしくって普通に接することが出来ないのよ。」 とキッシュが口を挟みながら朝食を並べた。 「いや…!その…別にそんなんじゃ……おはよう…」 『図星なのか…』 心の中でそう思ったキズナだったが、口には出さなかった。 そのままいつもとは違い、静かな朝食が始まった。 ただ、カチャカチャと食器の音がするだけ…この家庭ではありえない光景だった。 「あーもう!あんた達!何か喋りなさいよ!別に死に別れるわけでもないし、送り出すっていったのはレイでしょ!」 流石に耐え切れなくなったのか、キッシュが無言の二人に突っ込んだ。 「なんかな…自分で言ったくせに、しんみりしちまってるんだよ…」 「父さん…」 しかし、それ以降会話はなく、静かなまま朝食は終わった。 それからしばらく経ち、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。 「おはようございます。」 扉を開けると、アレンの挨拶が聞こえた。 少し会話した後、すぐに広場へ移動し始めた。 森を移動する間、レイは一切キズナに喋りかけることはなかったが、キズナはアレンにクレアも一緒に連いてくることを伝えた。 「あら!そうなの?折角家族が増えたのに、一日でクレアまで居なくなっちゃうなんて…寂しくなるな~」 キッシュは驚いてはいたが、クレアの考えを肯定していた。 「すみません。わざわざ招き入れてくれたのに…でも、私はキズナに連いて行くって決めましたから!」 決意の固さを確かめるようにクレアがそう言った。 「いいのよ、こっちは気にしなくて。あなたが決めたことだもの、間違っていないと思うわ。」 そんな会話をしていると、時間というものはあっという間に過ぎていくもので… 「へぇ~…ここがポケモンしか知らないという広場ですか!思ってたよりもすごいですね…」 アレンが広場を見るなり、感嘆の息を漏らしていた。 「いやいや…こんなんじゃなかったから…」 レイが広場を見るなり、突っ込んだ。 それもそのはず、広場は昨日までとは打って変わり、中央は大きな広間だったはずなのにそこには対戦用の大きなバトルフィールドが用意されている上に、 周りには観客席までこさえてあった。 さらには、昨日までなかった店が周囲を取り囲んでおり、既に広場はお祭りムードだった。 「よお!レイ!やっと来たか!どうだ?この出来栄え。すごいもんだろ。」 と言いながら、ブレイズが歩いてきた。 「どうだ?じゃねえよ…誰がここまでしろって言ったよ…」 レイは完全に呆れているが、ブレイズはお構いなしに話を進めていた。 「ねえ、父さん。もしかして…僕の相手ってブレイズさん?」 キズナが不安そうにレイに聞いてきた。 「いや、ブレイズじゃない。あいつはもう到着してるかな?」 そう言い、周りを見渡していた。 「そういや…レイ。今朝から見かけん顔が広場をウロウロしているんだが…お前の知り合いか?レイを探してると言っていたが…」 ブレイズがレイにそう言うと、 「やっぱりもう来てたか!きちんと会うのは久し振りだな…」 そう、独り言を漏らし、そいつの所まで案内してくれるよう、ブレイズに頼んだ。 「ねえ、父さん。てことはその人が対戦相手なの?」 歩く途中でキズナがそう聞いてきた。 「そうだ。初戦を飾るにはもってこいかな?俺の初めてのパートナーになったポケモンだ。」 レイがそう言うと、向こうで一匹のカメックスが手を振っていた。 「あいつだ。というかもう手を振っているな。てことはレイの知り合いだったのか…」 ブレイズが一人で納得しながら、そのカメックスを指差していた。 「レイ!久し振りだな!…って言っても、レイはもう一回生まれ変わってるから久し振りでもないのか?」 と駆け足で寄って来たカメックスが嬉しそうに話した。 「そうでもないさ。生まれ変わっても記憶はあるし、クリックはいつまで経っても俺の命の恩人だからな。」 レイはそう嬉しそうに返答した。 「へぇ~!あのレイが〈俺〉なんて使うのか!こりゃ驚きだな!」 「昔の俺しか知らないからだよ。そんじゃ、ついでにもう一つ驚いてもらうかな?」 レイはそう言うと、キズナを前足でクリックの前に押し出し、 「俺の息子のキズナだ。前に説明したと思うが、対戦相手だ。」 そう説明した。 「息子!?レイの!?こりゃあ本当に驚かされた!へぇ~…よろしくな!キズナ!」 そう言いながらクリックは、キズナの頭を撫でていた。 「え、えっと…父さん…もしかしてこの人?」 完全に意気消沈としたキズナがレイに聞いてきた。 「言っとくが、今のお前なら十分対等に戦える相手だ。もっと自分に自信を持て!それと…」 アレンのほうを見て、 「お前のパートナーを信じてやれ。アレンは何があっても、お前をクリックに勝たせようとするはずだぞ?」 レイはそう言った。 「キズナ、君は勝ちたいんだろ?だったら一緒に頑張ろう!」 そう言ってアレンのほうを見ていたキズナに優しく話しかけた。 「それじゃキズナ、アレン、手加減は無用だ。全力で掛かって来い。」 レイは二人に向かってそう言った。 「そちろこそ、先輩だからって手を抜いたら怒りますよ?」 そう言い、特設フィールドの控え室に向かってお互い別々の方向に歩いていった。 控え室に入ったキズナとアレンはお互いに向き合って 「キズナ。今日は君の初陣でもあるし、僕達が一緒に戦うのも初めてだ。だから、落ち着いて戦おう。」 「でも…大丈夫かな…僕勝てるかな…父さんと父さんのパートナーに…」 そう言い、心配そうに俯いているキズナを優しく抱き上げ、 「勝つか負けるかは運次第。いいんだよ?そんなこと気にしなくて、君の全力をぶつければいいんだよ。」 そう言い、ニッコリと微笑んでみせた。 最初キズナはキョトンとしていたが、少し経ってから満面の笑みを見せ 「分かったよ!全力で戦ってみる!!」 そう言った。 試合会場の方は既に素晴らしいほどの熱気に包まれていた。 会場はほぼ満席、それでも見たい観客が、入り口に集まるほどになっていた。 会場は試合の始まりを今か今かと待ちわびている状態だった。 そんな中、フィールドのすぐ傍までブレイズが歩いていき、 「えー…只今より!トレーナーアレン、パートナーキズナ対トレーナーレイ、パートナークリックの試合を執り行います。」 そう言った途端、会場が静まり返った。 「まずはレイ、クリック選手の入場です!」 その声と共に入ってきたレイとクリックを見るなり、一気に歓声が沸いた。 「レイー!!トレーナーの腕前見せてくれー!!」 「クリックさーん!!ガンバレー!!」 「続きましてはアレン、キズナ選手の入場です!」 「さあ!僕たちの出番だ!やれるだけのことをやろう!」 アレンがそう言うと、キズナは気を引き締めた表情でただ頷いた。 「ワァァ!!……」 彼らの入場を確認し、今一度割れんばかりの歓声が巻き起こった。 「す…すごい…」 あまりの歓声に、キズナはただただ驚いていた。 「行けー!!キズナー!!勝てー!!」 「期待してるぞー!!ちっこいのー!!」 「ほら、みんな君に期待しているんだ!頑張ろう!!」 最後にそう励ましながら、フィールドの端にあるエリアに立った。 「ルールは一回勝負、場外は無し、どちらかが戦闘不能になった時点で決着となります…ってなんかこのしゃべり方は疲れるな…」 ルールを確認したところで互いに挨拶をした。 「アレン、キズナ、腕前拝見といこうか!!」 「僕達は負けませんよ!!」 「それでは…勝負…始め!!」 その掛け声と共に、 「クリック!ハイドロポンプ!!」 「キズナ!でんこうせっか!!」 互いが同時にパートナーに指示を出した。 大量の放水がキズナに襲い掛かるが、素早いダッシュでそれを避けながら距離を詰めていった。 「残念ですが先制攻撃はもらいますよ!!キズナ!!かみなりのキバ!!」 一気に近づき、帯電したキバで噛み付こうとするが、 「悪いな!クリックは全距離に対応してるのさ!クリック!まもる!!」 一瞬で殻に篭り、噛み付きに耐えた、 「まもるですか…しかし!それだけではどうしようも出来ませんよ!!でんきショック!!」 殻に篭ったクリック目掛けて電撃を放つが、 「守るだけで終わりと思うなよ!!クリック!こうそくスピン!!」 そう言うと、殻に篭ったまま高速で回転し、キズナに突っ込んだ。 近かった上に予想外の反撃だったため、避ける間も無くクリックの攻撃を喰らってしまった。 「ぐあぁぁ!!」 「キズナ!!一旦退くんだ!」 吹き飛ばされながらも体勢を建て直し、着地した。 「ハイドロポンプ!!」 動く暇すら与えずに、さらに追撃が襲ってくる。 「キズナ!!ハイドロポンプに向かってでんきショック!!」 素早く電撃を溜め、雷撃を放つと、 「ぐあぁっ!!」 雷撃が水流を伝い、そのままクリックに届いた。 「避けるんだ!」 そして間一髪の所でハイドロポンプも躱した。 「よし!キズナ!一度戻ってきて呼吸を整えるんだ!」 キズナは素早くアレンの前まで戻り、荒い息を整えながら周囲の状況を把握しようとしていた。 同じく、クリックも一旦退いていたため静かな睨み合いが続いていた。 『レベルは完全に相手の方が上…いくら弱点でも長期戦はまずいですね…』 アレンはそう考え、 「キズナ、今から最後のラッシュを仕掛けるよ。ついてこれるかい?」 キズナにそう聞いた。 「最後の…?と、とりあえずいけるよ!」 「どちらにしろこれ以上の長期戦はこちらが不利になる、だからこれで止めをさせなかったら負けだ。」 アレンがそう言うと、少し驚いた顔をしてしっかりとクリックのほうを向き直した。 「クリック、恐らく次が正念場だ。耐え切れなかったら負けるぞ。」 「俺はレイを信用してるからな。勝とうが負けようが最高の試合にしよう。」 こちらも息を整え、少し低く身構えた。 一瞬とも恒久ともいえる不思議な静寂の時間が訪れ… 「キズナ!でんこうせっか!!」 「クリック!ハイドロポンプ!!」 お互いの指示の声で再度時が流れ出した。 「避けるんだ!」 水流を躱し、そのままクリックへ向かって一直線に突っ込むキズナ。 『さあ…どう来るつもりだ?このまま真っ直ぐ突っ込めば確実に当たり負けるぞ…!』 「クリック!」 レイはクリックに声をかけただけだったが、クリックは何かに気が付いたようで、頷き身構えた。 そのまま真っ直ぐ突っ込んでくるキズナ。 それに対し、低く身構え、腕をクロスにして防御の体勢を取っているクリック。 二人がぶつかるまであと少しというところで、 「今だ!キズナ!でんきショック!!」 「なに!?」 走りながら電気を溜め、突っ込んできた。 「悪いな!その程度なら予想していた!クリック!こうそくスピン!!」 驚いていたクリックも指示を聞き、素早く甲羅に潜り込み回転した。 「まずい!キズナ!一旦退くんだ!」 しかし、キズナが方向転換するよりも早くクリックの強烈な攻撃がヒットした。 「うわぁぁぁ!!」 溜めていた電気も衝突により放出されてしまい、遠くに吹き飛ばされてしまった。 「キズナ!!」 「行け!クリック!止めだ!!」 そのまま、再度勢いをつけ回転しながら突っ込んできた。 「くっ…!僕は…僕はまだ負けるわけには…いかないんだぁ!!」 キズナがそう叫びながら立ち上がった。 すると目が青く光りだし、そのまま全身を薄く覆った。 「な、なんだ!?か、体が!!」 すると高速で回転していたはずのクリックの動きが止まり、クリックも薄い青の光に包まれていた。 「こ、これは…」 アレンが驚いていると、 「サイコキネシス!?キズナのやつ、そんな技をキッシュから受け継いでたのか!!」 レイが気付き、その光景を見て驚いていた。 「そんなことが…キズナ!そのまま地面に叩きつけるんだ!」 アレンの指示を聞き、クリックをおもいきり地面に叩き付けた。 「ぐっ!!」 「手応えあり!キズナ!!止めだ!かみなりのキバ!!」 牙に帯電させ一気に距離を詰めた。 「流石だ…まさかあのタイミングでサイコキネシスを覚えるとは思わなかった…」 レイは静かにそう言い、 「だが…今回は詰めが甘かったな…クリック!!じしん!!」 クリックに指示を出した。 「まさかそんな隠し球を…!!キズナ!!離れるんだ!!」 しかし、既に最後の一撃を喰らわせるために飛び掛っていたためどうしようもなかった。 クリックは素早く後ろに飛び退きながら地面を思いっきり叩いた。 その途端、砂埃と共に轟音が響き、着地したキズナを天高くへと放り上げた。 「うわぁぁぁぁぁ!!」 「キズナ!!」 蹴り上げた小石のように真っ直ぐ地面に落ち、そして立ち上がることも出来なくなった。 「そこまで!!キズナ戦闘不能、よって勝者レイ選手、クリック選手!」 ブレイズのその声が戦いの終わりを告げた。 その途端、静まり返っていた会場が沸いた。 「キズナ!!」 全速力でキズナの元に駆けるアレン。 「大丈夫かい?」 ゆっくりと抱き上げるとキズナは目にたくさんの涙を溜めていた。 「負けた…僕は…勝ちたかった…」 『キズナ…お前は強い…だが、まだまだ強くなるべきだ。そのためにも、もっとたくさん負けを知ることだ。それはそのままキズナ、お前を強くする糧となってくれるはずだ…』 レイは心の中でそう呟き、 「キズナ、良く頑張ったな。」 そう言ってキズナの頭を撫でた。 その途端に声を上げて泣き出してしまった。 「そうさ…今はたくさん泣け…そして…もっとでかくなって帰ってきてくれ…」 いつの間にか歓声は、二人の健闘を讃える拍手へと変わっていた。 「さぁ、キズナ、控え室に戻ろう。」 そう言ってキズナを抱き上げたまま、控え室へと消えていった。 「えー…続きましては第二試合…」 第二試合、レイ対ルミナは熾烈を極めた戦いとなった。 長い勝負の末、見事レイがルミナを下した。 「ほら、キズナも頑張ってあれくらいにはなりなさいよ。」 怪我を癒したキズナはキッシュと共に観客席からただその光景を眺めていたが、 「母さん…僕はまだまだたくさんのことを知りたい…母さんから受け継いだサイコキネシスや、それ以外の事も!」 既にキズナの目には熱い戦う者の魂のようなものが宿っていたようにみえた。 「だったら自分より強い人達とたくさん戦うことね。それと…アレンさんやクレアを大切にしなさいよ?」 「はい!!」 試合も全て終わり、レイはクリックにお礼とお別れを告げていた。 そして… 「寂しくなるなぁ…まさかクレアまで旅に行くなんてな。」 「いいじゃないの!彼女が決めたことなんだし!ここは親として快く送り出してあげましょう。」 二人は楽しそうにそんな会話をし最後に、 「キズナ、待ってるぞ。」 レイはそうキズナに言った。 キズナはただ頷いた。 「それじゃ失礼します。必ずキズナは立派なレントラーにしてみせますから!」 アレンが最後にそう言い、その場を去っていった。 「すみません。たった一日でしたが…本当の娘のように可愛がってくれて…」 クレアがそう言ったことに対し、 「気にすることじゃないさ。クレアにはクレアの進みたい道があるんだろ?だったら俺達は見守る事しか出来ない。キズナと仲良くしろよ。」 レイがそう答えた。 クレアはその言葉を聞き、深くお辞儀をした後、少し離れたアレン達の元まで走っていった。 「あ~あ…振り返りもせず行っちゃった。」 キッシュが少し寂しそうに既に森の木々によって見えなくなったキズナ達を眺めて言った。 「いいことさ。それだけの覚悟ができたってことだ。」 「いつの間にか誰かさんみたいに逞しくなっちゃったのね…」 とレイの方を見ながら言った。 「あれはキズナのオリジナルだ。逞しく育ったのはキッシュのお陰さ。」 と、極普通に返した。 それを見て、ニッコリと笑い、 「ねえレイ、今度は私、女の子が欲しいな♪」 「しばらくはゆっくり過ごさないか?やっと肩の荷が下りたんだ。」 「ダーメ。お父さんには今夜も頑張ってもらわないと!」 「まったく…ポケモンのメスってのはみんなこんなんなのか?」 そんな会話をしながら彼らも自分の家に帰っていった。 レイとキッシュの間に生まれた絆。 彼らの証であるキズナは大志を胸に広い世界へと羽ばたいていった。 そこから先、どんなドラマが待ち受けているのか、それを知る者は居ない。 これからの、彼らの旅を…見届けて欲しい。 小さな絆~新たな旅立ち 絆~遠い日の約束外伝 完 ---- [[小さな絆〜新たな旅立ち 第4歩]]に戻る [[COM]]へ戻る [[小さな絆〜新たな旅立ち 第4歩]]に戻る [[COM]]へ戻る #pcomment(コメント/小さな絆〜新たな旅立ち,10,below); IP:125.13.180.190 TIME:"2012-07-01 (日) 02:18:08" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E7%B5%86%E3%80%9C%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A1%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%95%E6%AD%A9" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 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