「・・・ピッ。被験体01.02.03.心拍数、脳波、共に異常無し。」 機械特有の無機質な擬似音声が、部屋中央に設置されている三つのカプセルの状態を知らせる。 それには一匹ずつポケモンが入っており、培養液のようなものに浮かび、体中に赤く点滅するコードが痛々しく刺さっている。・・・ すると、ピピッという音と共に、電磁ドアのロックが解除され、白衣に身に付け眼鏡を掛けた、まるで博士のような風貌をしたジグザグマが入ってきた。 ジグザグマはカプセルに近づき、様子を見ると手に抱えていたレポートの様な物にすらすらと書き込んでいく。 「時空シーエンス共鳴・・・異常無し、&ruby(ディード){D};細胞、&ruby(パール){P};細胞同化中・・・。と。問題無いみたいですね」 そう言ってジグザグマはレポートを閉じる。そして、トテトテと二本足で歩き、カプセルを制御しているコンピューターの前の椅子に腰掛けカタカタと、データを打ち込んでいく。 しばらくすると、またピピッとドアのロックが開きキュウコンが入ってきた。 しかし、ジグザグマは自分の作業に夢中でキュウコンに気づかない。 キュウコンはその事が分かると、クスクスと悪戯な笑みをして、ゆっくりと・・・忍び足で・・・ジグザグマの後ろに回り・・・そして・・ 「わっ!!」 「ひゃあぁぁぁぁぁ!!?」 更新履歴に乗せるつもりは無かったんですけどミスりました。 #comment() IP:61.22.93.158 TIME:"2013-01-14 (月) 18:07:54" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%88%A6%E8%A8%98%E3%80%80%E5%BA%8F%E7%AB%A0%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%80%8D" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)"