ポケモン小説wiki
夏の物語 の変更点


[[メラゾン]]


-1-

あなたがナナを守るのよ…

瞼を閉じているのに、光が無理やり入り込んで来る。
「光は、忙しい奴だなぁ。」
(さっきのは夢だよね。でも、夢にしては、妙にリアルだった。)
あの言葉は、僕の母が最後に残した言葉。母と父は、僕達を守る為に死んだ。
まだ、しょぼつく目をこすって何とか眠気を飛ばす。
ギィィと言う音がして、扉が開く。
「おはよう、朝ご飯出来てるから、一緒に食べよ?」
キキは、妹の後を追うように付いて行く。ほんの少し歩いてリビングに到着する。
「お兄さんの好きなフレンチトースト作ったよ。」
ナナは、笑みを浮かべながらクッションに座る。
(やっぱり笑ってるナナは、可愛いや、出来ればナナの悲しむ顔は、見たく無いな。)
ナナは、じっとキキを見つめていて、時寄りクスッと笑う。
キキがそれを不思議に思って聞いた。
「僕の顔に何か付いてる?」
また、クスッと笑う。
「フレンチトーストの欠けられがちょこっと。」
それを聞いてキキは、慌てて拭き取る。
「もう、付いて無い?」
「大丈夫だよ。もう、付いて無い」
キキは朝ご飯を食べ終えると、お皿をキッチンに持って行く。
そして、ナナも朝ご飯を食べ終えて、キッチンにお皿を持って行く。
「僕、学校の準備するから、部屋に戻るね。」
「分かった。」
「ナナは、準備しなくていいの?」
「私は、昨日やったから、いいの」
(兄と妹で、こんなに差が出るかな?)
タッタッとトンポ良く階段を駆け上がり、自室の扉をあける。
(いつ見ても汚いな、僕の部屋は。それに比べて、ナナの部屋はこの部屋と正反対)
キキは、パジャマを脱ぎ捨て、制服を着る。制服と言ってもマフラーに近い物。
ピーンポーン♪
「っあ、もう来たの?来るの速いよ。」
キキは急いで階段を駆け下りて、玄関の扉を開ける。
玄関の扉を開けると、一匹のポケモンが立って居いた。
その、ポケモンは、深い青色の瞳を宿し、オレンジ色の体毛を纏い、首には、マフラーのような長い毛を持っている。ブースターだ。
「リア、来るの速いよ。」
「今日は、お兄さん寝坊したでしょ?」
後ろからひょっこりナナが顔を出す。
「キキ、ちょっと、あそこに立って。」
キキは、リアにそう言われ、指定された場所に立つ。すると…「だいもんじ!」
リアの口から放たれた、大きな炎の塊が飛んで来た。それを何とか交わすと、「当たったらどうすの!?」と叫ぶ。
リアは、それを、気にせずに、二発目を繰り出した。
「水の波動!」
キキは、そう叫び、片手を地面に振り下ろし、中位の波を作り、だいもんじを相殺する。
「こおりタイプのグレイシアに向かって、そんな事する?」
「寝坊した罰だよ、罰」
(その意見には、納得出来ないな。)
ナナは、良く有る事なので、何も無かったかのように、「学校行こうよ?遅刻するよ?」と言っている。
(確かにリアのせいで遅刻寸前だ、後、五分くらい時間があるかな。)
「ほら、行くよ!遅刻するぞ!」
(お前のせいだ!何て言ったら、さっきのにのまえだよ。ここは、我慢)
「ほら、行くよ!」
そう言ってキキの頭をバシバシ叩く。それに我慢出来なくなったキキは、「リアー!!」と叫ぶ。一方リアは、笑って逃げる。

四分後…

「はぁ…はぁ…疲れた。」
「はぁ…お兄ちゃん…もうダメ。」
「本当…はぁ…疲れた。」
三匹は、何とか学校に付き、今は、教室に居る。
「今日テストだよ?遅刻とか有り得ないでしょ?」
「リアが、だいもんじとか、やるから」
キーンコーンカーンコーン♪っと号令のチャイムが鳴り、生徒がそれぞれの席に付く。
「ハイ、じゃあテスト始めるから、静かにしとけよ、あと、カンニング等をしたら、テストの全教科0点にするから。」
やる気の無さそうな先生が、号令を告げると教室に文字を書く音が響き渡る。
(何この問題、簡単すぎない?まいっか。)
リアは、と言うと、キキがすらすら解いている問題に苦戦している。

30分後…

先生の終了のあいずで一斉に教室がざわめく。
本人の目の前で答案用紙が機会に通される。機会をくぐり抜けて、出て来た答案用紙は、答え合わせがしてあり、点数も書かれている。
そして、生徒全員の点数がスコアボードに記載される。
「うわぁ~私32人中27位だって、キキは?」
がっかりした声で、リアが、キキに訪ねる。
「32人中1位だよ。」
「っえ!?全科目の平均は?」
ビックリしたリアは、さらに、訪ねた。
「98点位かな?リアは?」
「っえ?私?47点位」
キキは、クスっと笑い一年生のクラスえ向かう。「私も、行く。」と言ってキキの後を追う。
2、3分経頃には、ナナの教室の前にいた。
「っあ、あれ、ナナのお兄さんじゃない?」
ナナと話ていた、生徒が、ナナに教えしている。
「っあ、本当だ。」とだけ言うとこちらに、向かってトコトコ歩いて来た。
「リーちゃん何位?」
(いつもの事だけど、何で、リーちゃん何だろう?やっぱりリーフィアのリからかな?)
「30人中1位。」
リアは、唖然としていて、口をぽっかり開けている。
「あなた達、妹兄、どうしてそんなに頭いいの?」
この問いに対して、二匹同時に答えた。
「さぁ?」
その答えたを聞いたリアは、てくてく歩いて教室に戻ってしまった。
「じゃあ、僕も行くね。」とだけた告げてリアを追うように、ナナの教室を後にする。

キキ達は、今先生の話を聞いていた。
「っと言う事でここまで、明日から夏休みだが、そう言う行為は、極力避けるように…まぁこの年だし、やっても良いんだけど…まぁ夏休み楽しめよ!」
先生の解散の号令で、みんなが教室を離れる。
キキは、リアと並んで歩いていた。その二匹の背後から声を掛ける物がいた。ナナだ。
「明日から、夏休み~♪」
「夏祭り楽しみだね。」
「私も、行く…夏祭り。」
三匹は太陽が照り就ける中、話をしながら帰った。

15分後…

ガチャ!という音がして扉が開く。
「ただいま~」の声の中に「おじゃましま~す」の声が混じる。
「ゲームしようよ♪」
リアは、魚に水が掛かったように生き生きしだす。
「いいけど。」
(リアは、遊びとなると、生き生きするんだよね。)
ナナがテレビの前で、絡まったコードと格闘している。
絡まったコードは、変にほどこうとすれば、逆に絡まる。かなり厄介な奴だ。
それを見かねたキキが、トランプをしようと、切り出した。リアとナナも、それに賛成して、三匹で、トランプをする事になった。
何分かすると、状況が変化して、大富豪もおおずめを、迎えた。
(ここでななが、ダイヤの5~7を出せば、ダイヤの8を出して→2のペア→クロバーの4を出して上がり。になる。さて、どうする?)
「それ!」
ナナが、出したのは、ダイヤの6。
「あ~ダイヤ縛り何てずるいよ~」
ここで、リアは、何も出来ずに、自分の番を終えた。
キキにとっては、絶好のチャレンジが訪れた。
「ここで、8流しっと。」
二匹が、同時に声を張り上げる。
「っあ!」
「2のペア…どうだ!」
「ジョーカーのペア。」
「っえ!そんなのあり?」
「8流しの革命!…上がり~♪」
「リーちゃんずるいよ。でも、3のペア!からの、4~7の階段!上がり~♪」
二匹の怒涛のコンボに敗れたキキ。するとナナが、言った。
「一位の人々は、三位の人に言う事を一回だけ、聞かせられるんだよ。お兄ちゃん」
ナナが、怪しな微笑みを浮かべる。ナナの命令は、
「この水を飲む事。」
ナナが、コップの7分目まで入れられた、濁った水をキキに渡す。それをキキは、一気にに飲み干す。
(何だか頭が、ぼーっとして来た…)
バタン!キキがその場に倒れた。

3時間と、15分後…

「んん…」
キキが、目を覚ます。
キキが手を動かそうとすると、ジャラァと言う金属のこすれ合う音がする。
「身動きが、出来ない。」
「お兄ちゃん…今日は、楽しもうね♪」
ナナの声が、する。
「リアは?」
意地悪な笑みを浮かべてナナが、言った。
「帰ったよ。」
「じゃあこの鎖はうんぅ!?」
キキが喋れ無かったのも無理は無い。なんせ、ナナがキキにキスをしたからだった。
ナナがキキから口紅を離すと、顔を赤く染めて言った。
「私…お兄ちゃんが…好きなの!他の人からどう思われてもいい…お兄ちゃんが好き」
突然の言葉にキキは、戸惑っている。そして、またナナが、キスをする。さっきのような軽いキスでは、無い。
ナナがキキの口内に舌を侵入させ、キキの口内をかき回す。キキの口内を堪能すると、口では、物足りずに下の方へと手を伸ばす。
ナナの手がキキの物を掴み上下させると、キキが体をのけぞらす。
「媚薬ってそんなに効くの?」
「びっ媚薬!?んぁあ!」
キキが喋る隙も与えずに、次の行為に走るナナ。
ナナは、手では無く、口で攻め始めた。
ナナは、舌で器用にキキの物を舐め回す。次第にキキが、喘ぎを漏らす。
「もうダメ?お兄ちゃん?」
「いっ…うぅ…ちゃ…う」
その言葉を聞くと、ナナが、ピタリと行為を止める。
-続く-
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IP:202.253.96.230 TIME:"2012-06-23 (土) 14:04:36" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E5%A4%8F%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E" USER_AGENT:"SoftBank/2.0/001SH/SHJ001/SN353012043858651 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1"

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