---- 卒業式って終わった後が大変だよね? written by[[零]] 此処はとある高校の3-Eの教室。 そこで僕は机に顔を伏せて寝ていた。 と言っても、卒業式の前日でクラスの女子がはしゃいでいて寝るどころじゃ無いから顔を伏せてるだけなんだけどね。 そこに、親友であるシャワーズのジュビアが近づいて来る。 えっ?何で机に顔を伏せたままなのに分かるかって? それはエーフィである僕の力を使ったから。 「ほらっ、リヒト。起きろっ!!」 そんなこんなでジュビアが大きな声を出して僕を起こそうとする。 それを無視する訳にもいかないので、僕は顔を上げる。 ジュビアは僕の机に前足をかけて二本足で立って僕の顔を覗き込んでいた。 「起こして悪いな。」 「いいよ、別に寝てたわけじゃ無いから。」 なら起こすなよ。 というツッコミは置いといて、僕は寝てなかったことを彼にを伝えた。 けど、結構眠いんだけどね。 「で、何か用?」 僕は眠気を取るために顔をペチペチと叩きながら、ジュビアに要件を聞く。 「あぁ、リヒトには伝えなきゃいけないからさ。」 何時にもなくジュビアが真剣な顔をしてる。 どんだけ重要な話なんだろう……。 「実はさ、俺、卒業したらルーチェと同棲することにしたんだ。」 「へぇ~~、ルーチェと……。って、え~~~!?!??」 驚きのあまり、結構大きな声を出してしまった。 クラスの何人かがこっちを見てる。 因みに、ルーチェは僕の双子の妹のブラッキーでジュビアの彼女。 前々から一緒に暮らしたいって行ってたけど、まさか高校卒業してすぐに同棲するなんて……。 きっと、あんな事やこんな事を毎日のようにやるんだろうな……。 そんな感じで僕が妄想……じゃなくて考えていると、ジュビアが僕の机の上にあった紙に何かを書き始めた。 そして、書き終わるとその紙を僕に差し出した。 「ほらっ、これが住所。」 僕はそれを受け取って住所に目をとおす。 ふぅん、あまり遠くには行かないみたい。 それにしても、何故ルーチェから報告しないんだろう? まぁいいけど……。 って、これは先生に提出する紙じゃん。 何やってんのコイツ。 とりあえず住所を別の紙に写さないと……。 僕は机の中からメモ帳を出して住所を写し始める。 「なぁ、言わないのか?」 「何を?」 大体写し終わった時に、ジュビアが小さな声で僕に聞いてきた。 主語の無い彼の言葉の意味が分からなかった僕は、小さな声で彼に聞き返す。 すると、ジュビアは黒板に落書きをしている女子の集団の中の一匹を指差した。 その指の先にいたのはクラスで二番目に可愛い言われるフレイヤ。 因みに一番はルーチェ。 って、そんなことはどうでもよくて、重要なのは僕の好きな人ってこと……。 「なっ!?」 急な展開に僕は驚きの声を上げながらも赤面する。 親友である彼にも言って無かったのに気付いてたなんて……。 「好きなんだろ?」 でもばれたんだったらしょうがない。 僕はジュビアの質問に素直に頷く。 「だったら告白しろよ♪」 彼は笑いながら、軽いノリで言う そんなノリノリでいわれてもなぁ。 それが出来なかったから入学してから3年間一途に想い続けていた訳で……。 とにかく無理……僕にそんな勇気はない……。 そのことを正直にジュビアに伝える。 「そんなの告ってみないと分かんないだろ?お前なぁ、男だったら当たって砕けてみろよ。」 「そう言われても……。」 すると、ジュビアは説得するかのような口調で僕にアドバイス?を言った。 僕が彼のそのの言葉に反論しようとすると、ジュビアは『頑張れよ』とだけ言ってルーチェの方に行ってしまった。 何が頑張れなんだ? 「ねぇ、リヒト。」 その真相を聞くために僕がジュビアを追いかけようとすると、後ろから僕を呼ぶ声がする。 その声に振り返るとそこにはフレイヤがいた。 デジカメの紐をくわえて上目遣いに見るすり彼女の姿にドキッときた……のは置いといて。 「どうしたの?」 さっきの話しでちょっと緊張しているけど、なるべく平常心を装って彼女に話しかける。 「女子みんなで記念写真を撮りたいから撮ってくれない?」 彼女はデジカメを床に置いて、僕に写真を撮ってくれるように頼んできた。 彼女の可愛い笑顔で頼まれたら断れる筈がない。 僕はあっさり引き受けてしまった。 単純だな……僕って。 彼女は僕の答えを聞くとデジカメを置いて女子の輪に戻っていった。 その場に残ったのは僕とデジカメ……。 って、ちょっと待て。 四足歩行のポケモンが物を運ぶ方法は、くわえるか首にかけるか……。 このデジカメ紐は首にかける程長くない。 ていうことは、僕も彼女と同じくくわえて運ぶしかない……つまり間接キス……。 絶対仕組まれてる。 そして、こんな事仕組むのはあいつしかいない。 そう思って僕はジュビアの方を見る。 僕の視線先ではジュビアが口パクで『頑張れよ』と言っていて、彼の隣ではルーチェが僕にウィンクしていた。 やっぱりな、ルーチェが絡んでたのが意外だったけど。 多分2人が紐を短いやつと変えて、フレイヤが運ぶように仕向けたんだろう。 何やってんだよ……。 僕はそう思いながらも、ほんの少し2人に感謝しながらデジカメの紐をくわえた。 そして、写真を撮るのに丁度いい場所にある椅子に座って、デジカメの電源を入れからそれを構える。 「っ!!」 デジカメの画面には真ん中に座ったフレイヤがアップで映った。 画面一杯に映る彼女の笑顔と結構よく見える豊富な胸を見て、僕は自分の顔が赤くなっていくのがわかった。 とりあえず落ち着くために頭をブンブン振りながら、デジカメのズームを丁度よくする。 それと同時に聞き慣れた笑い声が教室に響く。 コイツ……。 僕はその声の方向をギッと睨む。 そこでは、ジュビアが腹を抱えて笑っていた。 やっぱりあいつか……そんなに僕の反応が面白かったのか? 後でみっちりと締めてやる……。 「ほらっ、お兄ちゃん。早く撮ってよ!!」 僕がジュビアを睨んでいるとルーチェが痺れを切らしたのか、急かしてくる。 しかし僕がジュビアに向けている軽い殺気を感じたのか、顔は言葉の勢いとは逆に謝っていた。 しょうがない、ここはルーチェに免じて許してやるか。 そして、僕はデジカメを構え直す。 今度はちゃんとしたズームで……。 「じゃあ撮るよ……ハイチーズ!」 お馴染みの掛け声と共にシャッターを切る。 うん、我ながら中々良いのが撮れた。 そして、僕はフレイヤに歩み寄ってデジカメを返す。 「ありがとう、リヒト。」 僕を待っていたのは満面の笑顔のフレイヤ。 この笑顔……彼女の魅せる笑顔は僕を最高に幸せにしてくれる。 この笑顔を見るだけで嫌な事も忘れられる。 それくらい魅力的な笑顔。 でも、あと1日……。 この笑顔を当たり前のように見れるのはあと1日だけ……。 これを逃したら多分チャンスはやって来ない。 1日……24時間……1440分……86400秒……。 1日という時間の短さが僕に重くのしかかる。 出来ることならもっと時間が欲しい。 だけどそれは出来ない……。 だから……だから明日までに告白しなきゃいけない。 それが分かってるのに……告白する勇気が。 だから駄目なんだ……。 こんな臆病な僕だから。 この臆病な自分を捨てないと……。 写真を撮り終わってからそんなことをずっと考えていた。 「……ちゃん。お兄ちゃんってば!」 「えっ!?」 考え事をしていると、ルーチェが僕にに話しかけてきた。 そのせいで僕の意識は一気に現実へと戻る 「もう、さっきからずっと話しかけてたのに……。」 「そんなことより、もうHR終わったから帰ろう?」 もうHRが終わったのか。結構時間経ったな。 「あぁ、そうだな。」 僕はそう答えると手早く荷物をしまってバックを首にかける。 そして、ルーチェと一緒に教室を後にした。 #hr 「ごめんね、お兄ちゃん。」 その帰り道の途中、ルーチェがいきなり謝ってきた。 「どうした?いきなり謝って。」 ルーチェが大体何に対して謝ってるのか大体分かる。 多分、今日ジュビアがやったことについてだろう。 別にそこまで怒ってないんだけどなぁ。 「今日ジュビアがやったこと。実は私が頼んだの。だから彼を責めないで……。 」 「はっ!?」 僕はてっきりジュビアが計画したんだと思ってた。 まさかルーチェが頼んでたなんて以外だ。 だけど、多分僕の為にやってくれたんだろうから怒れない。 「わかったよ。」 だから僕はそう言って、少し涙目になっているルーチェの撫でてあげた。 そして、そのあと僕らの間に会話は無く、無言でで家へと歩いた。 「ふぅ、疲れた~。」 そんなこんなでやっと家に着いた。 因みに両親は去年交通事故で他界。 それからは僕たち2人で暮らしている。 「じゃあ、私が夕食作るね。お兄ちゃんはお風呂入って。」 えっ?今日は僕の当番なのに。 そんな目でルーチェを見ると、『いいのいいの』と言われて風呂場に追いやられ てしまった。 じゃあここはルーチェに甘えて先に入らせてもらおうか。 そして、お風呂から出た後はルーチェの作った料理を食べて、明日に備えていつ もより早めに布団の中に入った。 「起きてっ、起きてよお兄ちゃんっ!!」 「わかったよ・・・今起きるから大声だすな……。」 ルーチェが大声を出して僕を起こそうとする。 まったく……朝から元気だな……。 さて、これ以上起きないと何されるか分かんないから起きるか。 この前は起きるの渋って悪の波動を食らったからな……。 僕は伸びをして体を完全に起こしてベッドから降りて、ルーチェの居るリビング へと向かった。 「おはよう、お兄ちゃん。」 そこで、ルーチェがもう朝食を食べ始めていた。 時間的に余裕が無いから急いでを食べないとな。 「ねぇ、お兄ちゃん。1つ言っていい?」 「ふぁに?」 僕が最後のパンを食べ終えたときににルーチェが話しかけてくる。 僕は返事をしたけど、パンを頬張って言った為何かこもった声になった。 「フレイヤはね、多分お兄ちゃんのことが好きだから……頑張って。」 「ありがとう。」 双子とはいえ妹からの純粋な応援。 僕はありがたく受け取った。 そして、僕たちは学校に行く準備を整えた後、お父さんとお母さんのお墓参りをしてから学校に向かった。 #hr 学校に着くと僕ら以外のクラスメイトはほとんど準備を終えていた。 ちょっと朝起きるのが遅すぎたかな。 とりあえず早く準備しなきゃ。 しばらくしてみんなの準備が整えて体育館へ行く。 そして、卒業証授与式が行われた。 正直な話退屈だった。 ありきたりな校長や生徒会長の話。 その後に、先生が生徒の名前を詠んでその生徒が前にでる。 これの繰り返しだからなぁ。 そして、やっと退屈な卒業式が終わった。 僕たちは教室に戻って最後のHRをしていた。 「みんな、卒業おめでとう。これからも元気でね。」 担任のサーナイトのレース先生の言葉。 短いけど、とても気持ちのこもった言葉はレース先生らしい。 「そうだ、卒業式は終わった後が大変だよ?」 帰り際に先生が言った一言。 打ち上げって事……? そういえば液の近くのカラオケボックスで打ち上げをやっるんだっけ。 家で一眠りしてから行けばいいかな。 #hr あぁーーーーっ!!寝坊したっ!! 六時に起きるつもりがもう九時半だ……。 とりあえず急がないと。 僕は全力疾走で打ち上げ会場へと向かった……が。 遅かった……。 もういるのはジュビア、フレイヤ、ルーチェ、グレイシアのアイスとリーフィアのグラス姉妹、そしてサンダースのボルト。 他のみんなはもう帰っちゃったらしい……。 ジュビアから聞いた話、告白合戦で色んなカップルができて面白かったらしい。 くそ、ここでフレイヤに告白できてればなぁ。 そんなことをつい考えてしまう。 そして、結局ぼくは打ち上げに全然参加できないまま終わってしまった。 帰り道、僕はジュビアたちの計らいでフレイヤと一緒に帰っている。 ルーチェはと言うと、ジュビアと一緒に新たな家へ。 僕はせっかくフレイヤと帰ってるというのに告白するチャンスを見つけられないでいた。 そもそも何て話し始めればいいのかが分からない。 そして、2人とも無言のまま分かれ道に着いてしまう。 「……じゃあ、私はこっちだから……。」 僕たちはそこでしばらく立ち止まっていたけど、やがてフレイヤが口を開く。 僕は何て言ったらいいか戸惑った。 「う、うん……。じゃあね……。」 告白しなきゃいけない……だけどこれしか言えなかった……。 そして彼女は僕の言葉を聞くと、僕に背を向けて自分の家へと歩き始めた。 僕の意気地なしっ!! 結局僕は意気地なしだ……。 彼女に自分の気持ちを伝えられなかった……。 「諦めんなよっ!!」 僕がその場で俯いていると、不意に誰かの声が聞こえた。 だけど、辺りを見渡してもその声の主は見つからない。 僕の頭の中に、さっきの言葉がこだまする。 そうだよ、諦めたら全てが終わっちゃう。 諦めちゃいけないんだ。 僕はその言葉に後押しされて走り出す。 「フレイヤっ!!」 まだあまり時間が経って無かったからすぐに彼女に追いついた。 僕は彼女の姿が見えると同時に彼女を呼び止める。 「どうしたの、リヒト?」 彼女は僕の声を聞くとすぐに振り返ってくれた。 そして、僕は彼女の目の前に立つ。 『男なら当たって砕けてみろよ』 急に思い出したジュビアの言葉。 僕はもう迷わない。 彼女に僕の全てをぶつけるっ! 「フレイヤ。僕は君が大好きだ!……だから、付き合って欲しい!!」 ベタだけど、僕の彼女に対する全ての思いを伝えた。 しばらくの間の沈黙……。 今の僕にとっては一番もどかしい時間。 急に彼女が小さく動いた。 かと思えば、彼女は泣き始めてしまった。 泣く理由は分からなかったけど、僕は彼女に歩みよって軽く頭を撫でてあげる。 すると、彼女は急に僕の唇を奪った。 そのキスは、大人がするような深いのじゃなくて唇が触れ合うだけのものだった 。 だけど、彼女の唇の柔らかさと暖かさが感じられた。 唇が触れるだけのものだったからすぐに唇を離す。 正直もっとキスしていたかったな。 彼女の方を見ると、彼女は涙を拭ってから僕の告白の答えをくれた。 「ごめん……嬉しすぎてつい……。私もリヒトのこと好きだよ。だから、こんな 私でよかったら付き合って下さい。」 僕は彼女の答えを聞くと、今度は僕から彼女の唇を奪った。 #hr ここは僕の家のベッドの上。 ここで、僕がフレイヤを押し倒す形で向かい合っている。 「大丈夫?」 「うん、だから焦らさないで早くして。」 「わかった。」 僕が彼女に確認をとると、早くやるようにせかされてしまった。 別に焦らしてるつもりは無いんだけどなぁ。 そんなことを思いながら僕はフレイヤの唇を奪う。 それはさっきした子供同士がやるようなものじゃない。 互いの舌を絡めたり、唾液を交換し合ったりするディープキス。 僕が彼女の口内を犯すと、それに答えるように彼女が舌を絡めてくれる。 とっても幸せを感じれるキス。 僕はキスをしながら前足を彼女の胸へともっていって、優しく揉む。 凄くいい弾力が僕の前足を押し返してくる。 彼女は一瞬驚きの表情を見せたけど、すぐに甘い目で僕を見つめる。 やがて2人とも息が続かなくなって口を離す。 すると、僕とフレイヤとの間に銀色の橋がかかって僕らを結ぶ。 「ふふ、繋がったね。」 微笑みながら彼女がそんなことを言う。 内心、それを言うのは僕らがホントに繋がった時がよかったけど……。 「まだ早いよフレイヤ。次はお互いに気持ちよくなろうか……。」 僕はそう言ってから体を180度回して、彼女とのキスで大きく成長した僕の肉棒を彼女の前に晒す。 そして、僕の前には彼女の綺麗な秘所。 そう、所謂69(シックスナイン)をやろうとしている。 彼女もやろうとしている事が分かったようで、 「リヒトの大きいね。」 と聞いていて照れるような言葉を発してから、肉棒を咥えた。 「あ゛ぁっ!」 肉棒が完全に咥えられると、今まで感じたことの無いような感覚に襲われる。 炎タイプの彼女の熱い口内はとても気持ちいい。 おっと、僕だけが気持ちよくなるわけにはいかないね。 そろそろ僕も始めるか。 とりあえず僕は彼女の秘所を大きくひと舐めする。 すると、彼女の秘所はもっと快感を欲しがるかのようにひくついた。 だから今度は舌をくすぐるように細かく動かしてから、一気に秘所の中に入れた。 「ひゃん!」 彼女の喘ぎ声、結構感じるんだ……。 じゃあもっと激しくやろうかな。 僕は秘所に入れた舌をピストンさせる。 すると、秘所からは甘い蜜が徐々に溢れてくる。 そしてそのまま互いに愛撫し続けていると僕に限界が近づいた。 「フレイヤっ、僕、もう……。」 僕がいきそうなことを伝えると、彼女は愛撫を止めてしまった。 そのせいで、僕への快感はピタリと止まってしまい、肉棒は少し萎えた。 僕が不満げな表情で彼女を見ると彼女は僕の精液を一滴の残さず膣に出して欲しいと言った。 早く行為を再開したい僕は彼女の要望を受け入れると、体を元に戻してから肉棒を秘所に宛がう。 「行くよ?」 「うん、来て。」 ここで僕はもう一回彼女の意思を確認すると、彼女の中に肉棒をゆっくりと入れる。 初めて味わう膣の中は最高だった。 全体が僕のに絡みつくように熱い……癖になりそう。 僕が挿入をしていくと、やがて何かに遮られて挿入が止まってしまう。 ここで僕は彼女の方を見る。 すると彼女は信頼の目で僕を見て、頷いてくれた。 だから僕はその信頼に答えるように頷いてから、突き破るように一気に挿入した。 「うあぁぁん!!」 彼女の悲鳴。 破瓜の時は一気に入れないと痛みを引きずる。 確かジュビアがそんなことを言っていた。 だから僕は早く楽にしてあげるために、一気に奥へと突いた。 そして挿入が止まる。 彼女の最奥部に達したんだ。 「大丈夫?痛くない?」 「さっきまで痛かったけど、もう平気。」 「よかった。じゃあ動かすよ。」 僕はもう動かして平気かを聞いて、大丈夫と言われたから腰を動かし始める。 最初はゆっくりだけど徐々に強く、早く彼女の体に打ち付けていく。 「あぁぁん……リヒトぉ、気持ちいぃ……。」 「僕も……最高だよ……。」 彼女が自分のしている行為で悦に浸ってる。 それは僕に最上の幸せと、精神的快感を与えてくれた。 そして、そんな僕らの初体験も終わりを迎えようとしていた。 「フレイヤ。僕、そろそろ……。」 「う、うん。一緒に……ね?」 僕はお互いにいきそうなことを確認すると、より激しくピストンする。 そして、最後にできる限り奥まで付く。 「フレイヤぁぁっ!!」 「リヒト、愛してるぅぅ!!」 僕らは互いの名前を叫びながら絶頂する。 僕が放つありったけの精を、彼女はできる限り締め付けて絞りとろうとする。 そして長い射精が終わると、僕はそのまま彼女に覆いかぶさるように倒れこんでしまった。 僕たちはしばらく快楽の余韻に浸っていたけど、僕が彼女に覆いかぶさっていたのを思い出して起き上がる。 それと同時に僕のがズボッという音と一緒に抜けて、僕が彼女の中に放った精が逆流して出てくる。 「ひゃぁ……。」 抜く時に起きたちょっとした擦れで彼女は軽く喘いだ後、ゆっくりと起き上がった。 その顔は、僕が今まで見てきた中で一番の笑顔。 そのあとは2人一緒にお風呂に向かった。 そして互いの体を洗いあったりした後に、一緒に湯船に浸かった。 お互いに向かい合って浸かるのは少し恥ずかしかったけど、凄く嬉しかった。 「ふっ、ふらいっ……ん、んん……。」 しばらく他愛のない会話などをしながら楽しんでいたら、フライヤが急に抱きついてきて強引に僕の唇を奪う。 そのキスは行為中と同じ、深い大人のキス。 風呂場に淫らな水音が響き渡る。 やがて、互いの息が苦しくなって口を離す。 「このまま、水中でやるなんてどう?」 「えっ、まだやるの!?」 彼女からの誘惑……。まだやるつもりなんだ。 「そうだよ、お互いの3年分の思いをぶつけようよ。」 そういうと、彼女は僕の棒を握って問答無用の勢いで扱き出す。 「えっ!?ちょ、ちょっとまっ……あぁぁぁあぁああ!!」 やっとわかった。 先生が言ってた『卒業式は終わった後が大変』ってこういうことだったんだ。 ~fin~ ---- 作者の一言 この度は本作を読んでいただきありがとうございます。 読んだ人なら分かると思いますが、時間に押されてかなりぐだぐだな文になってしまいました; なので誤字脱字と一緒に少し編集するかもしれません。 以下大会中のレス返信 僕はこの話好きです。 >そうですか。 話は結構練ったつもりなので嬉しいです。 ありがとうございます。 最高だ。 >ありがとうございます。 そう言ってもらえると嬉しいです。 個人的にはジュビア×ルーチェの絡みが見たかった。 後、+αって結局なんだったんですか? >ルーチェ×ジュビアは+αとして本文内に書こうと思ってたんです。 ただ、時間が無いため書けなかったんです。 また機会があったら書きます。 ---- #pcomment