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僕とお姉ちゃん の変更点


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[[kzt]]です。二作目となる小説の投稿です。
姉のラティアスと弟のチビすけ(ラティオス)の話。二人はとても仲が良い姉弟で、お互いを支え合って生きています。ところが、ある日突然のラティアスの思い切った行動により、二人の想いがぶつかった……!? 
“チビすけ”という名前はお借りした名前です。 
&color(red){官能的な表現があります。ご注意を。};
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昼間は賑っている通りも今はとても静かだ。もうすぐ日が沈む頃、辺りは少しずつ暗くなり始める…。そこに僕と僕の友達は一緒に帰る途中である。

「小説はどこまで読み進んだの?」

僕の友達は聞いてくる。身体は少し赤の近い橙色をしていて、尻尾には炎が灯っている。皆からは「ヒトカゲ」と呼ばれているポケモンだ。

「えーっと…、確かもうすぐ半分位になるかな」

僕はヒトカゲから借りている小説を毎日読んでいた。内容は、あんまり大きな声で言えるような感じのモノではない。ちょっとだけエッチな感じだが、お年頃の男の子にとってはまさに興味本位を擽られる様な小説だ。それを持っているヒトカゲもどうかと思ったが、今は別に気にならない。

「あの小説って文章が凄いね。読めば読むほどどんどん想像が広がるよ」

「俺だって最初読んだ時、そう思ったもん」

話をしているうちに分かれ道に辿り着く。

「それじゃあまた明日ね」

ヒトカゲが手を振りながら言う。

「ヒトカゲ、明日は学校休みだよ…?」

明日は祝日で学校が休みなのだ。

「あれ?そうだっけ…?ゴメン忘れてた」

「もう……、ヒトカゲって忘れっぽいんだから…」

僕は溜め息をついて言った。

「じゃあ…明後日だね」

「うんまたね」

ヒトカゲは走り出すと、それを僕は手を振って見送った。

急に空気が冷たくなり始め、太陽もだいぶ低い位置に移動している。急いで帰ることにした。


合鍵を使って玄関のドアを開けると、中は真っ暗だ……。家に入って急いで部屋の電気をつけた。すごく眩しく感じる。

僕は自分の部屋に行くと机に荷物を置き、「ふー……」っと一息をついた。そして読みかけているあの小説を棚から出すとベッドに寝転がって開けた。

やはりこの小説は凄かった。気付けばもう既に小説の世界に入り込んでいる。

何度も身体の体制を変えつつ文章を読み進める。すると玄関のドアが開き、「ただいまー」という声が聞こえてきた。僕の姉のラティアスお姉ちゃんが帰ってきたのだ。

僕は慌てて読んでいた小説を閉じて棚にしまい、部屋の壁からひょいと顔だけを出して姉に「おかえり」と言った。

「お姉ちゃん今日帰ってくるの早かったね」

いつもならもう少し帰ってくるのは遅いのだが……。

「うん。今日はね、先生が『会議がある』って言うから部活が休みになったの」

成程…、そういう事だったのか。

そう考えていると、突如姉の表情が変わる。

「どうしたの?チビすけ顔が真っ赤だよ…?」

僕はラティオスって言う名前があるんだけど、お姉ちゃんは「チビすけ」って言う愛称で呼んでいる。

「えぇっ!?…ああ…いや…その……」

いきなり言われてびっくりした。僕は変な声を上げてしまう。なんせ内容がちょっとだけスケベなものだから、どうしても読んでる間は頬が赤く染まってしまうのだ。

更に、ふと自分自身の下半身を見てみれば、アレが勃起してしまっていた。

「熱でもあるの?」

「だっ…大丈夫だよっ……」

慌てて顔を引っ込める。自分の姉にこんな姿を見られては“一生の恥”というものだ。何が何だか分からない僕の姉はキョトンとした表情をしていた。

「ご飯作るから待っててねー」

「うん」

その時、僕は宿題がある事を思い出す。机の上に置きっぱなしだった荷物を片付けて、今日する宿題を取り出す。夕飯までには終わりそうな量だ。

姉は準備を済ませ、夕食作りを始めていた。既に良い匂いが立ち込めていてこっちの部屋にまで漂ってくる。そして姉は鼻歌を歌っていた。こういう時間帯が僕は大好きだ。心身ともにリラックスすることが出来る。

鼻歌のおかげだろうか今日は頭の回転が速く、問題を次々と解いて行く。気が付けばもう既に全部終わっていた。時間が余っていたのでどうしようかと悩む。小説を読みたい所だが、よく考えてみればどうしても読む最中は顔が赤面してしまう。それに、僕の大事なあれが勃起でもされると尚更姉の前に出辛くなる。

(今はやめておこう)

仕方なく、ボーっとその場で上を眺めることにした。

「ご飯できたよー」

「今行くよっ」

姉の呼び声に応えて、僕は部屋を出た。

「今日も美味しそうだね」

「うんっ。時間掛けちゃった」

僕は手を合わせ「いただきまーす」と言うと、料理を口に運ぶ。

とても美味しい。こんなに美味しい料理を毎日食べられる僕は幸せ者だと改めて感じる。

「どう?」

「美味しいよっ」

「よかった~」

そう言うと姉も料理に手を付け始めた。

こうして毎日こんな感じに僕と姉の二人で住んでいる。両親はいない。僕がまだ小さかった頃に事故に巻き込まれて亡くなったと、姉から聞かされた。姉が僕に対し優しくしてくれ始めたのはそれからだった。お互いに支えあって生きていかなければならないと僕は思う。だから姉を大切にし、姉も僕の事を大事に思ってくれている。そういえば姉とは一度もケンカをした記憶は無い。それぐらい仲良しの姉弟なのだ。こんな幸せな暮らしが何時までも続けば良いと思う。ずっと…………。



夕食を食べ終わって僕は自分の部屋に戻り、棚から小説を取り出して読むことにした。

ちょっと眺めていると、突然部屋のドアがノックされた。しかしそこから先は何も起こらず、長い沈黙が続いた。別にドアも開かず、かと言って何も聞こえてこない…。

(気のせいかな……?)

再び小説を読み始めた。すると、

コンコンコン…

またドアがノックされた。

「お姉ちゃん…?」

不気味に思いながら壁伝いに移動し、ドアノブに手を掛ける。そして恐る恐るノブを捩ってみる。

ドアを開けた瞬間の事だったッ!

バキィッ!

鈍い打撃音が辺りに響き、突然目の前が真っ暗になる。意識が朦朧とする中で最後に見えたのは、麺棒を片手に持った姉の姿であった…。僕はその場で意識を失い、倒れた。


「ん…んんん……」

痛みを感じながら僕は意識を取り戻した。辺りを見渡す限りではどうやらここは姉の部屋らしい。起き上がろうとしたが、何かが僕の上に乗っている。姉だ。

「お姉ちゃん…、お姉ちゃん起きて…」

身体を揺すって起こした。そして僕の方をじっと見てくる。

「……?」

僕もただ唖然として姉を見ている。すると姉は目に涙を浮かべて僕に抱き着いてきた。

「ごめん…ごめんね……、痛かったでしょ……?」

僕の頭を摩りながら言う。

「どうして……」

「弟を殴るなんて、お姉さん失格よね…。自分の欲望のために弟を襲うだなんて…」

「『自分の欲望』?お姉ちゃんの欲望って…、何…?」

僕は姉の言ってる意味がよく分からなかった。

「……」

姉は黙ったままだった。

「お姉ちゃん!何か言ってよ!何か言ってくれなきゃ僕はどうすれば……、僕は……」

「いいの…、別に私の欲望なんかの為に、そんなに真剣になってくれなくったって」

「そんな事言わないでよ…!だって僕達は“姉弟”でしょ…?姉弟だからお姉ちゃんは何時も僕に優しくしてくれるんでしょ?だったら今度は僕の番だよッ!今度は僕がお姉ちゃんを支えてあげる番だよッ!それでも違うって言うの!?お姉ちゃんッ!」

僕の声が部屋中に響き渡る。自分でも姉に向かってこんなに大声で怒鳴った事は無かった。少し言い過ぎてしまっただろうか……?でもこれで僕の言いたかった気持ちは大体伝わったはず。何時までも姉から支えられては申し訳が立たないと思ってしまう。たまには僕からも何かしてあげたいのだ。

「チビすけ……。ありがとう…!」

姉は僕に抱き着いてきた。

どうやら上手く行ったみたい…。僕はほっと胸を撫で下ろす。

「うっ…うっ」

「お姉ちゃん…」

泣いている姉のうなじを撫でてあげる。これが僕ができる精一杯の慰めだ。

やがて泣き止んで落ち着いた頃に姉が僕の顔を見て話し掛けてくる。

「それじゃあ…、私の気持ちを受け止めてくれるのね…?」

「うん」

一体何を言ってくるのだろうか。ちょっとだけ緊張してしまう。

「ふふっ…、大好き……!ちゅっ…」

「…!?」

僕の口に姉の口が重なった。

「んーっ!んんー!ぷはぁ…」

突然の事で身体が勝手に反応してしまう。本当は嬉しいはずのキスも抵抗してしまった。

「はあはあ…お姉ちゃん…苦しいよ」

「嫌だった…?」

「そ…そんな事ないよ…。ただいきなりだったから…その……」

自分でも分かる位に完全に顔が真っ赤に染まってしまっている。

「別にいいよ、言い訳なんかしなくても」

そんな僕を笑顔で返してくれた姉はやっぱり優しい。

「チビすけってかわいいね~、流石私の弟ねっ♪」

自慢気な顔をして言ってきた。それにしても僕ってそんなにかわいいのだろうか?まあ、姉からして見ればかわいいのだろう。

「私の欲望ってまだ言ってなかったよね?」

「え?あ…うんそうだね…」

「じゃあ教えてあげるね………。私の欲望はね、チビすけとずっと一緒にいる事かな…。チビすけが欲しいの…私……」

「僕が…欲しい……?」

「ダメ…?」

姉の頬がちょっと赤くなってる。恐らくこれは本気で言っているのだろう。姉は僕と性交をしたがっている。しかし本来は姉弟同士で行為はしてはいけないし、彼女もそれを承知した上で言っているに違いない。その上、もし万が一受精して子供でもできてしまったらどうするつもりなのだろうか?それとも何か考えでもあるのだろうか……?

「僕は……いいよ…、したいんでしょ…?」

「いいの?嬉しい……!」

「でも僕、一回もそんな事ヤった経験ないけど…」

「大丈夫!私が攻めになるから」

ギュッ!

「わっ!」

僕は姉に抱き着かれてそのまま押し倒されてしまった。

チュッ

そして当たり前のように姉の二度目の不意打ちキスを食らう。

「んん…」

一回目とは違い、居心地が良かった。できれば一生このままで居ても良い位だ。姉がさっき言ってた「ずっと一緒にいる事かな…」という気持ちが良く分かる。

暫くしてキスが終われば、今度は僕の首筋とかほっぺを舐めてきた。くすぐったくて全身に鳥肌が立ち、時々ピクッとなってしまう。そんな僕の反応は姉にとって興奮材料なのだろう。顔が凄くニヤニヤしていていつもの姉とはある意味不気味だ。

「はうっ…!ううっ…、お姉ちゃん…くすぐったいよぉ~…、ひゃうっ!」

「あら?チビすけは舐められるのって嫌い?」

僕のことを気遣い舐めるのを止めた。しかし、僕自身はっきり言って止めて欲しくなかった。もっと姉に構ってほしいという気持ちが込み上げてくる。

「嫌いじゃないよ…、ちょっとだけ…気持ちいい……」

その言葉に安心したかのように再び僕の顔を舐め始める。何度も舐められているせいか、ちょっとずつ感じ始めてきた。下腹部が疼く。

「あ~っ!チビすけ、おちんちん勃ってるぅ~」

「ふぇぇ……、そんなにジロジロ見ないでよぉ~…///」

気持ち良すぎてつい興奮してしまい、姉の目の前で勃起してしまう。僕の下半身には薄い赤色の棒が上を向いていた。

「チビすけもだいぶオトナになってきたんだね~」

ツンツン

「あうぅっ!」

不意に僕の大事なアレを突いてくる。そんなに見られたり触られたりしたら恥ずかしい。遂には限界にまで大きくなり、先の部分が自分のお腹にピタッっとくっつく。

「結構大きいんだねっ。じゃあそろそろ始めてあげようかな~」

「ふえっ!?」

大きくなった僕のアレを姉が強く握る。忽ち全身の力が抜け落ちて、もはや抵抗さえ出来なくなってしまった。

「ふふっ!かわいいよその顔。もっといじめたくなっちゃうな~」

姉がそう言うと、今度は握っているおちんちんを上下に動かし始めた。もう既に全身の力は抜け切っているはずなのに、更に抜けていく感覚がする。

「はうっ!あうっ!あんっ…!」

「んふふ♪どうかしら?だいぶ感じ始めてるんじゃないの~?」

姉の言う通り、股間辺りから何かが込み上げて来ているようだ。まるでおしっこする時と同じみたいな感覚。

「がっ…!はあはあ…、お姉…ちゃん…!来る…!なんか来ちゃうよ~…っ!」

「ふ~ん、結構早いのね。いいわ、今すぐ楽にしてあげるからねっ♪」

上下運動を更に速める。既に僕のおちんちんの先からは、透明でとろとろな液体が出ていた。

「ううっ……!出るううううぅぅぅっ!出ちゃううううよおおおっ!」

遂に絶頂に達し、僕は射精した。放出感と開放感の両方を感じる。射精ってこんなにも気持ちが良かったなんて……!

「お姉ちゃん…、気持ち良かったよ……!」

擦れた声で言った。

「一杯出したもんね」

姉は手に掛かってしまった僕の精液をペロペロと舐め始めた。

「お姉ちゃん、汚いよ…お腹壊すよ…?」

「大丈夫よ、これ位でお腹なんて壊さないわよ」

そう言っているうちに精液を全部舐め取った。

「チビすけが気持ち良くなったから、今度は私を気持ち良くさせてね♪」

「え…、僕…どうして良いのか分からないよ…」

「私のココにチビすけのおちんちんを入れるの…」

姉は、自分の下半身にあるスリットを指差しして言った。

「いいの…?」

「折角私が気持ち良くさせてあげたんだよ?私だけ気持ち良くなれないなんてズルいわよ…。それにチビすけのおちんちん見てたら欲情しちゃったし…」

僕の時と同じように、姉のスリットから既に透明の液体が出ていた。

「うん、分かった。じゃあ今度は僕が気持ち良くさせてあげる番だね」

僕は姉を押し倒すと、彼女のスリットに僕のおちんちんをあてがった。幸いにも射精した後でもまだ硬くなったままだったので、このまま姉の中に入れることが出来そうだ。

「それじゃあ…入れるね」

「うん…お願いね…」

僕は勢いをできる限りつけて姉の膣の中に入れた。

「んんーーっ……痛い…」

「ご…ごめん」

「平気平気…後から気持ち良くなるから…。そのまま入れ続けて…」

姉に従い、下半身に力を入れ直す。そして遂に子宮の部分にまで辿り着いた。僕のモノは全部入ってしまって、見えなくなってしまっている。

「お姉ちゃん、全部入ったよ」

「はあ…、チビすけのおちんちんって温かいね」

「……///」

変な事を言われてちょっと恥ずかしくなってしまい、顔が赤くなる。

「動くね…」

「うん…♪」

そんな恥ずかしさを誤魔化すように、気を早める。

僕は腰を上下に動かす。中はとてもヌルヌルしていて動きやすい。さっき出したはずなのに、またあの時と同じ感覚に襲われる。

「お姉ちゃん…まだ出そう」

「うぅん…、早いなぁ…」

姉はちょっと困った顔をした。流石に姉よりも先にイってしまうのは良く無いような気がする。気持ち良くさせてイかせる番なのに、こっちが先にイってしまうと意味が無い。

そう思った僕はちょっとだけ力を抜いて、ならべく感じない動き方にした。これでだいぶ楽になる。

代わりに姉の顔が少し顰めた顔になった。

「お姉ちゃん、もうすぐイきそうなんじゃないの…?」

「んんんっ…あともうちょっと……」

このままいけば上手く行くかもしれないと思っていたが、こっちもこっちで初めよりもだいぶ絶頂に近付いてきている。

僕は残りの力を賭けて姉を出来る限り気持ち良くさせる。

「っ…うっん…、あぅん、イ…イっちゃいそう…!イきそう……!」

「僕も何だか来ちゃいそう!」

「きゃうぅっ!」

遂に姉も絶頂を迎えた。奥底から何らかの液体が押し寄せて来たのが良く分かる。生暖かくて気持ち良い……。そして僕も姉の中で出してしまった。二度目なのにも関わらず量が多い。

「が…、はぁ…はぁ…」

「はあはあ、き、気持ち…、良かった…。ありがとうチビすけ」

「も…もうだめ…、眠たい…」

「二回も出したんでしょ…?はぁはぁ…、寝てもいいよ…我慢せずに……、疲れるはずよ」

「う…うん…、おやすみなさい…お姉…ちゃん………、ぐうぅ…」

かなりの疲労と睡魔が僕を襲い掛かり、眠ってしまった。でもこれで良いんだ、それに疲れるのも無理は無い。

「おやすみ…、私のかわいい弟君♪」

姉はそんな僕に三度目のキスをしてくれた。

(だいぶ無理をさせちゃったみたい…。私も眠たくなって来ちゃった…)

キスをした後、姉は小さくなった僕のモノを抜きとり僕を抱き寄せて眠った。

今夜は夜空に星が輝いていた。どうやら良い夢が見れそうな感じだ……。


おしまい


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普通は『ラティ姉弟』より、『ラティ兄妹』の方がよく耳にするかと思います。しかし、僕はこっちの方が好きだったりするので、こちらの設定で書かせていただきました。


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