ポケモン小説wiki
何処かの誰かの天邪鬼 の変更点


注意。この作品には、ポケ×人などのような表現が含まれています。
苦手な方は速やかにお戻り下さい。

[[ワタリガラ]]

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「そこのお嬢ちゃん、オレに抱かれてみない?」

いやいやいやいや。

出会い頭に随分直接的なナンパ?だろうか。まあ確かに自分の顔やら
スタイルやらはまあそれなりに良いほうだと自分で思っている。
だから私が普通に歩いていると男が近づいてきて声をかけてくることはあるよね。
こんな橋の近くの河川敷で声をかけられたりすること、あるよね。
こんな河川敷でいきなり川から這い上がってきたほぼ全身土色の殻で覆われて
両腕がストライクみたいにカマになっているポケモン
−−カブトプスにいきなり肉体関係を迫られること、
−−−無いね。というか前の二つもあったことがなかったね。
「で、答えはどうなの?OKなの?」
そりゃあ私は人間でソッチはカブトプスだから考えるまでも無いだろうよ。
正直言ってそんなことは不可能。子供が、あるいはタマゴができる訳でも無い、
ということはこいつは単純な快楽目当てで私をナンパしたのかしら、いや、多分何かしら深い理由があるかも、
とそこまで高速思考を繰り広げた脳みそが身体に発した命令は
「きゃーーーーーーーーーーーー!!!」
それはそうだろうね。まず叫ぶよね。そうしたら相手は恐らく怯むよね。
ああ、やっぱり身体を硬直させてるよ。さて、後は何も考えずに走って逃げるんだ、
私は。だから、あの、ポケットの中を探る必要とかは無くて、
いや、ちょっと、何でモンスターボール取り出すのか、

ニア  にげる 

ニア  にげる 

ニア  にげる  
・・・・・・・・・・

  ▽  モンスターボール  は  カブトプス  に  なげられた  !!

まさか自分の脳みそに身体が反逆を起こすとは思わなかった。
畜生、マイブレインめ、もっときっちり身体を操作しろや、等と思っているうちに
ボールの動きが段々小さくなり、そして止まった。捕獲成功。わーいやった、やったと喜べない。
何故いきなり自分に交尾を迫ったポケモンを捕まえたのか。
捕まえたということは生活を共にするということに等しい。要するに寝食を共にする。
つまり寝るときは勿論抱かれて、食べるときは性的に食べられることだろう。いや、
さすがにそこまでは無いか。しかしやはり抱かれるのか?嗚呼自分の脳みそ、
あるいは身体よほんの少し前になんでボールを投げようと思ったのか教えてください、
いや教えろ。しかし返事は無い。だろうね。普通自問自答なんか意味無いよね、
ってあれ、何だか、スーッと、ちょ、あのー

 ▽わたしは めのまえが   まっしろに    なった  。

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一体どのくらい時間が経ったのか、ここは誰、私はどこ、と、ああこれは夢だ、夢なのだ。
随分リアルな夢だったなあ。てっきりポケモンに貞操を奪われるかと
−−−私はいつの間にか自分の家にいた。そこはベッドの上でもない、床の上でもなく、
背もたれの無い椅子に私は座っていた。こんな椅子の上で寝ていたとは考えにくい。
手にはクーラーのリモコン、音を立てて涼風を放つ機械、どうやらクーラーをつけて涼んでいたようだ。
テーブルには時々見かける店の−−−フレンドリィショップのマークが描かれた紙袋が。
無論私は行った覚えが無い。もしや爆弾、いやまさかなー、と思いながら袋を開けて見ると、そこには

「ポケモンと一日で仲良くなれる本」

……あらやだ私ったら、こんな必要無いものを買うなんて、まったく

テーブルの片隅には、赤白で塗り分けられた、球状の物体、モンスターボールが、
その中には、いやーまさか、さすがにそれはないでしょう。ボールを手に取り、開けてみると、
赤い閃光が飛び出し、何かを形取り、例によってカブトプスが私の目の前に現れた。
いや、まだだ、このカブトプスが河川敷で私をナンパしたカブトプスだという証拠はどこにも

−−「ヤ ら な い か ?」

どうやら河川敷のと同じヤツらしい。あーあ。
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夕飯時になっていたので、カブトプスのことは一旦置いといて、
食事を作ることにした。食材の下ごしらえ、調理器具の用意、調理、手頃な皿に盛り付け、
同じように手頃な皿に盛り付け、そうして皿を椅子に座っているカブトプスの方に寄せ、
自分も着席、そして食事開始。何故ここまで自然に出来たのだろう、
と思ったときには既に使った食器を洗い終えていた。
「旨かったよ、さて、食後の運動でも……」
こいつめ、未だに言ってるのか。無視を決め込むことに決定、
しかし己の手には「ポケモンと一日で仲良くなれる本」。
仕方なくページをめくってみる。
・ビクビクしてはいけません、ポケモンにその緊張が伝わってしまいます。
・過度に丁重に扱うのはお勧めしません、あなたがポケモンに飼われてしまいます。
・ポケモンも人と同じように心を持った生き物です。ハンテールも大切にしましょう。
若干人間同士も当て嵌まるようなことが適当な例を添えられて書かれている。
パラパラとページを飛ばしてみたら
・スキンシップは大切です、情熱的に行うとより仲良くなれます。
−−眼に飛び込んで来た文の意味を考察、情熱的とは、要するにアツくなる事、等の意味だろう
すなわち、情熱的なスキンシップ、とは、アツくなるスキンシップの事だろう。
そんなもの、あるのだろうか、そういえばひたすら踊り好きなポケモンがいたな、
踊りとかを指してるのだろうか、
あとは身体がマグマで出来ているポケモンに対するスキンシップ等なのだろう、
−−やっぱりもう一つ二つは有るな、具体的には抱くとか抱かれるとか。

「どっちにしたって俺はここにいるんだから−−」
恐らく良いタイミングでカブトプスが話しかけて来た。
さてちゃんと言ってやるか、人とポケモンの違いについて、
それとハッキリと拒否の意志を示さなきゃ。言わなきゃ。断るんだ。
結構です、とか言うんだ。諦めさせなければ

「−−痛くしないでね。」

何度目だろうか。何故言ったのだろうか。とうとう認証してしまった。
どうにも調子が悪いんだ。
意思と発する言葉が噛み合わないんだ。考えと身体の動きが一致しないのだ。
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時刻は夜、月の光が閉じられたカーテン越しにうっすらと部屋を、ベッド上を、
ベッドの上の私の裸体を照らす。何でこんな事になってしまったのだろう。
カブトプスがこちらに近づいてくる。やっぱりこんなのは駄目だ、
今すぐボールにカブトプスをしまって風呂に入って寝よう。
そんな事を考えるが身体が動かない。
そんな私の口をカブトプスが自身の口で塞ぐと
−−−途端に状況が変わった。カブトプスの人間より随分長く、厚い舌が私の歯列を舐め、舌を絡ませ、
腔内で好き勝手に暴れ回っている。
「んむっ!?……ふむうっ…ふあぁっ!?」
その刺激が異様に強い。いつの間にか嬌声が漏れる。しかし口内の愛撫は激しさを増している。
それにより身体がびくびくと跳ね上がり、眼には涙が多分浮かんでいる。
何も考えられない。ああ、 そういうことか。生き物 の 本能   に  比べたら
意思とか   は  ひたすら脆弱で   そして無駄なものなのか  。  どうりで −−−−
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カブトプスの舌が口から引き抜かれ、そのまま舌を身体に這わせた。胸、腹、臍、下腹部へと下って行き、
力の入っていない脚を開き、既に蜜が溢れている秘部を舐め取った。
「ひゃあぅっ!?そんなっ……やだぁぁ………」

自分の行為で喜んでいる。そう思ったカブトプスはさらに舌を秘部の奥深くまで挿れ、
内部を掻き回した。

「おねがいっ……もうっ…やめてっ……ひあぁぁぁっ!?」
その快感に絶頂を迎え、いやらしい液がビシャビシャ とカブトプスの顔にかかる。
「さあ、いよいよ本番だ。」

既に膨張しきったものを秘部に押し付け、そのいびつな形をしたそれを突き入れた。
「ひゃぁっ……もうっ…やらぁぁぁ………」

舌とは違い大きく、固いモノが秘部の中を動き回る。絶頂直後に強すぎる快感が襲う。
その動きが徐々に速く、荒々しくなっていく。
「おね…がいっ……もうっ……むりだからっ………やむうぅぅっ!?」
再び舌が口の中に入り込む。そのまま口を蹂躙しながら動きはさらに加速、
ぎしぎしとベッドを鳴らして、

びゅるっびゅくっどぷんどくんどくん

カブトプスは絶頂へ。

放たれた液体はそのまま秘部の最奥へ。

そして意識は闇の中へ。

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人そのほかの生き物の本能。
食欲、睡眠欲、性欲。
食べなければ生き物はいつか死ぬ、
眠らなくても生き物はいずれ死ぬ、
では、性欲は?私にはそれが分からないが、
少なくとも人の思考より優先されるものだとは解った。


おわり。


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なにかご意見あればどうぞ

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