くだらない非エロ作品・・・。 [[ピカピカ]] ---- ある日の学校の午後・・・ キーンコーンカーンコーン・・・ 「・・・やっと昼休みだ・・・」 「ログ!!一緒に弁当食べない?」 「タカト?うん、いいよ。じゃあセツナも誘おうよ!!」 「そうだね!!じゃあ隣のクラスに行こうか!!」 あるクラスの仲良し組みの二人、ログとタカトは4時間目の授業を終え、弁当を持って隣のクラスまで行った。 今、会話の中に出てきたセツナという子も仲良し組みの一人である。 「おーい、セツナいる?」 「あっ!!ログ、タカト!!どうしたの?」 「お昼、一緒に弁当食べない?」 「うん、いいよ。じゃあいつもの場所で」 セツナは昼休みなのにも関わらず、本を読んでいた。いつ昼を食べているのか疑問なのだが、今はそれを気にしなくてもいいだろう。セツナは本を閉じ、カバンの中から弁当を取り出した。 そして席を立つと、ログとタカトのいる教室のドアまで歩き、やがてそこに着いた。 「じゃあ行こうか?」 「「うん」」 セツナが言うと、二人は同時に頷いた。そして3人並んで歩き出した。 いつもの場所とは美術室のことである。とは言っても準備室だが。 3人が初めて会った場所もそこなのである・・・普段から開いているので、3人はいつもそこで昼を過ごしていた。 やがて準備室に着くと、3人は中にある椅子を持ち、向かい合うようにして弁当を広げて食べ始めた。食べながら話す事はどれも自分のポケモンの事ばかり。 その場に居ない事をいいことに3人は自分のポケモンの可愛いところばかりを話していた。 「でも驚いたな~・・・」 「「んっ?何が?」」 セツナが突然言い出したことに二人は答える。 「だってログのカメックスが雌だったなんてさ・・・」 「ははは・・・まぁ、当時の僕自身が相当驚いたからね・・・」 ログは頭を掻いて少し下を向く。その頬は何故か紅潮しているように見えた。 そしてログも負けじと言った。 「でも、僕はタカトのリザードンとボーマンダが雌だって言うのが一番驚いたなぁ・・・」 「あっ、それは僕も思った」 ログとセツナはタカトにそう言う。タカトは焦りを見せずに言った。 「そりゃそうでしょ。だってリザードンなんか俺口調だもんね・・・ボーマンダは普通なんだけど・・・」 「でも、タカトがそう言うんだったら僕のカメックスなんて僕口調だよ?」 「僕のフシギダネもそうだ」 3人はこんな事をいいながらいつも昼休みを過ごしていた。 でも、3人はそんな変わった(?)パートナーを持っていることで繋がりがあるのだから感謝しなくてはならないのも確かである。 そして会話が終わったと思ったその時、セツナが口を開いた。 「・・・それでさ・・・二人とも・・・?」 「うん?何、セツナ?」 ログがニッコリ笑ってセツナを見る。タカトは弁当のおかずを口に頬張っていて口が開けなかった。 そしてセツナが次に言った言葉は衝撃的なものだった。 「自分のパートナーとヤッた事ある?」 「へっ!?」 ログは顔を真っ赤に紅潮させて素っ頓狂な声を出し、タカトは口から溢れそうなものを何とか押し込み、胸をドンドンと叩いていた。 「ぶはっ!!い、いきなり何聞いてるのさ!?」 「そ、そうだよ!!セツナ・・・どうしたの?」 二人の言葉にセツナは頬を紅潮させて頬をポリポリと掻いて言った。 「いや、実は僕ね・・・フシギダネが好きでヤッちゃった事があるんだ・・・」 「・・・・!?」 二人は驚きの表情をしていた・・・。セツナがまさかとは思っていた二人・・・。 しかも自分と同じ境遇の人がここにもいたなんて・・・と二人は同じ事を考えていた。 「こ、こんな事二人にしか話せなくってさ・・・つい・・・ごめん・・・」 「そ、そうだったの・・・セツナがまさか・・・ねぇ・・・?タカト・・・」 「ログ・・・やっぱり僕達って気が合うんだね・・・」 「えっ・・・気が合うって・・・」 ログとタカトの言葉にこれまた素っ頓狂な声を上げたセツナは二人を見た。 「いやね・・・実は僕たちもヤッた事あるんだよ・・・恥ずかしくてタカトにしか言ったことないけど・・・」 「僕も二匹とヤッたんだ・・・もちろん本気だったからなんだけど・・・。そっか・・・セツナも僕達の仲間かぁ・・・」 二人の言葉にセツナはポカンと口を開けていた。 そしてしばらくして笑い始めた・・・3人一緒に。 おかしな共通点を持つ人達と言うのは自然に惹かれあうものだ。 その日からまた3人は以前よりも更に仲良くなった。 たまにちょっとした知識なども交換し合ったりして3人は幸せそうだった。 そしてその3人のパートナーのポケモンも色々な意味で幸せだった・・・。 ---- 後書き はい、駄文ですね・・・(汗) 何となくあの後を書いてみたくなり、勢いだけで書いてしまった作品・・・。 三人のおかしな共通点は他にも多々ありますがそこは気にしないで・・・。 ---- - 何という問題児ですかこの三人!この会話で仲良くなれる三人はよく言えば奇跡の出会い!しかもみんな口調が15の男とは思えない位ピュアで、何気にとんでもなくカオスな作品ですね。ピカピカさんの作品はどれも楽しいです。 -- &new{2008-10-28 (火) 17:23:59}; - ブッ!?弁当食いながら読んでたら思わず俺自身もおかずをふいた… -- [[ギアス]] &new{2008-10-28 (火) 17:32:07}; - すごい会話しながら弁当食べてますね。ちょっと笑ってしまいました! -- [[ルギアス]] &new{2008-10-28 (火) 23:04:56}; - 名無しさん。15歳だと言うのにどれだけませてるんでしょうかね・・・。読んで楽しかったと思われたなら良かったです。 -- [[ピカピカ]] &new{2008-10-30 (木) 18:42:20}; - ギアスさん。初コメントありがとうございます。後片付けはしっかりなさってくださいね?(笑) -- [[ピカピカ]] &new{2008-10-30 (木) 18:43:24}; - ルギアスさん。こんな会話できる友達はそうそう居ないでしょうね・・・。笑っていただけたなら良かったです。 -- [[ピカピカ]] &new{2008-10-30 (木) 18:44:30}; - 衝撃のオチにビックリしました。いくらなんでも弁当中はないと思う…というか次元を越えた3人ですな -- [[リュウト]] &new{2009-06-23 (火) 18:15:42}; - 衝撃のオチにビックリしました。いくらなんでも弁当中はないと思う…というか次元を越えた3人ですな -- [[リュウト]] &new{2009-06-23 (火) 18:15:53}; - あ、後次回作期待してますb -- [[リュウト]] &new{2009-06-23 (火) 18:18:51}; - リュウトさん同じこと同じ事を何回も言わないほうがいいと思います ――[[クラウン]] &new{2011-04-01 (金) 11:21:58}; #comment