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フライゴントーク7 ・ ぼくらの年末-キジも鳴かずば の変更点


作[[呂蒙]] 




<注意!!!>
 この作品には特殊な18禁表現が含まれています。気分が悪くなる方が出ることが予想されますので、そういった恐れのある方は、絶対にお読みにならないでください。警告を無視された場合、作者は責任を負いかねます。









 今年もあとわずか。クリスマスが終わると、今度は年末年始の準備をしなければならない。全く、何というか節操がないというか……。
 まずは部屋の大掃除。当然ぼくも手伝わないといけない。部屋の窓を開け放って、寝具を干し、その後、埃を出す。埃を出したら、棚の上や、床を水拭きして綺麗にする。ぼくが掃除をしている間にご主人はいらない本をまとめると、どこかへと出かけていった。もちろん、遊びに行ったわけじゃない。いらない本を古本屋に売り払ってきたのさ。ゴミにすれば一円にもならないけど、こうすれば、缶コーヒー1本分くらいにはなるからね。
 ぼくは、埃まみれになってしまった。年に一度の大掃除だから仕方ないのかもしれないけれど……。どうにかこうにか一通りの掃除を終えた時にご主人が帰ってきた。
「おぅ、お疲れ様」
「少し休もうよ、疲れた」
 ぼくが、文句を言うと、ご主人は
「そうだな、じゃあ、そろそろ昼飯にするか」
 と言ってくれた。やれやれ、とりあえず、一息つける。この日の昼ごはんは焼きおにぎりと緑茶だった。まあ、焼きおにぎりは冷凍物でオーブントースターで焼けばいいだけのやつなんだけどね。
 昼ごはんができると、ぼくは早速おにぎりを頬張り、お茶を飲む。え? 地面タイプなのに水分をとるのはおかしい? ぼくだって、生き物だよ。水分を取らなかったら、干からびて死んじゃうから。
「ご主人、日本人って忙しいよね。やれクリスマスだ、年末年始だって。どっちかにすればいいのに」
「慶長13年に、高山右近(たかやまうこん)っていう武将が、クリスマスのお祝いをしたっていう記録があるから、今に始まったことじゃないだろ?」
「けいちょうじゅうさんねんって、一体いつ?」
「えーっと、1608年だったかな?」
 そ、そんなに昔っから……。
「でもさ、クリスマスだからって、あちこちでセールやっているでしょ? それは最近始まったことでしょ?」
「多分そうだろうな。とはいえ、オレは無駄なものは買わない主義だから、関係ないがな」
 とかなんとか言って、好きなことには結構お金を使っているくせに。そうは言っても、どこかへ連れていってもらえることもそれなりにあるから、文句は言えないけどね。
「それに、季節を感じられる行事っていいじゃないか。クリスマスがなかったら、つまらないだろ? もっとも、なければないで無理やり記念日を作って何かやっているかもしれないがな」
「例えば?」
「『景虎記念日』とか? 天文17年(1548年)12月30日に、越後守護・上杉定実(うえすぎさだざね)の裁定で、長尾景虎(のちの上杉謙信)が長尾家の家督を継いでいるからな」
「そういう、無駄なことはよく知っているなぁ……。それに、あったとしても、そんなの祝うの、北陸と、東北の一部地域だけじゃん」
「だろ? だからそんなローカルなことに付き合わされるよりも、全国一律に祝えるものがった方がいいじゃん」
 食事がお腹に入ると、今度は、食料を買わなければならない。どうしてかというと、年末年始は店がどこも閉まっていて、食料の調達が困難になるから。さっきの焼きおにぎりで、家にある食料は食べ尽してしまった。だから、食料を買わないと、家にあるのはさっき飲んだティーバックのお茶と、冷蔵庫にある調味料だけになってしまう。砂糖を舐めて飢えをしのぐとか、悲惨すぎるしね。
 食事がお腹に入ると、今度は、食料を買わなければならない。どうしてかというと、年末年始は店がどこも閉まっていて、食料の調達が困難になるから。さっきの焼きおにぎりで、家にある食料は食べ尽してしまった。だから、食料を買わないと、家にあるのはさっき飲んだティーバッグのお茶と、冷蔵庫にある調味料だけになってしまう。砂糖を舐めて飢えをしのぐとか、悲惨すぎるしね。
 買うものが多いので、ぼくも買い物に付き合わされる。ご主人が道を歩く横で、ぼくはバサバサ羽ばたいて、その後についていく。歩くと足が汚れるし、この時期のアスファルトは冷たいからね。
「ご主人、何を買うの?」
「そうだな、米と、餅と、缶詰にレトルト食品に、酒に……。まあ、あとは店に行ってから決めようと思う」
 結構買うものが多いね。それにしても、夕方に行けばいいのに。何でお昼に……。ご主人が言うには「店が混むから」とのこと。
 店につくと、ご主人はいろいろな品物を籠の中に入れていく。まあ、買うものが多いのは仕方ないか。だって、今、家に食料がないからね。と、買い物の途中で、ご主人が思いだしたように言う。
「あー、そうだそうだ。年末だからあれを買わなくっちゃな」
 そう言って、籠に入れたのは、うどんと麺つゆと海苔と、冷凍物のエビ。なるほど、縁起ものってわけだね。ん、いや、ちょっと待って。
「え? 蕎麦じゃなくて、うどん?」
「いいだろ? 蕎麦よりうどんの方が好きなんだから。太く長くの方がいいだろ? それに地域によっては、ラーメンを食すところだってあるそうじゃないか」
「え? いやでも、ラーメンは『支那そば』っていうから……。まぁ、いいや、ご主人の好きにしてよ」
 こうして、1週間ほどの食材をまとめ買いして、ぼくらは店を出た。買い物袋を両手にした、ご主人とぼくは、寒空の下を急いだ。空はすっきりと晴れているけれど、北風が冷たい。地形の関係でぼくらの住んでいるところは、冬は雨や雪があまり降らない。2月や3月に雪が降ることもないわけではないけれど、これは例外。名残雪とでもいうのかな。ご主人は、着ているハーフコートのボタンを一番上までつけている。寒さがそうさせるのか、重い荷物を持っている割には、歩きが速いような気がした。
 家につくと、ご主人は食材を冷凍庫や冷蔵庫に収めていく。そして、寝具を家の中に取り込む。次にご主人は、お風呂の準備を始める。外は寒いし、体が冷えたんだろうね。
 しばらくして、お風呂の支度ができたようだ。
「ナイル、お前、先に入っていいぞ。埃まみれになっただろうからな」
 わーい、やったね。え? 地面タイプなのに、風呂に入るのはおかしい? だって、入らなかったら、不潔じゃない。
 じっくりと温まったところで、ぼくと入れ替わりに、ご主人が入る。
 しばらくして、ご主人が出てきた。もちろん、この時点で、部屋着は着けている。お風呂から出てくると、水を一杯飲み干す。とまぁ、ここまではいつも通り。ご主人は足が冷えるのを防ぐためなのか、毛糸の靴下を履く。
「あと、やり残したことは……」
「まだ、何かあったっけ?」
 年賀状は書いていないけれど「面倒だから」という理由で、年賀状は書かない。書いたとしても返事が来たら書く程度。あと、やり残したことはないと思うけどな。
「溜まったものを出さないといけないな」
「え? ゴミのこと?」
 ゴミのことかと思ったけど、違った。ご主人は毛糸の靴下を履いた足で、ぼくの「あの辺り」を刺激している。え、ええ!? 溜まっているってそっち? ま、まぁ、確かにそうだけど……。
「日頃の感謝を込めて、奉仕してやっているんだ。ありがたく思えよ」
「か、かんしゃって、うあっ!」
 ぼくのスリットから、雄の象徴が伸びてきた。うぅ、ものすごく恥ずかしい、でも、溜まっているというのも事実。一体どうしたらいいんだろう? 理性的に考えれば、止めさせた方がいい気もするけど、アレが出てきた状態で、収まるのを待つのもね……。理性とは正反対に、ぼくのモノは太く、長く、固くなっていき、準備が整ってしまったみたいだ。
 ご主人は毛糸の靴下で、ぼくのモノを刺激していく。足で攻めるとか、一体どこで、そんな技術を……。ご主人って足先どころか、手先もそんなに器用じゃないはずなんだけど、一体どうなっているのやら。というか、ここのところ、出していなかったせいか、も、もう出そうなんだけど……。
「ぐっ、ぐうぅ……。やっ、やめてよ……」
 盛大に出してしまったら、またあとで何か言うに決まっている。といって、我慢し続けるのも辛かった。
「出てきているな、先走り液」
 もう限界が近かった。ご主人が、靴下でモノの裏側をさすると、第一波が出てしまった。モノの先端から、白濁が飛び出して、靴下や、ぼくらが座っていたベッドや、飛沫がご主人の顔にまでかかってしまっていた。何を思ったか、ご主人、顔についた白濁の飛沫を人差し指で拭うと、ぺろっと舐めてしまった。
「うぇっ、まずっ!」
 当たり前でしょ、精液がおいしいわけないでしょう! 
 ぼくは、出した後の快感に浸っていたけれど、まだ出そうな気がした。この際、ご主人にもっともっと奉仕してもらおうかな。
「はぁ~、気持ちよかった……。でもね……」
 ぼくは、ご主人の髪の毛をひっつかんで、自分のモノを見せつけた。
「まだ、出し足りないんだ。ぼくのが欲しいんなら、ご馳走してあげるよ?」
「いや、まずいからいいって、んんっ!?」
「ほらほら、遠慮しないで、ね?」
 問答無用。ぼくは、無理矢理、ご主人にモノをしゃぶらせた。サイズのこともあるから、全部は入らなかったけど、それはしょうがないね。
 ご主人の舌の上にモノを乗せて、腰を動かす。
「ほらほら、すごいでしょ? ぼくのドラゴンペニス」
「ん~っ、んん~っ」
 多分「よせ、止めろ!」とでも言っているんだろうね。んっ、あはっ、モノの裏側が舌にこすれて……。あ、だめだ、またイキそうっ。
「ご主人、第二波、出そう。しっかり、受けて止めてよね?」
 ぼくは、ご主人の口の中に、白濁を流し込んだ。あっ、ああ……。精液がいっぱい出てる……。最近、ヤってなかったからね……。
「ん、ぐっ、げほっ!」
 ご主人はむせてしまったみたいだ。咳き込んだときに、ぼくの白濁が、自分のお腹のあたりに吐き出された。あははっ、結構出したな。ご主人にはちょっと辛かったかな。ぼくは、自分の精液を爪先につけ、糸を引いて、シーツに滴る精を眺めて、出した後の快感に浸りながら、そんなことを考えた。
「ご主人、ご奉仕のお礼は、いつになるかわからないけど、きっちりばっちりするからね」
「……もっかい、風呂に入って、虫下し飲んで、年が明けたら、ピロリ菌の検査でもしてもらうわ」
 ご主人は「余計なことを言わなきゃよかった」と言いながら、風呂場に向かった。ぼくもあとで、もう一回お風呂に入ろう。
 それじゃあ、みんな良いお年を~。



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IP:59.166.142.212 TIME:"2015-12-31 (木) 22:14:54" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF7%E3%80%80%E3%83%BB%E3%80%80%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%AE%E5%B9%B4%E6%9C%AB%EF%BC%8D%E3%82%AD%E3%82%B8%E3%82%82%E9%B3%B4%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%B0" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/47.0.2526.106 Safari/537.36"

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