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-書いて頂きまして誠にありがとうございまーす! 素敵!
冒頭の次点では、殺し愛ニンサザが始まるのですか! 等と期待するところもあったりしつつ、その辺りは手段こそ違えど目的を同じくするかたで、しかし分かり合えず距離が作られる様など本当に愛おしいです。
野心に満ち行動力溢れるユエラさんのかっこよさには、付いていきたくもなりましょう。最後、濡れ場でのユエラさんの状況なんかは、控えめに言って余裕なんてなさそうですのに、それすら楽しむ、楽しませる強かさは、彼女のカリスマ性故なのだと感じます。
本物のほうのデュラスさんも、度々、配下に慕われているかのような描写があり、魅力的なかただったのだと思います。全体的に逞しく、前を向いて進む作風に強さを頂ける、素敵な作品でした! -- [[某妖精]] &epoch{1524149481,comment_date};
-婚約者の敵討ちに出た主人公が、それを成し遂げる王道ストーリー。各所に小さな山場をつくったり、軽い文体を混ぜて飽きさせない工夫もありがたいです。宿まで押しかけてきちゃうサザンドラとのやり取りは思わず声が出ました。全体的に感情の振れ方が激しく、もっと段階的なほうが分かりやすいかな、とは思いましたが。
 憎らしいサザンドラが改心し領主として民を守る姿は、これまた王道ながらやはりグッとくる演出でした。そしてラストが凄かった。子供でいたいのだろう、と突きつけられたニンフィアが激昂したのは、やはり自分の姿をサザンドラに照らしていたからでしょうか。住民の保護もおろそかに敵討ちの感情もなく大技でジャラランガを爽快に消し飛ばす破壊衝動は、たしかに子供っぽい単純さがあります。こういう物語終盤で明かされるダークな主人公の性質はカッコいいですね。 -- [[水のミドリ]] &epoch{1524314574,comment_date};
->某妖精さん
 殺し愛にはなりませんでしたね。爆音の声で戦うということで最初はひ〇わカービィばりのギャグだの滅茶苦茶言っていましたがこの形で完成しました。
 ユエラは理想主義のフィウドに対して欲得直情で正反対のキャラとして描くことにしました。常に楽し気に生きているキャラは見ていてうらやましくなりますね。死ぬとわかっていて交尾をするというクレイジーは、理性的な考えの中で育ってきたフィウドには大きな影響を残すのではと思って突き落としてみました。
 デュラスの方は「悪にも救いが必要」というコンセプトがあります。部下たちは結構ぞんざいに扱っていますが、それでも他にすがるものが無い部下たちはついていくほかない部分もある感じですね。ユエラは自らの欲望のために様々なものを作ったのに対し、デュラスは欲望の先に破壊だけがある。そういう同じようで肝心なところが違うというのを描きたかったキャラです。

>水のミドリさん
 特に序盤部分は書いている間はだいぶどうしようもない感じがありましたが、読み飽きない感じがあったのなら予想外の産物ですね。感情の振れ方を段階的にしていくのは意識していこうと思います。
 フィウドがデュラスを消し飛ばした際に仇討ちの感情が無かったのは、自らの意志で封じていたからなんですよね。仇討ちとはいっても戦いで相手を討ち取るわけですから、それだけの理由が必要なわけで。デュラスを討つのは仇討ちはあくまでもきっかけで、仇討ちが必要になるようなことをする者は他でも罪を重ねている可能性は高い、だから排除する必要がある。それは放置していたら傷つけられる者たちを守るためであり、目的は未来に向かっている。そうなると仇討ちはきっかけであり、そこに縛られないために仇討ちの感情を締め出すことが大事だと考えた。こうあくまでも未来志向のために、過去にあるものがどれだけ大きいものであっても気持ちから締め出すのは、自分が考え方として好きというのがあります。自分がこれを描き切れてなかったのか、そもそもこれ自体が子供っぽいのか。どちらであれ自分にとっては意外なところを突かれた感じです。ミドリさんの感想はこうして意外なところを突いてくれることが多いので好きです。

 お二方感想ありがとうございます。 -- [[オレ]] &epoch{1526394721,comment_date};


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