[[背き戻れぬ路の果てに]] -熱心に迫る様が大変素敵ですし、意外と貪欲な言葉が飛び出すのとか、どきっとしますよね、ほんと、ほんと!! カナタさんはどこまでもハルさんに添い続けた訳ですよね。尊い。それが糾弾されるというつらい世界にして、それでも互いに支え合うように歩いて行く、と、素敵です。カナタさんが射られる辺りとかも、実は何の問題もなく避けられたはずなのだけれど、ハルさんが実質的な人質であるために動けなかったのではないかみたいな見え方を感じていて大変エモい。 とはいえウタマルさんとしては糾弾する理由の主たるところは嫉妬のようなものと見受けられ、ウタマルさんは寧ろ人とポケモンの行為に関しては受け入れる姿勢であるような感じもしますし、その実、言うほど差別的な世界でもなかったりするのでしょうか、等と思ったりもします。 冒頭文は添い遂げ心中するかのようで、それもまた素敵だとは思っていましたけれど、最終的には、シンオウの地に辿り着き、正式な婚姻も結んで幸せとなった……と、まっすぐ読むなら多分そうなのだと思うのですけれど。実は冒頭の時点でふたりは既に助からない状態で、走馬燈を経て、天国でようやく結ばれる形になったのではないか、等ということも思います。寧ろ私の解釈は、こっちではないかと懐疑的です。エントリー文もなにやら不穏でしたし。どうなんでしょう。 こう、こう、こう、素敵でした!!! -- &epoch{1561993199,comment_date};