[[渇き]] -水のミドリさんはきっと音楽が好きな方なのだろうなぁと、PRBを思い返しながら思いました。最初の一節はビンクスの酒のメロディに合わせて歌えたのですが、二つ目と三つ目がどうも合いません。きっと違うメロディなのだろうなぁと思いながら拝読しました。 ルビの付け方と、それに対応する言葉がスタイリッシュだなぁと思いました。 -- [[No.104]] &epoch{1543932313,comment_date}; - 小さなショットグラスをめぐる繊細な描写にぐっと吸い寄せられて、そこからこの世界に引き込まれるまで一瞬でした。バーや砂漠の冷たい空気を現出させる描写が圧巻です。 ≪鋼の嘘つき鳥≫でのやり取りも、カバサ嬢をめぐる一戦でも男たちがとにかくシブい。マスターとお得意さんが繰り広げる激戦もさることながら、ハードボイルドなドビイも最後はカバサ嬢の押しに少したじろいでいる感じがたまりません。 >「お前がカバサの命まで取ろうとするなら、おれの気が変わった。親友の娘を死なせる訳にもいかないのさ。世話になってるバーテンとはいえ、これ以上手を出さないよう警告させてもらう」 >「……分かりました。テキーラの代金は来世につけておきますよ」 軽妙洒脱で好きなシーンです。それに毬のような跳ねっ返り娘が最後はドビイに惚れ込むようなシーンも、表情がほころばずにはいられませんでした。 好きと言えばカバサ嬢が両親の彫刻に幸福な家庭を思い描くシーンも。真ん中に自分の姿を収めるのがあまりにもいじらしかった。そして三つの台座に二つの彫像。欠いている彫像はおそらくは。 終始言葉のシャワーを浴びているかのようで、本当に一万字以内かと思うほど充実した時間でした。ご馳走さまでした。 -- [[小樽]] &epoch{1543954437,comment_date}; ->>No.104さん 歌詞、時間も余裕もなかったのでテキトーですスミマセン。1節はビンクスの酒そのまま借りました、ストーリーも相まって耳に残るステキなメロディです(夜想曲の歌詞としては合いませんけれど)。全体的にルビをはじめ硬派な雰囲気が書けていればいいなあ。 コメントありがとうございました! >>小樽さん 夜の砂漠って雰囲気ありますよね。寒いところは氷点下まで下がるそうです。廃れゆく街の場末のバーはなんとも書きたくなる設定。 街を作り上げた探検隊の親友、そのカタキを討つべくガラの悪い奴にケンカ吹っかけてまわり自身がお尋ね者になり表舞台から姿を消して彼女の墓守やってるってエモくないですか……。そこへ現れる親友たちのひとり娘、そりゃ目をかけたくなっちゃいますよね……でも砂嵐のなか後をつけるのはこわいぞ……ノクタスだから仕方ないか……。 台座のシーンなど、バックボーンは決めていたのですが事細かには書いていません。なんとなく雰囲気を感じてくださったら何よりです。 コメントありがとうございました! -- [[水のミドリ]] &epoch{1544110653,comment_date}; -硬派な雰囲気が緻密に表現されていてくすんだものが映えています。要所要所に散りばめられるルビが魅了してくれます。バーでの飲食からして構想も描写もよくできていて、知識を感じさせられると同時にそそられるものがあります。作者さんは料理を相応にやっておられるのでしょうか? 言葉のやりとりも一つ一つに洒落が効いていますね。合間に挟まれる歌詞も雰囲気を出していますね。個人的にはこの作品は中島みゆきの「旅人のうた」が合う気がします。 -- [[オレ]] &epoch{1546181126,comment_date}; ->>オレさん バーのシーンは雰囲気づくりに重要なのでけっこうガチャガチャいじりながら組み立てました。世界観が滲んでいれば幸いです。メキシコ料理はあんまり作ったことないですね……今度ドビイたちが食べたものを再現してみようかしら。 硬派なノクタスにはアコギが似合いますね。ガサツな強面からびっくりするほど繊細な音色を奏でてほしい。 コメントありがとうございました! -- [[水のミドリ]] &epoch{1547821734,comment_date};