[[型にはまらない]] -呪術師の存在や村のあり方など、ファンタジー色の強すぎない前時代的世界観が彼らの息づかいをよりリアルなものに感じさせてくれます。出会いから結ばれるまでがしっかりと物語られていて、それはそれは満足いたしました。結婚するという目標に向かって成長するふたりは、応援せずにいられません。戦士として呪術師として立派に働く彼らの姿、なんて幸せな妄想も膨らみます。掴みどころがない性格で嬉しいとうひひって笑っちゃうイクちゃん可愛い。 思春期のドギマギした会話や距離の詰め方が、あるはずもない私の青春を思い出させてくれるようでした。好きあっているのに未熟ゆえ結ばれないもどかしさ、そこから引かれ合うように展開する濡れ場はとてもソソります。不定形らしい感情のやり取り、ムウマージの能力をいかした盛り上げ方なんかとっても素敵。なんだか私の性向を考慮して書いていただいた気がしてなりません。ありがとうございます……ありがとうございます……。 -- [[水のミドリ]] &epoch{1523102519,comment_date}; -登場する各位それぞれ姿は違うはずなんですが、それらの間で、他の生き物の特徴を捉えた描写などもさほどなく進んでいく様子から、そこに居るひとりひとりが何不自由なく存在を受け入れられている、という異種への寛容な空気がにじみ出ていて、居心地のいい世界だと感じました。 そんな中、感情を糧にできる者同士、という、"それほど特異でもないちょっとした共通点"を持つ者同士、として惹かれ合っていく様がとても愛おしい。 決して明るいだけでなく、暗い面も多方にあり、だからこそ、温かみを多分に感じる作品でした! -- &epoch{1524149263,comment_date}; ->水のミドリさん 気に入って頂けて何よりです。このカップリング、どちらとも不定形で、どちらも感情を糧にするポケモンであり、どちらも石で進化するという共通点が何かと多い組み合わせなのでその共通点をすべて有効活用したお話に仕立てて見ました。 互いに相手の感情をある程度うかがい知れる種族だからこそ、気が合う時は思いっきり気が合うのでしょう、絶対にこの相手しかいないと思いあえる二人の情熱って素敵ですよね。それが実るまでの過程を楽しんでもらえたようで、書いた甲斐がありました。 >2018-04-19(木)23:47:43の人 ->2018-04-19(木)23:47:43の人 そうですね。沢山の種族が登場する以上、差別や偏見なんかもあったこととは思われますが、このお話のようにそう言ったものが存在しないからこそ、出来る事もあります。困難を協力し合って乗り越えるのは、やはりそういったしがらみがないからこそ出来るものだと思います。 -- [[リング]] &epoch{1524840115,comment_date};