[[タイム・マシイン]] -原初の時代には「悪」という概念がなかったからこそ、その純粋な暴力に取り込まれてしまったのかもしれませんね。 もしくは既に原始の世界の秩序も乱された後なのかもしれませんが…。 -- [[COM]] &epoch{1604586216,comment_date}; -拙作をお読みいただきありがとうございました! はたしてウツロイドさんが来る前からそうであったのか、それとももとより原始に「悪」などないのか……とても気になりますね、僕自身は前者かなあと思います 全ての「生きるのにしすぎた装飾」が取り払われた……そんな世界…… -- [[特ルリ]] &epoch{1604588813,comment_date}; -COMさんが既に仰られている話に触れますけれど、古代の時点で生命の在り方がどうしようもなくウツロイドにとって都合のいい形に歪まされていた。……という見方ができるのが面白いところですよね。その視点から見るなら、"ラゴン"と思われるかたが闊歩している様子こそが、ウツロイドに歪められていない生命本来の形である、と見れるわけですよね。現代に生きる全ての生命は、既にウツロイドに歪められていて、それは助手さんも例外ではないために、"ラゴン"に異質さを感じていたりなさるのかな、ですとか思ったりします。 "ビースト語"が聞き取れたのは何故か、というのも、元の時間軸ではビースト周りの事情は概ね明らかになっている…と見るのが(実際にウツロイドという種族として認識していらっしゃりますし)丸いでしょうけれど、先祖からウツロイドに歪められているからこそ労せず聞き取れた、という感じにも見れなくもないですよね。ビースト語周りの解説が最低限にとどめられているのが、自由に解釈できて中々にくいというかうまいというか。 で、それとは別角度の、目線?話?なんですが、ウツロイドさんが妙に軽いというか、エロ同人の導入かな?? という勢いのよさがあるの、中々綺麗に言えないのですが、かっこいいです。 現代の倫理がなければ飾る必要もないのだから、もっと欲求に正直でいいのだ、と、話の中ではそんな感じにあるわけですけれど、それにしては随分と助手さんに都合のいい話を振ってらっしゃる…いやウツロイドさんって元々そういう種族でした、と思案する中で、なるほど、この場、この時代に来た時点で、助手さんには既にウツロイドの毒が回っているのだな、と、そう思います。 博士は助手の無事を願って送り出したわけですが、送り出すことを決定した時点で助手さんの命運は尽きていた、と。 寝取りは元よりメリーバッドエンドの色が強い分類ですけれど、これは"助手が、他者と結婚予定だった博士を奪った"と見るか"博士が、信頼していた助手をウツロイドに奪われた"と見るかでもだいぶ変わりそうで、こう、すごいのです。でした! -- &epoch{1604598016,comment_date}; -拙作をお読みいただきましてありがとうございました!こんなに長文で完走を頂けまして大変うれしいです…… もしかすると、そのような可能性はあったのかもしれませんねと思います 古の時代はもっと分離合体ができるくらいに自由だったのかもしれませんし、その代わりに食うか食われるかの厳しい現実があったのかもしれません。誰もが幸せになれる「簡易な文明のみを保つ」といった感じの主張(?)であるウツロイドさんとはまっこうから対立する物であり、不自由のかわりに幸せからあぶれるものがいなくなる……と意図したはずなのに時代が下るにつれてそうもいかなくなった、文明は高度化してしまった……のかも 解釈としては色々考えられて凄く新鮮な切り口です……素敵…… 作者としましては「あてられた」というのは本当にその場の空気に影響されて狂ったように描写していますが、もしかすると……とても毒に影響されやすい子だったのかもしれませんね。だって、あまりにも彼に都合がよすぎますものこの展開は。 >博士も寝取られた被害者なのでは そこに気づいてくださり嬉しいです……これは尊厳のみならず友情を破壊するお話でもあるのですよねって どんな素晴らしい者も、渇望の前では無意味……だからこそ美しい 狂気があるからこそそうならない者たちはすばらしいのです……もちろんそうなっている者たちも…… -- [[特ルリ]] &epoch{1604636472,comment_date};