ポケモン小説wiki
エーフィ×ブラッキー バトル の変更点


[[長編小説]]

「やめろニューラ!」
「嫌だな」
「何故だ!一番の友達だったじゃないか・・・・」
「うるさい!僕はアカギ様に付くんだ!その為にはキミと殺さなきゃいけないんだ!」
ニューラ・・・何故だ?一番信じていたのに。一番の友達だったのに。何故・・・・何故?
「うるさいブラッキーはもう殺せ」
ニューラの後ろから低い声がした。
「はい、アカギさ、ま」
ニューラは少し躊躇った様子で爪を出す。
「ひっかく、だ!」
ニューラは目を瞑りながら
ガリッ!
と引っかいた。
当然、強烈なので血が出る。
「いってぇぇぇ!」
ニューラはもう1度ひっかくを繰り出した。
爪が誰よりも伸びているのでものすごく痛い。
動けねぇ。クソ。
「次はれいとうビームだ!」
ニューラは手から冷たい冷気を出す。
そして顔も冷たくなってゆく。
「やれ!」
手からビームが出た瞬間、俺は逃げ出した。
「追え、ニューラ!」
後ろから足音が聞こえてくる。
一度立ち止まって後ろに小石を置いてから、
俺は全力疾走した。
何故置いたかと言うと、ヤツは下を見ずに走るからだ。
友達だった頃からそうだ。
ニューラは予想通り石に転んで、つまずいた。
「やった!」
俺は喜びながらまた走る。
もう俺には追いつけないだろう。
そのまま走り続けていると、崖に落ちそうになった。
「っ」
どうしよう、いくら追いつけないと言っても止まっていればいつか追いついてくる。
「何処に逃げるか・・・・」
後ろから冷たい風が吹いた。
ニューラが後ろに居た。
テレポート!?
ニューラはテレポートを使えないはずだ。
「野生のキルリアに力を借りたんだよ」
ニューラはふふん、と鼻で笑っている。
それも友だった時からのクセだ。
そう過去を思い出している内にアカギが命令を出した。
「ニューラ、れいとうパンチ!」
バキッ!
「つっ」
背骨が折れた気がした。
押されたせいで崖から落ちた。
「うああああああああああああああ」
叫んでいると、地上に落ちた。
そして、頭から暖かい物が出て来た。
最後の力を振り絞って頭を触って見る。
そしてその手には真っ赤な液体がついていた。
「ぐああああ」
狂気に近い声を出した。
ショックか恐怖のせいか、どちらのせいかわからない。
しかしどちらでも良かった。
そこで俺の意識は消滅した。

IP:124.83.159.197 TIME:"2012-09-09 (日) 22:24:42" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%C3%97%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB" USER_AGENT:"Mozilla/4.0 (jig browser web; 1.0.4; P02C)"

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