&size(20){''ポケモン不思議のダンジョン 探検隊アドバンズ物語''}; 作者 [[火車風]] まとめページは[[こちら>ポケモン不思議のダンジョン 探検隊アドバンズ物語]] 第四十九話 ソウイチとソウイチ!? 怪盗メタモンの罠! 前編 第百四十九話 ソウイチとコウイチ!? 怪盗メタモンの罠! 前編 「は、は、ハ~ックシュン!!!」 「は、は、ハックシュン!!!」 大きなくしゃみがあたり一面に響き渡った。 もうこれでかれこれ三度目だ。 もうこれでかれこれ四度目だ。 「もう!ソウイチ、くしゃみするときは手で口を押さえてよ!!」 ソウヤは文句を言った。。 「うっせえな!!出るもんはしょうがね・・・。は、ハックシュイ!!!」 話している最中に不意打ちで出てくるからたまったものではない。 寒さに弱いのも困り者だ。 というのも、昨日の依頼で行った場所が悪かったのだ。 その場所の名前はゆきのだいち。 その場所の名前はこなゆきのだいち。 名前からして、雪がたくさん降り積もっている銀世界の場所というイメージだ。 しかしその実態は、この地域で唯一年中吹雪が吹き荒れる極寒の地。 寒さが苦手なソウイチには、かなり厳しいダンジョンだった。 ソウマはライナを気遣いマントをかけ、ライナは寒がっているドンペイとモリゾーを気遣って二人をマントの中に入れた。 ソウマはライナを気遣いマントをかけ、ライナは寒がっているドンペリとモリゾーを気遣って二人をマントの中に入れた。 後一人は余裕があったので、ライナはソウイチも中に入れようとしたが、ソウイチは恥ずかしいのと照れくさいのでかたくなに断っていたのだ。 その結果風邪を引いてしまったということだ。 「まいったなあ・・・。特効薬の材料がなくなっちまってる・・・。」 ソウマは棚を調べながらつぶやいた。 普通の風邪薬を作る薬草はあるのだが、特効薬の薬草は切らしていたのだ。 「普通のやつじゃ治るまでに時間がかかるし、取ってくるしかねえな。」 ソウマはため息をついた。 「ま、まじかよ・・・?うううう・・・、さみい・・・。」 ソウイチは体をぶるぶる震わせた。 どうやら熱が出ているようだ。 「大丈夫か?とりあえず、これを羽織っとけ。」 ソウマはマントを脱ぐと、ソウイチに渡そうとした。 「アニキのじゃ大きすぎるよ。僕のならちょうどいいんじゃない?」 そしてソウヤは、自分のマントをソウイチにかけようとした。 「べ、別に大丈夫だって!!」 「やせ我慢しないの!」 ソウヤは嫌がるソウイチにマントを毛布のようにかけた。 さすがにここまでされては、ソウイチもごねる気はなくなったようだ。 「あ、ありがとな・・・。これで少しはましになるぜ・・・。」 「あ、ありがとな・・・。これで少しはましになれるぜ・・・。」 ソウイチはそっぽを向いて礼を言った。 もちろん照れているのは言うまでもない。 「とりあえず、オレは薬の材料を取ってくる。カメキチ達は依頼を、ソウヤ達は、ソウイチの看病を頼む。」 「とりあえず、オレは薬の材料を取ってくる。マジキチ達は依頼を、ソウヤ達は、ソウイチの看病を頼む。」 ソウマはみんなに指示を出した。 「わかった。しっかり面倒見るよ。」 ソウヤはうなずいた。 「カメキチ、依頼の間、二人のことは頼んだぜ。」 「マジキチ、依頼の間、二人のことは頼んだぜ。」 「おう!まかしとかんかい!」 カメキチはどんと胸を叩いた。 それからほどなくして、カメキチ達は依頼を解決するために出発した。 マジキチはどんと胸を叩いた。 それからほどなくして、マジキチ達は依頼を解決するために出発した。 それから、ソウヤ達も食料の買い出しに出かけ、基地にいるのはとうとうソウイチ一人となった。 そしてソウイチは、辛うじて残っていた風邪薬を飲み、ぐうぐう眠っていた。 しかしその様子を、遠くからニヤニヤと見ている謎の影があることには、誰も気付かなかった。 「これだけあれば足りるかな?」 「多分足りると思うよ。」 「どうせソウイチがたくさん食べそうだし。風邪引いてても食欲はありそうだから。」 ソウヤ達はそんな会話をしながらギルドへ戻っている途中だった。 そして交差点まで来たとき、みんなは唖然として立ち止まった。 なんと、ギルドで寝ているはずのソウイチが目の前に立っていたのだ。薄笑いを浮かべて。 「そ、ソウイチ!!なんでここにいるの!?」 みんなびっくり仰天だ。 さっきまであんなに苦しそうだったのに、今はほとんどそんな様子はない。 「そんなの簡単なこともわかんねえのか?大ウソだからだよ。」 ソウイチはニヤニヤ笑いながら言った。 いつもの笑いとは違う、腹の立つ笑い方にみんなかんかんだ。 「なんで嘘なんかついたの!?アニキやカメキチ達にまで迷惑かけて!!」 「なんで嘘なんかついたの!?アニキやマジキチ達にまで迷惑かけて!!」 ソウヤは顔を真っ赤にして怒鳴った。 他の二人も怒っているのは明らかだ。 「アニキなんだからそれぐらいやって当然だろうが。何言ってんだよバーカ。」 「アニキなんだからそれぐらいやって当然だろうが。何言ってんだよバカ。」 ソウイチは相変わらず腹の立つ笑い方を変えない。 「なんだと!?」 ソウヤの堪忍袋は限界に来ていた。 ソウマや自分達をだました揚句、自分のことをバカにされたからだ。 「ソウイチ、いくら何でもやっていいことと悪いことがあるよ!!なんで仮病なんか使ったのさ!!」 モリゾーも激しく腹を立てた。 「んなこともわからねえのかよ。頭わりいな~。さぼりたいからに決まってるだろうが。」 「んなこともわからねえのかよ。頭わりいな。さぼりたいからに決まってるだろうが。」 「あ、頭が悪いって!!」 モリゾーの顔は真っ赤になった。 あまりの暴言にカチンと来たのだ。 「ソウイチ!!二人に謝りなよ!!」 ゴロスケは今にもとびかからん勢いだ。 「うるせえんだよ。臆病者のくせにオレに指図するな。」 ソウイチは黒い笑いを浮かべて言い放った。 みんな堪忍袋の緒は完全に切れた。 「もう二度とソウイチとは口をきかない!!ソウイチなんか、僕の兄弟じゃない!!」 「ソウイチとは二度とパートナーなんか組まないからね!!」 「ソウイチとはもう絶交だ!!行こう、みんな!!」 ゴロスケは二人を促すと、怒って行ってしまった。 あまりの怒りと驚きに、みんなはソウイチがソウヤのマントを羽織っていないことに気付かなかった。 「へへへへ・・・、うまくいったぜ。次の計画を実行すれば、計画は完璧・・・。へへへへ・・・。」 「ウェヒヒヒwww、うまくいったぜ。次の計画を実行すれば、計画は完璧www。ウェヒヒヒwww。」 その姿は、もうソウイチの姿ではなかった。 そう、それはソウイチの姿に変身した、怪盗メタモンだった。 アドバンズを仲たがいさせて、そのすきにやっつけようとメタモンが仕組んだことだったのだ。 このメタモンは探検隊の仲間どうしをを仲たがいさせ、解散に追い込んでしまうあくどいやつだった。 ソウヤ達はそうとも知らずに、罠にかかってしまったのだ。 一方、ソウイチは薬が切れたのか目を覚ました。 「ふわああああ・・・。」 辺りを見回すが誰もいなかった。 「あいつらどこ行ってんだろ・・・。遅いなあ~・・・。」 そのとき、ソウイチのおなかがぐぐ~っと鳴った。 「あいつらどこ行ってんだろ・・・。遅いなあ・・・。」 そのとき、ソウイチのおなかがぐぐ〜っと鳴った。 寝ているといつの間にか昼過ぎになっていたのだ。 「仕方ねえな・・・。熱もだいぶ下がったし、買い物に行くか。」 まだ少し寒気がしたので、ソウイチはマントを羽織ったまま買い物に出かけた。 ソウヤに合わせたサイズだったので、ソウイチにはちょうどいい長さだった。 ところが、交差点を曲がってトレジャータウンに入ったソウイチはその場に立ちすくんだ。 「こ、これは・・・。」 なんと、町が何者かに破壊されていたのだ。 建物は崩壊して、あたりには残骸が散らばっていた。 そして、誰の気配もしなかった。 「いったい何があったんだよ・・・。台風でも襲来したのか・・・?」 「いったい何があったんだ・・・。台風でも襲来したのか・・・?」 こんな小規模な台風あるはずがない。 ソウイチはいったん交差点まで戻り、ギルドに帰ってこのことを報告しようと思った。 すると、パッチールのカフェの中から話し声がするのが聞こえた。 気づかれないように中に入ると、そこにはトレジャータウンのメンバーが集合して何か話をしていた。 「まさかあんなことをするなんてねえ・・・。」 「まさかあんなことをするなんてね・・・。」 残念そうな顔をしているのはガルーラだった。 「しかし、なぜあんなことをしたんだ?信じられねえぜ。」 「しかし、なぜあんなことをしたんだ?信じられねえ。」 リングマは怒って吐き捨てた。 「許せない!うちの商品を根こそぎ持っていくなんて!!」 「許せない!うちの商品を根こそぎ持っていくなんて!」 カクレオン兄弟は怒りをにじませていた。 「うちはお金を根こそぎ持っていかれました・・・。」 「うちはお金を根こそぎ持っていかれた・・・。」 ヨマワルも愚痴をこぼす。 「ボクやルリリにまで暴力を振るうなんて・・・。」 マリルは信じられないといった顔をしていた。 「とにかく、ソウイチをとっ捕まえて吐かせるしかねえだろう。何でこんなことをやったのかってな。」 「とにかく、ソウイチをとっ捕まえて吐かせるしかねえ。何でこんなことをやったのかってな。」 エレキブルが言った。 みんな何も言わなかったが、その意見に賛成しているのは見えていた。 「(おいおい、冗談じゃねえぜ・・・。オレがいったい何したって言うんだよ・・・。)」 「(おいおい、冗談じゃねえ・・・。オレがいったい何したって言うんだ・・・。)」 ソウイチはこの話を聞いて怒りが湧き上がってくると同時に悲しみを覚えた。 「(オレって、本当はみんなに信用されてねえのか・・・?とにかく、今はここから出たほうがいいな・・・。)」 「(オレって、本当はみんなに信用されてねえのか・・・?とにかく、今はここから出たほうがいい・・・。)」 こっそりと入り口から出ようとしたが、石を蹴ってしまい、からんからんと大きな音がした。 「誰だ!!」 「誰だ!?」 「(やっべえ!!)」 ソウイチは全速力で逃げ出そうとしたが、うっかりマントを踏んでしまいそのまま階段をすべりおりてしまった。 「でえええええええええ!!!」 下まですべり降りると、みんなはびっくりしてソウイチを見つめた。 「あ、ソウイチだ!! 「つかまえろ~!!!」 「つかまえろ〜!!!」 みんなはすごい勢いでソウイチをつかまえようと突進してきた。 「ひいいいいいいい!!」 ソウイチはすんでのところで捕まらなかった。 そしてそのまま全速力で階段を駆け上がると、近くの森の中に逃げ込んだ。 空を飛んで逃げるという手もあったが、切羽詰っているソウイチにそんな考えはなかった。 「あ、森に逃げたぞ!!」 「追え~!!」 「追え〜!!」 みんなは一斉に森の中へソウイチを追って入って行った。 それから数十分後・・・。 「やっと巻いたか・・・。」 ソウイチは疲れきっていた。 熱がぶり返したのか、顔も少し赤かった。 「いったい何がどうなってんだよ・・・。わけわかんねえよ・・・。」 「いったい何がどうなってんだ・・・。わけわかんねえ・・・。」 ソウイチはモヤモヤした気分のまま海岸へ向かった。 すると、海岸にはソウヤ達が座っていた。 「お、ソウヤ達だ。お~い!!」 「お、ソウヤ達だ。おい!!」 ソウヤ達はソウイチに気付いた。 しかし、ソウヤ達は返事をするどころか、そのまま立ちあがるとソウイチの横を素通りしていった。 「お、おい!無視すんなよ!!」 「お、おい!無視すんな!!」 ソウイチがモリゾーの肩をつかむと・・・。 「オイラに触るな!!!」 モリゾーはすごい剣幕で怒鳴った。 「な、なんだよ・・・。いったい何が気に食わねえんだよ!!」 「な、なんだ・・・。いったい何が気に食わねえんだ!!」 ソウイチはもうわけがわからなかった。 「とにかく、もう僕たちには近づかないで・・・。ソウイチなんか、アドバンズのメンバーでもリーダーでも、僕の兄弟でもない・・・。」 ソウヤはソウイチを見ずに言うと、急に振り返って怒鳴った。 「ソウイチなんか・・・、ソウイチなんか大嫌いだ!!!」 「ソウイチなんか・・・、ソウイチなんか大嫌い!!!」 ソウイチが唖然とする中、ソウヤは目に涙を浮かべて走り去った。 ソウイチは何が起こったのかまったく理解できなかった。 「よくもぬけぬけとあんなことが言えたね!!本当に最低だね!!」 「よくもぬけぬけとあんなことが言えたね!!本当に最低だ!!」 モリゾーは顔を真っ赤にして叫んだ。 「二度とソウヤに近づくな!!!」 ゴロスケはそう叫ぶと、ソウヤの後を追いかけた。 モリゾーもそれに続く。 ソウイチは、ただ茫然とそれをながめていた。 「なんだよ・・・、いったい何がどうなってんだよ!!!」 「なんだ・・・、いったい何がどうなってんだ!!!」 ソウイチは大声で叫んだ。 その声は、むなしくあたりに響き渡った。 「オレ・・・、どうすればいいんだよ・・・。ソウヤ達にも見捨てられて、町のみんなからも変な疑いかけられて・・・。オレって、そんなに信用ねえのかよ・・・。」 「オレ・・・、どうすればいいんだ・・・。ソウヤ達にも見捨てられ、町のみんなからも変な疑いかけられ・・・。オレって、そんなに信用ねえのか・・・。」 ソウイチはそのまま座り込んでしまった。 熱が出てきて疲れたのもあるし、絶望感から立ち直ることができなかったのだ。 「(オレだって、今まで一生懸命やってきたのに・・・。そりゃあ、ふざけたりちょっかい出したことだってあったけど、信用失うほど極端なことしたかよ・・・。もう、オレなんてどうでもいいんだな・・・。みんな、オレが大嫌いなんだな・・・。)」 「(オレだって、今まで一生懸命やってきたのに・・・。そりゃあ、ふざけたりちょっかい出したことだってあったけど、信用失うほど極端なことしたかよ・・・。もう、オレなんてどうでもいいんだ・・・。みんな、オレが大嫌いなんだ・・・。)」 ソウイチは極端なマイナス思考に陥ってしまった。 あれだけ言われたり追いかけられたりすればだれだって悲観的になるだろう。 あれだけ言われたり追いかけられたりすればだれだって悲観的になる。 ソウイチはそのままずっと砂浜に座っていた。 いつの間にか目には涙がたまっていた。 「ああああもう!!思い出しただけで腹が立つよ!!」 「ああああもう!!思い出しただけで腹が立つ!!」 モリゾーはむしゃくしゃして言った。 「最低だよ・・・。ソウイチなんて最低だ・・・。」 「最低だ・・・。ソウイチなんて最低だ・・・。」 ソウヤはまだ目に涙を浮かべていた。 ゴロスケはそんなソウヤの様子を悲痛な面持ちで見つめていた。 交差点のあたりまでやってくると、なにやら辺りが騒がしいことに気づいた。 どうしたものかと思い、近くを通りかかったエレキブルに事情を聞いてみた。 それは、みんなをさらに愕然とさせるものだった。 「ソウイチが・・・、トレジャータウンを襲った・・・?」 それが、みんなが精一杯思いつく言葉だった。 「ああ。それでみんな、ソウイチを捕まえようと探し回ってるところだ。」 エレキブルは忌々しそうに言うと、またどこかへと行ってしまった。 みんなはもう話す気力もなかった。 ソウイチに心のそこから失望してしまったからだ。 重い足取りで階段を上がり、地下一階まで降りてくるとチリーンが話しかけてきた。 「あ、お帰りなさい~。あれ・・・?どうかしたんですか・・・?」 「あ、お帰りなさい〜。あれ・・・?どうかしたんですか・・・?」 チリーンはみんなの浮かない顔に気づいた。 「あ、チリーン・・・。実はね・・・。」 ソウヤはソウイチのことを話した。 話しているうちに怒りが再燃してきたのか、だんだんとソウヤの口調は激しさを増していった。 モリゾーとゴロスケも腹が立ってしょうがないといった感じでソウヤの話を聞いていた。 しかし、チリーンは腑に落ちない顔をしていた。 「でも、変ですね・・・。ソウヤさんが達がソウイチさんと出会ったのはお昼より前でしょ?」 その質問に三人はうなずいた。 「それならおかしいですよ。だって、ソウイチさんがギルドを出たのはお昼より後ですよ?」 その言葉に三人はすごく驚いた。 「そ、そんなバカな!!だって、あれはどこからどう見てもソウイチだったよ!?」 みんな口をそろえて言った。 「ですけど、ソウイチさんは、皆さんの帰りが遅いので、確かにお昼過ぎに皆さんを探しに行かれたんですよ?」 チリーンの言うことにうそは見られなかった。 みんなは混乱した。 「どういうことなの・・・?じゃあ、最初に僕らが出会ったソウイチは・・・、まさか・・・。」 ようやくみんなもひとつの結論に達したようだ。 最初に出会ったソウイチは、偽者だったのだ。 あまりにもそっくりだったので、怒っていたみんなはそれを見分けることすらできなかった。 今冷静になって考えてみれば、ソウイチがサボったり、仲間に対してあんなことを言うはずがないのだ。 「それに、今思い返してみれば・・・。あのソウイチは、ソウヤのマントを羽織ってなかった・・・。」 ゴロスケの言ったことに、ソウヤとモリゾーは雷で打たれたような衝撃を感じた。 しゃべりかた、バンダナ、目の形、何から何までソウイチそのものだったが、唯一、ソウヤのマントを羽織っていなかったのだ。 みんなは事の重大さを認識して青ざめた。 「大変だ・・・。となると、トレジャータウンを襲ったのもソウイチじゃないよ!!」 「大変だ・・・。となると、トレジャータウンを襲ったのもソウイチじゃない!!」 ソウヤは叫んだ。 「このままじゃ、ソウイチが濡れ衣を着せられてつかまっちゃうよ!!」 「このままじゃ、ソウイチが濡れ衣を着せられてつかまっちゃう!!」 ゴロスケが言うと、みんなははじかれたようにギルドを飛び出していった。 チリーンはその後姿を呆然と見つめていた。 ---- [[アドバンズ物語第五十話]] ---- ここまで読んでくださってありがとうございました。 誤字脱字の報告、感想、アドバイスなどもお待ちしてます。 #pcomment(above) IP:202.253.96.229 TIME:"2012-06-23 (土) 15:04:38" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%BA%E7%89%A9%E8%AA%9E%E7%AC%AC%E5%9B%9B%E5%8D%81%E4%B9%9D%E8%A9%B1" USER_AGENT:"SoftBank/2.0/001SH/SHJ001/SN353012043858651 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1"