written by [[cotton]] ↓注意事項等。間違いなどあったら連絡等お願いします #memo(執筆中。二章まで公開中。\n章っていうほどでもないかも\n\n舞台:森の洋館\n\n\n\n\n\n強姦?が含まれます) #contents 青白い光が壁にボヤボヤと浮かんでいる。部屋には本や皿などが散乱していた。何年も掃除されていないのだろうか……。 窓は強い風と雨に叩きつけられている。不気味な風景に震えが止まらない。鳥肌が立つくらいだ。 ――ところが。 「はあっ……はあっ……!」 「……どうですか? 気持ち良いでしょうか?」 そのフタリを包んでいるのは&ruby(さむけ){寒気};どころか、それすら溶かしてしまいそうな熱気だった。雌の方は、ただ奉仕に徹している。その下になった雄の方は…… 「はあっ……はあっ……」 最早消えかけた息を発することしかできなくなっていた。彼を襲っているのは、 快感? ……それだけじゃない。 彼女が放つ電気に、ただ一方的に打ち付けられているだけだった。痛みと痺れ。これらが彼を導線のように貫いてゆく。もう、彼に残された選択肢は一つしか無かった。 「うああぁぁぁッ!!」 屋敷の入り口まで響きそうな声が上がる。フタリを、一段と強い電磁波が包む。それは、彼の絶頂の瞬間を逃しはしなかった。 蒼白の中から彼女は起き上がる。口から垂らした白濁した滴すら、その光によって消される。 「……ご主人様の亡きお姿、」 ふと、一本の電流が部屋の隅のテレビ――テレビとも言えないような古い箱に伸びる。画面には砂嵐、スピーカーからは耳障りな音。……壊れているとしか思えないのだが。 「――美しいです。その顔、その&ruby(からだ){残骸};……」 もう何も話さない彼に、彼女はそう話しかける。笑みも、涙も浮かべず。 「……電磁浮遊」 彼女の針のようなツノから束になった電流が走る。それは縄のように彼を縛り、宙に浮かせる。そのまま電流の束をテレビへと伸ばしてゆく。 「……大好きでした」 その箱の中へ、動かない身体を葬る。砂嵐を映していた画面は、彼の身体を段々と呑み込んでゆく。 消えゆく彼に、彼女は最後の言葉をかけた。 ――おやすみなさい。ご主人様……。 &size(17){わがままな召使い}; ***一(10.13更新) [#i46464fa] 降り頻る雨。森はその憂鬱な匂いに包まれていた。本来なら感謝すべき草花でさえその雨に、茎を折られそうに、花びらをもぎ取られそうになっていた。 ――雨が降るなんて聞いてねーぞ……? そのサンダースは、雨の中舌打ちをする。予想外の雨に雨宿りできる場所を探して走っていた。&ruby(あし){肢};を地面を強く叩きつけ、時々滑りそうになりながら。 遠くでは雷音が鳴り響く。振動は地を走り、震わせてゆく。黒雲はまだ濃くなりそうだ。 「お……?」 彼は木の向こうに屋根のようなものを見つけた。ちょうど良い。少し邪魔させてもらうか。そう思い、彼は方向転換し、足を速めた。 「……誰かいないのか?」 不気味な屋敷だった。辺りは草で荒れ、呼鈴は役目を果たさない。長い間、手入れがされていないようだ。普通なら確実に躊躇うだろうが、この事態だ。外よりは中にいた方が良いだろう。 鍵はかかっていないようだった。ドアをノックしても、中からの返事が無いことを確認し、建物の中へと入った。 ……いくら雨だとはいえ、その中はあまりに暗かった。外があの様なら、中も同じだった。塵や埃が床を覆っている。濡れた肢にまとわりつく。 どうやら、誰も住んでないようだな。誰かいたとしても……幽霊とかだろう。雨が止むまでなら許してくれないかな。迷惑さえかけなければ大丈夫だろう。 一先ず、近くの部屋を見回ってみる。食堂、書斎……色んなものが散らかっていて、満足に休めそうになかった。階段は、一段登る度ところどころ軋む音もする。 何かいるような気配はずっとしているが、向こうも特に気にはしていないようだ。ゴースとかムウマとかならもうだいぶ見慣れたし。 結局、玄関――さっきの場所まで戻ってきてしまった。呆れてため息をつく。やっと、休めそうな場所を見つけたというのに。掃除してからじゃないとそうできないかもな。 後は…… 奥の部屋は尚暗いが、それでも行くことにした。屋根を強く打つ雨は、今日は止みそうにないから。 それにしても、この屋敷はどのくらい忘れられているんだろう。上から一階を見下ろしてみる。植木は陽の当たらない場所ですっかり痩せ細ってしまったようだ。一体の石像からは、ほとんど光沢が消えてしまっている。壁に飾られた絵は色褪せ、古ぼけている。 そして、残るはこの向こう。今までの様子だと、あまり期待はできないが。 ――……あら、珍しいわね。 背後から突然聞こえた声。あまりにはっきりと聞こえたため、背筋に氷のような冷たさが刺さる。 「……ッ!?」 ――あ、ごめんね。驚かせちゃったみたいだね。 暗闇をバックに、少女が一人佇んでいた。気づかなかった。足音すらしなかったから。その理由は勿論、足が地についていないからだ。 ――今日はまた、どういう風の吹き回しかしら? あなたでフタリ目よ、今日のお客さんは。 「……他に誰か来てるのか? まあ、今日はこの雨だ。自分の他に雨宿りする奴がいても不思議じゃないさ」 ――なるほどね。 彼女は時折、無邪気な笑顔を見せる。幽霊だということを忘れそうなくらい、生き生きとした笑顔だ。 ――気をつけてね。雨が止んだら、すぐに出ていった方がいいよ。 そう言って、彼女は暗闇の中へと入ってゆく。動かない足はゆらゆらと揺れる。彼女を透かして見える闇は彼女の姿を飲み込んでいった。暫くぼんやりと見ていたが、自分もその後を追った。 辺りを見回してみると、幾つか部屋があった。似たようなドアが並んでいる。どうやら、電気が通っているようだった。ドアが開き、明かりの漏れた部屋が確認できた。 ……明かり……。 やはり誰かがいるようだ。さっきの少女が話していた先客だろうか? 床や壁に青白い光を投じている。その上を歩くと、床は冷え切ったように冷たい。近づく度、目に映る光は濃く、目に映る景色は薄くなる。 ――そう、幻のように見えた。 その部屋にいたのは一匹だけじゃなかった。雄と雌、パッチールと……見たこと無いポケモン。彼は、ただ電撃と快楽に襲われ続ける。彼女は顔色一つ変えずに奉仕に徹する。 「はあっ……はあっ……!」 「……どうですか? 気持ち良いでしょうか?」 彼は激しい息と、喘ぐ声を発するだけで、何も話せない。それだけで答えにはなってはいるが。 「うああぁぁぁッ!!」 ――おやすみなさい。ご主人様……。 その風景は、洪水のように雪崩れ込んでくる。やっと目が覚めた気分だった。やっと気がついた。 「……あら?」 彼女はこちらを振り向き、お辞儀をする。 「貴方が新しいご主人様ですね? ようこそ、私は貴方の召使のロトムです」 「……はぁ? 主人って……何のことだ? ……それより、今のパッチールは何処に……」 「お眠りになられましたよ」 熱気を帯びた部屋を前に、背中には冷たい空気を感じていた。 「……貴方は356番目のご主人様です。ゆっくりしていってくださいね」 その言葉は最後まで聞こえない。……逃げ出したのだ。身の危険がそこまで迫っていることに、自分も彼のようになり得ることに、今更気づいたのだ。 「……もう帰られるんですか?」 背後からそんな問いかけが聞こえる。……聞こえない振りをする。 ――かーごーめ、かーごーめー…… 何かが屋敷の中に響き始めた。 ――&ruby(かーご){籠};の&ruby(なーか){中};の&ruby(とーりー){鳥};は…… その歌は何重にも聞こえる。 ――&ruby(いーつー){何時};&ruby(いーつー){何時};出ーやーる…… でも、今はそんなものに構ってなどいられない。 ――夜ー明ーけーのー&ruby(ばーん){晩};に…… この屋敷を出なければ。 ――&ruby(つーる){鶴};と&ruby(かーめ){亀};が&ruby(すーべ){滑};った…… ドアは、もう目の前に…… ――後ろの&ruby(しょーめん){正面};だーあれ……? 「なッ……!?」 ……ドアが開かない。鍵さえ壊れていそうな扉だったのに。何度体当たりをしてもびくともしない。その間に、彼女が背後に迫る。 「……この歌は、26番目のご主人様に教えて頂いたんです。澄んだお声の方でした。聞くと呪いを受けます。もう、逃げられません」 何もできずに、彼女の目をただ見つめるだけだった。身体中の力が抜ける。このままだと…… 「ゴース達、出番です」 辺りを漂っていたガス状のモヤモヤが形となる。それらは目をこちらに向け、唾を滴らせながら舌を出して笑う。……それが何体も、何十体も。 高らかに響き、重なる笑い声。開かないドア。表情一つ変えない少女。 こんな時、袋の中の鼠はどうする、か。 「放電ッ!!」 大人しく負けを認める訳にはいかない。体毛一本一本から迸る電撃は、それらをまとめて撃ち落としてゆく。痺れさせればこっちのもんだ。 「……ご主人様も電気の使い手でしたか。これは厄介ですね……。じっくりと、私のものにさせて頂きます」 「なあ、何故その"ご主人様"とやらを殺りたがる?」 「……全ての者は、亡き姿が一番美しいのです。美しいご主人様、私の大好きなご主人様がずっと私の側に在られる。永遠にです」 やっと表情を、その無表情を崩した。口元を上げ微笑んだ。今まで見た笑顔の中で最も、嬉しそうに見えない笑顔だった。 「一筋縄ではいかないようですね、さすがです。でも、お逃げになることは許しませんよ? ご主人様は、私の近くにいらっしゃるのが良いのですから」 辺りに散らばったゴース達を見て、彼女は感嘆の息を漏らす。また無表情でこちらを見つめた。 ***二(11.3更新) [#pa5c7b53] ゴース達のその魂は空気中に放たれゆく。それは細かなガスとなり、溶け、薄められる。昇天の瞬間。 いつかは自分もこんな風に消えるのだろうか。……いや、今考えることではないな。そんなことを、次々昇り逝く魂を前にして思った。 そうして、ここにはまた二匹だけになった。 「もうすぐ、宝石がまた一つ増える。こうして私の宝箱は、綺麗になってゆくんです」 "宝箱"というより"棺"だろ、あれは……。 「気が早い。まだその宝石は手に入ってないんだが?」 「そのようなこと、既に約束されたようなものです。私達&ruby(ゴースト){霊};が、相手を追い込む技を多用できる理由をご存じですか、ご主人様?」 ふと、そんなことを聞いてくる。 「……お分かりにならないなら教えて差し上げます。生者を弱らせ、確実に道連れにするためです。美しい死へと、共に誘うためです」 彼女の&ruby(りょうて){両極};に、蒼火が灯る。怨念が込められた炎、"鬼火"。それは彼女の手を離れると、空中に浮かび始めた。 こちらに飛んでくるタイミングを見逃さぬよう、じっとその火を見つめる。ボヤボヤとその火は揺れる。火とは思えないほど、それは寒く、冷たく見える。 「"シャドーボール"」 ――……なッ!? 別次元からの攻撃が命中する。気がついた時には遅かった。黒く暗い玉は身体に刺さったように当たっていた。反応することも、声を上げることさえもできなかった。 「この火は便利ですね。見せるだけで牽制になるんですから。18番目のご主人様に教えていただいたんです」 完全な油断だった。他に対する意識が散漫になっていた。 「"鬼火"」 彼女の指示で、青白い火は動き出す。怯んだ自分の目前に。冷たく、その火は揺れながら。 「ッ……!」 右手で払うのが精一杯だった。火が腕を包み、陽炎と熱を残して消える。冷たく見えたと言っても、やはり火であることに変わりはなかった。 「私は優秀な召使い。その状態でお勝ちになるには、少々無理がありますよ?」 「くッ……」 火傷した右手が痛み始める。力が上手く入らない。 彼女の周りに再びシャドーボールを浮かべる。先程の火とは違う、禍々しい黒玉。ざっと見て十個くらいか。こちらをじっと見つめる眼のように見えた。 その上、後ろは開かずのドア。このような有利な状況でも、やはり彼女は少しも勝ち誇った表情を見せない。それが当然であるかのように。 「行きなさい、"シャドーボール"!」 彼女の指示でその弾は動き始める。標的は当然、……この俺。 けど俺も、そう簡単に屈する訳にはいかない。立ち上がって、戦闘体勢をとる。散らばった弾の向こうの、彼女を眼に捉えて。 四肢の不快だった湿り気は乾いてしまったようで、もう無かった。 ――"突進"。 彼女の方へ突っ込む。弾の群れを避け、振り切る。視界に映ったと思えば、一瞬の内にそれらは外へ流れゆく。一つ、また一つと。 一つが真正面に迫りくる。 ――"電気ショック"。 放った電撃はそれを包みこみ、絡み付く。纏まった形を失ったそれを、その場で霧散させた。 両&ruby(て){前足};を床に叩きつけて走る。壁を一つずつ破るように、顔に、肩に、体に、風を感じながら。 そういえば一つあった。不意を突ける有効打。 「……!」 ――"噛み付く"。 「うッ……」 肩の辺りを捉えた。当てたのは一瞬。だが、さすがの彼女も動作を失う。勢いがあっただけに、効いていないということはなさそうだ。 「俺にも武器はある。この&ruby(・・){俊足};だ。だからそう簡単に捕まるわけにはいかない」 威力が無ければ足せばいい。身を守る術が無ければ避ければいい。そうだ。俺には十分過ぎる武器があるじゃないか。 ――これなら行けるか? 着地して彼女の方を振り向く。さっきより、電磁波は眩しさを失っていた。 「……お見事です、と言いたいところですが。此処ではその"武器"も、無駄になってしまいますよ?」 「……無駄?」 「来なさい、ゴース、ゴースト!」 彼女の号令が屋敷中に木霊する。それを聞きつけた霊達が集まる。壁をすり抜けて、あるいは奥の食堂から。 彼女に従順なのだろうか。……いや、違った。ただの食事の合図だろう。皆、空腹で飢えているペットのようだった。 「マジかよ……」 ……そうして、完全な包囲網が完成する。ゴースの笑い声。それより邪々しいゴーストの笑い声。まだこんなに残っていたのか。 辺りを包むのは、紫の霧。霧中の者を迷わせ、死の世界に誘うかのように、深く、毒々しい。 「これだけの相手に、何処に逃げようとおっしゃるんですか?」 彼女の姿も、その霧の中に隠れてしまっていてよく見えない。俺とは違って、そんな霧など知り尽くしているだろうが。 「暫く続きそうですね。私はその間休ませて頂きます」 声しか聞こえない。追おうとしても、霊の大群と視界の悪さに足を止める。本当に去ったのかどうかも分からないのだが、恐らく、残っていることは無いだろう。 なるべく早くケリを着けないと。この毒ガスだ、此処にいるだけで気分が悪くなる。更に、 「くけけけー」 ……何重もの妙な笑い声のせいで耳鳴りっぽいし。食料を前にして歓喜に満ちている。でも、これくらい多くても関係無いか。また一気に潰してしまえば。 体毛に静電気を集める。こんな奴ら、簡単に撃ち落として…… 「"怨み"ッ!」 一匹が叫ぶ。それと同時に、 ――……何!? 体毛に帯びた音が段々消えてゆく。再び点けようとしても、頼りなく鳴いてすぐ消える。 「これで、ご自慢の攻撃も使えなくなったってわけだ!」 耳障りな笑いは高笑いになる。余計に煩わしく思える。今の俺の思考を止めるには十分だった。 落ち着いて考えてみる。どこにも……安全地帯などない。打開策もない。考えようとするほど、右腕がまた痛む。 "放電"はもう使えない。他には……駄目だ、一気に相手できるような技が思いつかない。 ……ああ、もう、早くしねぇと……! 「"突進"ッ!!」 群れの一匹のゴースト目掛けて駆ける。先程のように行けると思って。 「"噛み付く"ッ!!」 ――行ける筈がなかった。 これだけ多い相手に、噛み付く一本――しかもずっと同じ戦法で、敵う筈がなかった。 すぐに後悔した。その後悔すら、遅いほどだった。ケケッ、甘いねぇ、と、それは笑う。それに届こうと助走を活かして跳ぶ。牙を出した先には、 ――……何もいない? いや、 「"ナイトヘッド"ぉ!」 ――背後……! 身体を締め付けるような重力に包まれる。身体から根こそぎ、力を絞り取るように。身体を縛られたように、動かすことはできはしない。前進する力を根こそぎ、消し去られたように。 「ぐあああぁッ!」 思い知らされた。自分の甘さを。それだったら、自分は食料として食われるのも当然じゃないか? 地面の重力に引き寄せられてゆく。床に叩きつけられる。ようやく終わったらしい。 「今日の獲物は、また一段と美味しそうだねえ~? そう思わない?」 「ま、どんな奴でも美味しいことには変わりないしさ」 「あのメイドが帰ってくる前に、さっさと食っちまうか?」 「ああ、そうしようぜ」 そこら中からそんな会話が聞こえてくる。どいつもこいつも……。なんでこんなに自信たっぷりなんだ? 一筋縄ではいかない相手。……の数。全体攻撃は使えない。……全体? ……閃いた。これなら行けるかも。 「あのさ、」 「ん~? 何だ? 命乞いかぁ?」 「盛り上がってるとこ悪いが、そういう会話は、&ruby(オレ){獲物};を捕らえてからにしないか?」 「……まるで俺達がお前を取り逃がすような言い方だなぁ? 逃げられると思ってんの?」 辺りの会話が嘲笑いに変わる。 「いいぜ、さっさと宴にしちまおうか!」 一匹がそう叫ぶと、全員がこっちに突っ込んでくる。誰よりも速く、夕食にありつこうと。 もう一つの武器、今が出す&ruby(とき){機会};か。 「捕らぬ獲物の皮算用も、程々にしておけよ?」 まだ死にたくはねぇんだから……。 「……!? 何だこれ!?」 「味が無い……。ぬいぐるみか……?」 「何処だ? あいつは……何処に行った!?」 エントランスは一転、パニックになる。たったの今までそこにいた者を捜して。逃げてしまった獲物を探して。 「……フフッ、捜してる捜してる」 そして俺はここにいる。階段を上った先で、彼らを見下ろして言う。 イーブイ種の特徴。何か一つ、特出した能力。そしてもう一つ。豊富な補助技だ。 今の一瞬の間に"高速移動"。それだけで簡単に上まで来られた。そして奴らが食らいついているのは……、 ――"身代わり"だね。 後ろから声がした。振り向くと、この場所で会った少女の姿。 ――騒がしいと思って来てみたら……。大丈夫? 「さっきの幽霊……。それより、離れてた方がいいぞ?」 ――うん。でも、何するつもりなの? 「トドメ。まあ見てな」 あれだけ纏まってくれれば、"放電"を使わなくても大丈夫か。むしろ、あちこちに分散するより、効率がいい。 体毛に電気を溜める。バラバラには溜まらない、だから、一点に集中させて。外の雨の勢いは、未だに衰えることを知らない。外の風は、未だに吹き止むことを知らない。そして、 「"雷"ッ!!」 雷は、まだ鳴り止むことを知りはしない。まだ、負けを認めるわけには。 執筆中(~二) 気になった点などあればどうぞ。 - 今までの奴はやられて来た……たが、お前なら大丈夫だ!!ブイズとしての誇りを持つならそんなくだらない運命壊して逃げてやれ!!!……と、長くなりましたが執筆がんばって下さい^^ -- [[Fロッド]] &new{2008-10-13 (月) 18:50:18}; - サンダース!今こそお前の中に秘められえっ何うわヤメロぐはげぼぐぉああ・・・ -- &new{2008-10-13 (月) 21:39:56}; - 何これ… めちゃくちゃ面白そうですね…。(溜息 期待してます!! -- &new{2008-10-13 (月) 22:00:20}; - >>Fロッドさん&br;そ、そんなこと言ったら今後の展開を考えるのが怖く(ry&br;さて、どう虐めてやろうわ何をするはなs &br;↑↑&br;サンダース、切り札だ!>効果がないようだ&br;(・3・)あるぇー&br;…嘘ですサーセンorz &br; &br;↑&br;ゆっくりですが頑張って進めていきたいと思います。&br; &br;コメントありがとうございました! -- [[cotton]] &new{2008-10-13 (月) 22:29:01}; - …でもサンダースの定番サブウェポンはシャドーボールだから効果抜gげほっげほっごほ…ふぅ。亡き姿が最も美しい…同感ですね。嘘ですよ。さて、どうなっていくのか非常に楽しみです! -- [[在る時@168番目の主(ぇ]] &new{2008-10-14 (火) 00:32:58}; - ま……俺にとってはあんな魂の抜け殻のどこが良いのやら……と、思ってしまいますがね^^; -- [[Fロッド]] &new{2008-10-14 (火) 05:51:44}; - 「356番目のご主人様」ってことは……それだけの"宝石"があるということでしょうか?………ガクガクブルブル -- [[パウス]] &new{2008-11-04 (火) 20:54:34}; - &br;コメありがとうございます@レス遅れてすみません。&br;>>在る時さん&br;幽霊苦手なので綺麗どころか…と、ヘタレな作者が申しております&br;あ、でもムウマージは&br;>>Fロッドさん>>&br;そんなこと言ったらヌケニンに(ry&br;>>パウスさん&br;某夢の国には千近い幽霊の出るアトラクションがあったような&br;きっとそんなのに比べたら(ry&br;ユーレイ苦手なんで(二回目)両方とも行く気になれません -- [[コットン]] &new{2008-11-04 (火) 22:52:17}; - なかなか良いバトル小説ですが、主人公の技が4つ以上あるのですがこれは…まぁ、続きが楽しみです。 ――[[グレーカラー]] &new{2015-06-05 (金) 00:52:01}; #comment IP:118.9.43.26 TIME:"2015-06-05 (金) 00:52:01" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?%E3%82%8F%E3%81%8C%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%AA%E5%8F%AC%E4%BD%BF%E3%81%84" USER_AGENT:"Opera/9.50 (Nintendo DSi; Opera/507; U; ja)"