ポケモン小説wiki
れいに始まりれいに終わる の変更点


#include(第十四回短編小説大会情報窓,notitle)



官能等の描写があるので気を付けてください。
作者:[[オレ]]
タイトルとどこまでつながっているか……&color(red){官能};(注意)がどういう「れいに始まりれいに終わる」のかを見ていただければと思います。



*れいに始まりれいに終わる [#u67jzGJ]



 この数日、人間たちが騒がしい。話を聞く限りだと「ゴールデンウィーク」だの「改元」だのでお祭り騒ぎなのだという。だがここに集まるのは人間ではない。長く柔らかい毛並みが美しい、アブソルと呼ばれるポケモンたちだ。人間たちの間でも「災いを感知する力がある」と知られる彼ら。その目はとある一点に向かっていた。

『ここか』
『ここみたいですね』

 アブソルたちは緊張した面持ちで、その場を確認する。目の前にあるのは何の変哲もない偉人の石像。何でも近代の何とかいう政治運動ではこの地の先頭に立った政治家だということだが、アブソルたちに碑文の説明を読むことはできないだろう。それよりも像と一緒に立っているポールの方が印象的らしい。

『確かにこの像ね』
『嫌なくらい感覚を放っていやがる……』

 どちらにせよアブソルたちが気になっているのは像そのものらしく、碑文への興味は皆無の様子だ。三々五々、その場のアブソルが増えていく。その数およそ二十匹。

『人間は?』
『なんかお祭りみたいだから近くにはあんまりいないね』

 アブソルたちの前には巨大な人間の建物が鎮座しており、像はその裏手にひっそりと佇んでいる格好だ。聞いたところによるとこの建物は「県庁」と呼ばれており、なんでも人間が休みと決めている日は留守にされるという。その像を囲むように植えられた木々の向こうは、崖下に川が流れる雄大な光景が広がっている。春も盛りで穏やかな気候、遠くには人間たちが何かを祝う声。この平和な中で何の災いが近付いているのだろうか。

『おい、人間だ』
『こっちに向かっているみたいだな。隠れよう』

 電子端末を片手に、一人の人間が真っ直ぐ像へと向かってくる。像とその脇に立っているポールを確認すると、端末を覗きながら数歩のところまで近付き足を止める。そこで端末を触り操作すると、ポールの先端から光の弾が飛び出す。それはやってきた人間の手前に降り立ち、一瞬でハピナスへと姿を変える。

『ああ、人間たちが言うジムバトルか』

 一匹のアブソルが人間に聞こえないように呟く。各地の名所や史跡には人間やポケモンの強い感情のようなものが集まり、異空間を形成することがある。発見され次第それらの異空間の管理と改造の専門会社「ナイアンテック」に報告され、派遣されたプロが改造を行い異空間の入り口にポールを建てる。異空間の質によって「ポケストップ」と「ジム」の二種類が作られることは、アブソルの中では知っている者は少ないが。見回せば「県庁」の正面の巨大な像をはじめ周りにもポールが点在している。

『と、終わったみたいだな』

 いつの間にかジムバトルは終わっており、最後に倒されたケッキングが光の玉となり宙へと飛ばされる。ポケモンの転送システムを応用したものだ。ジムになる場所の異空間はポケモンの戦闘の余波をエネルギーとして吸収しやすく、発生したエネルギーは様々な形で使われている。ポケモントレーナーはジムにポケモンを配置してバトルを行なわせ、発生したエネルギーの対価として資金を得ている。全てのポケモンを倒して転送すると、今度はこのトレーナーがジムにポケモンを置く番だ。トレーナーがボールを開くと、見るからに百戦錬磨と思われるボーマンダが飛び出す。ボーマンダは意気揚々とトレーナーにウインクして見せると、そのままボールには戻らず光の玉となりジムのポールに吸い込まれていく。その瞬間、ジムのポールは青色に変わる。

『色が変わるんだ』

 その様子を初めて見たらしい若いアブソルが呟くのにも気付かず、トレーナーは踵を返す。よく見ると崖下に続く階段の先にある神社にも、ジムと思われる形の「赤い」ポールが立っている。トレーナーはそのジムも自分のチームの色で染めようとしているらしい。

『大丈夫なんじゃないかな?』

 近くに人目が無くなったのを確認し、アブソルたちは再び集まる。相も変わらずジムからは災いの感覚が放たれているが、先程のボーマンダもいるし何かあっても大丈夫なのではとも思える。個々で見ればあのボーマンダはアブソルたちよりもずっと強い。

『いや、念を押しておこう』

 この中では最年長と思われるアブソルが一声とばかりに言うと、同意見の者から不承不承の者まで集まり像とジムを取り囲む。そして一匹が細長い声で吼えると、さらに一匹もう一匹と最後は全員が声を揃える。その声はうねりとなりジムになっている異空間とも共鳴し、見る見るうちに巨大な黄色いタマゴが形作られていく。

『とりあえず、待つとしようか』

 言いながら一匹がタマゴに飛び込むと、そのまま吸い込まれて中に消えていく。他のアブソルたちも次々とタマゴの中に入っていく。こうしてジムのポールの上に、似つかわしくない巨大なタマゴだけが残されたのである。



『また人間……?』
『おい、見てみろよ』

 タマゴの中から時折人間たちが行なうジムバトルを覗きつついたアブソルたちだが、今しがた現れた人間の顔つきを見た瞬間緊張が走る。汚い欲望を前面に出してはばからない表情は、アブソルの災いの予知能力を用いるまでもなく不幸を呼び寄せそうな雰囲気だ。次に現れた人間もその次に現れた人間も、様相に多少の違いはあれど全員災いの気配を纏っている。

「マニューラ! ゆきなだれだ!」

 そして強力なポケモンを連れている。繰り返された戦いに疲弊したボーマンダは、遂に苦手とする氷タイプの技を前に弾き飛ばされる。主の元に帰っていくボーマンダを満足げに見届けると、新たに来たトレーナーはメタグロスをボールから出す。他のトレーナーも一斉にジムにポケモンを配置する。

『間違いない。災いは、こいつらだ!』

 一匹が呟くとその場のアブソルたち全員が納得した様子で頷き、次の瞬間には全員が咆哮を上げる。その咆哮が一点に集約されると、それは瞬く間に巨大なアブソルの姿を形作る。そしてタマゴの中にアブソルたちを残したまま、トレーナーたちの前に飛び出す。その巨大アブソルに向けてアブソルたちが咆哮を送ると、巨大アブソルはトレーナーたちに向けて爪を振るう。

『みんな、いくぞ!』

 アブソルたちの咆哮は巨大アブソルが戦うエネルギーとなる。現れた巨大アブソルを前に、対するトレーナーたちは一斉に苦手とするカイリキーやハッサムを並べる。個々でだと攻撃しても与えられる傷は大したことは無いのだが、こうして力を集約すると状況は大きく変わってくる。巨大アブソルの爪に薙ぎ払われ、相手のポケモンたちは一斉に傷を負う。

『ここで、止めましょう!』

 強烈な災いの気配を放つトレーナーたち。彼らを野放しにしていては次にいつどこで新たな災いを呼ぶかわからない。自分たちが多少苦しい目を見てでも、ここで止めないといけない。アブソルたちの声に力が入る。



 力を使い尽くしたアブソルが倒れる。もう残り三匹だ。巨大アブソルの動きも目に見えて弱ってきており、トレーナーたちの表情も緩んでくる。トレーナーたちは倒れたポケモンを交代し、全滅させても素早く回復させて再臨してくる。最初は勢いのあったアブソルたちも、この圧倒的な物量を前に力を使い果たしていく。残ったアブソルたちももう力など残っておらず。

『負けるな! 持ちこたえ……』

 叫ぶ声も虚しく、巨大アブソルの角の付け根にバシャーモの蹴りが入る。その瞬間巨大アブソルははじけ飛び、塵の如く消え去る。巨大アブソルを制御していたアブソルたちを守るタマゴの殻は破れ、中にいたアブソルたちは一斉に地面に叩きつけられる。逃げ出そうとするアブソルたちだが力を使い果たして足元が覚束ないまま。その前にトレーナーたちが立ちはだかる。

『くっ!』

 アブソルたちの中でも特に凛々しさを持つ彼女の前には、よりにもよって最も災いの気配が強いトレーナーがいる。先程来た段階で見せていた表情は落ち着いたものではあったが、アブソルの感覚はごまかせない。今はそれに見合うだけの、言うなれば「災いの化身」へと成れ果てている。

『何とか、持ちこたえないと……!』

 その手に握られているのは白いプレミアボール。巨大ポケモンが現れると、一時的にその空間はいくつかの道具が使えなくなる。しかし「ナイアンテック」の用意した転送システムで送られてきたプレミアボールは話が違う。この状況でのみ動くことができる、特別製のボールだ。捕獲能力は特別高いものではないが、それでも一目散に逃げるために無抵抗な背を向けることはできない。とにかくボールが使い切られたことを確認するまでは安心して逃げられない。

「まずは、挨拶代わりに受け取ってよ」

 トレーナーはボールとは逆側の手で、アブソルに木の実の入ったパックを投げて寄越す。赤みがかった金色の粒が房を成した形の木の実。こんなもので飼いならされるものかと弾こうと身構えた瞬間、木の実はパックごと破裂する。アブソルが回避しようとする暇もなく、飛沫となった木の実が鼻から口から侵入してくる。次の瞬間には瞬く間に抵抗する気力が削られてしまう。金のズリの実は普通に食べて摂取する分には体に緩やかに作用して意欲を向上させてくれるが、粉末状にして呼気と共に摂取すると効果が強くなりすぎて様々な障害を引き起こす方向に作用する。このパックは後者の効果を引き出すために開発・量産された使い捨ての破砕装置である。アブソルが呻く間もなく、後続でプレミアボールが飛んでくる。

『この……!』

 投げ込まれたボールは強く回転がかかっており、アブソルが予想した軌道からずれた角度で襲い掛かってくる。何とかタイミング良く爪を振るい弾き落とすが、先程の戦いの後とあって持ちこたえられるかわからないくらい苦しい。他のアブソルたちもそれぞれに一対一でトレーナーと対峙しており、その数から外れたアブソルたちだけが運良く逃げ出すことができていた。だが彼女にそれを確認できるだけの余力はなく。

「次だよ!」

 アブソルが構え直す間の一瞬の隙を狙って、トレーナーは次のボールをたたき込む。ボールは大きくカーブしながらも、アブソルの力の焦点というべき眉間に真っ直ぐに入り込み。大きく開かれた口に、なすすべもなくアブソルは飲み込まれていく。破らなければと必死に抗おうとするアブソルの意思も虚しく、レイドバトルの疲れと金のズリの実の効果で体は言うことを聞かなくなっていき。ボールから送られてくる思念のようなものに、瞬く間に飲み込まれてしまう。

「よーし! 捕獲完了!」

 抵抗の意思が消えて揺れなくなったボールを、トレーナーは意気揚々と拾う。球面を透かしてうっすらと見えるアブソルの姿に、トレーナーはウインクしてみせる。満身創痍の中、アブソルはこの災いの手に堕ちてしまったということに絶望するばかり。トレーナーはボールと見比べながらしばし電子端末を操作した後、何やら残念そうに息を吐く。

「まあいいや。まだできることはあるよね」

 言いながらアブソルをボールから出すと、その柔らかいたてがみを撫でる。その手つきにいやらしさを感じ、アブソルは全身の毛が逆立つのを感じる。だがボールから送られた思念のお陰で、抵抗しようという着想が出てこなかった。心なしかトレーナーから伝わってくる災いの気配は弱まったように見えるが、それでもまだまだ強烈な気配を感じる。

「ほら、緊張しないで」

 自慢の毛並みを撫でていた手は腹の下に回り込み、今度はそちら側も撫でまわす。四足の種族にとっては急所というべきそこを撫でまわされて、アブソルのストレスは最高潮だ。それでもトレーナーはお構いなしに撫で回し、指に絡みつく柔らかい毛の感触を楽しむ。

「さあ、見せてよ」

 だというのにボールのお陰で思考を奪われて、抵抗できないアブソル。そんな自分自身に心の深いところにいる本当の彼女は、もう泣き叫びたいばかりだった。しかし相反する方向に体は言うことを聞かず、トレーナーに押されるに従って仰向けにされてしまう。四足の種族にとっては最悪級の屈伏のポーズだ。

「緊張しちゃ駄目だって言ってるでしょ?」

 トレーナーは仰向けになったことで自身に向けて晒されたアブソルの秘所に手を伸ばす。心身とも強張っているため、そこはまだ濡れる様子すらない。おそらくは慣れているであろう手つきで、緊張をほぐそうとその裂け目をなぞる。

『やぁんっ!』

 これにはアブソルも甲高い嬌声を上げ、全身を震わせ反応してしまう。それに気を良くしたのか、トレーナーはもう一度前よりも押し込み気味に谷間を擦る。侵略するかのように、三度四度と徐々に指を深く入れていく。全身を走る感覚にアブソルは肩や腰をよじり悶える。いつの間にか指が根元まで入るようになってくると、今度は二本目の指をねじ込まれる。

『ぃやぁあんっ! ゃめろょおっ!』

 声の呂律も回っていないし、そもそもポケモンの言葉は人間には通じない。通じたところで寧ろ楽しんでエスカレートするくらいだろう。ボールに支配された表層を破ってやっと出した声も、全くの無為に終わってしまう。トレーナーは片手の二本の指で左右に割れ目を拡げながら、もう片手でファスナーを開き中のパンツをずらして欲望の狂気を露出させ。器用な動きであるが感心する者などいない。

「まだ緊張してるかな? でもこっちも我慢できないから、挿入れちゃうよ?」

 トレーナーも直立する種族の本来ではない四つん這いになり、アブソルに覆いかぶさる。そして性器の先端をあてがい、中をいじっていた二本の指をガイドに挿入していく。どちらの指よりもずっと長く、二本合わせた分以上の太さを持つそれ。押し戻そうと必死に抗うアブソルの肉壁もものともせず、体の重みに押されて沈んでいく。

『ぁ……っ! あぁ……っ!』

 汚されてしまう。しかもこの災いの化身というべき存在に。そんな絶望に貫かれた瞬間、アブソルの体からは全ての力が抜け切る。全て入り切りこれからと期待するトレーナーの雄を締める力も弱まる。

「なんだよ? もっと楽しみなよ?」

 アブソルを刺激しようと、トレーナーは鼻先を喉元に押し当て擦ってみる。その柔らかい毛並みの感触は最高だが、全ての感情を投げ出したアブソルには何の刺激にもならない。秘所から伝わってくる締め付けが申し訳程度とあり、トレーナーは若干不満気だ。

「そんなに嫌なの? ならもう、終わらせちゃうよ?」

 トレーナーは腰を持ち上げ、勢いよく振り下ろす。二度、三度。申し訳程度と言っても押し寄せてくるものはあるが、やはり勢いは弱い。いい加減数を繰り返し息も上がってきたところで、ようやく……。

「ぶっふ!」

 達した。既に絶望の底にいたアブソルは終焉と理解するだけで、一筋の涙を零したっきりでそれ以上の反応は見せない。トレーナーは萎えた性器を抜いて息を整えると、全てを投げ出したアブソルをボールに戻す。

「あーあ。たった一度で壊れちゃったよ。個体値もそこそこだったんだから、こっちはいい具合だと良かったんだけどな」

 性器をズボンの中に戻すと、電子端末を取り出して操作を始める。すぐにボールは光に包まれ、上空へと飛んでいく。トレーナーごとに手元に置いておけるポケモンの数には限界があるため、必要に応じて研究機関等自身のバックアップについている場所にポケモンを送るのだ。

「君との関係はレイドに始まりレイプに終わる……れいに始まりれいに終わる、なんてね」

 トレーナーは自らの駄洒落を鼻で笑うと、不満げな息を漏らしながらその場を後にする。残ったのはジムのポールと石像、それに使い捨てられたカートリッジ。レイドパスと呼ばれるそれは、ポケモンの様々な感覚を刺激するものである。アブソルの災いを予知する感覚等……それに刺激されたポケモンたちは結託し、レイドバトルへと追い立てられる仕組みであった。

 こうして今日も何も知らないポケモンたちがレイドバトルへと追い立てられるのである。そして敗れて捕まったポケモンたちのどの程度かは、こうしてレイプされる。とても「れいに始まりれいに終わる」とは言えない、正反対に位置する世界だろう。



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 どうも、[[自分>オレ]]です。令和の初めを飾る大会の作品のレスポンスが令和二年も終わってからになってしまい申し訳ありません。

 この作品はポケモンGOベースの作品です。GOは「レイドバトル」というのが大きな要素として位置づけられているのですが、その名前を見るたびにどうしても「レイプバトル」という駄洒落が頭をよぎって仕方がなくなっていました。そんな中短編大会のお題が「れい」ということで、これはやらずにはいられず手を出した次第です。レイドでレイプとかれいれい並べてれいだと思ったので、諺の「礼に始まり礼に終わる」からの正反対路線を狙ってしまいました。まあwikiの皆様はこの程度でどうなるほどでもないくらいには訓練されていると信じていますが。

 ポケモンGOの中では世界観の設定があまり語られてないので、自作のし甲斐があった作品です。何故アイテムが出てくるポケストップが設置されているのか。何故ジムにポケモンを置くことでコインが貰えるのか。何故一匹の巨大ポケモンを集団で襲って、一人に一匹捕獲用のポケモンが出てくるのか。何故金ズリは捕獲時とジム配置ポケモンへの投与時で相反するかのように思える効果を見せるのか等々。最終的に「ナイアンテック」という運営の名前をそのまま出してしまうというのもメタが大好きな自分だと思います。

 ちなみにこの作品の舞台である「県庁裏の偉人像」は「[[磐州河野広中像>https://twitter.com/highnetore/status/1141374864126693377]]がモデルです。アブソル初捕獲のレイドバトルがそこだったので選びました。またアブソルとは言わないでください。4つもジムが纏まっているので、自分の中では「県庁エリア」と呼んでいます。GOをプレイしていると地元のこういうポイントを思わぬ形で知れる良さがありますね。

 そんなわけで返信です。

> (2019/06/15(土) 22:56)
いつも通り設定が作り込まれていてすらすらと読めました。
このサイトの大会に相応しい作品でしたね!!

 設定を作り込むのは好きですがいつも通りってなんですか! ある意味相応しい作品であると自分でも感じてしまうのがまたですね。

 それでは皆様ありがとうございました。



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