ポケモン小説wiki
また1年が過ぎて・・・ の変更点


人×ポケモンの描写があります。 [[ピカピカ]]
苦手な方はお控えください。

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つい先日前まではクリスマスやら何やらとかで忙しかったと思えばすぐに大晦日が近づき、365日という長い一年が過ぎた。新しい年を迎えたと思えば今度は新年の大売り出しや何やらで人の声が彼方此方で賑わう。
そんな中で俺はまた去年と同じように親からのお年玉を含む仕送りのお金を財布に詰め込んで、こっちで出来た友人たちと初詣に行き、今年の運勢をおみくじで占ってもらったり、お賽銭を神社にある例の箱の中に入れてお願いをする。はっきり言ってしまえばお願いすることなんて限られているものしかないと思う。人それぞれによって色々なお願いがあるだろうが、俺のお願いは至って普通なものだ。
そんな中で俺はまた去年と同じように親からのお年玉を含む仕送りのお金を財布に詰め込んで、こっちで出来た友人と初詣に行き、今年の運勢をおみくじで占ってもらったり、お賽銭を神社にある例の箱の中に入れてお願いをする。はっきり言ってしまえばお願いすることなんて限られているものしかないと思う。人それぞれによって色々なお願いがあるだろうが、俺のお願いは至って普通なものだ。
俺はお賽銭を投げ込んでから鈴を鳴らし手を合わせて心の中でお願いをした。

(今年もブラッキーと俺が平穏無事に暮らせますように・・・)

ブラッキーとは俺のパートナーのポケモンのことだ。ちょうど1年前のこの時期にお互いに告白しあって、めでたく恋人になった俺の大切な相棒。きっかけは誕生日のプレゼントからだったと思う。ブラッキーの誕生日に俺がプレゼントを買ってきてあげたことからブラッキーも俺にプレゼントをくれた。
とは言っても、ブラッキー自身をプレゼントされた時はさすがに驚きを隠せなかった。けれども、今となってはあの出来ごとのおかげで今までの生活も幸せに暮らして行けたんだと思うと、内心あれで本当に良かったのだと思う。
逆に自分の誕生日を忘れていたことは今でも恥ずかしい思い出として残っているが。
俺は手を合わせたまま1年前のあの出来事を思い出すと自然と顔が赤くなっていったのが分かった。そしてそんな俺の様子を見てからか、隣にいた友人が話しかけてきた。

「お~い?大丈夫か?」
「んっ?あ、あぁ。大丈夫だ。」

俺が少し慌てて言ったことも気に掛けずにその友人はふっと笑って言葉を続けた。

「そうか。ならいいんだけど。ところでお前は何をお願いしたんだ?」
「俺か?俺は普通のお願いしただけだよ。」
「お前のパートナーのブラッキーの事とか?」
「・・・っ!!よく分かったな。」

俺がさらに顔を赤くして友人の方を見て言うと、友人は神社から離れて人混みを避けて歩き出した。そして俺がその隣につくと再び言葉を続けた。

「この1年でお前の考えてることは結構分かるようになったよ。」
「凄いな、だけど俺だって少しは分かるぞ。」
「へぇ?じゃあ俺がお願いしたこと当ててみろよ?」
「あの二人のことだろ?」
「ははっ、当たり。」

俺がずばり言うと、友人は顔を少し赤らめて軽く笑った。そして頭を少し掻いてからこう言った。

「もうすぐ産まれるんだ・・・。俺とあいつ等の子供がさ・・・。」
「そうか、無事に産まれたら見せてほしいな。」
「もちろんだ。きっとあいつ等に似て可愛いんだろうな。」

実は俺の隣にいるこの友人もポケモンを恋人に持っている。何でも双子のアブソルを恋人に持っているらしくて、すでに赤子まで孕ませているとも言うのだ。付き合っている年数も俺とブラッキーより遥かに長い。
この友人と話が合うようになったのはそんな話をしてからだったと思う。同じような仲間意識を持ったからだろうか、俺はこの友人と一緒にいることが多くなった。ブラッキーと一緒にいる時間よりは短いが。この友人もそれを嫌がることもなくいつも話に付き合ってくれる。
他の人にはあまり言っても理解されないからだとも言えるけれども、それでもやはりこの友人と一緒に話す方が楽しい。俺は自然と笑みが零れてしまった。
それからもしばらく二人で道を歩いて行きながら話をしていた。そろそろ話すこともなくなってきた頃に二つに分かれる道が目の前に現れた。友人がその道を見て俺に言った。

「さて、と。俺はこっちの道だからここで別れるな。」
「えっ?でも俺もそっちの道だけど・・・」
「お前はやることがあるんじゃないのか?」

友人はそう言ってニヤけた顔を俺に見せた。そして俺はすぐにそれが何なのかを理解して、軽く頷いてから友人とは別れることにした。俺が別の道を歩こうと足を前に出したその時、友人は何かを思い出したかのように俺を呼びとめる。

「忘れるところだった。」
「どうした?」
「今日、お前とブラッキーは誕生日なんだろ?一応おめでとうは言っておかないとな。」
「一応は今の言葉の中に必要なのか?」
「まぁ、気にするなって。じゃあ改めて、おめでとう。」
「あぁ、ありがとな。」
「じゃあな。また冬休み明けに会おうぜ。」

友人はそう言って寒い中、走って行ってしまった。雪のせいで滑らないか心配だったが、俺はひとまずは気にしないことにしてある所へと向かって再び歩き出した。

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それから数時間経って俺はようやく家に辿り着いた。小さめの袋を抱えている片手とは反対のもう片王の手で少し冷えた手をズボンのポケットにまさぐらせて、家のカギを取り出す。外の空気に少し触れていたせいかカギにも少しヒンヤリとした冷たさがあった。カギを開けてドアを開ける。すると少しだけ部屋の中から暖かい空気が漏れていて俺の頬に当たる。おそらくブラッキーがストーブを付けてくれたのだと思って靴を脱いで家の中へと入る。

「ただいま。」

俺がそう言うと、いつものように彼女は首にアクセサリーを付けて来てくれた。トコトコと小さな足音を立てながら愛くるしい赤い瞳を俺に向けて尻尾を軽く振りながら俺に飛びついてくる。

「お帰りなさい、ご主人!!」
「あぁ、ただいま。ごめんな、予定より遅く帰ってきて。」

俺がブラッキーの方を見てそう言うと、ブラッキーは俺の服をぎゅっと掴んで少しむすっとした表情になる。
この顔も俺は好きだけど、どちらかと言えばブラッキーには笑っていてもらいたい。だから俺はブラッキーに必死に謝る。するとブラッキーは俺の胸の辺りに顔を寄せて言った。

「ご主人がいなくて・・・少し、寂しかったです・・・。」
「ブ、ブラッキー・・・。」

悪かったと思いながらも俺はこのブラッキーの反応も好きだ。俺は恋人になってからブラッキーは少し変わったと思う。以前はあまり自分の気持ちを素直に出せない部分があったのに、今では俺に対してこんなにも素直に感情を出している。あの日の出来事は可愛かったブラッキーがさらに可愛さを磨くきっかけにもなったんだと俺は思う。
そしてそんなことを思いながら俺がひたすらブラッキーに謝っていると、ブラッキーは少し潤ませた瞳を俺に向けていきなり唇を合わせてきた。

「んッ・・・」

ほんの少しの間ではあったがブラッキーは俺とキスをした。すぐに唇を離すとブラッキーはぽぅっとした表情でトロンとした瞳を俺に向けて言った。

「私は怒ってなんかいませんよ・・・?でも、この埋め合わせはいつかしてもらいますからね?」
「ははっ・・・分かったよ。」

俺は苦笑いしながらリビングへと向かい、荷物を下ろす。ブラッキーもその時に一緒に下ろした。
ふっと時計の時間を見る。時刻は6時だった。去年と同じような時間だ。

「さてと。晩御飯にしますか。」
「そうしましょう。」

俺は冷蔵庫の中にあるものを使って適当に何かを作ってテーブルに並べた。いつものようにブラッキーが手伝ってくれるので準備は早く終わって、俺とブラッキーは晩御飯を一緒に食べた。

「そういえばな、ブラッキー?」
「何ですか?」
「お前も知ってるだろう?俺の友達とその恋人。」

ブラッキーはこくんと頷く。俺はそれを確認すると言葉を続けた。

「あいつ等の子供が今年中に産まれるんだってさ。」
「そうなんですか!?それはおめでたいですね!!」
「こらこら、まだ産まれてないぞ。ある意味「おめでた」だけどさ。」
「私も見てみたいです。ご主人の友達の赤ちゃん・・・。」

ブラッキーは少し目をつむって思いにふける。俺はそこで次に言いだそうとする言葉に詰まってしまう。
しかしここで言わないと駄目なことは自分がよく分かっているので、俺は覚悟を決めて言うことにした。

「それでさ。ブラッキー?」
「はい?何ですか。」

ブラッキーは、はっと我に返ると俺を見てにっこり笑いながら俺を見て返事をした。俺は頬を軽く掻きながら目を逸らしつつ言った。

「その、俺たちも作らないか・・・?俺達の赤ちゃん・・・。」
「ふぇっ・・・!?いや、えっと、あのっ・・・!!」

ブラッキーは唐突に言われたからか頬を真っ赤に染めてあたふたし始める。それからしばらくしてからブラッキーがやっと落ち着きを取り戻した。そして顔を俯けたまま俺に聞く。

「ご主人、やっぱりそれって私ともう一度するってことですよね・・・?」
「まぁ、そうだな・・・。あの日以来やってなかったし・・・。」

今言った言葉通り、俺たちはあの日以来一度も繋がっていない。何故かはこの際気にしない。でも俺はもう一度ブラッキーと繋がりたい。そしてあの友人と同じように普通の人間と何の変りない生活をブラッキーとしたい。
ブラッキーはそれを分かってくれたのか、またしばらくして小さく頷いた。そして近くにあるソファの上に飛び乗ると仰向けになって俺にすべてをさらけ出す。俺はブラッキーに覆いかぶさるようにしてからブラッキーと手を組む。そして舌を絡ませるキスをしてから、ブラッキーの体を見る。

「やっぱり可愛いな、ブラッキーの体は・・・。」
「言わないでください。恥ずかしいですから・・・。」
「そう?じゃあ・・・」

俺は手始めにブラッキーの胸に手を置いてからゆっくりと揉み始める。

「ひゃあ・・・」
「久しぶりだな、ブラッキーのここを触るのも・・」

胸を揉むとブラッキーの黒い体にはよく目立つピンク色の突起が浮き出てくる。俺はその突起をプニプニと押し摘まんでからゆっくりと舌を這わせる。ブラッキーはピクピクと体を震わせて俺の頭を必死に掴む。

ーぴちゃ・・・ぴちゃぴちゃ・・・ちゅ・・・ー

「んっ・・・んんっ・・・!!」
「やっぱりブラッキーは胸が弱いんだ・・・」

俺はブラッキーの弱点を知ると、舌を這わせたままブラッキーの胸をどちらも強引によせて両方吸い上げる。口の中で突起を転がしながら胸を吸う度にブラッキーは体を震わせる。

ーちゅぶぶ・・・ちゅう・・・ー

「あんっ・・・!!ご・・・主人っ・・・!!」
「ぷぁ・・・やらしいね、こんなに勃たせちゃって・・・」
「ひうぅ・・・。」

ブラッキーは恥ずかしさのあまりか手で自分の顔を覆う。俺はくすっと笑ってから自分のモノを取り出す。先ほどから興奮していたせいか、我慢できずに先走りの汁がモノの先端からツーっと垂れていた。
俺はそれをブラッキーの胸の突起に近付けて擦りつける。勃起した突起は固いようで柔らかく俺のモノをじわじわと刺激した。それに対してブラッキーはビクッと反応してから自身の胸辺りに擦りつけられている俺のモノを見る。モノから伝わってくる快楽に成す術もないブラッキーは口に手を当ててひたすらその行為に身を委ねていた。
俺は胸の両方の突起にモノを擦り続けさせて限界を迎えそうになっていた。

「はぁっはぁっ・・・ブラッキー?出してもいいか・・・っ?」

俺の問いにブラッキーはこくんと頷いてくれる。俺は了承を得ると同時にブラッキーの胸に満遍なく精を放った。ビュルビュルッと音を立てて放たれる精は収まりを知らない。ひたすらブラッキーの黒い体を白に染めていった。俺は放たれ続ける精をブラッキーの秘所に近づけて入口の辺りをも白く染めていく。
ようやくそこで俺の精は止まる。ブラッキーは息を荒げながら付着した精を少しずつ舐めとる。

「んぷっ・・・ご主人の匂い・・・嬉しい・・・」

ブラッキーはそう言って嬉しそうな顔をしながら精を少し舐め終えると俺のモノをトロンとした瞳で見つめる。俺はブラッキーの求めるものを鼻の前に突き出す。ブラッキーはすぐにモノにしゃぶりつき、精を巧みな舌使いで舐めとっていく。

ーじゅる・・・ぺちゃ・・・じゅるるっ・・・ー

「うっ・・・ブラッキーっ!!」
「んくっ・・・こんなに溜め込んでたんですかぁ・・・?」

ブラッキーは舐めとりながら袋の方にまで手を伸ばし刺激を与えてくる。それのおかげで俺のモノは再び大きさを取り戻す。

「ぷぁっ・・・また大きくなったぁ・・・」
「ブラッキー・・・俺、もう我慢できないっ・・・!!」

俺は舐めている途中のブラッキーを押し倒して再び覆いかぶさるような状態にした。そしてさっきブラッキーの秘所にかけた精を手に付着させ、ずぶりと一気に2本指を侵入させた。

「ひゃんっ!!そ、そんな一気にぃ・・・」
「もう挿れるよ・・・」

指を入れたと思えば抜きだし、今度はモノを近付けて一気に挿入する。

ーずぶぶぶっ!!ー

「やぁっ・・・あっ!!ご主人の太いぃ・・・」
「動くよ・・・」

ーずるるる・・・じゅぶじゅぶ・・・!!ー

「あっ・・・あっ・・・んんっ!!はげしっ・・・」
「ずっともう一回ブラッキーと繋がりたかったんだ・・・。」
「ひゃあっ!!奥っ・・・奥はらめぇ・・・」

ーじゅぷっずぷっ・・・!!ー

「うぐぅ・・・ブラッキーっ!!ブラッキーっ!!」

俺は呼び続けた。今目の前にいる愛しい人の名を。ブラッキーはぎゅっと俺にしがみ付き、俺の首の所に必死に快感に耐えようと口を当て続ける。

「ごしゅじんっ・・!!ううぅぅっ・・・!!」
「いっ、一緒にイクぞ・・・ブラッキーっ・・・!!」
「は・・・はひぃぃっ・・・!!」

俺はひたすら一心不乱にブラッキーの奥を突き続ける。そしてたがいに限界が近づいてきてそれに反応して俺とブラッキーはたがいにぎゅっと必死に抱き合う。そして俺はひときわ大きくブラッキーの奥にモノを押しこむと同時にブラッキーの膣がキュッと締まった。

「んんんぅぅっ!!」
「くっ・・・うぁぁっ!!」

ードクッドクッ・・・びゅるるぅっ!!ー

その瞬間に俺はブラッキーの中に精を放っていた。さっきあれほど出したのにもかかわらず、俺のモノからは多量の精が放たれ、ブラッキーの膣内を満たした。

「「はぁっはぁっ・・・んむっ・・・」」

俺とブラッキーは息を荒げながらキスをする。今度は長くゆっくりと。ずっと離さないように。

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「はい、ブラッキー。」
「ご主人?あの、これは・・・?」

それからまた数時間経ってから俺は買ってきた小さな袋から一つ、去年と同じようにアクセサリーをあげた。もう一つ袋から取り出して見せたのは指輪だった。これも同じように首にかけられるようにしてある。
俺は恥ずかしかったけどブラッキーにこう言ってあげた。

「一つはブラッキーの誕生日の。二つ目は俺とブラッキーの恋人1周年記念ってところかな?」
「ご、ごめんなさいっ!!私、わ、忘れててっ!!何にも用意してない・・・」

ブラッキーはしょんぼりとした様子で耳を垂れ下げる。その様子を見て俺は胡坐をかいた状態でブラッキーを膝の上に乗せて軽くキスをする。そして去年は伝えられなかった言葉を告げる。

「いいんだよ、ブラッキー。俺にとってはブラッキーといることが最高のプレゼントだからさ。」
「ご主人・・・ありがとうございます・・・。」
「来年は3人で誕生日を祝えるといいね。」
「はいっ・・・ご主人。」

俺はそう言ってからブラッキーの頭を撫でてあげた。
しばらくはこの二人での時間を大切にしたいと、そう心の中で思った。

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あとがき

どうもお久しぶりです。軽く死んでいました。
この1年で何とか予定している作品を仕上げたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
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