ポケモン小説wiki
どきどき? ユルギの恋模様 その2 の変更点


恋模様の続き。とてつもなく短い。



----




*どきどき? ユルギの恋模様 その2 [#e702cd52]




「あ、あのー……なんで私が……?」

 ダンジョンの半分が海水に呑まれた洞窟、通称、果ての湖。足場が殆ど海水で踏むたびに水音がする。

「ちょっと用事が……」

 フシギダネのユルギはバツが悪そうな顔をする。

「? そういえば……ラネムさんは?」

 キョロキョロと辺りを見回す茶色の体毛、イーブイのリブル。

「えーと……用事があるからって」
「ふうん……?」

 曖昧な返事をして自分を納得させる。

「……ごめん。急に呼び出しちゃって」

 やはりいきなり呼んで冒険に行ったのは悪かったと思い、ユルギが謝る。

「ううん。私もこういう探検はしていて楽しいからいいよ」
「そう言ってもらえると心が軽くなるよ。ありがとう」

 よかったー……、心の中でユルギはほっとした。



----



 どれくらい深くまで行ったのだろう……。どこまで行っても前は暗くてよく見えない。
 敵のポケモンも最近は強くなってきて食料も底を尽きかけた頃――――――

「あ……」
「ほえ? どうかしたんd――――――」
「あ、ああ、あったー!!」

 目の前にあるのは大部屋の中にある小部屋――――――しかも鍵付きの。宝物部屋だ。

「ちょ、ちょっとこの鍵付きの扉触ってみて」
「ふぇ? あ、はい」

 リブルは前脚でつんと触ってみる。が、何も起こらない。

「これがどうかしたんですか?」
「そこに向かって体当たりしてみて」
「はい……。やってみます」

 すこし距離を置き、すう、と深呼吸して、

「てぇぇぇいっ!!」

 適応力+同タイプの体当たりで扉に技を当てると鐘に思いっきり当てたような轟音が発生した。

「…………」
「…………!」

 ――――――瞬間、扉にヒビが入り、次に扉が音を立てて崩れ去った。

「……やった」
「やったぁ!!」

 二匹は喜びその奥にある宝物を取る。それは――――――。

「青いシフォン?」
「うん。これが欲しかったんだ」
「どうしてですか?」
「そ、それは……後で話すよ。それより、はやくここから出よう」
「あ、はい」

 ユルギ達は穴抜けの玉を使ってトレジャータウンにワープしてダンジョンから脱出してトレジャータウンに戻って行った――――――。







**コメント [#nafbf1c9]


ご自由にお使いください。
- やはり宝物部屋ですか…………………。
しかし、鍵ではなく、強行突破とは……………
続き、待ってますよ♪
――[[闇狐]] &new{2011-08-14 (日) 06:10:03};
- こんな超短編小説でも見てくれる人がいるのはとっても嬉しい事です。ありがとうございます!!

時闇ver.のイーブイは体当たりがギガインパクト並に強いですからねw
続きはまったりとしながら待っていて下さい!
――[[メルティ]] &new{2011-08-15 (月) 10:07:29};

#comment(パラメータ);

IP:223.217.199.248 TIME:"2012-02-07 (火) 18:24:05" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%81%A9%E3%81%8D%E3%81%A9%E3%81%8D%EF%BC%9F%E3%80%80%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%81%AE%E6%81%8B%E6%A8%A1%E6%A7%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)"

トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.