32 ここはカント―地方のタマムシシティ。 それもデパートや大きな旅館がある町である。 そんな夜の街中で2人の男女がケンカしていた。 周りから見ると、仲のいいカップルの痴話ゲンカにも見えなくもない。 だが実際は違った。 「前から言おうと思っていたんだけど、何でお姉ちゃんはそういつもいつも町に行く度にそう男とつるむわけ!?そうして、すぐに男とやっちゃうし……。昨日の夜だってそうでしょ!!」 「なに、ショウ、悪いって言うの?私は私の気の済む様にやっているの!あんたには関係ないじゃない!!」 「僕はお姉ちゃんが心配なんだよ!!」 「余計な心配は無用よ!!」 「わかったよ……もう口出しなんかしない!今日も、どっかに行っちゃえ!!僕はもうお姉ちゃんとなんて、旅をしないからね!!」 「そうさせてもらうわ!!」 姉のユウコは弟に背を向け町の中へ繰り出していった。 一方、弟のショウは怒って反対方向にあったポケモンセンターへ進みだした。 たった一つの行路 №032 “僕たち、最強のタッグバトルトレーナーになろうね!” この話は、削除致しました。 ユウコの頭にはその弟の言葉が浮かんだ。 この言葉は、かつて旅立つ前に2人で立てた口約束だった。 一応、他のサイトで(たぶんpixiv)掲載する予定なので、もし興味を持たれた方がいましたら、よろしくお願いします。 「(もう終わりね……。私たちは別々の道を行くのよ……)」 弟の言った言葉を頭を振ってかき消し、ユウコは前向いて歩き出そうとした。 だが、突如後ろから口に何かを抑えつけられた。 ユウコは抵抗を試みたが、段々と気を失っていった。 どうやら押さえつけた物は何かの薬品をしみこませた布のようだった。 「ふっ、上手く行ったな」 そう男の声が聞こえたのが最後だった。 33 「ん?ここは……?」 ユウコはどこかの狭い倉庫のような場所にただ一人ぽつんといた。何故、こんな所にいたかは頭が痛くて思い出せない。 「気がついたかね?」 「誰!?」 ふと、声の方を振り向いてみると、黒服の男が立っていた。胸には“R”のシンボルが描かれていた。 「“R”……。確かロケット団!?」 男はつかつかとユウコの元へと歩み寄った。 「そう。だが、今そんな事はどうでもいい」 そうして、ユウコの右腕を掴んだ。 「何するのよ!それとここどこよ!」 「ここはどこか?それは、秘密だよ。盛り上がらないじゃないか。それと何をするかって?」 そう言って、男はユウコのお尻に手を回し、撫で回した。 「キャッ!!何するのよ!」 ユウコは左手を振り上げ、男にビンタをかました。 男は避けずに頬に衝撃を受けた。 男は右腕を放して、ユウコは一歩後退した。 男は不敵な笑みを浮かばせ、ユウコを見た。 「なんだかわからないけど、あんたがよからぬことを考えていることはわかったわ!マリルリ!キマワリ!」 と、腰に手をかけた。 しかし、腰にはモンスターボールがなかった。 「え!?」 「先ほど君が気絶した時に、ボールは預からせてもらった」 「(く……。逃げる方法は……男の後ろにあるドアしか……)」 ユウコはそのドアを見るが、そのドアの所に行く前に、男が立ち下がっている。やはり、男を倒して逃げるしかない。 ユウコは男に突進した。 「無駄さ」 ユウコは何かに足をつかまれた。それはよく見ると、なんかのツルだった。 「これは……。『つるのムチ』?」 両足をとられ、転ばされた。 さらにツルがユウコの両手さえも封じた。 ユウコは完全に自由の術を奪われてしまった。 「どうだね?これから想像できる官能の世界は?」 「想像したくもないわ!放しなさい!」 「いつまで強気でいられるかな?」 そういって、男はユウコの大きな胸を揉み始めた。 実際、彼女のバストは92ぐらいはあった。 前に弟に自慢したくらいだ。 彼女はそれに自信があり、何人もの男と遊んできた。 「キャ!!!!やめなさい!!」 ユウコは叫んだ。大声で叫ぶことによって、誰かが気づくのではないかと期待をしていた。 「この変態!スケベ!!エロオヤジ!!!」 ユウコは言いたいことを大声で言いまくった。 男はいったん、ユウコから離れた。 「ん~。もみ応えがあるオッパイだな。これは楽しめそうだな」 「私は楽しくなんてないわ!!早く放しなさい!!」 「だが、どうやらキミは全然感じていないようだ。うるさいだけでかなわん」 唐突にドアは開かれた。ユウコはドアの方に目を向けた。助けが来た。一瞬そういう期待を持った。 「ムラサメ!うるさいぞ!」 「悪い。ゼンタ。どうも、この女は感じないらしくて」 「……それはそれでもうるさいが」 この会話でユウコは悟った。ここは、だれも助けになんて来ない。ロケット団のアジトなんだと。 「それならこの薬を使ってみたらどうだ?これを飲んだ女は数分で堕ちるぜ!」 そう言って、ゼンタと呼ばれた科学者風の若い男はカプセルのような薬を投げた。 「ふっ!面白そうだな。」 男……ムラサメはカプセルを受け取り、ユウコに向かって不敵な笑みを浮かべた。 その表情を見て、ユウコは口を固く結んだ。もしそれを飲んだらどんなことになるか、想像もつかないからだ。 「抵抗しても無駄なことだ。やれ!」 両手両足に使われていたつるのムチ以外の別のつるのムチがユウコの脇や首筋を擦った。 ユウコは必死でこらえようとしたが、あまりのくすぐったさにとうとう口をあけてしまった。 その隙を逃さず、ムラサメはぽいと、ユウコの口の中に放り込んだ。 「あとは、ちょっと、待つか」 「この薬は凄いぜ!なんて言ったって、この天才科学者の俺と、幹部『魔道のマヤ』様が共同で作った超メロメロ薬、『感じちゃうん7726』という試作品なんだ。でも、絶対効くぜ!!」 「って、そんな研究に何でマヤがかかわっているんだ?」 「前にマヤ様が好きな人の心を奪いたくて作りたかったんだと。でも、マヤ様だけの魔法じゃさすがに完璧なものは作れなかったらしい。そういうわけさ!」 「魔法か……俺も使えたらいいのに。そうすれば、ポケモンに変身できたり、姿を隠したりできるのにな」 「それより、ムラサメ。その女はどこから連れてきたんだ?結構胸も大きいし、顔もなかなかいいし、そんな女なんて滅多にいないぞ!」 「さっき、一緒に旅していた奴と大喧嘩して、その隙を狙って後ろから気絶させたのさ。忍者の俺には簡単だったぜ」 ムラサメは淡々と語った。 「そうだ。ちょっと聞いてくれよ、ムラサメ……」 「愚痴以外なら聞いてやるが……」 「そういわず!……近いうち“ダークポケモン”が完成するんだぜ。だが、あのオーレ地方の科学者野郎、俺のことを未熟者の科学者って言うんだぜ!まったく、変な頭しているくせによ!あのボーグって奴!」 「…………。(ボーグなんて奴いたか?確か、ボルグじゃなかったか?)」 その後もゼンタの愚痴は続くが、ゼンタが話を切った所で今度はムラサメの方から聞いた。 「ときにゼンタ。あんたの計画は進んでいるのか?」 「あん?ああ、あれか。“繭復活計画”。バッチリだぜ!あとはエネルギーさえ集まれば、完璧だ。ロケット団の科学に不可能はない。……ほら、見ろ!あの女を」 ユウコの顔は少しながらも上気し始めていた。 「……身体が……熱い……なん…なの……?この感…覚……?」 「さっきも言っただろ、ロケット団開発の媚薬『感じちゃうん7726』だ。ネーミングセンスはともかくな。まあこれで、俺の思うがまま。ふふふ……」 「まぁ、程々に楽しめよ!」 ゼンタはグットサインを出して部屋を去った。 「熱い……何とか……して……!」 「どうして欲しいか言って見ろよ!」 「…………」 「そう言えば、さっきよくもビンタをかましてくれたな。その御礼をしなければなるまい」 そうして、今度は水ポケモンを出す。 ユウコにはもう目がぼんやりしていて、どんなポケモンだったかはよく見えなかった。 そのポケモンは『水鉄砲』を放ち、ユウコを吹っ飛ばした。 つるのムチはそのときに解かれた。 服はびしょびしょになり、ユウコのお気に入りのブラウスやスカートはあっという間にみずびだしになり、ブラジャーが透けた状態になり、また、服が身に張り付いたことによってスタイルがはっきりとわかるようになった。 「さて、あとはどうやって、お仕置きしてやろうか」 ムラサメはユウコに近寄った。 草ポケモンはつるのムチで再び、ユウコの右手左手を縛り上げた。 ユウコはもう、抵抗なんて出来なかった。ロケット団の薬で意識が朦朧としている今、考えることさえも出来なかった。 ムチがユウコの手を持ち上げて、強制的に立たせようとする。足は力がはいらないらしく、だらんとしていた。 その上、つるのムチで両足をそれぞれ縛られた状態にされた。 「ハァ、ハァ……」 「どうやら息があがってきたようだな。そろそろ、服を脱がせてやろうか?濡れたままだと風邪ひしくな」 ムラサメはユウコに近づき、体に張り付いたブラウスに手をかけた。 ユウコは首を横に振って、叫ぼうとしたが、声も上手く出ない。 「ボタン外すのめんどくさいな!」 そう言って、両手にブラウスをかけ、そのまま左右の力で引っ張り、ブラウスを一気に引きちぎった。 「本当にいいオッパイしていやがるぜ!こんないいオッパイしているやつなんてざらにいねぇぜ」 そうして、ムラサメは軽くユウコの胸を揉み始める。 「アアン…アァ……」 「なんだ、いい声だすじゃねえか。気持ちいいのならもっと最初から出せばよかったのに!」 ムラサメはさらにブラジャーを取り去り、ユウコの胸をじっと見た。 そして、ムラサメは両手をユウコの胸に伸ばした。 「あん!!」 「やっぱり直に揉んだ方が気持ちいいぜ。この感触……肌触り……」 ムラサメはユウコの胸に顔を押し付けた。 冷静なムラサメも段々と理性を失っていった。 充分にユウコの胸を楽しんだ後、ムラサメは揉むのをやめて、ズボンを脱ぎ捨て、パンツも脱いだ。 「ほら、これを舐めろよ!」 ユウコは目の焦点があわずボーっとしていた。ムラサメはイラついて、ユウコの長い髪の毛を引っ張って、彼女の半開きになった口に一物を入れた。 「ふぐっ!」 「ほら、早くしろ!それとも、またムチが欲しいか?」 ここでユウコは考えた。これを噛んでやろうと。だが、力が入らない。 それが甘噛みになって、ムラサメを刺激した。 「ふっ、いいじゃないか!だが、俺は舐めろと言ったはずだぜ!『つるのムチ』だ!」 ムラサメのポケモンはただ従って、ユウコのお尻にムチを打つ。 「アンッ!」 「早くしろ!!」 ユウコは素直にムラサメの物を舐めるしかなかった。ムラサメはようやく気持ち良さそうな顔をした。 「やっぱり心配だ……。探して来よう……。なんだか胸騒ぎがする……」 ショウはポケモンセンターのロビーで待っていた。だが、じっとしているなんてできなかった。急いでショウは外へ飛び出していった。 「やっぱり少し言い過ぎちゃったな……」 「そろそろ……フィニッシュの時だぜ!」 ムラサメもユウコももう全て脱いだ状態になっていた。 ムラサメの服はそこら辺に脱ぎ捨ててある。 ユウコも脱がされたのだが、ブラウスはボタンが引きちぎられ、スカートはズタズタに切り裂かれ、パンティは焦げてもう使い物にならなかった。 彼女の体にはムチのあとと痣がいくつかあった。 この状況から、ユウコがどんなひどい仕打ちを受けたか分かるだろう。 ユウコは仰向けの状態で寝転がされ、足を思い切り開いた状態にムチで拘束されていた。彼女の大事なアソコはびちゃびちゃのヌルヌルだった。 そして、ムラサメの強く、逞しい一物が、ユウコの意思に関係なく入って行った。 「アァー――……!」 「くっ、結構気持ちいいもんだな……」 ユウコは挿入の時点で限界を越え、頭の中が真っ白になった。そして、ユウコは頭をがっくりとした。 「おい!まだ俺は終ってないぜ!起きやがれ!」 そして、待機させていたポケモン達につるのムチや泡で攻撃させる。そのショックでユウコは意識を戻す。 「俺がイクまで付き合ってもらうぜ!オラ!オラ!オラ!」 「アンッ!アンッ!アンッ!」 ユウコは背中を弓なりにのけぞらせて、目ははっきりと開いた。 ムラサメが腰を動かすたびに喘いでいた。そして、彼女は目から涙を流した。 「くっ……気持ちいい……。ん?お前も涙が出るほどうれしいか……?それならもっとやってやる!!」 ムラサメはさらに腰の動かす速さを上げていった。 こうして、ムラサメが果てるまで2時間、永遠と酷使は続いた。 ユウコは気を失って、これ以降のことを覚えてることはなかった。 事が終わったムラサメはまだ目の覚まさないユウコについて考えていた。 「さて……こいつをどうしようか……。まあ、その辺に捨てておくか」 34 「いつもならあのホテルどおりでふらついている時があるんだけど……今日はいなかったな……」 そう思って今度は、中央公園の茂みの中を探していた。 ユウコはホテル以外だったらここで男といることが多いと思ったからだ。 そして、諦めて、ポケモンセンターに帰ろうとしたとき、茂みの中から人の足が飛び出しているのが見えた。 ショウは恐る恐る中をのぞくと、そこにはズタズタのスカートを穿かされ、ノーブラの上にボタンが引きちぎられたブラウスを着たユウコの姿があった。 「お姉ちゃん!!」 ショウは急いで病院に連絡をとって、ユウコを入院させた。 そして、ショウは検査の結果を聞いて、すべてを悟った。何者かに犯されたのだと。 「くっ……俺がついていれば……」 今更ながらにショウは後悔したが、その時別の感情が芽生えた。 「絶対許さないぞ……誰だか知らないが、俺が懲らしめてやる!!!!」 ショウは目を覚まさないユウコの前でそう誓ったのであった。 第一幕 Wide World Storys 黒の欲望 終わり - 人間同士はアウトですよ。 ポケモンにヤラせる等して対処すべきです。 規制対象になりかねないので。 ―― &new{2015-01-17 (土) 14:27:58}; - 人間同士はアウトですよ。 ポケモンにヤラせる等して対処すべきです。 規制対象になりかねないので。 ―― &new{2015-01-17 (土) 14:28:25}; #comment() IP:153.215.53.50 TIME:"2015-01-20 (火) 20:31:49" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?guid=ON" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/39.0.2171.99 Safari/537.36"