&size(22){これなんのカギ? case b}; [[水のミドリ]] シュレイズの人生は、一言でいってしまえばありふれたものだった。そこそこの大学を卒業し、そこそこの企業で営業に配属された。朝の7時に家を出て、夕方の5時には退社できる。恋人関係も荒波立ったことはないし、親族が亡くなるとか、そういう不幸もなかった。今までずっとこの調子だったし、これからもずっとこうであると思っていた。 シュレイズの人生は、一言でいってしまえばありふれたものだった。そこそこの大学を卒業し、そこそこの企業で営業に配属された。朝の7時に家を出て、早ければ夕方の5時には退社できる。恋人関係も荒波立ったことはないし、親族が亡くなるとか、そういう不幸もなかった。今までずっとこの調子だったし、これからもずっとこうであると思っていた。 今思い返してみれば、目立った思い出というものもない。部活動はしていたが、学業を積むかたわら何かに熱中していたわけでもないし、特別仲良くなった友人もいなかった。そんなわけで、シュレイズがいつもの帰り道で鍵を拾ったのは、落としてしまった思い出を探して注意深くなっていたからかもしれない。 「ほほう、これは見たことないタイプだな」 平々凡々のシュレイズであったが、唯一珍しいといえる趣味があった。それは鍵を集めること。種族柄か、気に入った鍵を見つけるとどうしても手に入れたくなる。いまやシュレイズの部屋には、壁一面に古今東西のカギが掛けられていた。特にお気に入りのものは、腕にかけて肌身離さず携帯している。今日ひろったこの鍵は、今まで集めてきたどの鍵とも似ていない。手にすると安心感のある重さが感じられる。金属質の素材だが、何でできているかまでは分からなかった。質感は古めかしくも見え、はたまたそれが現代的な装飾のようにも見える。施された彫刻の模様はどことなく異国的な情緒があるが、具体的にどことなると見当はつかない。大きさも何とも形容しがたく、家のドアの鍵にも見えるし、自転車のチェーンの鍵と言われても納得できる。 シュレイズは、宝くじに当たったかのように、両手の鍵を打ち鳴らして喜んだ。手の先で撫でてみたり、黄昏の太陽に透かしてみたりする。どんな音が出るのかと軽くたたくと、夏草のような澄んだ音がした。美しさに見とれていると、それに応えるかのようにきらり、と優しく輝いた。 となると、気になることがひとつある。この鍵は何に使われるものなのだろうか。ひろった鍵は数あれど、なんの鍵なのか見当もつかないものはひとつもなかった。シュレイズは試しに、一番近くの一軒家の玄関に鍵を差し込んでみた。 当然というべきか、穴にも入らない。そこにたまたま帰ってきた家主と鉢合わせになってしまった。灰色の使い込まれたスーツを着ている、貫禄のある初老の男性だ。 「ちょっと、君は何をやっているのだね?」 「いえ、そこで鍵を拾ったので、試しているのです」 家主は、やれやれというように深いため息をはきだした。けったいなものを見る目つきでシュレイズの全身を舐めるように見回す。 「悪戯心もいい加減にしてくれ、一歩間違えれば犯罪者だぞ」 それ以上は追及されなかったが、確かに人様の家のドアを開けようとするのはやましいことだ。シュレイズは自重しようと思ったが、それ以上に好奇心を抑えることは難しかった。そのうち、鍵を拾ったあたりを中心に、家々の軒先で鍵が合うか試すのが日課となっていた。 「鍵の形が珍しいから、これはきっとお金持ちが特注で作らせたんだろう」 シュレイズはあたりをつけ、人々がうらやむような豪邸を率先して調べていった。そういったところは警備も厳重で門をくぐれないことも多々あったが、その都度頼み込んで鍵を落としていないか聞いて回った。出張先でホテルに泊まれば、一日かけて全部の部屋の鍵穴に差し込んでいった。鍵を拾ってから数か月がたとうとしていたが、この鍵で開く扉には依然として出会えなかった。たいていの場合は、鍵は鍵穴に入らなかった。入ったとしても回らないか、どこかに引っかかって抜けなくなるだけだった。 そう簡単に巡り会えないことは、シュレイズにも分かっていた。平凡な人生に無理やり刺激的なことを見つけようと必死だったからかもしれないが、ともかく鍵穴を見ればとりあえず差し込んでみた。腕を回すたび、空虚な手ごたえにやっぱりな、とため息をつく。途中何度もあきらめようとしたが、その度に鍵を見て思いとどまった。自分の人生において、この鍵は文字通りキーになると思えるのだ。 「きみは、幸福へと導く扉の鍵なんだろうな」 シュレイズが手に握った鍵に話しかけるたび、そうだよ、というふうに鍵はきらりと光る。それはきっとシュレイズの気のせいなのだろうが、彼はいたって真面目に怪しげな輝きを見つめていた。鍵の光に導かれるままに、まるで花の蜜の誘われる昆虫のように鍵穴を求めて彷徨った。 シュレイズが手に握った鍵に話しかけるたび、そうだよ、というふうに鍵はきらりと光る。それはきっとシュレイズの気のせいなのだろうが、彼はいたって真面目にその怪しげな輝きを見つめていた。鍵の光に導かれるままに、まるで花の蜜に誘われる昆虫のように鍵穴を求めて彷徨った。 街の家のドアをあらかた調べ終わって、シュレイズは探す方法を変更することを余儀なくされた。ただ闇雲に探し回っても駄目だ。もっと効率の良い方法を考えるべきだ。シュレイズはいくらか反省し、近所の錠前屋に行ってそれとなく訊ねた。 「知り合いに忘れっぽくなった老人がいるのですが、この鍵がなんの鍵だか思い出せず、困っているのです。どのようなものに使う鍵だか、教えてくれませんか」 店主は手に取って調べたが、見当がつかないようだった。奥から何やら分厚い図鑑を抱えて持ってきたが、やがて首を傾けて言った。 「うちではたいていの種類の鍵を扱っていますが、こんなものは見たことがありません。個人的に趣味で作ったものか、演劇に使われる小道具かなにかではないでしょうか」 やはりな、とシュレイズは思った。それくらいのことは、もうすでに検討済みだった。また鑑定士のところに持っていくと、装飾品として価値のあるものだと告げられたが、それ以上のことは分からなかった。博物館にも足を運んだ。館長に頼み込んで、陳列してある古代の箱などにも試させてもらったが、しかし結局どの鍵穴にも合わなかった。 新しい作戦も功を奏さなかったが、それでもシュレイズは諦めなかった。鍵と鍵穴は必ずセットでなければ意味がない。この世のどこかに、この鍵に合う鍵穴があるはずだ。それを見つけることこそが、平凡な現状を打破し、幸せな未来を開く扉なのだ。 まるで鍵に魅せられたかのように、取り憑かれたように、シュレイズはひたすらにそれを求め続けた。しかるべき鍵穴に鍵を差し込む妄想もした。がちゃり、という鍵をひねる時の確かな感覚は、興奮や満足、幸福感を伴って、絶頂の時のそれと同じように思えた。固く閉ざされた扉をついに開ける夢まで見た。扉の奥には鍵の精霊がいて、今までの苦労を祝福してくれるのだ。会社は理由を繕って退職し、恋人とも別れた。盆と正月には実家に帰っていたが、近ごろは年賀状も出していない。近所からは白い目で見られていたが、一向に気に掛ける様子もなかった。 まるで鍵に魅せられたかのように、取り憑かれたように、シュレイズはひたすらにそれを求め続けた。しかるべき鍵穴に鍵を差し込む妄想もした。がちゃり、という鍵をひねる時の確かな感覚は、興奮や満足、幸福感を伴って、絶頂の時のそれと同じように思えた。固く閉ざされた扉をついに開ける夢まで見た。扉の奥には鍵の精霊がいて、今までの苦労を祝福してくれるのだ。鍵穴探しに専念すべく、会社は理由を繕って退職し、恋人とも別れた。盆と正月には実家に帰っていたが、近ごろは年賀状も出していない。近所からは白い目で見られていたが、一向に気に掛ける様子もなかった。 国中を気が済むまで調べると、シュレイズは世界を回る旅に出た。家にある鍵のコレクションを手放すのにはさすがに気が引けたが、背に腹は代えられなかった。マニアに二束三文で売り払い、代わりに長旅に必要な道具をそろえた。ためていた貯蓄もほとんど底をつきかけていたが、貨物に紛れて海を渡り、ヒッチハイクで車を止めた。 行く先々の国で、シュレイズはさまざまな景色を見た。人とポケモンでごった返す大都会。砂漠に沈みゆく古代の城。手つかずに残されたままの熱帯雨林。息も凍るような極寒の世界。 それぞれの場所には、そこに適応した人々が住んでいて、シュレイズは見境なく交流した。そうしなければ生きていけないのだ。なけなしの物資と食料を交換する。もちろん鍵を試すことも忘れなかった。次第に彼の活動は噂になり、ある国でインタビューを受けたところ、瞬く間に世界中の知るところとなった。大きな国の郵便局には、彼の訪問を先回りするかのように彼あての荷物が届くようになった。それらはたいてい食料だとか、応援のメッセージなのだが、中には開けられなくなった箱や錠などが送られてくることもあった。その度にシュレイズは心を躍らせて鍵を用いるが、やはり開くことはない。また路銀が尽きると、これまでの体験を記した冒険記を出版した。それはある国で映画となり、ある国では舞台となった。テレビの特番が組まれ、海底に沈んだ海賊船の宝箱をサルベージして、鍵を試したこともあった。 やがて人々の関心が薄まった後でも、彼の情熱が冷めることはなかった。心が折られ、ため息をつくたびに、きらり、と鍵が光るのだ。それはまるで頑張って、と応援されているかのようだった。精霊のささやきを見ると、萎えていた気力も元通りになる。こうして、当てもない、しかし期待に満ちた旅は繰り返された。鍵を回す試行は数千、数万回と行われ、その度に挫折と屈辱を味わった。シュレイズはひたすら、それだけのために生きた。それが生きがいだった。もはや、どこでこの鍵と巡り合ったかは忘れてしまっていた。 それぞれの場所には、そこに適応した人々が住んでいて、シュレイズは見境なく交流した。そうしなければ生きていけないのだ。なけなしの物資と食料を交換する。もちろん鍵を試すことも忘れなかった。次第に彼の活動は噂になり、ある国でインタビューを受けたところ、瞬く間に世界中の知るところとなった。大きな国の郵便局には、彼の訪問を先回りするかのように彼あての荷物が届くようになった。それらはたいてい食料だとか、応援のメッセージなのだが、中には開けられなくなった箱や錠などが送られてくることもあった。その度にシュレイズは心を躍らせて鍵を用いるが、やはり開くことはない。また路銀が尽きると、これまでの体験を記した冒険記を出版した。それはある国で映画となり、ある国では舞台となった。テレビの特番が組まれ、海底に沈んだ海賊船の宝箱をサルベージして、鍵を試したこともあった。 やがて人々の関心が薄まった後でも、彼の情熱が冷めることはなかった。心が折られ、ため息をつくたびに、きらり、と鍵が光るのだ。それはまるで頑張って、と応援しているかのようだった。精霊のささやきを見ると、萎えていた気力も元通りになる。こうして、当てもない、しかし期待に満ちた旅は繰り返された。鍵を回す試行は数千、数万回と行われ、その度に挫折と屈辱を味わった。シュレイズはひたすら、それだけのために生きた。それが生きがいだった。もはや、どこでこの鍵と巡り合ったかは忘れてしまっていた。 年月は流れ、シュレイズは歳を取った。歳をとるにつれ、限界が近づいていることは、彼が一番よく分かっていた。絶え間ない旅と果てしない努力のため、心も体も疲れてしまったのだ。今や、旅を始めた頃の意気込みも、それを支える健康的な肉体も衰えてしまった。頼りない足取りで自然と祖国に戻り、気づけば彼はもといたアパートの一室で仰向けに寝ころんでいた。出発の際ほとんどの家具類は売り払っていたので、部屋の中はひどく殺風景だ。 天井に向かって鍵を持ち上げる。きらり、と鍵は錆びることなく輝いていたが、もうシュレイズの心を揺さぶることはなかった。諦念したような目つきでそれを眺める。 「お前は、私を弄んでいたのか? 長い間、決して合うことのない鍵穴を探している私を見て、ひそかに笑っていたのか?」 それに鍵は答えない。あきらめたと言っても、潔く捨てる気にはなれなかった。今まで肌から離すことなく、ともに旅をし、喜びや悲しみを分かち合い、人生を過ごしてきた鍵なのだ。1、2度くるくると手の先で回すと、いつもの腕の位置に戻した。 シュレイズは思い付きで、いつかの錠前屋を訪れた。店主はとうに亡くなったらしく、その息子が後を継いでいた。 「この鍵に合った錠を作ってもらえないだろうか。自分の部屋のドアに取り付けたいのだ」 「妙なご注文ですね。鍵を無くしたから、錠に合う鍵を作り直してほしいという依頼はよくあり、その仕事なら何度も引き受けました。もちろんご希望の錠をお作りすることもできますが、少々お高くなりますよ」 「いや、構わないよ」 シュレイズは心の底からそう思った。ただの装飾品として持ち歩くよりは、しっかりと鍵としての役割を持たせた方が、気分がいい。鍵にとっても、一度も錠を開けることなく朽ちてゆくよりは、いくらか救われるような気がした。望んだ形ではなかったが、これで鍵を回すことができる。もっと早くに気付けば、これまでの苦労を味わうことはなかっただろう。しかしそれは今だから言えることで、若い頃は馬鹿な考えだと一蹴していたに違いない。 錠前屋に頼んでからわずか半日もかからずに錠ができ、シュレイズの部屋に取り付けられた。店主に残った路用のほとんどを受け渡し早々に退散させると、彼はひとり部屋の前に立った。もうすっかり手になじんだこの鍵を鍵穴に差し込む。力を込めると、初めて味わう金属どうしの確かな抵抗に身震いがした。がちゃり、という夢にまで見た手ごたえとともに鍵はゆっくりと90度だけ回転する。手の先から伝わる感覚は全身の神経をとろけさせ、重厚な響きは心地よい音楽となって脳の奥まで振盪させた。 ノブに手を掛けゆっくりと引いた。長い間あこがれ続けた感触だった。これ以上ない幸福感が、シュレイズを包み込んでいた。今日は久しぶりにぐっすり寝ることができそうだ。彼は軽やかな足で寝室に躍り出ると、そこにはそれがあった。 「なんだ!?」 彼はぎょっとした。それは、何かの鉱石のようだった。紫に輝く水晶で覆われた繭のようにも見えた。とにかく、つい先ほどまで彼のいた部屋に、得体の知れないものが落ちている。彼が近づいて調べようとすると、鉱石は急に光り出し、宙に浮いた。茫然とするシュレイズをよそに鉱石はひときわ強く輝くと、次に彼が目を向けた頃には、たった今眠りから覚めたような顔をしたポケモンが、ふわり、と浮かんでいた。 「やあ、ボクはジラーチ。キミのおかげで、ようやく目覚めることが出来たよ。ありがとう」 ジラーチはふわふわと空中を漂ったまま、悪戯っぽく笑った。その声に、シュレイズは聞き覚えがあった。忘れることはない。つらいとき、苦しいとき、諦めそうになったとき、頭の中に響いてきたのがこの声だった。鍵から発せられる精霊の声に、ジラーチのそれは酷似していた。 「あなたはいったいだれなのですか?」 シュレイズは反射的に質問していた。当然のことといえた。 「ボクは、この鍵の中で眠っていたのさ。前は大地の中で眠りについていたんだけどね。勝手に眠ったままのボクを持ち出しちゃう人が現れて、困った挙句に鍵の中で眠ることにしたんだ。鍵には不思議な魔法が掛けられていて、鍵にぴったり合った錠を外すと空間がつながって、ボクが現れる仕組みさ。けれど錠は存在しないから、そんな面白いことをする人なんて、1000年に1度現れるくらいなんだけどね」 くす、と可笑しそうに笑って、ジラーチは話を続ける。 「せっかくボクを起こしてくれたんだ、キミの願いを何かひとつ叶えてあげるよ。何がいいかい? ここなら、誰かに願いを横取りされることはないから、ゆっくり考えるといい。キミの他に、この部屋に入れる人はいないからね」 ひどく突拍子もない話だった。持っていた鍵には本当に精霊が宿っていて、長い眠りから覚めると願いをひとつ叶えてくれるという。まるでおとぎ話のようで、人に話しても信じてはもらえないだろう。しかし、シュレイズは冷静だった。目を細くして、満足げな笑みを口元に浮かべながら、ゆっくりと首を横に振るのだ。 期待した反応が返ってこなかったので、ジラーチは首をかしげた。 「どんな願いでもいいんだよ。お金でも地位でも、温かい家族でも輝かしい光栄でもいい。不老不死は難しいけど、少しなら寿命を延ばすことだってできる。さあ、キミは何を望むんだい?」 しかし、シュレイズはまたもかぶりを振った。不満そうなジラーチの顔を見据えて、もうすっかり貫禄の出た声で言った。 「なにもいらない。かつての私が追い求めていたものは、思い出だった。それはもう持っている」 ---- あとがき くれっふぃっふぃーーーい!! はい、2014年ポケモン短編映画にも抜擢されたクレッフィが主人公です。なにげにXYのポケモンは登場頻度が少ない(気がする)ので、もっと書きたかった。ゲームで初めて見た時は体の構造が分からなくて正直気持ち悪いと思いましたが、四天王のガンピさんが繰り出してきた時はちょっとほっこりしました。 新しく出てきたタイプ・フェアリー。クレッフィは短編映画の中で、パルキアもびっくりの空間操作能力を有します。前年度のニンフィアといい、彼らはまた一味違った能力を持っていることが多いので、いろいろ自由勝手に考えることができます。楽しい。 いつもの掌編集と別のところに置いたのは、5000字を越えて流石に掌編とは言い切れなくなったのと、本編は星新一のSS『鍵』をがっつりオマージュしているからです。原作ではジラーチのかわりに女神がオチを務めたので、本編でのジラーチはボクっ娘設定です。わりとどうでもいい。 ---- 何か一言アドバイスでも頂けたら嬉しいです。 - 星新一っぽいなと思ったらオマージュでしたか。 クレッフィが異世界への扉を開けるという話は他所でも見かけて、また僕自身も書きましたけど、こういう話もいいなあと思いました。 ――[[朱烏]] &new{2014-08-23 (土) 22:30:27}; - コメントありがとうございます。 私は読むのも短編が好きなので、自然と星新一には影響を受けているんだと思います。彼の作品のような、読みやすく具体性のない、しかしどこか心に残るもののある文章は、やはり一つの目標です。これからはオマージュなしでこういう作品を作り上げていきたいですね。 朱烏様もクレッフィは題材に取り上げていましたか。短編映画であれだけの能力を見せつけられては、自然と妄想が進みます。作品まるまる同じものを書くのはどうかと思い、初めに考えたオチは「あの鍵で好きなところにどこでも行くことができて、旅の途中出会った人々と思い出話をする」というハートフルエンドだったのですが、やはりこっちのほうが良かったなあと。 ――[[水のミドリ]] &new{2014-08-26 (火) 22:10:11}; #comment() #pcomment() IP:110.67.89.46 TIME:"2014-12-23 (火) 22:37:40" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?guid=ON" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; ARM; Trident/7.0; Touch; rv:11.0) like Gecko"