※&color(blue){♂×♂×♂×♂};かつ&color(red){強姦描写};有り &size(30){これからもよろしく}; 作:[[群々]] 寝床の洞窟へ帰ってくると、ゼラオラがイラマチオをしているところだった。 「何してんだよ」 今しがた近くの草むらのポケモンたちを薙ぎ払って汗を流したルカリオは、伸びをしながら訊ねた。 「何ってさあ」 ゼラオラは毛の薄い薄黒い脇腹を掻きながら笑った。壁に寄りかかって安楽な姿勢をしている彼の下腹には、一匹のゲコガシラが四つん這いにさせられていた。その青い頭の大きな眼窩から生えたツノを、じんらいポケモンと巷では呼ばれているこの獣の爪がガッチリと掴み、まるでボールのように上下へと弾ませて自分のペニスを根本まで深くしゃぶらせていた。ぢゅぷぢゅぷ、という汚らしい水音が、さして広くもなく、味気もない洞窟中に響いている。 「コイツ、俺に向かって石投げて来やがったんだよ」 何食わぬ顔で、ゼラオラは答えた。 「ムカつくからひっ捕えて来た」 「ふうん」 ルカリオはいまゼラオラにわからされているあわがえるポケモンを観察した。進化前のケロマツとさして変わらない薄黄色い目がカッと見開かれて、そこからこの種族特有の糸目が走っている。一見して、その辺の草むらや水辺に佇んでいるのと変わらない表情ながら、何も考えることができないくらいに混濁した波動を、ルカリオは頭の房いっぱいに感じた。やだ、やだ、ムリ、ムリ、ムリ。感じ取ったものをルカリオはそう適当に言語化した。ルカリオは頷く。 「ひっでえな」 「しょうがねえだろ、俺に喧嘩売りやがったのが悪いんだし、生意気なヤツはオナホにしてやるんだよ」 「おっかね」 ゼラオラが陰湿な笑みを浮かべると、額や胸の青白い毛が仄かな光を放った。稲妻のような形をした頬髭から、ばちん、と火花が弾ける。その電流がペニスを通じて伝わって、ゲコガシラのほっそりとした全身がピクンと痙攣して、水色の腰が高く吊り上がったようになる。 「この口マン、メチャクチャ締め付けいいぜ。お前にも貸してやろっか?」 「お前のおふるなんてイヤに決まってんだろが」 ルカリオは冷ややかに答えながらも、相棒のカラダに目を走らせた。肝心の股間はゲコガシラのやたら大きい頭に覆われて良く見えないが、その分、如何にもあからさまに毛の刈り取られたように見える引き締まった胴体が際立って見えた。快楽で微かな息を漏らすたびに腹がへこんで、締まった筋肉がおぼろげに浮き出てくる。ゾッとさせられる。 「そっかあ、残念だなー」 棒読み気味に話しながら、ゼラオラはゲコガシラの首をひょいと持ち上げた。長い間そうさせられていたので、激しくむせながら必死にその小さな体に空気を送り込もうと健気にも頑張っていた。 「だってさ。お前、どう思うよ?」 「ど、どうもなにも、やめろっ、やめやがれ、この、クソ野郎がっ」 「はい、終わりっ」 その減らず口に改めて自分の血走った性器を咥えさせると、乱暴にその頭をシェイクした。悲鳴をあげる暇もなく、ゲコガシラは再び熱と電気を帯びたペニスを喉の奥まで突っ込まれて、全身をハジけさせた。ナマコブシを叩き潰したような音を淡々と響かせながら、ゼラオラは頭をもたげて、ぼんやりと天井の辺りを見つめて大欠伸をした。 「あー、気持ぢっ、気持ぢ……やっべ」 「きめえ」 ゲコガシラの悲痛な波動と、ゼラオラの陰獣のような波動を交互に感じながら、ルカリオは彼らの後ろであぐらを掻き、頬杖をしながら口を侵されるゲコガシラの姿を眺めた。身軽と言われるだけあって、無駄な肉付きのないスマートな脚をしていた。 「気に入った?」 「別に」 ルカリオは表情を変えないようにして言った。 「リオルとかいなかったのかよ」 「近親相姦? きも」 「違えし」 ルカリオはムッとしながら膝立ちになって、カラダを震わせながら奉仕させられているゲコガシラの股間に手をあてた。粘液でべっとりと濡れた皮膚の感触を確かめながら丁寧に撫で回すと、スリットに爪を突っ込み貧弱な雄性器を無理やり引き出した。萎えているそのモノをルカリオは優しく弄んでみる。 「んふっ、んんぐ、ぐぐぐぐるっ!」 「雄か」 「あったりめえだろ」 ゼラオラは挑みかかるような目つきで見据えた。 「ヤっちゃう?」 「んー……」 考えるよりも先に、ルカリオの手は動いていた。肉球がゲコガシラの背中に置かれると、そのままゆっくりとなだらかな勾配を上がって、頂点に突き出した尻でぺたりと止まった。 「んんっ! んふ! うっぐるるるるっ!」 ゲコガシラは目が見開いた。腰を神経質に震わせながら、恐怖と嘆願で潤んだ瞳が輝いて見えた。グレッグルのように何かを察したような身震いだった。 ルカリオが勃起したのを見て、ゼラオラは喜び交じりでゲコガシラの頭をキツく押さえつけた。 「そう来なくっちゃな」 「仕方ないだろ」 「ヤル気満々のくせにさ、むっつり!」 ゼラオラの煽るような言葉には答えずに、ルカリオはひとしきりキュッとしたゲコガシラの尻を撫で回してから、その首元で溢れ出すようなムースに手を伸ばし、石鹸で手を洗うような要領で爪を滑らせると、そのまま中指を尻へと突っ込んだ。 「ふううううううううっ!」 ゼラオラの雄でいっぱいにさせられたぱっくりとした口から漏れ出す空気を聞きながら、手なれた調子でルカリオはゲコガシラの中で遊んだ。激しい反応がゲコガシラの腰に現れて、ルカリオの指は締め付けられた。叫ぶことができないためにこだました喘ぎの震えが直腸から伝わってくる。 「んひっ……うああっ……ん! ん! んにゅ! んむんうんっ!」 ルカリオは舌打ちしながら空いた手を振り上げると、咽び泣くゲコガシラの尻を叩き始めた。 「!……む゛んっ!」 大臀筋や、尾骶骨、ふっくらとした肉が織りなす谷間を軽く叩いて、その感触と音を確かめると、ルカリオの手のひらは立て続けにゲコガシラの幼さの残る尻を打ち据えた。 「っ!……ひゅ!……う!……ぅ!……ゅ!……っ!……る!……りゅ!……ゔ!……ひゅん!……んぐうん!」 「おうおう、ドSだねえ、ルカリオ。性欲はみ出てますよ」 「……」 「む゛!……ゆ!……ぬん!……ぐるっ!……りぅ!……ふゅ!……ぎゅ!……ぐぐ!……っつ!……ん!……ん!……ふんっふ」 ゲコガシラの青い皮膚は瞬く間に赤く腫れてしまった。何度も叩いているうちに、ルカリオによる折檻はかそくしていき、そのたびに風船が割れるかのようなつんざくような音が洞窟全体にこだまして、ゼラオラは耳鳴りがするほどだったが、むしろみずべのハーブの香りのようにクセになる感覚でもあった。 「あー……あー……いいわあ、マジで」 雷獣が両手の動きを緩めると、今度は腰を振り上げて、相変わらず興奮しきった肉棒をゲコガシラの喉奥へと突っ込ませた。腹筋に力を入れて微かに体を浮かせながら、運動をする時のように、息を吐いてはくびれた腰を勢いよく突き出し、ゆっくりと息を吸いながらじっくりと時間をかけてそれを引っ込めて、生意気な蛙に自分の味を刷り込ませた。自分の腹に手を当てて、硬くなった腹筋の感触をうっとりしながら感じると、ゼラオラのペニスはいっそうのこと勃起して、ゲコガシラの口腔を浸した。 「!!……ぐぐるっ」 「気持ぢっ……ああ、腹筋痛えー、明日筋肉痛になっちまうかもお」 「……気持ち悪いことばっか呟くな」 「俺のこと言えるかよ」 ルカリオはゲコガシラの中から指を乱暴に引き抜いた。叫ぶ代わりにぶるぶると腰を振り乱すゲコガシラの柔らかい尻を両手でしっかりと掴んで、肉球を押し付けるようにして執拗に揉みしだきながら、自分のマズルをぎゅっと肉と肉の割れ目へと突っ込むと、こだますくらいの音をたてて息を吸って吐いてした。 「うわー……キモっ」 嘲るようなゼラオラの煽りも無視して、ルカリオは熱心にそのニオイを嗅ぎ取った。ほのかな水草と、若いながらも雄らしい爽やかな汗とが混じり合い、微かにはしたない有機物の香りがした。アナルにぺっとりと密着した明晰な嗅覚が、それらの複雑な機敏や襞を丁寧に捉えて、じっくりと肺の中へ送り込むにつけ、ルカリオも冷静さを失ってきた。 「……ふぅっ」 「なんつーか、同じ穴のなんとかってヤツだよな」 「あ?」 「何だったけ? マッスグマ? ヨクバリス?」 「どうでもいいだろ、馬鹿猫」 「ネコじゃねえしタチだし」 「黙れ」 「ああん、ルカリオくんがイジメてくるぅ」 相手の挑発に乗る気力も失せたルカリオは、ゲコガシラの尻の窪みを沿うように鼻を滑らせて、そのまま潤った尻を飴のようにペロペロと舐め回し初めた。青い膜へと深く沈みこませた厚い舌で一思いに舐め上げると、柔らかい肉がめくりあげられた反動でぷるん、ぷるんと震えた。そそくさと膝立ちの姿勢になると、股の毛並みからは赤黒い亀頭球までもがまざまざと露出して恥ずかしげもなかった。興奮に任せて、そのペニスでゲコガシラの尻を数発叩くと、軽い破裂音がした。 「お前って本当それ好きな」 ゼラオラは苦笑しながら、ゲコガシラの首を持ち上げる。 「なあお前、こんなにお尻ぶっ叩かれて、どう思います?」 「ううっ……うふっ……うぐっ……」 まだケロマツの頃の気分から脱していないゲコガシラの目から水が流れたが、まだその糸目は強気と健気さを保っていた。 「もっ、もう……やめろよっ……こ、この変態、変態野郎があんっ!」 蓋をするようにゲコガシラの口を自分のペニスへと押し付けると、抵抗する頭をそのままぐりぐりと捩じ込むように動かして何も言えなくさせた。 「以上、ケツを叩かれた感想でしたとさ」 「ぐっ! ぐっ!」 そんなやり取りを聞きながら、ルカリオはしっかりと勃起した男根を掴んで、反抗的なゲコガシラの谷間に擦りつけた。みずタイプの蛙の皮膚にはそれはやけどするような熱さで、何度も折檻されて腫れた尻にはいっそう応えているようだった。暴れる尻に、また数発手痛い平手打ちが喰らわされる。 「で、どうだよ? 気に入った?」 「別に」 「うわー、やっぱ変態じゃん」 「言ってろ」 腫れて紫がかりさえした尻肉を押し開くと、弄り倒したゲコガシラのアナルが彼らの巣穴のように開いていた。みずタイプらしくへんげんじざいに拡がったその無様さがルカリオを熱り立たせた。 「んうう゛!」 マウンティングするようにルカリオは背後からゲコガシラにのしかかり、本能的に腰をくねらせ始めた。鳩尾についた鋼の突起がぷにゅりと蛙の皮膚を刺した。蒸れたペニスをすりすりとぬめる谷間に擦りつけながら、ルカリオは相手の鼻先にまで顔を伸ばして誘うようにでっぷりとした舌を垂らすと、ゼラオラは反射的に舌で絡め取った。 蛙の呻きが掻き消されるほどの粘着音を立てながら、二匹は口で愛し合った。昂る情欲に任せて、ゼラオラは腰を乱暴に振り上げ、ルカリオが腕を振り下ろして尻を叩きのめすと、言葉にならない悲鳴のようなものが二匹の下からこだましたが、そんなものがどうでもよくなるくらいに、熱心に口づけだった。 溢れ出した涎がもがくゲコガシラの頭へと垂れ落ちた。ベッタリとしたそれを、ゼラオラの背から生えた尾が反射的に拭き取った。 「汚ねっ」 「お前が言えたことか」 「潔癖症なの、俺は」 「嘘こけ」 ゼラオラはぐっと蛙の頭を陰部へ強く押し込んだ。 「ぐふ……! グフゥ……! んんんんぎゅるうっ!」 「なあ」 「コイツ何て言ったか当ててみてよ」 「俺の波動で遊ぶな」 「いいから、いいから」 火を揉み消すような仕草で小さな頭をぐりぐりと陰嚢の隠れた毛へ押し付けると、咽せることもできないゲコガシラのカラダは激しくのたうち回ろうとしたが、ルカリオの両手に押さえつけられて身動きも取れなかった。その小柄で細身のカラダが弾け飛んで四散してしまいそうなほどの震えが尻に乗りかかったペニスに伝わって、どくどくと鼓動を立てながらますます凶悪に膨れ上がらせた。竿に力を入れてぱたぱたとはためかせながら、ルカリオはくすんだ波動を感じ取った。 「……気持ち悪い。吐きそう。頭がおかしくなる。無理。死にたくない」 「正解発表でぇす」 ゼラオラがまたぞろイラマチオした蛙の頭を持ち上げた。息が詰まりそうなほどにイチモツを咥えさせられたそれは、唾液と我慢汁の混じり合った饐えた液体を口からこぼしながら、鼻の穴を絶え間なく収縮させると、そこからも透明な液体が飛び出した。 「か、勘弁して、ください」 と、やっとのことでゲコガシラは言った。 「石なんて、投げてすみませんでした……俺が、悪かったです……だっ、からもう、こんなっ! こんな、ことしないじぇえ! っっ」 「ハズレ」 ゼラオラは蛙にペニスを咥えさせた。口内に男根を吸着させると、しっかりと頭を掴みながら、腕立て伏せのようにゆっくりと上下運動させた。 「残念でした」 「知ったことか」 「お前とキスしたの久々じゃね?」 「知るか」 「その胸の突起外せよ」 「無理」 「だってお前のこと抱けないじゃん」 「勝手に悶えてろ」 「ああん、ひと肌寂しいよおっ」 媚びた口調でふざけながら、乱暴に早めたイラマチオで赤々と剥き出しになった雄に心地よい刺激が加えると、ゼラオラは顎をもたげて嘆息した。ルカリオはもう一度おぞましさに震え上がるゲコガシラの尻に鼻を押し当てながら竿を数度扱くと、力強く怒張した。 「よっ!」 洞窟に場違いにデカく元気な声が響いた。ルカリオは思わず耳をそばだてて舌打ちした。 「なに? なに? 何してんだよ! 楽しそうじゃん!」 「……見りゃわかるだろ、馬鹿兎」 ルカリオは陽気なエースバーンを振り返りもせず、亀頭を蛙の緩いアナルへと押し当てたようとしたが、ふわふわとした白い手がその細っそりとした腰に抱きついて、クリーム色の毛を筋肉ごとくしゃくしゃと揉みまわしたので、力が抜けてしまった。 「つれねえなあ、ルカリオ!」 言い返そうとする前に、空気を読めないエースバーンがルカリオの頭から垂れ下がった房を乳房のように弄んだ。 「触んなよ……」 「いいだろ別に!」 「どいつもこいつも……」 「おっす、エースバーン」 「よっ、ゼラオラ!」 ゼラオラは片手をあげて顔を出したエースバーンに挨拶した。茶目っ気で頬髭を青白く光らせて火花を走らせると、ゲコガシラの全身の筋肉が操られたようにピクリと動いた。その姿をエースバーンは横からしゃがんで観察した。好奇心旺盛な瞳が輝いて、レイプされる蛙のカラダの動きを面白がった。 「すげえじゃん!」 「な?」 見せつけるようにゲコガシラの頭を激しく振ると、エースバーンも蛙の腹から垂れ下がったミルタンクの乳首のような性器を面白そうにつまんだり揉んだりした。水色の腰が微かに反応して震えた。 「一緒にヤろうぜ?」 「いいぜ! ムラムラしてきたもん!」 「うっしゃ」 「勝手に話進めんな……」 「いいだろルカリオ!」 赤いスパッツのような毛から早速赤味を帯びたペニスを晒し、準備運動のように腰を前後に回すと、逸物は音を立てながら揺れ動いた。空中でぷらぷらとさせているうちに兎の雄は太さと大きさを増していた。ルカリオの視線を感じて、エースバーンは白い牙を見せた。 「ルカリオこれ好きだろ!』 「別に」 忙しない兎は冷ややかな反応を気にもせず、ルカリオの背後に回ってきつくハグをした。泥土と汗が混じり合ったエースバーンの雄の臭いに、ルカリオは鼻を背ける。 「……カラダくらい洗ってから来いよ」 「ジメレオンと遊んでたんだよ!」 「答えになってねえ」 「いいじゃん、いいじゃん、ガッツリヤろうぜ!」 「お゛っ……」 エースバーンは膝立ちになっていきなりルカリオの中に挿入れた。ぷりぷりとしたペニスはルカリオの尻の窄みの中へ、巣穴に逃げ込むシビシラスのようにすっぽりと収まってしまう。 「挿入れるなら先に言え、って……んっ」 「ああああっ!」 汗をかいた後に川に飛び込んだような至福さで、エースバーンは叫んだ。 「ルカリオのケツマン超気持ちいいいっ!」 エースバーンは腰を淫らに波打たせた。発情する兎の体温を背中に感じ、しゃぶるように中を暴れ回るペニスの熱さと合わさって、ルカリオをおかしくさせた。汗ばんだ毛の匂いさえいつの間にか芳しく思えてきて、亀頭球までがみずみずしい木の実のようにぷっくりと膨らんできた。 「お゛おっ……おうっふ」 「ああ、気持ちいい……気持ちいいいぜっ!」 「気が早い、んだよっ……」 「ったく、お似合いじゃねえかよ」 ニヤニヤと揶揄いながら、ゼラオラはゲコガシラの頭をゆっくりと肉棒から引き抜いた。蛙の顔は恐怖で歪んでいた。 「お前もグズグズしてないで、そのリオルぶち込めよ」 「そうだぞ! 早く俺たち気持ちよくなるんだぞ!」 「……うっせ」 ルカリオは熱くなったペニスをしっかりと握って、改めて突き出された若いゲコガシラのアナルに先端を押し当てた。頭はもう煮えくりかえっていた。 「や、やだ、やあだっ!」 肛門に焼けるような熱を感じて、薄い膜のようにはち切れそうな意志を振りしぼるように、ゲコガシラは必死に絶叫した。ひん剥いた瞳が輪郭を失うほどに震えていた。 「おかあさん、おとうさん! おばあちゃん、おじいちゃん! おねえちゃん、おにいちゃん! おかあさん、おとうさん、おばあちゃん、おじいちゃん! おねえちゃん、おにいちゃん、おかあさん!」 「……」 ルカリオは悩ましげに首をもたげながら、ゲコガシラの中に一思いに性器を突き挿れた。少しキツかったが、粘膜で潤ったカラダはしっかりと熱棒を奥まで受け入れた。ルカリオは半目を閉じて、背後のエースバーンにキスをねだっていた。 「ああっ! いいぞルカリオ……!」 「ふうっ……ふんうっ……」 「おにいちゃんおねえちゃん! や! やだあっ! 熱い! 熱い! 焦げ、る! おかあさあんおとうさあん! や、や、もう、やああっつ!」 「泣くなよ、な?」 喚くゲコガシラの頭をゼラオラの黄色い腕が兄のように優しく掻き撫でた。 「やあっ! おばあ、ちゃん! 熱いよう! 痛、いよう! お、じいちゃ、んっ!」 「ふしぎなあめしゃぶらせてやるからさ」 食えよ! 笑みを浮かべながらゼラオラが足掻く蛙に再びペニスを咥えさせると、盛るルカリオとエースバーンを眺めながら口の中のそれを激しく扱いた。欲まみれになった犬と兎が蕩け合う姿を見ると、勃起はいっそう強くなり、蛙の口をなおさら圧迫した。 「はあっ……! はあっ……! ルカリオ気持ちいいっ!」 「んんっ……ふう゛んっ……」 兎の白い腕がルカリオの胸や腹をしゃにむに弄ると、抱きしめられる側も吐息をつきながら敏感にカラダを捩らせていた。エースバーンの赤い腰がことさらにくの字に曲がってから、甘く息を吐いて綿のような毛に隠れたしなやかな筋肉を収縮させると、腹の裏側を逸物が押し上げる感触のたまらなさに、ルカリオもつられて腰を振って哀れなゲコガシラを犯し、快楽に苛立ったままに尻を何度も平手打ちした。 ルカリオの視界には溢れんばかりの波動が見えていた。恐慌に陥った青い波動があった。快楽に沈む赤い波動があった。強烈な高揚感に満ちた黄色い波動があった。そうしたものが混じり合った出来の悪い木の実酒のような波動が房毛から脳を浸して、ルカリオをクビったけにさせていた。犯される気持ちよさと犯す愉しさで頭がいっぱいだった。蛙の尻に締め付けられる熱くて硬いペニスに狂おしい快感が伝わってきた。 「は?……エロっ」 恍惚とした二匹の交尾と汗ばんだ毛から浮き上がった整った筋肉の形を見て、ゼラオラは反射的に滞留した電気を放った。爆ぜるような音と共に、腹の下で蛙が弾んだ。 「ああっ、クソっ! ヤベエっ」 ゼラオラはねちょねちょとした穴の中でイキリたった肉棒をいよいよ扱き倒した。それがゲコガシラの頭であることももう忘れてしまっていた。勢いよく振り上げたそれを、ペニスの付け根まで乱暴に叩きつけた。溜めに溜めた情欲が、ゼラオラの雄に集まってソワソワとしてくる。尻の辺りがゾクッとして、淫らな猫はぐったりと壁に背中を預けて目を瞑った。満ち足りた気分がした。 「あー……マジ、イイわあっ……イイっ……」 「すんげえっ! 気持ちっ、気持ちいっ……!」 エースバーンは腰の振りを早めた。音高く肉を叩きつけながら、昂った本能のままにルカリオのカラダを貪って、口で、舌で、手で、腕で、胸で、腹で、脚で、相手の肉体を感じ、一つになったように錯覚して気持ちよくなっていた。白くて丸い尾が忙しなく揺れていた。 「んぅ!……うぁうっ!……」 ルカリオは何も考えず、前と後ろたっぷりに走る気持ちよさに身を委ねた。ゲコガシラの柔らかくもちもちした尻を両手に感じて、揉みしだき、さらに叩きのめしながら、ルカリオは瞑想するように恍惚とした。 四匹の雄は長い間、そのようにして我を忘れて盛っていた。 「ああっ、イイっ! イイいいいいぐっ!……」 やがて、甘い雄叫びをあげながらゼラオラが、最後にもうひと膨らみしたペニスから精液が噴き出されるのを感じて果てた。白濁液は瞬く間にゲコガシラの口を満たして、隙間から一気に溢れ出した。鼻の穴からも溢れ出したそれが、首元のムースと混ざり合って溶けた。 「はあっ……! はああんっ……! 俺、イきそっ!……くううっ!」 仕上げに全身をルカリオの背にぶつけるように抽挿した末に、エースバーンも絶頂に達した。熱い兎の子種が一挙に尻の奥へ注がれてイイところが押される感覚で、ルカリオもまた無我夢中で、何かぷにぷにしてやわらかく、それでいてきゅんとしてひんやりとした気持ちのいいものの中に、燃えそうな肉棒を滅茶苦茶に出し挿れした。 「……っ!」 射精す直前で膨張したペニスと亀頭球を穴から引き抜くと、ルカリオはたっぷりと息を吐いた。その瞬間、犬の濃い精液がとくとくとゲコガシラの青い背中に注がれて止まらなかった。尻の奥をヒクヒクと動かすと、腑抜けた音と一緒に熱い精液が噴き出す。エースバーンは背中から抱きついたままカラダをルカリオに密着させて、頸にキスを浴びせていた。果てたばかりのゼラオラが口から涎を垂らしながら、ふやけた表情でこちらを見るともなく見つめていたので、ルカリオは誘われたように舌を絡めた。 「リュカイオん」 ゼラオラは呂律の回らない声で言った。 「なあ、って」 「……なんだよ」 「いやさ」 ゼラオラはわざとらしく言葉を溜めた。 「これからもよろしくっ!」 「あっそ」 「よろしくな、ってことじゃんかよ」 「知るか」 「なあ、もっとスケベしようぜ!」 背後からルカリオの胸をわさわさと掻き撫でながらエースバーンはもう発情していて、吐精したばかりの性器を早くも勃ち上げて、はねるコイキングのようにルカリオの腰の上で振り回した。 「今度はルカリオが下な!」 「は? やだよ」 「いいだろルカリオ!」 「お前がやれよ、発情兎」 「えー? 俺まだ挿れ足んないだよなあ!」 「ど淫乱」 「なあ、ダメ? ダメ?」 「めんどくせえ」 「だってえ、お前が挿れたら出してからが長いじゃんか!」 「好きだろ、ずっと尻振ってるくせして」 「そういう気分じゃないんだって、俺は!」 「だったら、俺もそうだわ」 「つれねえなー! ルカリオ! お前が下になれって!」 「だとよー、イワンコくん?」 「イワンコじゃねえし。だったらお前が下になれ、チョロネコ」 「えー? 恥ずかしがり屋だなあ、ルカリオくん、ったく」 「ぶっ殺す」 「ったくしょうがねえなあ、そんなシャイなルカリオのために、アレで決めるとすっかあ」 ゼラオラは悪どい表情をしながら、片手でルカリオのペニスを掴んだ。 「ああ、アレな!」 エースバーンも嬉々としてゼラオラのものを掴んだ。 「これで、言い合いっこはなしだぞルカリオ!」 「うっわ、手コキが下手な言い訳とか図々しいわー」 「……うっぜ」 ルカリオもしぶしぶエースバーンのそれを握った。ルカリオが呼吸を整えてから、三匹は輪になって手淫を始めた。初めに射精してしまった奴が「真ん中」になるのがルールだった。 その輪の中心で、ゲコガシラは全身の穴から泡を噴きながら気絶していた。 #hr そういえば執筆始めた当初は「1人エロパロ」だなんて自称していたな……というのを思い出したのだった。 ゲンテンカイキ? ゲンシカイキ? よくわからないけれど、とりあえずエロのためのエロも、たまにはね!……ルカリオ以下彼らは「AV男優」です。誰かがそう教えてくれたの。 ともかくも、タイトル通り、今後ともポケエロ字書きとしてよろしくお願いいたします…… (2021/09/01) 作品の感想やご指摘ご鞭撻のほどはこちらか[[twitterアカウント >https://twitter.com/GuenGuan]]へどうぞ #pcomment(これからもよろしくの感想ログ,10,below)