ポケモン小説wiki
このご時世はオノノクス の変更点


#include(第十八回短編小説大会情報窓,notitle)


-&size(16){大事なことだから読んでね};

この作品には''成人男性''と''オスポケモン''との&color(red){''わいせつ行為''};があるよ。えっちだね!

元々書いていたバージョンは[[こちら>このご時世はオノノクス オリジナルバージョン]]





「嘘でしょぉ……」
 頭が真っ白になり、膝から崩れ落ちていた。まさかこんなことになってしまうなんて。映し出された現実を見て、泣くに泣かれぬ心境だった――

#hr

 丁度日が沈む頃合い、僕とその相棒のオノノクスが家に到着した。日がな一日歩き回り、様々な場所を巡ったり、時にはバトルしたりもして、彼は充実した時を過ごせた様子。
「今日も歩いたねオノノクス。疲れた?」
「ああ。でもまだ平気だ」
 有り余る体力をアピールするオノノクス。標準よりも大柄な肉体は日々の鍛錬で筋骨逞しく、なおかつ色違いの黒々とした色合いが、その魅力を更に引き立てていて、トレーナーの僕も思わず惚れ惚れする。
 タオルを濡らし、切れ味鋭い深紅の刃に気を付けながら彼の体を拭いて汚れを落とす。黒い体ではわかりにくい汚れが、びっしりタオルに付いていた。
 タオルを洗濯籠に入れてから用意した夕飯を一緒に食べる。日々筋トレに勤しむオノノクスには木の実だけではなく、鎧状の皮膚や牙の硬さを維持するためのミネラルを加えたプロテインも与えている。
 斧状の牙で器用に木の実を切ってから、体格に対して小さ目なオノノクスの口に運んでいくのを見るのは何気に楽しい。大食いなので速いペースでこなし、よく怪我しないなと感心するばかりだ。ドリンク状のプロテインも綺麗に飲み干した。
 オノノクスは満足そうに、割れた筋肉の浮き立つ黒い腹部を撫でる。僕も満腹で心地よい。オノノクスが身を寄せてくる。僕より一回り大きな彼はかっこよくて頼もしいが、意外と甘えん坊な一面もある。
 がっしりした肩回りに太い腕、胸部や腹部は盛り上がった筋肉が硬い皮膚にくっきり浮き立ち、支える足も太くて筋肉モリモリだと見ただけでわかる。大胸筋を撫でると、誇らしげに鼻息を吹いた。
「今日も道行く人に見せ付けてたよね」
「当然だろ。俺の魅力は存分にアピールしないとな」
 口から左右に伸びる刃が輝く。そう彼を駆り立てるのは、物怖じしないゆうかんな性格だからだろう。特に相手が体格のいいオスなら激しくアプローチする。番にするならそんなオスがいいと兼ねがね主張しているが、未だいい出会いはない。ちなみに僕はマッチョじゃないから対象外。
「もっと磨きをかけるか……」
 オノノクスは紅い爪の両手に大きなダンベルを持った。僕が両手で持ってもなかなか持ち上がらない代物を、片手で軽々持ち上げるその姿に思わず羨んだ。
 僕は赤い三脚に着けられたカメラを彼に向け、録画ボタンを入れた。軽めながらも筋トレをする黒竜の姿をレンズに収めつつ、檄を入れたりする。これも彼のモチベーションを保つのに大事なことだ。
 夜というのもあって短時間で切り上げた。汗をかかない彼の体温を下げるため、再び濡れタオルで全身を拭く。鋭い牙にちょっとでも触れたら大怪我だから慎重に慎重に。終了間際にオノノクスに身を寄せられ、和やかな雰囲気になった。


 夜が更けて、寝る準備をしようかと思っていた僕のところへ、オノノクスがやって来た。タオルで体を冷やしたはずなのに、少し呼吸が荒い。
「僕にアピールしたいの?」
 彼はこくりと頷く。顔が紅潮しているのがよくわかる。彼に近づき、黒々とした立派な体に触れる。
「俺をもっと……エロくしてくれ……!」
 大胆なお願いをされた。けど僕は、いいよと笑顔を見せる。オノノクスは鈍く黒光りする筋骨隆々な肉体を無抵抗に曝け出した。
 硬い皮膚に触れると、普段よりも温かさを感じる。更に近づくと、雄竜独特の臭いを感じ取る。鎧状の皮膚の継ぎ目から発しているそれは、彼が興奮している証。だが僕の鼻は、それとも違う強い臭いを捉えていた。一緒に歩いていたときから気になっていた臭い。
 手を伸ばし、ある部分を指先でなぞる。途端にオノノクスがビクッと震える。なぞった指先に付いた汚れから、同じ臭気がより強く発せられる。
「ちゃんと洗ってね」
「あ、ああ……」
 少しばかりの羞恥を見せる彼を見上げつつ、なぞった部分に注目する。股間の硬い皮膚の中心に縦に刻まれた割れ目。どういうことかは言うまでもない。そこを再びなぞると黒い体が反応する。硬い皮膚に触れても動じない彼の、数少ない弱点の一つだった。
 割れ目の内側の赤黒い肉が盛り上がって飛び出す。どんどん伸びるその表面は湿っていて、あの臭気が次第に強まる。伸び切った後も、じわじわ太さと長さを増していく。
「独り気持ちよく飛ばしてたね?」
「まあな」
 オノノクスはあっさりと、鍛えた雄の反動たる嗜みを認めた。
「……だが昨日からずっとやってないぞ」
「うん、部屋までにおいがしなかったからわかる。だからつらいんだよね?」
 漲った部分に手を触れると、オノノクスは低く呻いた。
「俺を……これでもかってくらいエロい雄にしてくれ……ご主人……!」
 上気して更なる快楽をねだる時点で既にエロくて、僕は思わず生唾を呑んだ。
「わかったよ。お前の望み通りに……」
 と、その前に黒い三脚とビデオカメラを設置して、レンズを卑猥な黒竜に向けたところで録画ボタンを押した。
「お前が派手に漏らすまで、&ruby(、、、、){漏らさず};撮ってあげるよ」
「ああ、たまらない……!」
 オノノクスは撮られて悦びを露にする。赤黒く伸びた竜の柱は血管と裏筋を太く浮き立たせ、力強い雄を主張している。
 棘や返しの存在しない、先細りの単純な形状だが、その硬さと発射の威力で、オノノクスの持つ型破りな攻撃力を反映していた。最も太い根元は両手で握り切れない程までになっている。
 筋や血管を指と舌でなぞりながら、臭くしっとりした雄の象徴を楽しむ。
「ご主人……もっと、シゴいて……!」
 鋭さの鈍った目つきで僕を見つめて求めるオノノクス。けどあえて強く刺激はしない。端整な顔立ちながら体は厳つく逞しく鍛え抜かれた雄竜の溜まった欲望を、根元から先端まで五感全てで味わう。先端の口が開き、筒状になっていることを主張する。
 オノノクスは弄ばれる赤黒い立派なペニスを見せ付けながら、筋肉質な体を震わせて色っぽく喘ぐ。突然強く脈打って裏筋が太く張り出し、丸く開いた出口から透明な竜汁がトロリと溢れる。その瞬間、オノノクスは野太く情けない声を上げた。
「俺の……チンコ汁……どんどん搾って……! もっともっと……気持ちよくてエロくなるチンコ……ご主人に見せたい……!」
 憚らずに被虐的な露出欲を曝け出す黒竜。彼がそうするなら、僕はそれに応えるまでだ。
 ここでやっと、両手で握ってゆっくり扱いた。オノノクスならではのペニスの硬さが擦れることで際立ち、その敏感な表面は、張り出した血管や筋で形作られた凹凸を作り出す。
「うっ! うおぉ……!」
 扱かれる快感に身を震わせてよがり、不規則に力強く躍動して粘り気のある先走りをどんどん湧き上げる。
 舌先で掬うと即座に纏わり付き、癖のある塩気が口に広がる。そして粘液の臭いが口から鼻へと上がっていった。少なくとも僕の先走りは無臭だから、こういうところで種族の違いを感じられて、卑猥ながら面白い。
 そして手を汚すぬめりが扱きによって塗り広げられ、徐々にワックスがかかったようなぬらっとした照りを纏っていく。
「うあっ! き、気持ちいい……たまらない……うぐぅ!」
 立派な弱点を僕に預け、弄ばれる気持ちよさを包み隠さず表出するオノノクスが、とても愛おしい。
「童貞なのにこんなに赤黒いんだもん……弄られたくてしょうがないよね?」
「うぁ……もっと、デカくて赤黒い童貞チンコ……弄ってくれ……っあぁ!」
 自ら認めた上に言葉にまでして、それに刺激されたか一瞬パワフルに膨れ上がって漏らし、更にぬめっていく。
 童貞なのに赤黒い理由はわかっている。元々の色がそうではあるが、オノノクスが短いスパンで紅い爪の目立つ両手を孕ますべく生殖の営みに興じていたのが主な原因だ。日の目を見ない絶倫ぶりが、色でわかってしまうのだ。
「おっ! おぉっ! 俺のチンコッ! エロくて、ドクドクしてっ! かっこいいぞぉ! 気持ちいい!」
 僕に刺激され続け、徐々に迫る最高の瞬間に向けて体積を増やし続ける赤黒い竜の柱を、涎塗れで悶えながらアピールするオノノクス。
「僕も扱いていて惚れ惚れするよ……! この太さに長さ、硬さ、漏れる量に強烈に臭い雄のフェロモン……世界一魅力的なドラゴンだ……!」
 僕の誉め言葉で彼は心地よく呻き、ペニスがバキバキに筋張って初めて先端から竜汁が宙を舞う。
 オノノクスは激しく喘ぎつつ、上半身を動かす。黒々としたマッチョを際立たせるポーズを取り、この立派なモノの持ち主であることを存分に顕示しているとわかった。
「チンコ、ヌルヌルパンパンにしてっ! エロい、雄だろっ! ご主人……んあぁ!」
「最高にエロいよ……! ムキムキで強い雄がチンチンでっかくしてイかされそうになってよがってるんだもん……!」
 僕は彼を全力で肯定した。僕のペニスもズボン越しに痛い程激しく主張して、ドクンドクンと気持ちよく我慢の証が漏れているのがはっきりわかる。
 パンツはおろかズボンにも染みを作って、そこからパンツの中で汚れて蒸れた男の臭いが立ち上ってきている。
 でもここで抜いたら、オノノクスに対して最高のパフォーマンスができないから、必死に我慢する。彼が雄々しく漏らした瞬間が、同時に僕にとってパンツと子作りを果たす瞬間と確信していた。

「うおぉぉ! キてる! 俺の仔がぁ……!」
 オノノクスは、力強く張り詰めたペニスの我慢の限界を目前にした、後戻りできない段階への突入を宣言する。
「どうする? 出したい?」
「限界、ギリギリまで……チンコ……膨らませたい……!」
「わかった、じっくり刺激するね」
 僕は攻め手を緩め、ゆっくりと、しかし確実に彼を絶頂へ導き始める。
「ウズウズして……膨らんでるの……めっちゃわかるっ!」
 涙目で必死に快楽に耐えながらも、体は被虐的な雄々しさを激しくアピールする。
 脈動の度に飛ぶ先走りは粘度が増していた。扱く僕の手もろともぬるぬるに汚して床へ糸を引いて滴り、これまでに搾り出されたもので既にねっとりした水溜まりができていた。
 握っていてもわかる程に、赤黒い雄の塔は膨張のペースを速めている。見る間に太い血管や裏筋がよりくっきり張り出して、夢中になるくらいに屈強な姿へと変貌を遂げる。
「ご主人の、おかげでっ……うおぉ! 俺っ……エロカッコイイ……雄になるっ!」
 腰を突き出し、根元に無数の仔を集めて隆々に筋張った赤黒いドラゴンタワーが上向きになって強調される。がくがく震えながら両掌を握って胸を張り、その持ち主の雄々しい魅力も顕示する。
 溢れるものは煮凝り状になって透明かどうかも怪しくなり、ブリュッと音が立ちそうな感じで勢いを持って飛び出す。
 発情する蒸れた雄の臭いの中に、刺激的なアクセントが加わり出す。
「うおぉっ! イくっ!! 派手にぶちかます俺を、見ろぉ!!」
 僕に刺激され続けて限界まで膨張した誇らしい塔の根元が歪に膨れる。それは先端へ移動し、尿道から押し出される粘り気は徐々に濁りを濃くしてつんと臭う。
「ガオオォォォォォォッッッッッ!!!」
 黒竜の喜びの咆哮を伴い、赤黒いドラゴンタワーから白いりゅうせいぐんが放たれる。天井に届くどころか強く叩き付けられて飛沫が四方八方へ花火みたいに散っていく。
「はぁ……あっ!! ううっ!!!」
 相棒の強烈な暴発を目の当たりにした僕も完全に昂り、大量の子種を溜め込んで限界まで膨れ上がった前立腺が決壊して、反射的にお尻をきゅっと締める。
 パンツの中で破裂しそうな程に怒張したペニスを通って、ドクンドクンと力強さを感じる無益な中出しを遂げてしまう。
 その一連の性感は一切手を触れずに極限まで我慢したお陰か普段の何倍にも強く感じ、一度で全て出し切ってしまいそうな錯覚に陥った。
 手指に発射の躍動を伝える巨砲から放たれた礫は雨の如く僕たちに降り注ぎ、オノノクスの黒い肉体や僕の黒い頭髪に白を目立たせ、衣服に染み付いては人間のそれよりも生臭い生命の香りを解き放つ。
 射出の勢いが弱まると直接ペニスや僕の手に降りかかり、性的興奮で生じた熱が生温かさとして伝わってきた。


 僕らの激烈な射精が鎮まり、大量に振り撒かれた体液の青臭さが部屋の空気を支配する。
 オノノクスはぐったりしつつも、満足そうに目を瞑って余韻を楽しんでいるように見える。
 僕は僕で、見せたがりな彼のお陰でオノノクスの豪快な射精を目の当たりにできて、とても充実している。
「ご主人……俺、エロかった……?」
 整い切らない呼吸を交え、潤んだ目で僕を見つめるオノノクス。迷わず頷いた。
「うん。エロくてかっこよくて、豪快な雄だったよ」
「よかった……」
 再び目を瞑り、余韻に浸る。
 べたつく白い汚れは、体の黒によって引き立ち、暴発の残渣を垂らす赤黒い突出は力なく垂れ下がって徐々に割れ目へと収まりつつあった。どうせこのままちゃんと洗わないとまた臭いそうな気がする。
「お、おい……!?」
 目を丸くして僕を見るオノノクス。露出している部分だけでも汚す体液を舐め取った。
「残りはちゃんと洗わないとね」
「あ、あぁ……」
 今度はオノノクスがゆっくりしゃがんで、僕の股間に頭を近づけた。
「お返しに僕のも舐める?」
「別にお返しのつもりはない」
 紅い刃に注意しつつズボンを下ろすと、べっとり濡れたパンツが露になり、つんと鼻を刺激する籠った空気が開放された。下ろそうと思ったら、紅色の爪が伸びてきたので完全に委ねる。
 動くなよ、と念を押されつつ、ずり下ろされたパンツから姿を見せたのは、黒い陰毛がべっとり貼り付き、竿や玉もろとも濁った粘りに覆われて、いかにも一仕事終えた雰囲気を醸し出す成人男性の性器。下ろされるパンツとの間にねばっと糸を引き、我ながら少し卑猥だと思ってしまう。
 おもむろに分厚い舌を伸ばし、僕の性器に絡み付いて精液を舐め取る。彼はなるべく距離を取っているも、紅い刃に太腿が当たるかもしれず、必死に身震いを堪えた。
 舌の微かなぬくもりと肉感はくすぐったくも心地よく、出し切ってなければ二回戦もいけたかもしれない。舐る彼を見下ろすと、雄々しく端整な顔立ちなのに甚だ愛らしくて思わず表情が緩む。
 きれいに舐め取ったと思いきや、今度は四つん這いになって汚れたパンツまで舐め始める。
「そんなにおいしい?」
 聞いてみると、オノノクスはゆっくり首を横に振る。
「じゃあなんで舐めるの?」
「……体が欲している」
「ふうん」
 頬を染めながらも舐めるのを止めない彼を少しからかおうかとも思ったが、血を見そうなので抑えておく。
 さっきの射精で失ったタンパク質やミネラルを補給するためってことにしておくにしても、それでも人間如きの量じゃ心許ないと思う。
 見ているうちに全部舐め取り、頭を上げて舌なめずりするオノノクス。その吐息に強烈な青臭さが混ざる。
 クローゼットが遠いのを理由に、僕はパンツをそのまま穿く。オノノクスの涎で布地がべったり陰嚢に貼り付き、居心地が悪いが仕方ない。同じ理由で染みの目立つズボンも穿いた。
「いいのが撮れたよオノノクス。これでビデオを見ながら楽しめるね」
「ああ。使わせてもらうぞ……」
 黒い肉体が白く汚れたまま、ご満悦なオノノクス。体の熱もその白が奪ってくれたようだ。
 カメラへと足を運び、停止ボタンを押した。ふと僕の目が赤い三脚へ行く。カメラの赤いランプが点灯している。それを見た瞬間、快楽の余韻が一気に消し飛ぶ。


 ''まさか!''


 僕は部屋の隅に置かれたパソコンへ駆け寄り、スリープ状態で消えていたモニターを点けた。
 映し出されたのはデスクトップと配信アプリ。アプリ内のライブ画面に映っていたのは、見覚えのある部屋と黒いオノノクス。目にした刹那、僕は&ruby(おのの){慄};く。


&size(16){''「ヤバイ!!!」''};

 背筋が凍り付き、即座に配信を切って赤い三脚のカメラの停止ボタンを押した。


 お、やっと気付いたぜwww (今日 23:27)


 新着コメントが届く。
 配信アプリに書かれたチャンネル名「オノノクスの筋トレタイム」。そう、僕はオノノクスが筋トレをしている様子をこのアプリでライブ配信している。
 彼が色違いであるだけでなく、肉体の仕上がり具合を評価されて、少しずつながら登録者が増えていた。オノノクスが積極的に自己顕示するのは、この配信の影響も大きい。
 ライブ配信には赤い三脚のカメラを使い、先程の軽い筋トレも同様に配信していたが、もしかするとオノノクスに身を寄せられて構っているうちに配信を切り忘れたかもしれない。となるとこの配信画面にはおそらく……!
 今起きてることが夢であって欲しい、一縷の望みを胸に、半ば怖いもの見たさでコメントログを遡った。
#hr
 あれ?配信切り忘れてるぞ?おーい (今日 21:23)
 主とオノノクス、ホント仲いいなw (今日 21:24)

 …………

 まだ気付いてないな てかオノノクス様子おかしくね? (今日 22:16)
 待ってアイツ発情してんじゃんwww (今日 22:17)
 僕にアピールしたいのってsneg((「それなんてエロゲ?」の略)) (今日 22:17)
 わっふるわっふる (今日 22:18)
 ソッチ方面でもアピールするのかこのエロノクスw (今日 22:18)

 …………

 主さんよ・・・これホントに大丈夫か? (今日 22:22)
 (NEW!)オノノクスはオナ竜 (今日 22:24)
 漏らさず見届けやすぜ!(*´Д`)ハァハァ (今日 22:25)
 オノノクスチンコでけえ!!!しかも色グロッ!! (今日 22:25)

 …………

 チンポ扱かれて喜んでんじゃんMかよこいつ (今日 22:32)
 主も何気に上手いな……この手つき慣れてるぜ (今日 22:32)
 新事実:オノノクス童貞 (今日 22:35)
 マジかよ!童貞奪いたい! (今日 22:36)
 ↑やめとけケツぶっ壊されるぞwww (今日 22:37)
 ↑駄目なら処女でもいいやw(処女じゃないかもしれないけど) (今日 22:38)

 …………

 そろそろイくんじゃね?我慢汁の量ヤベー (今日 22:49)
 チンポもバッキバキでエッッッッッロ!!! (今日 22:49)
 ドスケベ筋肉雄チンポ野郎ってオノノクスのことを言うんだな (今日 22:50)
 これ消されるな。南無 (今日 22:50)
 俺達が最後まで見届けてやるよ(シコシコ) (今日 22:50)
 イった!!!!!!!!! (今日 22:51)
 すげーーーーー天井まで飛んでる!! (今日 22:51)
 やべえwwwwww抜いたwwwwwwwww (今日 22:51)
 ザーメンの量えっぐ! (今日 22:51)
 やっぱ黒に白は映えるな。100点満点 (今日 22:51)
 いいもん見せてもらった。ありがとう主。ありがとうオノノクス。そして俺はテクノブレイク。 (今日 22:51)
 嫁候補殺到不可避 (今日 22:51)

 …………
#hr
「嘘でしょぉ……」
 頭が真っ白になり、膝から崩れ落ちていた。漏らさず撮るどころか、漏らさず配信されていたとは。


 &size(20){終わった。};


 &size(24){手遅れだ。};


 まさかこんなことになってしまうなんて。あのときちゃんと切ったか確認してれば、こんな事態にはならなかったんだ。
 ライブ配信の累計閲覧数も四桁いってる。未読のコメントはまだあるけど、読みたくない。てかそもそもあのアングルだと僕の性器をオノノクスが舐めてるところも映ったはずだ。
 それを考えただけで背筋は冷えてるのに顔から火が出そうで、このままクリムガンに変身しちゃうのではと錯覚すらしてしまう。
「……どうした?」
 心配そうに近寄るオノノクス。振り向いた僕の目はさぞ虚ろだったろう。
「独りにさせて。あと体を洗ってきて。自分でできるよね」
「ああ、わかった」
 何かを察したか、そのまま素直に部屋を出るオノノクス。
 アーカイブを消したはいいが、肩を落としたまま力が抜け、しばらくその場を動けなかった。
 どうにか寝床までたどり着くが、寝るに眠れず、やっと眠ったと思ったら、僕がクリムガンになって屈強な雄ポケモンたちにシバかれたり犯されたりする夢を見てしまい、汗びっしょりで跳び起きた。
 汗だけじゃない何かも出ていて、気分は最悪だった。


 案の定配信アプリのチャンネル、アカウントは共にBANを食らい、しばらく多大な喪失感に苛まれる羽目になった。
 僕が利用しているSNSのアカウントにはいわゆるエロ垢からフォローされるようになり、ミュートやブロックに手を煩わせる日々が続いた。
 無論、オノノクスの嫁(婿)にしてくれという内容のメッセージも多数届くようになり、近々SNSもアカウントを消すつもりだ。
 それでもオノノクスは相変わらず筋トレに勤しみ、鍛えた肉体を自慢する。僕はそんな普段通りの彼を羨みつつ、魅力をより高めるようサポートを続けた。そうでもしなきゃやってられない。

#hr

 ――ちょっとした過ちが大惨事になる。ネットであらゆる情報が飛び交い、情報発信も身近になったこのご時世もまた、鋭い顎斧を持つオノノクスだと痛感させられたのだった。




&size(32){'''このご時世はオノノクス'''};



  完



#hr
【作品名】	このご時世はオノノクス
【原稿用紙(20×20行)】	27.6(枚)
【総文字数】	8590(字)
【行数】	223(行)
【台詞:地の文】	13:86(%)|1187:7403(字)
【漢字:かな:カナ:他】	34:49:10:5(%)|2982:4256:883:469(字)
#hr


*戯言&投票コメント返信 [#O7flGqs]
 この度はお読みいただき、ありがとうございました。そして投票してくださった5名の方々にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。
 冒頭でも触れた通り、この作品は[[オリジナルの版>このご時世はオノノクス オリジナルバージョン]]があり、それを大会用に手直ししたものとなります。
 そのオリジナル版でモデルにしたのが、ポケモンGOの色違いオノノクス♂のハルバードです。

&ref(FXPGNE5aAAEo9i8.jpg);
&ref(FXPGNE0aAAAonmf.jpg);
&ref(FXPGNE0agAAVnNA.jpg);

 よかったねハルバード。お前のエロさはちゃんと読み手に伝わってたよ。流石にゲーム画面だとマッチョじゃないけど、脳内ではかなりのゴリマッチョです。

 そしてここから投票で頂いたコメントに返信させていただきます。


-&size(16){''個人的に好みでした。恐ろしいけど楽しいシチュごちそうさまでした (2022/07/03(日) 20:46)''};
 大変お粗末様でした。P-tanには珍しいバッドエンドですが、存分に楽しめたならばこれ幸いです。
 ちなみにこの展開にする際の参考にしたのは、Twitterのフォロワーの知り合いが配信を切り忘れて某フィットネスゲームを始めたというやらかしエピソードです。
 配信を切ったかどうか、ちゃんと確認しましょう。


-&size(16){''オノノクスかっこいいですよねオノノクス 行為後にご主人の下着まで舐めとってるところとか最高に好きです (2022/07/05(火) 00:04)''};
 お褒めのお言葉、大変嬉しい限りです。
 オノノクスはかっこいいなとは思ってい%%&ruby(ごめん書いてた。うちのこアーマーガア♂の鳥マンコをぶち犯す竿役として){つつも、ちゃんと小説として書いた記憶がなかっ};%%たので、今回のポケGOの件も含めて、形にするいい機会となりました。色違いめちゃかっこいいです本当に。
 図鑑説明で、牙や皮膚の硬さを保つために土を舐めてミネラルを補給しているとあったので、それを参考に精液を舐めるシーンを書きましたが、どうやら理由はそれだけではないようで……?


-&size(16){''色オノノクス君の魅力が伝わってきた コメントログの内容も実際にありそうで良き (2022/07/09(土) 00:49)''};
 ありがとうございます! 魅力が伝わっていれば書き上げた甲斐があったものです。
 今回書くにあたって、実際にあり得そうな程の生々しさを出すことをかなり意識しました。なので過去に似たようなやらかしをした方は読むのがちょっときついかもしれませんね……。


-&size(16){''オノノクスのエッチさを余すことなく楽しませてくれて、youtubeじゃなくもっと別のサイトで欲しくなりました! (2022/07/09(土) 20:58)''};
 ありがとうございます。オノノクスはエロカッコイイ、これ真理。
 ってこれYouTubeって明記してないですよ~! あくまで架空の配信アプリですが、イメージしたのはツイキャスとDiscordだったりします。


-&size(16){''とある一視聴者 1日前''};
&size(16){''この前のライブのアーカイブ残ってないんだけど、誰か転載先知らない?''};
&size(16){''続きを読む''};
&size(16){''高評価 61 低評価 返信''};
&size(16){''▼ 2件の返信を表示 (2022/07/09(土) 22:35)''};

顎斧ガチ勢 3時間前
ここにうpっといたわ
ttps://p905.net/posts/1801055/
すぐ消えるだろうから早めに保存よろ
高評価 85 低評価 3 返信

とある一視聴者 1時間前
㌧クス!これでしばらくオカズに困らないな!
高評価 28 低評価 返信
▲返信を非表示
▲ 返信を非表示

#hr


-[[戻る>P-tan]]


#pcomment()

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