作[[呂蒙]] <注意> この作品は「18歳未満お断りの作品(性的な描写)」が含まれる作品となっています。 また、人によって合う合わないがあると思いますので、合わなさそうな方は、お読みにならないことをお勧めします。 ↓↓↓ これより下は作品です。上の注意書きを読んで大丈夫そうな方だけお進みください。 ある日のことだ。その日もいつもと変わらない朝を迎えるものと思われた。 (うーん、もう朝か……) ブラッキーが時計を見ると、朝の7時になろうとしていた。いつもなら、起こされる時間までまだ少し時間がある。今 日は休日なのだ。二度寝しようかとも思うのだが、いつもとは何かが違う。そんな気がした。 寝室にシャワーズが入ってきた。 「あ、シャワーズって……。なっ、何だよ、この声は!」 ブラッキーは自分の声に驚いた。声がいつもより異常に高い。一度なら、偶然声が裏返ってしまったと解釈できるだろう。しかし、その後「あー」とか「うー」と声を出してみても高い声しか出ないのだ。 「というか、この声、お前の声に似てるぞ!」 シャワーズも同じようなことを言う。朝起きて、顔を洗ったら、妙な感じがするが、気のせいだろうと思い、伸びをした際に「う~ん」という声を出した時のことだ。声の音域がいつもより低いことに気付いた。 「……で、どっかで聞いたことのある声だと思ってたら、あんたの声になってたのよ」 「おれの声で女言葉を使うな、気持ち悪ぃなぁ」 「私だって、好きでこんなことをやってるんじゃないのよ! ああ、もうどうすんのよ! これじゃお嫁に行けないわ!」 (お前をもらってくれる物好きがいるんなら、そいつの面を見てみたいもんだぜ) 「ブラッキー、今失礼なことを考えてたでしょ?」 「か、考えてねぇよ……」 「あと、私の綺麗な声で、下品な言葉を使わないで」 「好きで、お前の声を発してるんじゃねぇよ。くそ、なんでこうなっちまったんだ」 お互いに頭の中がこんがらがりそうだった。目の前にいる相手の姿かたちはいつも通りだ。だが、どういうわけか、声はそっくりそのまま入れ替わってしまったのである。お互い、そんなことは信じたくなかったが、そうとしか思えない状況なのだ。何とか、冷静に解決策を考えようとしても、口調はそのままで声だけが入れ替わってしまった相手の声を聞くと、どうしても考えがまとまらない。目を閉じ、耳をふさげば、何とかなるかもしれないが、それではお互いの意思疎通ができない。 一緒に考えていても、前に進まないと思い、シャワーズが寝室、ブラッキーが一階でそれぞれ解決策を考えることにした。 (何で、こんな目に遭うんだ、ちくしょう) ブラッキーは一階のリビングに降りた。残りの面子は用事があって朝早く出かけているためにいない。リビングの中央に置かれたローテーブルの上にテレビとエアコンのリモコンが置かれていた。ブラッキーはおもむろにエアコンのスイッチを入れた。もしや、エアコンの冷房と暖房も入れ替わってしまい、暖房を入れたら冷たい風が吹き出してくるのではと思ったが、さすがにそれは考え過ぎで、ちゃんと暖かい風が出てきた。洗面所の蛇口からも、蛇口をひねればきちんと冷たい水が出てきたし、風呂場のスイッチを入れれば、それと連動してお湯が出てきた。どうやら、その他のものが入れ替わってしまったというのはなさそうだった。ブラッキーはひとまずその事については安心した。 (考え過ぎだったみたいだな) とにかく、何故こうなってしまったのかを考える必要があった。昨晩寝る前に何か変わったことをしたのか、と考えてみたが、疲れたのでさっさと寝たくらいのことしか記憶にない。昨日変な料理を食べたわけでもない。昨日まではいつも通りであった。一体何がいけなかったのか、見当がつかない。 とにかく、何故こうなってしまったのかを考える必要があった。昨晩寝る前に何か変わったことをしたのか、と考えてみたが、疲れたのでさっさと寝たくらいのことしか記憶にない。昨日変な料理を食べたわけでもない。昨日まではいつも通りであった。一体何がいけなかったのか、見当がつかない。 (う、ん? 何か、体が妙な感じがするぞ……) 声以外にも何か異変が起きたのだろうか? 何となく、さっきからおかしいとは感じてはいたが……。周りを見回し誰もいないことを確認する。そして、リビングのソファに飛び乗り、いつものように体を伸ばしてリラックスをする。 胸部がソファの座面と接触した時に不安は的中した。試しにフローリングの上でも同じことをしてみる。胸部が床と触れる。いや、その直前に既に妙な、体になじみのない感触が体中を駆け巡った。 (この、むにっていうのは、もしかして……) 自分がそうだということは、ブラッキーの不安をさらに増大させた。解決策よりも、現状を把握する方が先だった。 ◇◇◇ (何で、こんな目に遭わなきゃいけないのよ……) 何とかしようとは思うが、その前に体が言うことを聞いてくれない。声のこともあったが、声よりも、もっと重大なものが変わってしまっているような気がしたのだ。 理性と欲望がせめぎ合うが、結局、欲望が勝ってしまった。一分一秒を節約したところで何になるというのだ、現状を把握する方が大事ではないか。シャワーズはそう心の中で言い訳をした。 ベッドの上でうつ伏せになる。ベッドは皆が仲良く寝られるようにということで、人間用のダブルベッドを使っている。当然シャワーズだけでは大きすぎる。だが、今はその方が良いのだ。念のために、部屋に自分しかいないことを確かめる。確かめ終わると、シャワーズは体に疼く衝動に従うことにした。もう我慢できなかった。 胴体と特徴のある長い尻尾との境目付近が何かを求めていた。我慢すればその内収まるとも思ったが、どうせブラッキー以外は家にいないのだ。ブラッキーは下にいるし、今なら誰にもとやかく言われない。シャワーズはタオルケットの上に自分の胸部、腹部、尻尾をこすりつけた。タオルケットの生地と自分の体のつるぷにがこすれ合う。 「あっ、あんっ、きゃうっ。これ、すごく、気持ちいい……」 股間に体重がかかるような姿勢を取り、体が求めているものを自らの体に与えるシャワーズ。その度に声が漏れる。声がブラッキーになってしまっていることなど、今に限って言えば些細なことだった。 声を漏らしながら、体をこすりつけ、自慰にふけるシャワーズ。やがて、否が応でも体の変化を知らされることになる。 「えっ、えっ、股間から何か生えてきてるんだけど……」 自慰を中断して、自分の股間を見てみると、そこにはスリットから雄の象徴が突き立っていた。 (……性別が入れ替わっちゃったんだ……。て、ことは……) その時、ブラッキーが部屋に入ってきた。 「あっ」 「何やってんの?」 シャワーズは隠しようのないことなので、素直に打ち明けた。 「……ブラッキーも気付いたんでしょ。自分の体がおかしいことに」 「ああ、ひょっとすると、というか、確実だな。昨日までの性別が、逆転しちまった……」 ブラッキーは落胆していたが、シャワーズはあまりその様子を見せなかった。 「……の割には、あまり落ち込んでないな」 「今はそんなことはどうでもいいの」 「はぁ?」 シャワーズは自らの雄の象徴を見せて言った。 「こ、これって、どうやったら元に戻るの? 元・雄でしょ。それくらい知ってるでしょ?」 「ほっといても時間が経てば、その内収まるぞ」 「これじゃ歩きにくいわよ。すぐ元に戻すには?」 ブラッキーは、シャワーズのモノに目をやった。先端からは、透明の液体が滴り落ちている。 (これで、時間が経つのを待てと言うのは、酷か) 「……じゃあ、今日だけ特別だぞ。ベッドの上に乗っている掛け布団を全部どけて、ベッドの上で仰向けになれ」 シャワーズは言われた通りにし、ベッドの上で仰向けになった。 そして、ブラッキーもベッドの上に飛び乗る。 「随分と、おっきくしちゃって。どんだけイヤラシイことを考えていたんだ?」 「うっさいわね」 ニヤニヤと笑いながらブラッキーが言う。 「じゃあ、今、何とかしてやるからな」 ブラッキーはシャワーズのモノに顔を近づけると、舌で、モノの裏筋をそっと舐めた。 「ひゃうっ、あっ……」 「気持ちいいだろ?」 「うっ、うん……」 「その声でなければな、言うことはねぇのに、惜しいな」 「……早く続けて」 「へいへいっと」 裏筋を舐め、モノ全体に刺激を与えるため、モノを口の中に入れるブラッキー。 (う、ちょっと大きすぎたな……) 舌で、モノをくまなく舐めまわす。そして、仕上げとして集中的にモノの先端部に「攻撃」を仕掛ける。 「きゃ、きゃうぅ……。もう、もうダメ……」 シャワーズのモノの先端から、白い粘液が勢いよく飛び出た。その粘液はブラッキーの口内や、耳、胸部などにかかり、その部分を白く染めた。 「出すなら、出していいか、とか、出るとかって言ってくれ……」 「ごめん……。あのさ、まだ収まんないから、第二ラウンドにいっていい?」 「ムリ、オレの体力が持たねぇよ」 「大丈夫、今度は私が動いてあげるから。それに……。ブラッキーの体はそれを望んでるみたいだしね。出入り口が濡れて、私のモノを求めてるんでしょ」 「……」 「じゃ、始めましょ!」 「拒否権なしかよ。ええい、もう、勝手にしろよ! イーブイの卵ができたら、そん時はそん時だ」 ベッドの上で仰向けになるブラッキーにシャワーズが覆いかぶさる。シャワーズが口づけをし、舌を滑り込ませる。お互いの舌と舌が触れあい、唾液を交換する。 「むう、うんっ……。ぷはあっ」 お互いに口から唾液が垂れている。今度はシャワーズはブラッキーの胸に刺激を与える。敏感なところに吸いつかれ、経験したことのない刺激がブラッキーの体中を電気となって廻った。 「じゃ、いくわよ。あはっ、私のぷにぷにと同じくらい、ブラッキーのおっぱいも柔らかいわね」 「だ、だから……。おれの声で女言葉を使うなよ……。頭がおかしくなりそうだ……」 お互いにベッドの上で抱き合い、言葉を交わす。シャワーズは体の位置を調節して、自分のモノを出入り口にあてがう。 「くっ、うぅ……」 「どんどん入れるわよ」 先ほどの白い液体と出入り口から滴っている液体が潤滑油となっているためか、シャワーズのモノは順調に、とはいかないまでも、さほど苦労することなく、ブラッキーの出入り口に挿入することができた。 「うっ、あっ、い、痛てぇよ! もっと丁寧にやれよ!」 「そりゃ、最初だからよ。諦めるのね。それにしても、ブラッキーってこんなところの防御力もすごいのね……。この締め付け……。たまらないわ。はあっ、何かこの体になって得したかも」 「冗談じゃねぇぜ……」 シャワーズは、腰を動かして、自分のモノに刺激を与えていく。ブラッキーの体内のひだのからみつきと、締め付けがその効果を高める。 ぶつかり合う肉体がベッドのシーツにしわを作り、滴る液体がベッドシーツを汚す。お互いの喘ぐ声が部屋にこだまする。 「はあっ、ブラッキー。私、もう出そう。中に出していい?」 ブラッキーは無言で頷いた。 「あっ、出るっ!」 シャワーズは腰を振り、ブラッキーを抱きしめると、ブラッキーの体内に精を放った。 「あっ、ああっ、き、きもちいい……。ブラッキーとひとつになっちゃった……」 「はぁはぁ……。い、いつまで、おれの体内に出すつもりだよ……」 「あ、今、抜くから」 シャワーズは自分のモノを引き抜いた。間もなく、シャワーズのモノはシャワーズの体内に収まっていった。 ◇◇◇ 「うーん、ありゃ、風呂の中で寝ちまったか」 リクソンはお湯につかりながら居眠りをしてしまっていた。何故か、入浴中に居眠りしてしまうことがリクソンには時々ある。 (んー? こ、これは……) リクソンは自分が鼻血を出していることに気がついた。長湯でのぼせてしまったのかもしれないし、もしかすると他のことが原因かもしれない。 (なんか、勃ってるし……。まぁ、もう皆寝てるはずだからいいか) リクソンは風呂からあがると、体を拭き、下着と寝間着をつけるとベッドにもぐりこんだ。 おしまい コメントなどありましたら、こちらまでどうぞ #pcomment IP:42.144.186.155 TIME:"2012-12-05 (水) 03:01:22" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%EF%BC%9F" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)"