ポケモン小説wiki
:Sunrise Soldier の変更点


どうもどうも役立たずです。
いきなり何を思い立ったのでしょう、自分には絶対に書けないジャンルに手を出しました。

まあ、何がしたかったというと今までほとんどwikiであまりいい評価が下されなかった近代兵器×ポケモンってうものに挑戦したかったんです。
まあ、怖いので隠しましたが(チキン
というわけで、中身はかなり黒いです。注意をよく読んでからお読みください。

!!注意!!
グロいかどうかはわかりませんが多分グロいです。
この話は架空の物語です。実際の団体・人物・事実は一切関係ありません。
特定の国が悪として描かれている場合があります。しかし、作者はそのような感情・意見を抱いて書いているというわけではありません。
日本の地名が書かれております。不快に感じた場合はお戻りくださいませ。なお、地名の修正は受け付けておりません。
慣れない空気を描写したためにかなりおかしいです。
注釈をたくさんつけさせていただきましたが軍事オタではないです。
コアな方は矛盾点・間違えた用語などがガンガン見つかります。 僕としては正しい表現をしたいのでコメントなどで訂正していただければ嬉しいです。
このページは最新の50件には載りません。コメントしてくださっても編集されても載りません。

最後に、駄文ですが喉の渇くような戦場の空気をお楽しみください。


[[南十字]]


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「GO!GO!」
「あ゙ぁ!? ヘリ到着遅れるって!?」
「ローディング!」
「カバー!カバー!!」

 あらゆる声が交わる中に轟音が立て続けに起こる。廃ビルを背に息をつくルカリオ。肩にバックがかけられており、その身に黒っぽいチョッキ((いわゆる防弾チョッキ))を着ている。胸の前は突起があるので無理やり開けられたであろう穴が見える。息を落ち着けると右手にぶら下げられていたアサルトライフル((突撃銃と訳される全自動射撃機能を持つライフル。間違ってもマシンガンと呼んではいけない))を両手でしっかりと握る。目を瞑り、あたりの波動を探る。何かににジャミング((妨害電波。通信機器や索敵機の妨害に使う))されてはいるものの特殊な波動を読み取るルカリオにはうっすらと敵の位置は把握できる。
 廃ビルの角まで寄ると味方の様子を確認する。土嚢や崩れかけた塀を遮蔽物に戦っている。死傷者は持ち場を離れてからそこまで数は変わっていない。味方の一人がグレネード((いわゆる手榴弾。携行できる爆弾。口で安全栓を引き抜くのにはそれなりの力が要る))を全力投球したタイミングでルカリオも土嚢の裏側に滑り込む。そのルカリオの肩をポンポンと叩く人間がいた。彼は静かにうなずくと斜めに曲がるマガジン((いわゆるボックスマガジン。弾を装填する場所。弾数が多い銃はこれが湾曲する))を引き抜いて装填を始める。ルカリオが銃の安全装置を解除し、フルオート機能((フルオート・セミオート切り替えができる。フルオートは自動連射が可能に。セミオートでは単発・もしくはバーストに準拠した弾数発射される))が適用されていることを確認すると土嚢の横側から銃を突き出しルカリオが使うように改良された引き金を引く。銃の反動にも屈しない腕力と、敵の位置を探る波動探知能力をうまく使い敵のいるあたりへ集中砲火を食らわせる。ひとつ波動が消えたのを確認してルカリオが引き金を引くのをやめる。安全装置をかけて土嚢の裏で腰を落ち着ける。
「どうだった?フォルティス?」
「一人」
 そう呟くように言うと息を吐き出す。人間はそんなフォルティスと呼んだルカリオの頭を撫でる。
「今日もお疲れフォルティス」
「……まだ終わってないよ、ハヤテ」
「いや、そろそろだと思う」

 そうハヤテと呼ばれた男性が言った途端に鋭い銃声が戦場に複数響いた。獣の耳には一瞬痛くなるような銃声に顔をしかめながらも納得するフォルティス。今の銃声と共に敵部隊が半壊したのを波動で確認したのだった。日本の鍛え抜かれたスナイパー部隊がきっと到着したのだろう。
 フォルティスは安堵の表情を浮かべ、敵の撤退を波動で確認しハヤテに頷いて見せた。





『憲法第九条撤廃』

 フォルティスは銃をロッカーの中にしまいこみ、暑苦しいチョッキを脱いだ。元々寒さに強い毛が生えているルカリオにこの防弾チョッキは苦しいもの以外の何物でもなかったようだ。汗臭くなったチョッキを干すとシャワーを浴びに行くのだった。

『日本米化 東アジア国交悪化』

 シャワールームから水の滴る音が聞こえる中ハヤテが部屋に入ってくる。フォルティス特有の犬のような匂いが立ち込める部屋に苦笑いしながら換気扇をつける。ハヤテも早くに戦闘服を脱いで体の汗をタオルで拭く。

『反米組織 &ruby(アマテラス){天照}; 米軍に発砲』
『朝鮮軍 混乱に乗じ北海道に侵攻』
『日本を戦場に戦闘が勃発』

 2年前の新聞が未だに机の上に置かれている。その横にはフォルティスとハヤテの写真が数枚飾られていた。そして、三つあるうちのひとつの椅子の上には『携帯獣の概要とその使用方法』と書かれている薄い冊子が置かれている。


 携帯獣。
 それは日本を守るために結成された天照という組織が作り出した生体兵器((アニマルウエポン。一番イメージが湧くのは戦国時代の馬であろうか。しかし、馬は移動手段であって、少し語弊がある。対戦車犬等がアニマルウエポン))である。そのデザインは何故かポケットモンスターというゲームのキャラクターに似せて作られている。屈強な体と人間並みの理性、生体機能の一部に組み込まれている特殊な能力。その全ては人間を凌駕する。
 天照はこの携帯獣を人間と組ませてツーマンセルとしている。人間では突破が困難な状況や、携帯獣の力の恩恵を常に受けることが可能であるためにそのような体制をとっている。食費など諸々の問題点も存在するのだが兵士からは和む存在であり頼もしい存在でもあるとプレッシャーを逃がすためにもいいとのことである。

 そう、これは天照という組織の闘いの記録である。前線に配属されたハヤテ。そのパートナーのルカリオ、フォルティスの人生の記録である。
 フォルティスが毛を濡らし、水を滴らせながらシャワールームから出てくる。一人と一匹はお互い微笑みかけると入れ替わりにハヤテはシャワールームへと入る。

 戦いは始まったばかりだ。








 ハヤテとフォルティスの参加していた山形での戦いは天照の勝利ということで収まった。山形を全部取り戻せたかといえば頷けないのが事実ではあるものの防衛ラインを突破されることなく、なおかつ敵の前線を北へと押し上げられただけでも戦果は上々といった防衛戦であった。
 しかし、今の日本の状況で兵士に十分な休息が与えられることはなかった。疲弊している山形・宮城から朝鮮軍を退けなければならない。先日の戦いが響いているであろう東北の占領されている地に早くも兵を差し向けたのだった。

 一週間前に戦いを終えたばかりのハヤテも例外なく装甲兵員輸送車((その名の通り兵の乗り込む輸送用の車。反撃もできる武装済みの車))の座り心地の悪い椅子に揺られていた。その手には地図が握られているが役に立たないのが事実であろう。以前戦った時がそうであったように廃ビルばかり目立つ場所で戦うことになるのだとハヤテは諦めたような表情を見せる。隣のフォルティスはいつも通りである。疲れがたまるハヤテに対してフォルティスは昼寝でも仮眠でも一度眠れば次起きた時にはピンピンしている。15歳のハヤテは切実にフォルティスが羨ましかった。確かにスタミナはあるのだが発育途中であるハヤテでは疲れが残ってしまう。ゆっくり休んだ後の動きはいいのだが疲れているときは判断力までもがどうしても鈍るのだ。横目でフォルティスをちらりと見るとフォルティスは揺れる輸送車の中で兵装を確認している。アサルトライフルを傍らに置き腰の横のホルスターにハンドガンが収められているのを確認している。肩掛けバックは相変わらず目いっぱい弾薬が詰め込まれているのだろう。胸元には近接格闘などに使用するナイフもある。正直、ハヤテは自分と組むよりもルカリオ同士のツーマンセルの方が効率がいいのではないかと思わず首を傾げたくなる。そうなると自然、人間の生存率が低くなるという深刻な問題が発生するのだが、彼にはその重要性がわかってはいなかった。

 乗り心地の悪い輸送車からやっと解放されたハヤテとフォルティス。大きな伸びをする二人に部隊長が声をかける。どうやら、この場所はかなり前線に近い方らしい。確かに先ほどから銃声が絶えない。気を引き締めるように言われると「了解」と部隊長に返事をし、武器を構えた。


 身をかがめ、遮蔽物を利用しながら前線の部隊と合流する。廃ビルにはスナイパー部隊が張っているらしく、援護射撃に抜かりは無いようである。かなりスムーズに最前線までやってくると塀を背中に息を落ち着ける。
 そこからはいつもの銃撃戦であった。ヒットアンドアウェイ((攻撃しては引いて攻撃しては引いて。みたいな感じ。英語ではヒットアンドラン))と言えば聞こえはいいが遮蔽物から身を乗り出して撃ちまくった後にリロードも兼ねて再び隠れる。それの繰り返しである。フォルティスの持つ波動を感じる力で敵の位置を探りそこに撃ち込む。ルカリオというパートナーの存在のおかげで兵の精度が上がっているのも天照の大きな武器の一つである。
 フォルティスが安全だと感じた場所へハヤテを誘導しつつ前線を押し上げてゆく。敵が障害物に隠れ始めたあたりでスナイパーライフルを超える轟音が聞こえた。思わず耳を塞ぐフォルティスを尻目に敵の様子をうかがう。すると、敵の身を守っていた遮蔽物が瓦礫と化し、その奥には数人の兵が倒れているように見える。白煙のせいでよくは見えないが少なくとも3人は倒れている。ハヤテが銃を握りしめると白煙が散る前に遮蔽物の裏に身を隠した。心強い味方がいる。それだけでも安心する材料として事足りたのだった。 スナイパー部隊の一人が廃ビルの中でアンチマテリアルライフル((対物ライフル。遮蔽物や平気を破壊する目的で使う大型のライフルで、超遠距離高火力武器。人に当たったら、それは恐ろしいことになる))を構えなおした。銃身を二脚で安定性を維持しながらさらなる敵の隠れ場所を破壊してゆく。大きな金属製の空薬莢((撃った時に銃から排出される空の薬莢。アサルトライフルとかになると足元がじゃらじゃらする))が排莢口から飛び出す。大きな反動をのためにその兵は手を休ませつつ敵の防衛線を崩していった。
 フォルティスが安全だと感じた場所へハヤテを誘導しつつ前線を押し上げてゆく。敵が障害物に隠れ始めたあたりでスナイパーライフルを超える轟音が聞こえた。思わず耳を塞ぐフォルティスを尻目に敵の様子をうかがう。すると、敵の身を守っていた遮蔽物が瓦礫と化し、その奥には数人の兵が倒れているように見える。白煙のせいでよくは見えないが少なくとも3人は倒れている。ハヤテが銃を握りしめると白煙が散る前に遮蔽物の裏に身を隠した。心強い味方がいる。それだけでも安心する材料として事足りたのだった。 スナイパー部隊の一人が廃ビルの中でアンチマテリアルライフル((対物ライフル。遮蔽物や兵器・装甲を破壊する目的で使う大型のライフルで、超遠距離高火力武器。人に当たったら、それは恐ろしいことになる))を構えなおした。銃身を二脚で安定性を維持しながらさらなる敵の隠れ場所を破壊してゆく。大きな金属製の空薬莢((撃った時に銃から排出される空の薬莢。アサルトライフルとかになると足元がじゃらじゃらする))が排莢口から飛び出す。大きな反動をのためにその兵は手を休ませつつ敵の防衛線を崩していった。



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まだグロくはありませんね。グロは苦手中の苦手なのですよorz
もしかしたらぼやかした表現を連発するかもしれませんが……まあ気にしちゃダメです。

#comment(below);
- >待った!こう さん
コメントありがとうございます♪
シャワールームですね……覗いたら波導弾ものですね(苦笑
ええ、引き金がわんわんおなお手てでも引けるようになっておりますし持てるのではないでしょうかー
――[[南十字]] &new{2013-01-26 (土) 14:14:33};
- し、シャワールーム…ごくり。

近代兵器とは。ポケモンが持てますかね?
――[[待った!こう]] &new{2013-01-07 (月) 20:06:51};
- こめんとてすと
――[[南十字]] &new{2012-09-06 (木) 00:57:55};

IP:118.20.174.95 TIME:"2013-01-26 (土) 14:16:49" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%3ASunrise%E3%80%80Soldier" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/6.0)"

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