SOSIA(裏) **百匹斬り [#xd7d268a] RIGHT:Written by [[March Hare>三月兎]] LEFT: ちゅうい:半分&color(red){ネタ};のつもりです(蹴 本編のストーリーとはあまり関係がない三次創作的な。。。 #contents ---- ***フィオーナ編 [#rb85df0a] ある夜の愛の営み。 「フィオーナに抱かれてるとあったかくて気持ち良くて……」 「この毛皮も体温も全部、あなたを虜にするためだけのものよ」 エネコロロのメロメロボディは、肌触りも柔らかさも温度も、包み込まれるのも包み込むのも、すべてが心地好さの頂点に向かって調整されたような、そんな身体だ。中でもフィオーナは最上級の部類に入ると思う。こうして抱かれているだけで、幸せな気分になる。でも僕は牡で、僕を甘えさせてくれるフィオーナの胸で、抱かれているだけでは物足りない、いや、十分なんだけど、それ以上を求めずにはいられない。 後ろ脚を開いて、その体に抱きつくと、それだけで下半身に快感が突き上げてきて、喘ぎ声が漏れる。 「ぁはぁっ……」 「気持ちがいいの?」 今夜のフィオーナはとても穏やかだ。シオンの体を貪ろうとはしないで、僕に快楽を与えてくれる。 あまりに気持ちが良くて、おしっこがしたくなった。フィオーナにはいつも散々攻められて、我慢できずに漏らしてしまう。それも悪くはないのだけど、こうしてフィオーナに甘えながらというのも、きっとすごく気持ちいいに違いない。 「ねぇ」 できるだけ甘えた声を出した。 「甘えん坊さんね。何かしら?」 「おしっこ……していい?」 「……え?」 「いいでしょぉ。僕の匂い、つけてあ・げ・る☆」 「……もう。しょうがない仔ね。私の体に抱かれながらおしっこしたいだなんて」 「だって気持ち良くて……離れられないんだもん」 あとは下半身の力を抜くだけだった。 フィオーナに優しく抱かれながらの、解放感、性器を走り抜ける快感、彼女の毛皮にじわりと広がる温かさ。 ――いくらフィオーナでも僕にそんなことさせるか。ていうか僕がそんなことするかって。 あと一瞬目が覚めるのが早ければ、間に合っていたかもしれない。 僕はベッドの中でフィオーナに抱きついていた。意識が覚醒に向かう途中だった。半ば覚醒している中で、止められない。それだけ我慢の限界だったのだ。 時は一時間前に遡る。 僕は尿意を催して夜中に目を覚ましたが、少し布団をめくると冬の夜の尋常でない寒さが毛皮越しに肌を刺した。そこで暖まろうと、寝ぼけながらフィオーナに抱き着いて――また眠ってしまった。いくらシオンが大人のポケモンでも、我慢した状態で、しかも恋人のメロメロボディに抱きついて眠ってしまったら。 「……シオン?」 「や、え……と……ごめん」 謝って許してもらえるはずもなく。フィオーナの烈火のごとき怒りが待ち受けていたと思うのだけれど、その後のことはよく覚えていない。 ***ヒルルカ編 [#xc18481b] シオンがまだ新米だった頃、食事時。 「ねえヒルルカさん」 「何や?」 「バクフーンって戦うとき背中から炎出すけどさ。背中が燃えないと炎使えないの?」 「そうやで。せやからウチら、背中濡らされたりして火ぃ点かんようなってもうたら弱なってまうねん。水タイプには他の炎タイプ以上に気ぃつけてんねんで」 「今それを僕に言っちゃっていいんですか」 午後の訓練は一騎打ち。その相手は何を隠そう、今目の前にいるヒルルカさんである。彼女は五番隊の次期副隊長候補とも言われる実力を持つ先輩だ。まともにぶつかって勝てるとは思えない。 「あんた水技なんか使われへんやろ?」 「そうですけど……」 シオンは一つの作戦を思いついた。今思えば、実戦ならまだしも訓練でやるべきではなかったと激しく後悔した、黒歴史である……。 午後の戦闘訓練が始まるまでに、シオンは水をたくさん飲んでおいた。 「ほな、お手柔らかにな」 順番が回ってきた時には、今にも漏れそうなくらいお腹がぱんぱんだった。いくらなんでも飲み過ぎたみたいだ。 「は、はい……」 「始め!」 ヒルルカさんが早速背中の炎を出して迫ってくる。が。 「な、なんやクネクネもじもじと……」 シオンの動きに、ヒルルカさんは顔を赤くして止まった。もしかして、僕にメロメロ? 隙だらけだ。背中の炎も消えてる。意外にも早くチャンスが回ってきた。 「あんた、先にトイレ行った方がええのんとちゃ――あわっ」 我慢の限界だったから、ヒルルカさんの言葉を聞いている余裕なんてなかった。背中に飛びついて、炎がつく前に、大量のおしっこを浴びせかけた。相手は振り落とそうとするが、背中にしがみついて―― 「ちょっ、あんた何考えてんねんな!」 「え。や、えっと、炎をですね……」 訓練所にはかなり気まずい空気が流れたが、『これが戦場であったなら、完全なヒルルカの油断』のことでお咎めなし、結果的にはこれが功を奏してシオンが勝利した。 その後のことはよく覚えていない。 ***橄欖編 [#t5b7eda9] 風邪を引いて寝込んでしまった日のこと。橄欖が付きっきりで看病をしてくれていた。 「風邪の時は……水をたくさん飲んで……たくさん汗をかいて下さい……」 なんて言って水を飲ませてくれるのだけれど、種族柄あまり汗はかかない。その代わりに。 「また……おしっこ……ですか……」 これだけ水を飲んでいるのだから、近くもなる。まあ、何も言わなくても全部わかってくれる橄欖の存在は、言葉を発するのさえ辛い高熱の時にはものすごくありがたかった。 「汗の代わり……とはいきませんが……出せば……体温は下がりますよ……」 僕を抱き上げながら、橄欖がそんなことを言った。べつに何らおかしいことはないのだが、頭で高熱が回っていなかったんだと思う。 「うん……」 僕は橄欖の胸で、たくさん飲んだ水を出してしまった。全部。 橄欖は顔を真っ赤にして倒れたらしいのだけど、その後のことはよく覚えていない。 ***孔雀編 [#hccc7861] トイレのドアを開けると。 「おや」 「えっ、あっ、ご、ごめんなさい!」 孔雀さんがいた。 ――数秒後。 「や、おかしいでしょ」 ヴァンジェスティ家の屋敷のトイレは、僕みたいな四足歩行のポケモン用と孔雀さんみたいな二足歩行のポケモン用とで別々に設置されている。よってシオンが使うトイレに孔雀さんがいるはずがない。 「孔雀さん! どうしてここにいるの?」 ドア越しに問うが、返事はない。中からは何の音も聞こえてこない。見間違いだろうか。 「ねえ! ねえってば!」 いや、でも確かに目が合ったし、「おや」とか呟いてたし。 「もれちゃうって! 早く出てきてよ!」 しかし、反応は全くなかった。もう一度ドアを開ける。 「シオンさま。清掃中なのですからお静かになさってください」 いた。 見間違いじゃなかったのか。 「清掃中って……」 確かに綺麗に清掃されて、ヴァンジェスティ家の資産を無駄に使った無駄に広い空間はピカピカだった。しかし、それとシオンの呼びかけを無視したことは別だ。だいたい、どうして床に埋めるような形で設置された水洗便座の真上にブラシ片手にしゃがんでいるのか。 「今ここを動くとトイレの神様がお怒りになってわたしは一瞬にして美貌を失ってしまうのですよー」 さすがに頭にきた。 シオンはずかずかと孔雀に歩み寄った。 「莫迦なこと言ってないでそこどいてよ! もう我慢の限界なんだからっ。どいてくれなかったらこのままおしっこかけちゃうからね!」 孔雀さんにはこれくらい言わないと相手にしてくれない。 ――僕は孔雀さんを甘く見ていたみたいだ。 「わかりました」 孔雀さんは、にこやかに頷くと―― 「……わわっ!」 シオンを抱き上げて脚を開かせ、自分のお腹に押し付けた。 そして背中のどこかを触られて。 「にゃ……ぁああ……っ!」 自分の宣言通りのことをさせられた。 その後のことはよく覚えていない。 ***シャロン編 [#l9693103] 「うートイレトイレ」 今、トイレを求めて走る僕は、北凰騎士団九番――ドンッ! 「ひゃっ」「うおっ」 横から飛び出してきたシャロンさんとぶつかり、縺れ合うように倒れ込んでしまった―― 「ああぁ……ぁっ……」 「え……えぇっ? ……ぇえええっ!!!?」 その後のことはよく覚えていない。 ***セルアナ編 [#wb6626e1] ある晴れた日のこと。 「魔法以上の愉快をシオンくんにプレゼントフォーユー!」 庭に出て日光浴をしていたところにセルアナが現れた。 「どうしたの突然」 「いい天気でしょ! アタシに乗って飛んでみない?」 「あ……うん、いいかも」 孔雀さんとは違う意味でいつもハイテンションだなあ、なんて思いながら、シオンはセルアナの背中に跨がった。 「行っくよー! ビビってチビっちゃったりしちゃだめだよ!」 「だ、大丈……うわぁああっ」 孔雀さんで慣れているから大丈夫だと思った。が、初速も加速も最高速も比べ物にならない。さすがは護り神ラティアス。 「は、速すぎ……るよ……!」 「あはははははっ! 怖がってるね!」 「や、べつに、怖くなんか……」 次の瞬間。 超絶スピードそのままに、セルアナの体がふっと消えてしまった。 「ひ、ひゃああぁっ……!」 落ちる、落ちるよ! 体が消えたのではなくて姿を消しただけだとわかっていても、情けないことに耐えられなかった。 「あー、シオンくんったら!」 おしっこ……漏らしちゃった。 「まさか本当におしっこ漏らしちゃうなんて! アタシの自慢の羽毛がびしょ濡れじゃない!」 「ご、ごめんなさぁい……」 その後のことはよく覚えていない。 ***フィオーナ編2 [#be9c9aaa] お酒を飲んでからのベッドイン。 今夜は楽しめると思ったのだけれど。 「あらあら。寝てしまったのね……」 ベッドに入るとすぐに、シオンはすやすやと可愛らしい寝息を立てていた。 仕方ない。そんなシオンを抱きしめて、眠るとしましょう―― &size(18){ ◇}; 深夜。 「ん〜……フィオーナ……」 彼の声で意識を引き戻される。 「ふぁ……寝言かしら。可愛い」 シオンはフィオーナに抱きついて眠っている。 少しイヤな予感がした。 彼がお酒を飲んで眠ったときは、決まって。 「むにゃ……おしっこ……」 おねしょをしてしまうから。 「シオン? ダメよ、起きて――」 もう間に合わない。 シオンは体をふるるっと震わせて、溜まりに溜まった膀胱の中身を放出しはじめた。 温かいおしっこが私の体とベッドを濡らしてゆく。 あれだけ飲んだあとだ。シオンは時間を掛けて大量のおしっこをフィオーナに浴びせ、気持よさそうにそのまま眠りについた。 「シオンったら、もう……」 とにかくこのままでは風邪を引いてしまう。孔雀にシーツを替えてもらわないと―― &size(18){ ◇}; 翌朝。 「うーーん、よく寝たー」 「おはようございますシオン。ふぁ……」 「おはようフィオーナ。あれ? あまり眠れなかったの?」 日常茶飯事となってしまったが、本人は全く覚えていないらしい。 「誰のせいだと思っているの」 「僕? ごめん、またやっちゃった……?」 「あれほど飲み過ぎないようにと言っているでしょうに……」 一番の問題は、結局わたしが許してしまうことなのかもしれない。 ***フィオーナ編3 [#t6326c0a] フィオーナと抱き合っていちゃいちゃしてる時におしっこしたくなっちゃった場合。 フィオーナはそういうところを絶対に僕には見せないので、少し休憩だとか何とか言ってトイレに行くのだが。 「ねぇフィオーナ……」 「何かしら?」 シオンは体をくねらせたり後ろ脚をきゅっと閉じたりして、フィオーナが気づくまでアピールする。 「……ああ」 フィオーナいわく、シオンがそうしておしっこを我慢している姿は相当エロティックなんだとかなんとか。 「仕方のない仔ね。行ってきなさい」 「えー……僕、フィオーナと離れたくないよぉ」 「あら。このまま私と私のベッドを濡らしてしまうつもり?」 機嫌の良い時は、許してくれることもある。 「ダメ?」 「……甘えん坊さんなんだから。いいわ。私もあなたと離れるくらいなら、あなたのおしっこを甘んじて浴びることを選んであげる」 「うふふ、じゃあ……」 フィオーナにぎゅっと抱きついて、尿意を一気に解放する。フィオーナの高貴なメロメロボディに浴びせかける背徳感と、尿道を迸り抜ける快感、そして征服感。 「シオンったらもう……きゃ……」 おしっこをかけるのは、自分の匂いを相手につける意味で、相手を自分のものだと主張することになるから。 ミミロップなどは求愛で牡が牝におしっこをかけるのだとかなんとか((ウサギの求愛行動ってこわい))。 僕の匂いならフィオーナも嫌じゃないって言ってくれる。 「はぁぁあ……ん……」 フィオーナの体は濡れそぼって、フィオーナの愛用するベッドの中はシオンの多量のおしっこで水浸し。 「随分我慢していたのね。でも、シオンの体から出てきたものが汚いはずがないわ」 「当たり前だよー」 「可愛い仔ね、もう」 欲望を解放するときはすごく気持ちいいけど、その後はあまり心地が良いとはいえない。離れたくないからといってこのまましてしまうのは得策ではなかった。 シオンはいつも後悔するのだが、フィオーナは満更でもなさそう。 ずっと僕を抱きしめている。 僕が何をしても愛おしさは変わらないって。 「シオン……」 「うん?」 「……好きよ」 ***孔雀編2 [#h76442b6] 「シオンさま!」 「な、何、孔雀さん……?」 廊下を歩いていると、何やら赤いものを持った孔雀さんが前から走ってきた。 「見てください、これ……!」 嬉しそうに赤いものを見せる孔雀さん。その彼女には、どこか違和感が……あ! 「そ、それ」 「弄っていたら取れちゃいました☆」 待って。取れちゃいました☆じゃない。 体の一部っていうか、サーナイトの胸の真ん中に貫通してるかなり大事な器官じゃなかったっけ。感情を受信するとか。 「どうしてそんなに嬉しそうなの……」 「決まっているじゃないですか! これでねんがんのイイコトができます! さあさあわたしの部屋にいらっしゃって」 「ちょっ、待っ……イイコトって……何?」 &size(18){ ◇}; 強引に孔雀さんの部屋に引っ張り込まれた。 「あの、僕トイレに行くところだったんだけど……」 「そんなのは後でいいじゃないですか。直に元に戻ってしまうかもしれないのですよ!」 だめだ。ハイテンションな孔雀さんに逆らうことは不可能だ。 孔雀さんはひょいと片手でシオンを抱き上げると、自分の体に抱きつかせて、もう片方の手を後頭部に添えて、いきなり―― ぱふっ。 ――胸の谷間に顔を押し付けた。 「夢のパフパフなのですよー。ご気分はいかがですか?」 ぱふ、ぱふ、ぱふ。 なにこれきもちいいんですけど。 ものすごく。 「だめ……気持ち良すぎておかしくなりそう……」 「それは良かったです。はい。ぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふ」 「あぁあああん! 僕もうらめぇっ、気持ち良すぎてぇえ! ふぁああん、ん、にゃん、おしっこもらしちゃうのぉ!」 膀胱の中に溜まったお水を外に出しちゃったせいで、孔雀さんの衣の裾が濡れていく。お腹から下は水を吸って、脚を伝ってぽたぽたと地面に流れていった。 「あらあら。失禁しちゃうくらい気持ちが良かったのですか? 光栄の至りです」 孔雀さんはシオンを優しく下ろすと、赤い角をカポンと胸にはめ込んだ。 「取れてしまった時はまたパフパフして差し上げますね☆」 アレが着脱可能だなんて、嘘だ――――――! ***橄欖編2 [#qa686835] 「シオンさま!」 「な、何、橄欖」 居間でくつろいでいると、橄欖がずずずいっと迫ってきた。 「僭越ながら、わたしなら角が取れなくてもできますよ!」 「えー……」 アレは豊かな胸があってこその話で。 「橄欖、胸ないじゃん」 「はっっ」 間。 凍りつく風が流れること数秒。 「いいですよ……どうせわたしなんて……姉さんの下位互換ですよ……」 「橄欖には橄欖の役割があるじゃない。橄欖は真面目に清楚に主人のお世話をしてくれたらそれでいいの」 「うう……姉さんはずるいです……わたしも何をしても許されるキャラになりたいです……」 「や、べつに許さないなんて言ってないけど」 きらーんと。本当に効果音が聞こえるくらい、橄欖の目が輝いた。 「本当ですか? わたしもしていいんですか?」 「ない胸で何をするのさ……?」 「わたしは、その……どちらかというと……して……いただきたいと申しますか……」 「僕に何かしてほしいの?」 「よろしいのですか? シオンさまにこのようなことをお願い申し上げても……」 「ぱふぱふはできないけど……エーフィって胸のあるポケモンじゃないし……っていうか僕牡だし……」 「無理なことはお願いしません」 「僕にできることなら何でもしてあげるよ?」 「で、ではっ……」 橄欖は頬を染めながら、シオンの後ろ脚を指差した。 「そ、その、か、予てよりシオンさまの&ruby(おみ){御};足で……わたしを挟んでいただきたいと……」 うわ。やっぱりこのひと清楚なんかじゃない。変態だった。 「う……僕にできることなら何でもって言っちゃったし……とにかくここだとまずいから場所変えよ? ね?」 「では……わたしの部屋にお越しいただけますか?」 「わかったよ……」 &size(18){ ◇}; 僕は橄欖のベッドに寝そべって、上になった右後脚を高く上げた。大事なところは体毛に隠れて見えないけど、さすがに少し恥ずかしい姿勢だ。 「では遠慮なく……」 橄欖が下になった左後脚を枕にするみたいに頭を入れてきたので、右後脚を下ろしてその細い首を優しく挟み込んであげた。 「これでいいの?」 「ああ、ああ……橄欖は幸せです……シオンさまの太ももに挟まれています……」 よくわからないけど喜んでくれているみたいだ。 でも牝の仔の首をこうして股に挟んでいると、なんだか僕もえっちな気分になってしまう。 「シオンさま……」 橄欖が腿の内側をすりすりしてくる。熱い吐息が、&ruby(ヽヽ){裏側};にかかる。これ、ちょっとダメかも。 「ぁ……橄欖……ちょっ……あふぅ……」 だめ。 なんだかおしっこしたくなってきちゃった。 このまましたらどうなるのかな。橄欖に言った方がいいかな、とか。 「シオンさま……どうかわたしにください……シオンさまの……聖水を……」 心を読む橄欖に言う必要はなかった。 「かっ、橄欖はぁ、挟んであげただけでもっ、サービス、してあげてるのにぃっ……まだ、おねだり、するのぉっ……?」 「シオンさまも……気持ちが良さそうですから……したくなったのではないのですか?」 「侍女のくせにっ、偉そうに……ああもぉ、しゅ、出血大サービスだからねっ!」 色んな意味で我慢できそうになかった。 シオンは下半身に軽く力を入れて、橄欖の首を挟んだまま放尿した。 「あは……シオンさまの……温かい……」 牝の仔の首を挟んだままおしっこするなんて。 なんかよくわからないけど、すごく気持ちいい。 &ruby(ヽヽ){聖水};を全部出し切ってすっきりはしたけど、孔雀さんに抱き着いたりフィオーナの背中に乗ってするのと違って、この体勢だと自分の足に結構かかってしまう。 「橄欖……してあげたんだから、僕の足キレイにしてね」 「はい……もちろんです……」 そうして橄欖に舐めてもらって終了。 あれ? ぱふぱふのつもりがどうしてこんなことに。 「あの、シオンさま……」 「何?」 「よろしければその……これからもわたしに下のお世話をさせていただけませんか……?」 「えーと、それって」 「はい。おしっこがしたくなった時はいつでも橄欖をお使いくださいませ。わたしはいつでも貴方さまのお側に控えておりますので、外出先でも安心です」 ***フィオーナ編4 [#i4fb9c7c] 「そのようなことを私が許すとお思いですかっ!」 「申し訳ありません……ですがこれも侍女の務めとして」 「お黙りなさい。下心が見え見えではないの」 「でもフィオーナ、僕は橄欖と変な関係になったりなんかしないよ」 「既に変な関係だと言っているのよ。とにかく禁止です禁止! それは私だけに許された役割なのですっ」 「え……?」 なんか変なことになってきたぞ。 「それでシオン、今は?」 「今って……?」 「したいのかしたくないのかはっきり言いなさい! 私はキルリアではないから言わないとわかりません!」 「……くふ。失格ですね」 「橄欖? 何か言いましたか?」 「いえ。何も」 なんかしたくないとか言ったら殺されそうな雰囲気だ。 「し、したいけど……」 「わかりました。では私の背中に乗りなさい」 「は、はいっ」 言われるがまま、フィオーナの背中に跨がった。やっぱり彼女の体は、触れただけで天国に上りそうな心地よさだ。 「どうですかシオン。橄欖などより私の方が良いでしょう?」 「う、うん……」 「お言葉ですが、まだしてもいないのにわかるというのですか?」 「侍女が何か言っているわ。早くしなさい」 なにこの展開。 もーいいやどーにでもなれ! 「んんぅ……」 フィオーナの背中でおしっこ。 おしっこが出ていく感覚とか、フィオーナの体は気持ちいいけど……橄欖の見ている前でっていうのがかなり気まずい。 「ふふふ。こういう攻め方もありですわね……」 何か言ってるよ。 僕に精神的ダメージを与えることを考えていたなんて、フィオーナはフィオーナだった。 そうすること数十秒、いくらか床に滴ったもののほとんどはフィオーナの体毛に吸収された。 「これからはシオン。橄欖ではなく私にしなさい。よろしいですわね?」 「は、はいっ」 ***孔雀編3 [#a55b8ff7] 「ぱふぱふぱふぱふ」 「ぁあああ……! もらしちゃうよぉ!」 もう何度目になるんだろ。孔雀さんのお腹に浴びせかけちゃったのは。 そんなことより、あれから一週間、僕は一度もトイレでおしっこをしていない。 フィオーナがいるときはフィオーナが、いないときは橄欖が、たまに孔雀さんがこうしてお世話をしてくれるから。 「またまた……シオンさま、わざとおもらししていませんか?」 「そ、そんなことないよぅ……だって気持ち良すぎるんだもん」 「わたしは構わないのですけれど」 「何が構わないのですか」 「それはもちろん、シオンさまのお体の中から出てきたお水なのですから構わないというより喜んで……はっ!? フィオーナさま! ご帰宅でしたか、これはこれはお早いお帰りで」 「橄欖に引き続き貴方にも禁止令を出さなければならないようね。それは何をしていたの?」 孔雀さんの手には胸のアレが握られている。 「これが取れてしまいましたので、つい念願のパフパフをしたくなってしまいまして。ほんの出来心なのですよ?」 言い訳をしながら元の位置にはめ込む孔雀さん。 「随分と慣れた手つきね」 「いえこれはその」 「とにかくパフパフは禁止! わかりましたね?」 「はい、マイレディー!」 「信用ならないわね……」 その数時間後。 「シオンさまっ」 「何?」 「抱っこして差し上げます」 「えっ、ちょっ、わああっ」 「姉さん……何を?」 「わたしが禁止されたのはパフパフですから、橄欖ちゃんの代わりはできるわ」 などと、孔雀さんはシオンの後ろ脚を開かせて胸に抱いたのだった。 「さあさシオンさま、どうぞどうぞ」 「だいじょうぶかな……んっ、あ……」 新感覚、孔雀さんの胸でおしっこ。パフパフなし。 快感はあるけど、でもやっぱり。 「パフパフしてもらった方がいい……」 「そうですか? その言葉を待っておりました!」 孔雀さんはきゅぽっ、と胸の赤いのを外した。 「シオンさまのお望みの方がフィオーナさまのご命令などより大事ですから。はい、ぱふぱふぱふぱふぱふぱふ」 「にゃああああぁん……っ」 「おや、勢いが増しましたねー」 「姉さんはずるいです……」 頭が真っ白になる。できたらこの時間が永久に続いてほしいくらい―― そこで次の日、シオンは水を沢山飲んで、限界まで我慢して孔雀さんの部屋を訪ねることにした。 「孔雀さん、開けて! あれやってよ、早く……!」 「お入りください」 部屋に飛び込むと、孔雀さんはすでにアレを外して準備万端だった。 「早く早くっ」 「シオンさまったら……せっかちさんですねー」 言葉を待たず孔雀さんに飛びついて、胸に顔をうずめた。 「ぱふ、ぱふ、ぱふ。どうですか?」 「気持ちいいよぉ……」 破裂しそうな下半身を、やっと解放できる。 「ぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふぱふ」 「ふぁああああんっ、あっ、あっ、あっ……」 解放。今度は永久に近いくらいこの時間が続くといいなって―― ***フィオーナ編5 [#z1c6f8e9] 「この私のメロメロボディより孔雀の胸が良いとはけしかりませんわ。このままでは孔雀にシオンを取られてしまいますわ」 そこでふと気づく。孔雀のように脂肪の塊こそないけれど、数なら私の方が上ではないの。 「これで孔雀に遅れを取る事もありませんわー! ほほほほほ!」 &size(18){ ◇}; 夜、フィオーナの部屋に入る。そしてフィオーナの姿に驚く。 「えっ……?」 お腹を見せて、服従のポーズ? あのフィオーナが? 「シオン、抱いてあげるからこちらへ来なさい」 「えーと……」 「パフパフ……でしたか。私がしてあげますから孔雀のことなど忘れなさい」 フィオーナがどうやって。 たしかに牝には違いないから少なくとも僕よりはあるけど、エネコロロじゃ膨らみが足りない。 などと思いながらも逆らうと怖いのでフィオーナのお腹の上に抱きつくように乗って、一番上にある乳房に顔を押しつけた。 「いい匂い……思ったよりやわらかい」 「思ったよりとは何です。ま、いいわ。いきますわよ」 フィオーナはシオンを抱きかかえて体をくねらせはじめた。一つ一つはとても小さいながら沢山ある乳房が、僕の顔や体や、アノ部分も優しく撫でるように動く。 「どうですか?」 「うん、気持ちいいよっ……ん、あんっ」 「漏らしてしまいそうなくらいですか? ほら、漏らしなさいっ」 「言葉責めはダメだよぉ、やっ、あっ、んん、うぅ……ぁあああっ」 我慢していたおしっこを一気に放出した。フィオーナの長い毛はおしっこをどんどん吸ってくれるから、気持ちの良さが長く続いてくれる。僕は細かい体毛だから、密着していても自分にはあまり被害がない。 「まったくだらしのない仔なんだから」 いつもの上下関係では僕はフィオーナに勝てないから、この時だけは支配欲が満たされるような気持ちもあった。フィオーナには言ったことがないけど。 しかしここまで皆が壊れちゃうと、飽きるっていうか、当たり前になりすぎて怖い。 事態はいつになったら終息へ向かうのやら…… ***孔雀編4 [#mff4af3a] あれは三度目にフィオーナの部屋を訪れた時だっただろうか。 当時の僕は孔雀さんと橄欖の手ほどきでフィオーナとの密会を繰り返していた。 「あの、フィオーナさん……」 「何かしら」 その日はお酒が振る舞われて、彼女と語り合っていた。 「トイレをお借りしたいのですけど」 「この部屋を出て右に……いえ。私の部屋を出るわけにはいきませんわね」 いつもは帰るまで我慢していたのだけど、この日は限界だった。 「孔雀、どうにかしなさい」 「わたしがですか? よろしいのですか?」 などと言いながらつかつかとシオンに歩み寄ってくる孔雀さん。 「フィオーナさまのベッドであれば毎日のシーツ交換を装ってお洗濯ができますが、絨毯の上では少し困りますねー」 「誰にも知られないように僕をトイレに連れていく方法じゃなくてそっち!?」 思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。 「わたしのお口に収めてしまうという方法も――」 「孔雀」 「――なーんて冗談ですよフィオーナさま! あはははは!」 だめだ。この人、僕が思ってた以上にぶっ飛んでる。 「良いでしょう」 ってフィオーナさん……? 「間を取りましょうか。孔雀の衣などはいかがです?」 怒ってる。怒ってるよ。なんか怖いし。 「いいですよー」 え!? 「く、孔雀さん、そこまで意地張らなくても……」 「ごめんなさいねシオン、孔雀が至らぬばかりにこのような手段しか取れず」 「えーと……」 「そこに寝てシオンを抱いてあげなさい、そう……足を開いて……」 股を孔雀さんの胸と首の間くらいに押し付けられて。 「ご、ごめんなさい孔雀さん……っ、ふぁ、ぁあああ~~~っっ!!」 限界まで我慢していた僕は為すすべなく、孔雀さんの体の上で大量のおしっこをしたのだった。 「良いのですよー。役得です」 思えばこの時から、フィオーナの要求が変になっていった気がする。 ***フィオーナ編6 [#sc19a7e8] 数日後。 「フィオーナさん……」 「どうしたの? ……ああ、お手洗いですか。孔雀」 孔雀さんが呼ばれた、ということは前の時みたいに。 「僭越ながらわたしがお世話させていただきます」 「や、あの……待って!」 「良いのよシオン。その牝は侍女なのだから。それに、嫌ではない様子でしたわ」 「はい。前にも申し上げましたが、わたしなどが恐れ多くもシオンさまの下のお世話をさせていただけるなんて嬉しいことですから」 「でも、僕……」 「やはり恥ずかしいかしら? しかし家の者に万が一でも知られないためには仕方がないのよ」 僕はどうしてそんなことを言ったのか。 「それなら、フィオーナさんがいいです!」 恐れ多いことを。 「孔雀などより私が良いと……? ふふっ、そうですね。当たり前ですわよね」 優雅にベッドの上に寝転がって、お腹を見せて誘いのポーズ。 フィオーナさんの妖艶すぎるこの仕種に、僕はこれから何をしようとしている? 「私が抱いて差し上げましょう」 僕は迷わず彼女の胸に飛び込んだ。 抱きしめられながら、下半身を苦しめていた感覚を解放する。 尿道を、僕の性器の中を走り抜けていくおしっこが、フィオーナさんの体に。 「温かいわ……それにシオンのいい匂い……」 大好きなフィオーナさんに抱かれてするのは想像以上に気持ち良かった。 ほんとに変になっちゃいそうなくらい。 「あぁっ、あっ……出てる……出てるのぉっ……僕の……ふぁあああ……っ……!」 フィオーナさんの長い毛はびしょびしょに濡れてしまって、でも、そんなフィオーナさんの姿も美しくて。いけないことをしているのに、全然そんな感じがしなかった。 それどころか僕は興奮してしまって、体は反応を隠せない。 「ぁぁあ……んっ……ふぅ……」 「あら、シオンったら……おしっこしながら興奮しているの? 仕方のない仔ですね」 おしっこの中に別の液体も混ざっちゃったかもしれない。腰を上げると先からつうっと透明な糸が引いた。 「このまま出してしまいなさい」 フィオーナさんは僕をもう一度抱き寄せ、濡れた体に僕のものを擦りつけた。 こんなに沢山おしっこしちゃった上に、フィオーナさんのお腹を白く染めてしまうなんて。 相手をこんなにめちゃくちゃにしたことなんてなかったのに。フィオーナさんに雇われてる立場なのに、気持ち良くしてもらってばかりで……いいのかな。 ***モブ編 [#v85c7f69] 夜の街を一匹歩きしていると不良に絡まれるなんてのはよくあること。 「身ぐるみ全部置いてけ」 一対一の場合は絶対的に相性が有利なポケモンが狙われる。グラエナの牝が踊り出てきて僕を脅すが、しかし相手を間違った。 「やだ」 いかに相性が悪くたってただの不良に一対一で負ける要素はない。 「ナマ言ってると後悔するよ!」 飛び掛かってくるグラエナの牝。 シオンはひらりと身を躱し、一瞬の隙をついてグラエナの背中に乗った。 「くっ……!」 「あのね、僕、おしっこしたいんだけどー」 「な、何を……!」 「ああん、動かしちゃいやん……もれちゃうんっ」 グラエナは必死にシオンを振り払おうとするが、しっかりしがみついて離れない。 「だめだって、あん、あん、ら、らめぇえ」 「わかった、アタイが悪かった! だから降りろ!」 「ふぇえええ……もう我慢できないもん……」 シオンは下半身の力をふっと抜いた。 勢い良く噴き出した温水が、シオンの股とグラエナの背中の間でしゃあああぁ、と音を立てた。 「あ、あああ……こら! おまえ!」 「ふみゅう……」 グラエナの体はたちまちずぶ濡れになる。シオンは事を終えると彼女の体から飛び降りた。 「お、覚えてやがれ!」 捨て台詞を残して駆け去るグラエナ。 「あー悪いやつをやっつけたらすっきりしたなー」 ***フィオーナ編7 [#dcbaf3db] ベッドでまってるよ シオン 置き手紙とは、シオンもたまには粋なことをするものですね。 フィオーナが湯浴みを終えて浴場から出てくると、目の前に置いてあった。ただベッドというとフィオーナのベッドである。クイーンサイズの豪奢なベッドが彼は好きらしい。 寝室に着くと、シオンが両足をこちらに向けて開いてベッドの上に座っていた。 「フィオーナぁ、おそいぃ」 私を誘う甘えた声。が吸い寄せられるように近づく……が、水差しの水がずいぶんと減っているのを私は見逃さなかった。 「シオン? またお水をたくさん飲んだのですね」 「ええっ、と……それは」 「しょうがない仔ね。寝る前にそんなにたくさん飲んだらおねしょするからやめなさいと言っているのに」 「ぼ、僕は仔共じゃないよ!」 「あら、どういうわけかしら。シオンと一緒に寝るとよく夜中に体がびしょ濡れになっているのだけれど」 「そ、それはお酒飲んで寝ちゃった時でしょっ」 「私のベッドなのにシオンの匂いが取れないのだわ」 「うう……ごめんなさい……」 「ふふ。お仕置きが必要ね」 フィオーナはベッドの上のシオンに近づき、閉じようとする後ろ足を自分の前足で押さえつけた。 「誘っておいて恥ずかしいのかしら? 可愛い仔」 ぺろり、と。彼の股に舌を這わせる。 「ふぁんっ……」 「いい声」 舌を絡み付かせて愛撫したあと、焦らすように両腿の付け根を舐めて、最後に裏側を根元から先端に向かって舐め上げた。 「ぁっ、あっ、ぃ、いいよぉ、フィオーナぁっ!」 「ふふ……きゃっ……!」 ぷしゃああああっ。いきなりだった。 シオンが体をふるるっと震わせながら放尿したのだ。相当我慢していたのか、すごい勢いで私の顔におしっこが浴びせられる。 「ふぁあっ……きもちいいよぉ……」 止まらない。シオンは快感に喘ぎながら恍惚とした表情で放尿し続け、フィオーナの顔だけでなく体までもびしょびしょにしてしまった。 「もう、シオンったら」 「ふぇ……ごめんなさい……」 「わざと漏れそうなくらい我慢していたのね?」 「そ、そんなことないよぉ。フィオーナの舌がきもちよすぎただけだよ……」 「本当かしら?」 それにしては早すぎると思うのだけれど。 「まあ、いいわ」 ***孔雀編5 [#i1ebb3e7] 「孔雀さんの胸、あったかい……」 「寒くなってきましたからねー。わたしもシオンさまを抱いていると暖かいですから、一石二鳥ですね♪」 姉さんは何かにつけてシオンさまを甘えさせるのが上手だ。フィオーナさまに発覚したら怒られるが、一線を越えない程度のチキンレースを楽しんでいる。 「あたたかくてきもちよくて……ふぁん……おしっこしたくなっちゃった……」 「おや。今回はストレートな欲求ですねー」 「や、そうじゃなくてっ。べ、べつにここでしたいとか言って……」 シオンさまはそう言いながらも下半身を変にくねらせているし、後足で姉さんの腰にしがみつこうとする。 「わたしたちがお世話して差し上げますのですよ。ね、橄欖ちゃん」 「えっ、わ、わわわたしですか?」 「ひとりでできるよっ」 「またまたご冗談を。本当はドキドキしていらっしゃるのでしょう? 心臓の音が伝わってきますよー」 わたしなら、聞かなくてもわかる。シオンさまの感情。恥ずかしさの中に、何かを求める気持ち。軽い昂揚感。 「そ、そんなことないって……ぁっ……」 姉さんがぎゅっと抱きしめると、シオンさまの力ががくん、と抜けた。 「おやぁ? 条件反射ですかー? 可愛らしい声を出しちゃって……こうしてシオンさまのお世話をしたのはわたしが初めてですからねー」 「ふぇぇ……やめてよぉ……もらしちゃうよぉ」 姉さんが初めて? そんなの聞いてない。シオンさまに変なことを教えたのはフィオーナさまだと思っていた。 「姉さんっ」 「橄欖ちゃんが羨ましそうにこちらを見ていますよシオンさま。どうされますか?」 「もうだめだよぉ孔雀さん……ふぁ、ぁ、あぁんっ……」 シオンさまが悦に入った表情で力の抜けた声を上げた。姉さんの胸とシオンさまの股の間から、しゅぅぅぅ、と水の噴き出す音が聞こえる。 「あらあらあら」 「ふぇぇんっ……っ、ぁ、ぁぁ……」 シオンさまのおしっこが姉さんの衣に浸み込んで広がって、衣から足の方へ流れ落ちていく。 「シオンさまったら。お世話して差し上げるとは言いましたけれど、わたしに抱っこされたままおもらししちゃうなんていけない仔です」 「だ、だってぇ……」 ポタポタと衣から滴り落ちて床に水溜まりを作っている。って、ここはわたしの部屋なんですけど姉さん。シオンさまに何をさせているんですか。 「橄欖ちゃんもお手伝いしなさい」 突然、まだ涙目のシオンさまをパスされた。咄嗟に抱きとめると、濡れた体からじわりと熱い感覚が伝わってきた。 「えっ、と……姉さん?」 「シオンさまの体をお拭きして差し上げなさいって言ってるの」 姉さんは指を立てて偉そうに指図するけれど、その体は胸から下がぐっしょりで、威厳はこれっぽっちもない。これでは誰が漏らしたのかわからないし。 「橄欖……そ、そこまでしなくても……」 「いえ。姉さんだけにいい思いはさせません」 「や、それちょっと変……ぁ、あっ……」 エーフィの体毛は細やかなので、体を擦るように衣で拭いてあげた。すりすり。ふきふき。わたしも少し幸せになる。 「さあ、綺麗になりましたよ」 「あ……ありがと……」 シオンさまは顔を真っ赤にしてそっぽを向いていた。その顔グッドですかわいいです最高ですシオンさま。 「橄欖ちゃーん」 「ひ……きゃあっ」 いきなり姉さんが抱きついてきた。ぐっしょり濡れたままで。 「ちょっと姉さん……!」 「わたしもふきふきしてー」 「やめ、ちょ、やめてくださいっ」 結局二匹とも仲良く衣を濡らしてしまったのだった。 侍女の仕事は今日も大変です。 ***橄欖編3 [#k8be5173] 「シオンさまはお酒はお強いのですか?」 ある日の夜。今日はシオンさまがわたしの部屋を訪ねてきた。 変な意味はなく、ただお話しているだけなのだけれど、フィオーナさまに知られると面倒なことになりそうだ。 「お酒? うーん……弱くはないと思うんだけど」 「お強いとお聞きしたことがありますが」 「や、飲めることは飲めるんだけどね。それでもあんまり飲み過ぎちゃうと何するかわかんないから……」 何をするかわからない。 シオンさまと部屋でふたりきり。 ……飲ませてみたい。 「そ、それは是非この秘蔵の陽州のお酒をっ」 「ほぇっ? 橄欖がお酒をこっそり持ってるなんてちょっとびっくりしちゃったな」 「これでもわたし、強いですよ? 姉さんも相当ですが、負けたことは一度もありませんし!」 「えー意外。孔雀さんはなんとなくザルっぽいけど、橄欖って一口も飲めない子だと思ってた」 いい流れになってきた。シオンさまもなんだかんだでお酒、好きなんだ。 「ど、どうですか? その、一杯……わたしと……」 だめだ。せっかくいい方向に進んでるのに、しどろもどろになってしまう。 シオンさまを前にすると肝心なことをはっきり言えない。 「お酒はちょっと問題あるんじゃないかな……とか……一応ふたりきり、だし……」 ガラステーブルの上に陽州南部特産の焼酎と、グラスを二つ置く。 うまく言えないならこれで釣るしかない。 飲んでみたい、って。心の声が聞こえます。 あと一押しです。 がんばれわたし。今なら言える。今しか言えない。 「す……好きなひととお酒を飲んでみたかったんですっ!」 言ってしまった。 ああ。わたしは卑怯だ。 こんなお願いをしたら、あなたが断れないのを知っているのに。 「そ、そうだよね。ごめん。橄欖がいいなら、僕は……」 ――許されるだけ、きみの近くに寄り添ってあげる。 そんな優しさが嬉しくて、少し痛い。 「お謝りになるようなことでは……わたしの方こそ申し訳ありません。ご迷惑でなければお付き合いいただけませんか?」 「迷惑だなんてことないよ! 僕もホントは橄欖と一緒にお酒、飲んでみたいかな……」 ――橄欖のこと、嫌いじゃないし。どっちかっていうと好きだし。 「ひゃうう……っ」 「橄欖? 急にどうしたの?」 いけない。心の声を聞いて感動のあまり悶え死にそうになってしまった。シオンさまがわたしのことを好き、だなんて。 わたしの抱いている気持ちとは違っても、それでも好きだと思ってくださっているなんて。 「いえ……なんでもありません、なんでも」 わたしはそれだけで十分幸せです。 &size(18){ ◇}; 一時間後。 「かんら~ん……ほんとにつよいんだねぇ」 一升瓶が空いてしまった。四十度は越える強いお酒なのに、シオンさまもわたしも意地を張って割らずにロックで。 わたしはなんともないけれど、シオンさまの様子が途中から変になって、この調子である。それでも飲み続けているのだから、確かに強いことは強いのだろう。 「シオンさまも思っていた以上に……ひゃわわっ!?」 シオンさまが突然すり寄って甘えてきた。こ、これは。 「かぁんらんっ……ぼくまだ足りなぁい。もうないのぉ?」 「わ、わたしの部屋にはこれしか……っ、ひぅ……」 だめ。シオンさまが抱きついてくるなんて。心臓の鼓動が高鳴りすぎて死にそう。 「橄欖ってばぁ……」 「で、でもシオンさま、随分とお酒が入っているようですし……」 「そぉ? じゃあ出しちゃえばいいのぉ?」 「は……吐いてまで飲むのはお体に障りますから……って、ちがう……?」 シオンさまがぐっと体重を掛けてきて、半ばのしかかるような姿勢になった。 わたしはされるがまま、ソファに押し倒される。 「し、シオンさま」 「んふぅ……飲みすぎてお腹がぱんぱんだよぉ……」 などと言いながら、わたしの腰を跨いで体ごと覆いかぶさってきた。 「ちょ、あ、う、シオンさまぁ……っ……だめ、だめです……」 「どうしてぇ? おしっこ、しちゃだめなのぉ? こんなに我慢してるのに、いじわる言わないでよー」 「いえ、わ、わたしは嬉しいですけどっ。あ……うう、わたしは何を……」 「もうダメぇ……ん、ふぁ、ぁふん……」 シオンさまはその姿勢のまま、体をふるるっと震わせて大量のおしっこを放出しはじめた。 「シオンさまぁ……ぁ、ああっ……シオンさまの……熱い……」 お腹に浴びせられて、脚からお尻まで、もう背中まで浸ってきた。 「ふぁ、ぁ、ぁ……」 すごく気持ちよさそうなシオンさまの顔が真上にあって、一層わたしの気持ちが昂ぶってくる。 わたし、シオンさまにこんなことされて悦んでる。 「きゅぅぅ……シオンさまぁ……も、もう、橄欖はおかしくなりそうです……ぁあ、あっ……」 これが当たり前みたいな感覚に陥ってくる。 聖水を浴びて悦ばない方がどうかしてる。それにシオンさまも気持ちよさそうなんだもの。 何も間違ってなんていない。 「ふぁああ……ぁ、ん……ふぅ……」 温水は少しずつ勢いを失い、溜まったお水を出してしまったシオンさまはわたしの上を離れた。 「はぁ、はぁ、ぁ……お、終わりましたか……?」 「うん……でも、まだ……」 わたしの身体の上でおしっこをして、彼の方も昂ぶっていたらしい。 庇護欲をそそる目で見つめられた。シオンさまはわたしを求めている。 何をって、一つしかない。 心を読まなくても。 「わ、わたしも……抑えられそうにありません……どうかご奉仕させてください」 今わたしが求めれば応じてくれるだろう。 わずかに残った理性の欠片で、踏みとどまった。 「えー、せっかく橄欖と一つに……ふぁ、あんっ」 それだけは越えちゃいけない。 ソファから起き上がって、びしょ濡れの体を這いつくばらせてシオンさまの下に潜り込んだ。 控えめな大きさのそれを手に優しく包み込んで、先端を口に含ませる。 「んっ……ちゅ……」 シオンさまにこんなことができる日がやってくるなんて。 橄欖は幸せすぎてもう明日死んでも構いません。 「ひぁ、む……ん、く……」 「ふぁぁっ、あっ……んうっ……!」 経験なんてないけれど、彼の心は手に取るようにわかる。 どうすれば気持ちが良いのか、何をしてほしいのか。 舌を巻きつけて、ついっと先端まで舐め上げる。それから少し残ったおしっこと一緒に染みだしてくる蜜を吸って飲み下す。 「や、やぁっ……す、吸っひゃらめぇっ……!」 「申し訳ありませんシオンさま……でも、わたし……止められません……!」 立っていられなくなって横に倒れたシオンさまのお腹に顔を埋めて愛撫していると、扇情的な声と匂いで頭がまっしろになってしまう。 「ひぁああぅ……か、橄欖っ……ぼ、僕、僕ぅ……だめぇ……っ」 「ひおん、ひゃまっ……はむ……わたひに……ちゅっ……んむ……ください……!」 下半身に電気が走るような刺激を感じながら、思いっきり吸った。思わず脚にも力が入って、ぎゅっと閉じてしまって。 「ぁ、あ、あぁぁ……ふぁああああああああああああっ……!」 「はむっ……ふぁ、んっ……んく……」 口の中に広がった熱くてほんのり甘くてちょっぴり苦いミルクは思ったよりもさらさらで、嚥下するのに苦労はいらなかった。 「……ぷはぁ。シオンさまが……わたしの中に……」 「ふぇぇ……口でされちゃったぁ……」 酔いが回ったままのシオンさまはとろんとした目を徐々に閉じてゆく。疲れて眠くなっちゃったんだろう。 そのまま寝入ってしまった彼の身体を綺麗に拭いてあげて、自分のベッドに寝かせた。 冷静になって部屋を見回すと、シオンさまのおしっこでソファや絨毯はぐっしょり。 誰にも知られず後処理できるのだろうか……? ***孔雀編6 [#e37400ce] 誰にも気づかれないなんて甘すぎるのですよ。 「まったく困った妹ね。シオンさまと一緒にお酒を飲んでイケナイコトしちゃうなんて」 「い、いけないことなんてなにも……シオンさまが酔っておもらししてしまっただけですっ」 先日深夜、姉特有の直感で橄欖ちゃんの部屋を覗いたところ、事後の現場を目撃してしまったのだ。 ソファや絨毯を乾かすのに協力して、その代わりに今夜シオンさまを借りる権利を頂いた。 「ね、姉さんこそ何もしちゃダメですよ……!」 「はいはい。わたしは橄欖ちゃんと同じ失敗はしないわよ」 &size(18){ ◇}; 「とゆーわけで今夜はこのわたし孔雀がシオンさまのお世話をさせていただきます!」 「え、いいのかな」 「良いですとも良いですとも! フィオーナさまの数倍はやる気が出るとゆーものです」 「それフィオーナが聞いたら怒るよ……?」 シオンさまのお部屋に押しかけたものの、ここではいつ恐ろしいエネコロロがやって来るとも知れない。 何よりホームグラウンドで優位に立つためにまずは自室へご招待しなくてはならない。 橄欖ちゃんは一体どんな手を使ったというのだろう。 「ときにシオンさま。先日は橄欖ちゃんのお部屋でお楽しみだったみたいですねー」 「な゛っ……べ、べつにお酒飲んでお話してただけだよっ」 「本当にそうなんですかー? 途中から記憶がなかったりとかしませんかぁ?」 「な、ないけど……でも、間違いは起こってない……はず……たぶん……」 「おやおや。不和の種が芽生えてしまったようです!」 「違うよ! 橄欖はすっごく強いから酔ってなかったんでしょ? 橄欖が無理にしない限り、僕からなんてしないもん」 「ほほー。ではわたしの部屋でじっくりとお話を」 「どうしてそこで孔雀さんの部屋に行くことになるのっ」 だめか。引っかからない。 「わたしの部屋にもいいお酒がありましてですね。フィオーナさまが珍しく橄欖ちゃんとわたしの役割交代を認めてくださったこの機会に、わたしもシオンさまとゆっくりお話がしたいと」 「怪しい……孔雀さんが言うと怪しすぎる」 「橄欖ちゃんは信用してわたしは信用してくださらないのですか? 申し上げておきますがわたしも強いですから大丈夫ですよ!」 「橄欖ほど強くはないって話だけど?」 「どうでしょう。わたしと勝負されますか?」 「ま、また……好きなんだね、姉妹ふたりとも」 「橄欖ちゃんに完敗したままで良いのですか? さあさあわたしを倒してせめてもの雪辱を晴らしましょう」 「えー……僕ほんとに何しちゃうかわかんないから怖いんだけど……ちなみにどんなお酒?」 「ジルベールよりお取り寄せした三十年物のブランデーでして」 「……行く」 シオンさまはブランデーがお好きだという情報はフィオーナさまから得ている。 このブランデーも、フィオーナさまに頼まれて買ったうちの一本をこっそり自分の部屋に持ってきたのだ。 「楽しい夜にしましょうねっ」 「うん……楽しいだけで終わるようにね……」 思ったより簡単に釣れてしまった。 シオンさまがどうなるのか楽しみだ。 &size(18){ ◇}; 「のんでるぅ? ねぇ孔雀さぁん」 やばいかわいいえろい。 身体をくねくねしながら甘えるシオンさまの可愛さは殺&ruby(ポケ){人};的だ。 「飲んでますよー? ほら……」 ここだけの話、わたしは実は一滴も飲めない。 マジックの手法で無意識の隙をついて似た色のジュースとすり替え、付き合っているふりをしていた。 「つよすぎぃ! 僕もうふらふらだよぉ」 「わたしに勝とうなんて百年早いです」 もう堂々とジュースの瓶から注いでもお酒と区別もつかないみたいだけれど。 ただこれはこれで辛いものがある。どうしてこんなに沢山飲めるのかしら。 「シオンさま……少し失礼します」 優しくシオンさまの身体を退けて、立ち上がった。 「どうしたのぉ? おしっこ?」 「わたしも飲みすぎたみたいで……」 水分の摂りすぎでさすがに我慢できなくなってきた。この場を離れるのは少し危険だけれど、仕方ない。 「僕もぉ、すっごくおしっこしたいなぁ」 「ふふふ。それではご一緒しましょうか。わたしがお世話して差し上げますゆえ」 「ぼく、行きたくなぁい……」 「ほ?」 どちらなのでしょう。酔って頭が回らなくなっているのかしらん。 「では待っていてくださいますか。すぐに済ませて参りますので」 「ほひー」 よくわからないが、悠長に話している時間もない。 部屋を出て早足でお手洗いに直行した。 &size(18){ ◇}; 「ただ今戻りましたー」 「おっかえりぃ。孔雀さんはぁ、外でする派なのぉ?」 「そ、外ではありませんよ。ちゃんとお手洗いで……」 話が噛み合わなくなってきている。 シオンさまがかわいい。こんなことになっちゃうなんて。 アルコールの力って偉大だわ。 「ふーん……僕はぁ、牝のひとの胸に甘えながらがいいなぁ」 「それはどういう……」 「ね、孔雀さぁん」 シオンさまがソファから体を起こしてすり寄ってくる。今にも理性を吹き飛んでしまいそう。 「僕はぁ、牝のひとに抱きついてするのが好きなのぉ……きゃっ恥ずかしいよぉ」 「そ、それは……それでフィオーナさまのベッドがいつも……」 酔うと本当に大変なことになってしまってる。まさかこんなことを言い出すなんて。 「ねぇ孔雀さぁん抱っこしてぇ。おしっこしたいよぉ」 「わ、わたしにかけるおつもりですか?」 「だって、すっごく気持ちいいんだよぉ? それとも孔雀さんはイヤ?」 「シオンさまのおしっこでしたら、その、嫌ということはないのですけれど」 シオンさまは後足を閉じてくねくねしながらとろんとした目で見上げてくる。 「それじゃぁお・ね・が・いっ」 動きの一つ一つが可愛くてエロティックで、逆らえない。 目の前におしっこをしたがっているおとこのこがいたら、おんなのこは抱っこしてあげて自分の胸でさせてあげるのが当たり前なんだ、と。そんな錯覚を覚えてしまうくらいに。 「は、はい……」 屈み込んで手を伸ばす。なぜだか胸がドキドキする。わたしが望んだことじゃないのに。おしっこをされるとわかっていて、抱き上げるなんて。 「ほわぁ……孔雀さんの胸……やぁらかくてきもちいい」 「シオンさまもとても暖かくてふわふわで……」 全身でぎゅっと抱きついてくるシオンさまと抱き合う形になって、幸せな気分になったのもつかの間。 「はぁんぅ……ぁ、ぁ、ぁ、はぁ……」 シオンさまはそれはそれは官能的な声を出されて、大量のおしっこをしはじめた。 熱いものが胸からお腹、背中の衣に染み込んで、太ももに伝ってくる。 可愛くて温かくて良い匂いのする小さな体を抱いているのに、股からは熱い大洪水。変な感覚に陥ってしまう。橄欖ちゃんが好きなのはこんなアンバランスな感覚なのかもしれない。 「ひぁぁ……たくさん出てるよぉ……僕、孔雀さんのお胸でおしっこしちゃってるぅ……」 シオンさまは悦に入った声でわたしにしがみついてくる。お腹に触れた男のコのしるしが、控え目に自分を主張しているのがわかる。 ようやく膀胱の中身も出し切ったのか、孔雀のお腹から下と部屋のカーペットを水浸しにして洪水は止まった。 「シオンさまはこうやっておしっこさせてもらうのが好きなのですか?」 「もー孔雀さんったらん。恥ずかしいこと聞かないでよぉ」 「では聞かないことにします。それにしても……わたしのお部屋が大変なことになっちゃいました」 「あ、あの、くじゃくさぁん……おしっこだけじゃ足りなぁい……」 部屋の惨状などお構いなしにシオンさまは次の要求をしてくる。でもこれは既成事実を作ってしまうチャンスだ。シオンさまとひとつに。 「仕方のない仔ですねー。はい」 すんでのところで理性で押し留め、ベッドに仰向けになってシオンさまのものを胸で挟んであげた。角が少し邪魔だけれど仕方がない。え、外せる? なんのコトでしょう。 ぱふ、ぱふ。優しく動かすと、シオンさまの体が跳ねた。 「んや、あぁぁ……っ、ひゃぁああああ……!!」 我慢ができなかったのか、白いミルクはいとも簡単にわたしの胸と顔にぶちまけられた。 「きゃぅ……は、早すぎますよっ」 「だってぇ……あんなにおしっこしたあとじゃ我慢できないよぅ」 顔についた乳白の液体はどちらかというとさらさらで、おしっこが混じっている。舐めてみると甘いような苦いような、シオンさまの味がした。 ***セルアナ編2 [#hc36129d] 「と、いうことがあったのよ」 シオンさまにお酒を飲ませてはいけないというべきか。あんなに淫乱な男のコになっちゃうなんて。 「わたしをお手洗いか何かだと思っていらっしゃるみたいだったわ。その上朝には何も覚えていないなんて」 「姉さんは嫌だったのですか?」 「あんなことされて喜ぶのは橄欖ちゃんくらいよ! でも、あの可愛さは反則だわ……断れないもの……」 姉さんの力ならはね退けることだって簡単なはずだ。こんなこと言いながら、させてあげたんだ。 「こーなったら復讐よ!」 「え? 姉さんまさか」 「勘違いしないで橄欖ちゃん。わたしにシオンさまやあなたみたいなシュミはないの……かわりに、他の牝も同じ目にあわせてやるんだからっ」 「それは復讐ではなくてやつあたりでは……」 「うるさいっ。橄欖ちゃんをターゲットにするわよー」 「シオンさまのでしたら喜んで!」 「喜んでんじゃないわよ! そうね、橄欖ちゃんには逆効果だわ……」 かといってフィオーナさまはいつものことなので問題外。フィオーナさまは橄欖ちゃんみたいに喜んではいないかもしれないけど、毎回あの二匹が愛し合ったあとのベッドの状態と昨夜のことをあわせて考えると、何をしているかは一目瞭然だ。洗濯するこちらの身にもなってほしいものだ。 「ほかにこの屋敷に牝は……」 一子ちゃん……はほとんど気体だし。奥様はさすがにシオンさまの対象外だし。牝……? 「ふふふふふ」 「姉さん……?」 「決まったわ! 手伝いなさい、橄欖ちゃん!」 「ど、どうしてわたしまで……」 ヴァンジェスティ使用人になったのが運の尽きよ。護り神さま。 &size(18){ ◇}; 「ほよえーシオンくぅんかわいいねえ……」 予想外だった。伝説の護神のくせにこんなに弱いなんで。 「だ、だめ、セルアナ……っ」 シオンさまはまだ全然酔っていない。これでは逆だ。 「いいでしょ~抱っこするくらい」 セルアナはシオンさまを両手で抱いて寝転がっている。仔供が縫いぐるみを抱くみたいに。 「ダメだってぇ……その、ちょっと……」 「なぁにー? もしかしておしっこ?」 「そ、そう……だから離して?」 酔ってはいないけれど、ちゃんと準備はできたみたい。さあそのままわたしにしたみたいにセルアナの上でしてしまうのです。 「そんなこと言ってぇ、逃げたいだけでしょ?」 「ほ、ほんとだよ。離してくれないとここでしちゃうよ?」 これは全力でアシストせねば。 「もうシオンさまったらまたそんなことおっしゃって」 ぽん、とわき腹を一叩き。 「ひにゃっ。も、もれちゃうよぉ」 もらしてしまうが良いのです。 「ほんとなの~?」 「演技に騙されてはいけませんよセルアナさん。もし本当なら、もっと必死で離れようとするはずです」 シオンさまの後ろから、すっ、と股の間に手を入れて尿道を刺激してあげた。 「く、孔雀さっ……ふわ、ぁあ、ぁぁぁああああ~っ……」 手に熱い感覚がじわりと広がった。 あら簡単。 「へっ? ちょっとぉ……ほんとだったの!?」 「だ、だってぇえ……くじゃ、くさんが、ぁっ……」 「んもぉ~シオン君ったらぁ」 酔ったセルアナはまんざら嫌でもない様子で、怒ることもしない。自分自身そうだったけど、怒れるわけがない。それもこれもシオンさまが可愛すぎるせいだ。シオンさまが悪い。 「ふぇ、ぇっ……ひどいよ孔雀さん……っ」 「おやぁ? わたしにはご自分からおねだりしてこられたものですから、てっきりそういうご趣味なのかと」 「そ……そんなわけないでしょっ。おねだりなんて、僕そんなこと」 「覚えていらっしゃらないのですか? 仕方のない仔ですねー」 「ま、まさか僕、昨日酔っ払って孔雀さんにも……?」 「わたしは使用人ですし、シオンさまのお身体から出てきたものですし、ぜーんっぜん気にしておりませんよ?」 「ご、ごめんなさい……」 「しかし護り神さまにまでやっちゃいましたねー。これはまずいですよー」 「ど、どうしよう……」 「ふにゃぁ……シオンくんどいてえ」 「わっ」 セルアナはふらふらと浮き上がると、窓から定位置の庭園へと飛び出していった。 「おや、逃げてしまわれましたねー。セルアナさんは覚えているでしょうか?」 「やばいよぉ。酔いが覚めたときに記憶に残ってたら……」 「そこでですよ。わたしが口裏を合わせて差し上げますのですよ。シオンさまの身の潔白を証明すればよいのですよ」 「ほ、ほんとに?」 「はい。その代わりといってはなんですが――」 ***橄欖編3 [#c5e3f8b7] ***橄欖編4 [#c5e3f8b7] 次の日の夜、僕はまた橄欖の部屋にいた。 どうしてこんなことに。 「本当によろしいのですか? 主従を逆転だなんて……」 「いつものお礼だよ。今日は僕がきみの召使いだから、なんでも言うこと聞くよ」 孔雀さんの交換条件というのが、これだ。 橄欖との主従関係を一晩の間だけ逆転させるというもの。こんなことさせる理由なんて決まってる。 おもしろいから。 孔雀さんのことだ、本当にただそれだけなのだろう。 「ど、どのような要望でも……?」 「もちろん。仰せのままにいたします、お嬢さま」 「はうぅ……っ」 橄欖は頬を染めて、目を妖しく輝かせた。 「そ、添い寝、とか……そ、それ以上、とか……?」 「や、その、か、橄欖……? ふわぁあっ」 ベッドに投げ倒された。橄欖は意外にも身軽な動作で飛び乗ってきて、首に手を回してきた。 「今日はわたしの……わたしのシオンさまなのですね!」 「そ、そうだけどっ――ん、むっ……」 強引にキスをされた。橄欖ってこんな牝のコだったっけ。 もしかして、僕が主人だからすっごく抑えてただけで。 「ん、ちゅ……ぷはっ……シオンさま、かわいい……」 キスを終えると橄欖はベッドに滑りこんで、僕の股の間に脚をするりと入れてくる。 「開いて、ください……そう、そのおみ足でわたしをぎゅっとして……ぁあ、シオンさまぁ」 「ひ、ぅっ」 橄欖の手がお尻の方からすっと入ってきて、敏感なところの裏側を撫でられた。 「もっとこっち……わたしの上に乗ってくださいっ。そう、もっと近く……」 「こ、このままだと首に座っちゃうよ?」 「大丈夫です……シオンさまは軽いですし……ちょっとだけ胸の方に、そう……それで苦しくありませんから」 「こ、これってその」 顔面騎乗、ってやつじゃないの。もしかして橄欖はこのまま僕に―― 「して、ください。わたし、シオンさまの……聖水が……ほしいです……」 やっぱりそうだ。 「お願いなんてしなくても、命令すればいいじゃない。今日はきみがお嬢さまなんだからっ」 「いけない仔ですね……そのまま、おもらし、しなさい」 ひんやりとした手が太股の付け根や股の下を刺激してきて、抵抗できない尿意がこみ上げた。 熱い感覚が下腹部から下に、性器の先にと走っていく。 「だ、だめぇっ……ふぇあぁっ……!」 しゃぁぁぁぁ、と音を立てて、我慢できず可憐なその顔に放尿してしまう。 「きゃうん……あは、シオン、さまの……」 「っひぁぁ……ぁ、ぁ……んっ」 「おやおや橄欖ちゃんったらシオンさまにこーんなコトさせちゃって」 「ひえっ!? 姉さ……んぁ、ふ」 いつからそこに立っていたのか。孔雀さんはドアにもたれかかって、満面の笑みを浮かべていた。 ***姉妹編 [#le334009] 身体が妙に痛い。ちゃんとベッドで寝ていたはずなのに、縛られているようなこの感覚は。 「開廷! ですよーっ」 変な声まで聞こえてくるし。 「うーん……?」 って、本当に縛られてる!? 「お目覚めのようですね、シオンさま」 目を開けると、四肢を縛られ、孔雀さんの部屋に転がされていた。なんだってこんなことに。 「く、孔雀さん? どうして僕が縛られて……」 「訴えがありましてですねー。被害者の牝ポケモンKさんによりますと、昨日未明被告におしっこをかけられたそうで」 「えっ、そ、それはか、橄欖が……無理に……」 「おやぁ。故意ではないというのですか? おかしいですねー。では証人のKさん」 よくわからないけど、昨日のことについて孔雀さんの部屋を舞台に裁判らしきものが行われているらしい。 「はい」 どこにいたのか、橄欖がシオンの横に進み出てきた。 「わざとではないというのは本当だと思いますか?」 「いいえ」 「ちょっ橄欖っ」 「被告ポケは黙るのですよー。ではKさん、どのくらいの量のおしっこをかけられたのですか?」 「それはもうたくさん……きっとすごく我慢していたんだと思います」 「ふむふむー。それであなたの上に乗って、お漏らしをしてしまったとしましょう。被告はすぐに離れなかったのですか?」 「いいえ、とても可愛らし……いえ、気持ちよさそうで、終わるまでわたしの上に……」 「はい。ありがとうございます。これでも故意ではないとおっしゃるのですか、シオンさま?」 「わ、わざとそんなことするわけないじゃない」 「そうですかー。では別のFさまの証言を預かっておりますのでご紹介しましょう。なになに……彼と愛し合う夜にはずぶ濡れになる覚悟が必要です……とのこと」 「それは関係ないでしょっ!?」 「さらにさらにー。わた――いえ、被害者Kの姉によりますと、シオンさまが我が家のお手洗いを使用しているところはほとんど見かけません……ほとんどは誰かにむりやり……」 「そっ、そんなこと、ないもん……」 「これはもう言い逃れはできませんねー。被告人は有罪。禁固一日と三時間の実刑判決を言い渡します」 「無茶苦茶だよ! わわっ」 横にいた橄欖に担ぎ上げられた。意外に力強い手つきだ。 「看守はわたしが務めさせていただきますので」 「ふぇっ? ってことは……」 &size(18){ ◇}; 橄欖の部屋が牢の代わりだった。一度縄はほどかれたが、後脚を大きく開いて固定され、前脚を上で縛られるというさっきまでよりひどい姿勢で吊るされた。 「か、かんらーん……これはいくらなんでも……」 「看守はわたしですから、ご安心ください。明後日の朝までここから出られませんが、きちんとお世話はさせていただきます」 「ていうか夜中にいきなりこんなことされて、眠いんだけどぉ……これじゃ眠れないよぅ」 「しかし逃げられては困りますし……」 「添い寝してあげるからぁ」 橄欖は吊るされたシオンの股の下からまじまじと見上げてきて、一瞬迷いを見せた。 「添い寝……シオンさまと……したい」 しかし次の瞬間には縄を解いてくれた。代わりに額に指を当てられ、&ruby(ESP){超感覚的知覚};の念を送り込まれる。 「シオンさまの技は封印しておきますから、逃げられませんよ」 「逃げたりしない。橄欄大好きっ」 「そ、そんなこと仰っても刑期は短くなりませんからね」 &size(18){ ◇}; 先にベッドに入るよう促されて、体を横たえた。 「で、ででは失礼しますっ」 ベッドの中に潜り込んでくる橄欄。 「ちょ……ひぁ!?」 ベッドの中というよりもこれは。 「どうかされましたか?」 「や」 昨日と同じように、橄欄は自分の体を、するりと僕の股の間に滑り込ませていた。 「こ、この体勢はちょっと……」 「これも罰のうちだと思ってください……ああ、幸せ……」 「だ、だめだよぉ」 橄欄は妖しく微笑みながら、僕の脇腹を撫でてくる。ひんやりとした手は、ほんのりと温かい彼女の体温との温度差でとても心地良い。シルクのような肌触りの衣がお腹やその下に擦れて、背筋に熱い刺激が伝わってきた。 「だ、だめ……」 ふるる、と体が震えた。背筋の熱い感覚は、我慢できない尿意となって下腹部に集まっていく。 「良いですよシオンさま……」 物欲しそうに頬を染めて、橄欄は僕を見つめている。 「シオンさまに添い寝していただくということは、そういうことですから……」 だめ。抵抗できない。もうこれは橄欄の特殊な才能としか言いようがない。橄欄とはこうやって体をくっつけるだけで、どうしようもなくおしっこをしたくなってしまう。 まるでそうするのが当然みたいに。トイレに駆け込んでから我慢なんてできないのと同じで、もう…… 「したいのでしょう……? ほら、我慢しないで」 「や、や……橄欄が悪いんだからぁっ……ぁあ、はぁぁん……」 決壊したらもう止まらなかった。 頭がおかしくなりそうで、自分が何をしているのかもあやふやになってきた。 気持ちが悪いのか気持ちが良いのかもわからない。 「あぁ、シオンさま、シオンさまぁ……」 ただ橄欖が悦んでいることだけが確かだった。 まるでいけないクスリの中毒症状みたいに、橄欖は狂ったように僕を求めてくる。 でも、昨夜したばかりでそのまま寝てしまったから、すぐに膀胱が空になってしまった。 「ふぁ、ん……はぁ、はぁ……もう、終わり……ですか?」 「そ、そんなお願いされても、もう出ないよぉ……」 「わたしはまだ……足りない……です」 橄欖はびしょびしょに濡れた足をするりとシオンの股の間から抜くと、今度は僕の体を挟んで体をくねらせはじめた。 「な、何やってるの橄欖……?」 「だってシオンさま、わたし、わたし……もう、これ以上我慢なんてできません!」 上に乗った橄欖が、シオンの出したおしっこと自分の愛液で濡れた秘所を近づけてくる。上を向いた性器にあてがうように、飲み込むように。 「か、橄欖……そ、それはダメだって……ぁ、ふぁあっ……」 この先をしてしまったら、メイドのご奉仕では済まなくなる。 ほとんどの技は封印されていて、ろくな抵抗もできない。 「た、助けてぇ、孔雀さーん!」 「今さら助けなんて呼んでも聞こえませんよ……そうでなかったら、フィオーナさまにだってバレてしまうではありませ――きゃっ!?」 突然、橄欖の体がつまみ上げられ、ベッドの下に放り落とされた。 「ところがどっこい、わたしとフィオーナさまでは格が違うのですよ橄欖ちゃん」 「孔雀さん!」 助かった。あとちょっとで取り返しのつかない既成事実を作られてしまうところだった。 ――こんなことまでしてて、今さらなのかもしれないけど。 「ね、姉さん……」 「まーったく橄欖ちゃんったら看守の権限を利用してシオンさまをレイプだなんて……わが妹ながらとんだケダモノね」 「いえこれはそのあの」 いつもは孔雀さんの暴走を橄欖が諌めているだけに、橄欖が孔雀さんに説教されている構図はとても珍しい。 「まあ、いいわ。フィオーナさまに黙っておいてあげる代わりに、残りはわたしがいただくから」 「はい……」 「……はい?」 聞こえた言葉に耳を疑ったのもつかの間。 孔雀さんは妖しい微笑みをたたえて、僕のお腹にすっと手を伸ばしてきた。 「というわけでシオンさま、あとはわたしにお任せくださいな」 「え、ぇえっ……? きゃぅ……んっ」 握られた。 痛くないくらいに優しくだったけれど、声を抑えることができなかった。 「いただきます」 ベッドの脇に屈みこんで、孔雀さんが口を近づけてくる。 吐息がかかるだけで、全身にびりりと電気みたいな刺激が走った。 「ぁ、ちょ、と……」 「こーんなに濡らしちゃって。オトコのコなのにシオンさまはいつもいつも……ちゅっ」 「ひぁぅっ……!」 舌先ですちろりと舐められ、そのままぱくりと咥えられた。 「えっ、孔雀、さん……ふぁあ、あぁっ」 絡みついてくるような舌の動きがあまりに気持ちよくて、何も考えられない。 「ぁ、ぁ、ぁ、ひぁ、んっ、く、ふわぁ……っ!」 根本から丹念に舐め上げられ、先端を弄られ、溢れだす先走り液を吸われ、されるがままだった。 このひとは一体何処でこんなテクニックを身につけたのか。誰よりも上手で気持ちよくて、 「シオンさま……姉さん……っ」 横で橄欖がこっちを見ていて、体をくねらせているけど、何をしているのかわからない。そんなこと考えてる余裕なんてない。 「んっ、ちゅ……ぷはぁ……我慢しなくて良いのですよ、シオンさま……? 出したいときに出してくださいね?」 「も……もう、我慢できないよぉ……続き、して、お願い……」 「あらあら、いけない子ですねシオンさまも……では、お望みのとおりに」 一度離されたぶん、咥えられたときの刺激は尋常じゃなかった。 「ぁああぁっ……んぁっ……」 舌で愛撫されて、吸われたときにはもうダメかと思ったけどどうにか耐えた。 でも、トドメとばかりに先端を甘噛みされて、何もかもが爆発したように、目の前が真っ白になった。 「や、ぁ、ぁあああああぁ~っ……!」 そのまま孔雀さんの口の中に、自分でも信じられないくらいの量の精液を放出した。 それを一滴も零さず、こくん、こくんと喉を鳴らして飲み込んでいく孔雀さんの表情が扇情的で、余計に刺激される。 このまま止まらないんじゃないかって思うくらいだったけど、気づいたときには放心状態のまま、ぐったりと力が抜けていた。 「ごちそうさま。橄欖ちゃんのせいかしら、おしっこが混ざっていたみたいだけど……さらさらで飲みやすかったので良しとしましょう」 「姉さん、いいところだけ持って行ってずるいです……」 「ふふ、姉さんがおすそ分けしてあげましょうか?」 「えっ……ね、姉さん……? んっ!」 何をしてるんだろう。孔雀さんが橄欖の腰に手を回して、キス、してるのかな……? ああ、もう何も考えたくない。 疲れたし、眠いし…… ……おやすみなさい。 ---- またまたひっそりと┌(┌ ^o^)┐ ---- #pcomment(:コメント/百匹斬り) IP:115.179.86.226 TIME:"2013-07-02 (火) 03:20:09" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%3A%E7%99%BE%E5%8C%B9%E6%96%AC%E3%82%8A&id=c5e3f8b7" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/27.0.1453.110 Safari/537.36 Sleipnir/4.1.4"