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:不協和音の美しさ の変更点

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ワタクシの　常識がっ！

ワタクシの　駄文は
誰にも　止められない！


[[南雲>:南十字の裏ページ]]
[[南十字]]

!!注意!!
イメージ崩壊作品です。とある外道((ワタクシの　名前がっ！))とＢＷの萌えキャラ((無論、例の3首龍である))のイメージを崩したくない方はバックスペースを乱打しながら南雲の文句((「設定捻じ曲げてんじゃねえよコノヤロー」的なこと))をどうぞorz
えろい事してます。いいおっちゃん((外道ですが何か？))が……。
設定はほんのちょこっと((性別"しか"歪めていない。　　かなり大切なものを歪めたような気はするけど))歪めて大幅につけ足されています。　→イメージ崩壊警報
ゲーム実在のキャラ((例のラスボス))とは一切関係ありません。

最後に……駄文ですっ！！（土下座

書きなおしてアゲアゲ。最後ちょこっとミスっておりました（汗


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「はぁっ……はぁっ…」
暗闇の中に1人の男性が身を低くしながら走っていた。いや。1人ではなかった。懐中電灯を持った何人もの男がその姿を探すように注意深くあたりを見渡していた。男性は右目に何やらごわごわした服の中に埋もれていたモノクルのようなものをつけ、ため息をついた。
「まったく……ワタクシとしたことが飛んだへまを………」
そう言うと歯軋りをしながら衣装の中に埋もれた1つのモンスターボールを見つめ再び長い溜息をついた。
「いつまでもこうしているわけにはいきませんね…」
そう言うと再び立ち上がりサーチライトが明るく照らす施設を一瞥すると木々に手をつきながら暗闇の森の中へと消えた――――――。



あれから数時間森をさまよい掘っ建て小屋を運良く見つけられた時にはすでに空が白み始めていた。異質なデザインで目が描かれているようなマントを羽織りモノクルのずれを直し、その掘っ建て小屋の扉を開け中に誰もいないことを確認し中へと静かに入った。中に入りいろいろなものを物色しようと埃のかぶったカンテラを持ち上げた。油が切れているのを確認するとそれを床へと落とし椅子のほこりを丹念に払い始めた。せき込みながらも椅子だけはきれいにし小屋の窓を開けた。中にこのままいるのは体に悪いと感じたのか椅子を外に運び出すとマントが折れないように注意しながら座り森の空気を吸った。
「…………」
背もたれに深く腰をかけるとぎしりと木製の椅子は音を立てた。それをほんの少し心配しながら腰に着いているたった1つだけのモンスターボールを手に取ると見つめた。あれから4ヶ月。やっと自由にこいつと顔を合わせる機会ができたというのに顔を合わせてはいない。いや。合わせられなかった。
「これが……恐怖と言うやつなのですか…」
そう言うとモンスターボールを握っている左手が震えているのに気がついた。恐怖だけではない。逃げられた喜びも混じっている。それで震えているのかは分からない。感情に疎いだけなのかもしれなかった。
再びため息をつき腰のポケットにモンスターボールをしまいこもうとして躊躇った。この場に出したくない。だがずっと閉じ込めておきたくもなかった。人間に対しては決して抱くことのなかった感情というものがふつふつとわきあがっては左手の親指がモンスターボールの開閉ボタンである突起に近づく。一抹の望みと大きな恐怖を抱えながら彼はモンスターボールからそのポケモンを解き放った。

「…………」
目の前に現れたポケモンは菫色の素肌に光を吸いこむ黒い被毛、その毛並みは美しく目の前の男にだけ触ることを許していた。6つの赤い目が静かにあたりを見渡していた。直に森の中だと悟ったのか辺りを観察していた6つの目は静かにその男に向けられた。しかし目の前の男は俯いていた。決して会うことのない視線を合うものだと根気よく目の前の男に視線を送った。
だが、やはり男は俯いたままであった。男のまえに浮かぶそのポケモンはため息をついた。4か月前まで見せてくれた自信満々の顔を思い浮かべると今の目の前にいる男は本当に自分のトレーナーなのかと疑いたくなってくるほどであった。しかし、目の前にいる男の匂い、体つき、髪型からしても彼は自分のトレーナーだと確信できた。中身が、中身が変わってしまった。そう目の前にいるポケモンは6つの漆黒の羽をはばたかせながら彼が何か言うのを懸命に待った。

しかし男は決して顔を上げなかった。はじめて感じた恐怖に体が動かなくなってしまっていた。それを知っているのはその男本人だけであった。目の前に浮かぶポケモンは再度ため息をつくと彼の顔へと両腕を運んだ。手というものを持たない龍はその腕の先についている顔を模した部位で男の顔を持ち上げた。男の顔に自信はみじんも感じられなかった。やつれている。そう男の顔を覗き込んだポケモンは思った。男の顔は恐怖と不安と希望が混ざりあい困り果てた子供がするような顔をしていた。
「まったく……なんて顔をしてるんですか」
目の前に浮かぶポケモンは男に声をかけた。とてもきれいで、透き通る声が男の耳へ届いた。その声には呆れているような感情に包まれていながらも心配の色がはっきりと浮かんでいた。男はかすかに口元を震わせると視線を下へ向けた。
「私には……いままであなた様と共に歩んできました」
そうポケモンは言った。"いままで"という単語の響きがとても重いものに男は感じられた。まるで"いまから"は存在しないかのように聞こえ男はさらに恐怖を募らせた。下を向いている男には目の前のポケモンがどんな表情でこの言葉を語っているかは分からなかった。しかし、男はすべてが悪い方向に進んでいるように思えてならない言葉であった。少し間を開け、目の前のポケモンは言葉を続けた。
「これからもあなた様と共に歩もうと思っていたのに……今までのあなた様はどこに行ったのですか？」
"これからも"その言葉が聞こえたとき男は顔を上げ目の前に浮かぶ龍の顔を自分から見た。その龍の顔はとても悲しそうな顔をしていた。男は目の前の龍にそんな顔をしてほしくは無かった。男は目の前の龍の頬を撫でながら昔を思い出していた。
男の目の前の龍は生まれてからずっと男と一緒であった。男はほかのポケモンも所持していたがこの龍だけは特別であった。もっとも信頼を置いていたポケモンと言ってもいいぐらいにこのポケモンを信頼していた。この男が唯一信頼したものがこのポケモンであった。男は自分の養子すら信じない人間であったのだがそんな彼に戦いの道具としてこき使われようとも龍はそれに応え最も早く、最も深く男を信頼したのだった。龍の信頼を感じられるようになった彼は龍を信頼し始めていた。もっとも、それが信頼というものなのだと気がついたのはだいぶ後の話なのだが。
　何を心配に思ったのか、男は目の前の龍を信頼していたことを思い出し触れていただけの手でさらに目の前のポケモンの頬を撫でる。
「ワタクシに………ついてきてくれるのですか？サザンドラ……」
「……どこまででも…」
そう言ってサザンドラと呼ばれたポケモンは丁寧に目の前の男に頭を下げる。他人から見れば男の目の前にいるポケモンが本当に強暴ポケモンなのか疑わしく思える光景であった。しかし、二人（一人と一匹）が顔を合わせたときはいつもこうしてサザンドラは丁寧に目の前の男にお辞儀をするのだった。男にとってみてはいつもと変わらない姿でいてくれたサザンドラに感謝に近い感情を覚えた。

　しばらくの間、サザンドラの頬を撫で続けていた男の手は徐々に下へ下へと撫でる位置を変えていく。口元、首筋、肩と撫でていくと男の手は戸惑いながらも龍の胸へと触れる。実際膨らみがあるわけでもない。サザンドラにおける胸の部分と言うのは炎や電撃を防ぐ丈夫な藍鉄色の体毛の下に隠れた部分にある2つの突起のことである。男は手なれたように毛をかき分けその突起を見つけ出し優しくなでる。それなりの歳をいっている節くれ立ち始めている手がサザンドラの敏感な部分を刺激する。
「あ……ふぁっ……」
見た者に恐怖を感じさせるサザンドラならではの顔を赤らめ男の愛撫を感じていた。普段は絶対触られることのない部位の感度となると乳頭であろうとも人間にはわからないほど感じる。そこへの愛撫をほどほどでやめサザンドラの唇奪いながら尻尾の付け根へと手を伸ばす。長身だからこそできる芸当で普通の人間にはできないことではあったが、彼はそれを容易に行っていた。
「ん～っ……んぅぅ……っ！」
男の口によって塞がれているサザンドラの口からは喘ぎ終えのようなものが口と口の隙間から微かに漏れる。男の手はサザンドラの尻尾の付け根にある割れ目をやさしくなぞり続ける。ほどよく湿り気を帯びてきたところで割れ目をそっと広げさせ膣と外気を触れあわせる。

「ふぅぁっ……」
体に力が入らなくなったのかサザンドラは徐々に羽ばたかせる力を弱めていきぺたりと地に腰を下ろした。その間も男は秘所を攻め続けサザンドラの陰部を濡らしていく。男は秘所から手を離しマントの間から陰茎を取り出す。そして、サザンドラの上へと覆いかぶさる。サザンドラよりも大きな長身である男はサザンドラの上へ覆い被さろうとも全く違和感を感じさせなかった。
男は目でサザンドラに合図をする。サザンドラが静かに頷くのを確認すると男は一気に腰を沈めた。
「ぅああぁぁっ！」
「………きついですね」
男が少し苦しげな表情をすると喘ぐサザンドラにそう声をかけ腰を持ち上げ始めた。
「だ、だって4ヶ月ぶりで………ああぁっ！」
サザンドラが言い終える前に再び男がサザンドラの中へとモノを沈める。それからすぐにモノを引き抜き再び中を突きピストン運動を徐々に早めていく。
「あっあっ。　ひぅうっ！」
更に大きな声であえぐサザンドラをよそに腰を振る速度を上げていく男。どちらも久しぶりなだけあって早くも限界を迎えようとしていた。
「いき……ますよ？」
「あぁぁぁぁっ！　　私も……だめです…っ！」
男は深くサザンドラの膣内を突くと子宮口を押し広げその中に種を注ぎ込んだ。サザンドラも同じく果てたのか体中を痙攣させながら体がさらに子種をほしがっているのか膣壁が男のモノを締め上げ男の射精を長くしていく。

長い射精の余韻を味わう男をサザンドラは撫でる。すると、何を思ったのか男のモノを引き抜くと男をどけて辺りをきょろきょろと眺め始めた。その行動に不審に思い声をかけようとしたところサザンドラが焦った顔をして寝転がっている男に声をかけた。
「逃げてください！」
「…なぜですか？」
サザンドラに訊き返しながらもマントの汚れを払い立ち上がる男。モノクルのずれを直すとサザンドラに分けを訊こうとしたところを木々の生い茂る見晴らしの悪い茂みから1匹のコジョンドがサザンドラの背後にまわろうと恐るべき速さで接近する。それを軽く尻尾で払うと男を急かす。
男はサザンドラを置いて走り出した。ほんの少し離れ振り返るとサザンドラは多くのポケモンと闘っていた。虫、氷、格闘タイプのポケモンたちと悪戦苦闘している。その後ろには警官と思しき人間も見えた。サザンドラを見て戻ろうかと一瞬思ったがここでサザンドラの働きを無駄にするものかと視界の悪い森を走り抜けた。






それから3ヶ月過ぎた。結局サザンドラとはあれ以来会うことはできなかった。男は異質なマントを着るのをやめ黒いマントに身を包み左目の赤い目と対称的な右の青い瞳を晒していた。彼は今、カラクサタウンの一室に置かれているピアノのまえで佇んでいた。隣のドラムには薄地の布か掛けられており部屋の隅へと片付けられていた。男はピアノのふたを開け鍵盤の上へ掛けられているさわり心地のいい布を左手で丸めそっと右手で鍵盤の押した。
「&ruby(ゲー){G};……」
そっと今奏でた音の音階を呟く。大きな右手を広げるとさらに他の鍵盤を押していく。
「&ruby(ゲー){G};-&ruby(チス){Cis};……」
部屋には不快と思われる和音が響く。そんな部屋の中で男は何とも心地よさそうな表情をしていた。
じきに音が静まると再び同じ鍵盤を押す。音が響いている中男は何かをたたいているかのような音を聞いた。何だろうと鍵盤から指を離し音のしていた窓の方へと振り返る。

そこにはサザンドラがにっこり微笑んでそこにいた。
男は慌てて窓辺へ駆け寄ると窓のカギを外し窓を横へと開けた。男は震えた手でサザンドラの頬を撫でる。サザンドラはそれに応えるかのように嬉しそうな表情をする。
少しきつそうに窓から部屋の中へ入ってきたサザンドラの腹部を男は何気なく見るとサザンドラが両腕で何かを抱いていた。
「それは？」
「うふふ……。あなた様との子です」
そう言って愛おし気にジヘッドを見ると目の前の男にそれを渡した。男の腕の中ですやすやと眠るジヘッド。目の前で嬉しそうに翼をはばたかせているサザンドラ。
そう言って愛おし気にモノズを見ると目の前の男にそれを渡した。男の腕の中ですやすやと眠るモノズ。目の前で嬉しそうに翼をはばたかせているサザンドラ。
気づけば男は泣いていた。長い間忘れていた感情が一気に男の中であふれだす。サザンドラはそんな男の頬を静かに撫で、溢れ出す涙を自分の体毛で拭く。




孤独な和音の余韻の残る部屋の中
男と龍と龍の子と、合うはずのない音が合った時


奏でた不協和音は美しかった。










☆おしまい☆


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裏作品第1号。楽しんでいただけましたでしょうか？
1回投下していたのですが再び（こそこそと）投下しました。


何かありましたらぜひお気軽にコメントをお願いします♪
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IP:114.180.163.157 TIME:"2012-07-02 (月) 00:16:47" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%3A%E4%B8%8D%E5%8D%94%E5%92%8C%E9%9F%B3%E3%81%AE%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%95" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0)"