最近イーブイを含むその進化系、基ブイズの扱いについての考えが避難所で話し合われているのを見て書いてみました。とりあえず、ポケモンの生かし方(“生”死の“生”ではない)などを私的に見解し、まとめてみようと思います。所々関係ない事が書かれていたりするかもしれませんがご了承頂ければ幸いです。※あくまで私、トランス的にです。そんな訳ないだろと思われた場合、ご自分の考えを優先して下さいねorz チャットルームなどで偶にそういったお話も出るのですが、皆様がそういった話を望まれている訳ではなかったり、ずらずらと長く全ての考えを書く事が難しいのでこういった形を取りました。他にもそういった話が出来る場所は見つからなかったので……裏にしてあるのですが、それでもNGだと感じた方は下記のコメントスペースにてお知らせ頂きたいです。即刻削除致します。 つまりは作品ではないので、間違えて入ってしまわれた方は申し訳ありませんが、[[こちら>トップページ]]よりお戻り下さい。トランスのページに戻られる場合は[[こちら>トランス]]から 最終更新日:2013.3.29 #contents ---- **トランスが思う、ポケモン全体としての生かし方 [#y9a7b0a8] ポケモンを生かすには、やはり''違い''を意識するのが最低限の事項ではないかと思います。 その中ではまず''人間との違い''という面を強調するのが第一ではないでしょうか。 例えば、殆ど人間に酷似した姿をしているワンリキーやゴーリキー。こういった子達で考えてみると分かりやすいかと。 ワンリキーは人間と違い尻尾がありますね。本家では尻尾に関する技を覚えることはないようですが、人間との違いを表現する上ではとても役立つものです。同じ意味で頭部の飾りのようなものは頭突き((技としての習得は出来ませんが、本来存在したとすればそのくらいは出来ると推測します))の威力増大にもなりそうですね(人間がメットを被っていたら同じかもしれませんが、そこはワンリキーゴーリキー君の力量を誇示すれば(ry またどちら共技から考えて、人間でいう“格闘技”をかなり習得している事が窺えますね(最低でも空手、柔道、古武術、プロレス、相撲は習得済みの可能性が高い)。人間がここまでの力を持つようになるのはかなりの時間と労力を要するでしょうが、彼彼女らは“疲れを知らぬ肉体”の持つ主だそうですので、とんでもない行為を延々と続けることも可能といえるでしょう。 それに、どんなに凄い格闘家でも素手で指一本で相撲取りを持ち上げるなんて不可能だと思いますしね……そもそもどう持つのかとは思いますけど(苦笑) そういった、正に&ruby(怪物){モンスター};じみた面を強調させると違いが分りやすくなるのでは、と思います。 次に''ジャンルでの違い''でしょうか。ポケモンと一口に言ってもその容姿は様々。上記のワンリキーらのような人間型もいれば、獣のようなもの、鳥のようなもの、爬虫類・両生類のような動物型、文字通りの植物型、そしてリアル世界では生を持っていないであろう物質型(何だそれ)、何がモデルかさえ分らない幽霊のような不定形型などがありますね。それぞれが出来る事、出来ない事の違いを描写すると、“らしさ”は多少なり表現出来ると思います。 鳥型のポケモンは手の代わりに翼がある為、人間型や一部の動物型(二足歩行系)が出来る“持つ”という行為が出来ず、“持つ”と似た行為として“咥える”事しか出来ません。咥えることが出来たとしても、文字を書くなどの繊細な動きをするのは難しく、やはり手で出来る行為より出来る事は少ないでしょう。 反対に、翼がある為に一般の人間・動物型には出来ない“飛行”が可能ですよね。また、技でなくとも翼で風を起こす事が出来るというのも、他ジャンルとの違いです。また、四肢を持ち尚且つ翼を持つカイリュータイプも存在しますから、ジャンルに沿った描写という点では考えるとかなり奥が深いですね。不定形なポケモンならば、壁をすり抜けたり細い隙間にも入り込めたりと、大分変わった(?)事が出来るでしょうね。ユニランのように、代わりに四肢がないので“持つ”“歩く”などの行為が不可能というのもありますが。モデルらしいモデルが全く無い分、作者の間では違いが一番出しやすい子達かもしれません。 このように、そのポケモンがどの“型”に分類されているかを考え、可能な事、不可能な事を表現すると、ポケモンの中でも違いを出せてくると思います。 また、リアルでモデルのいるポケモンならば、そのモデルについて研究して、動きなどを似せるのも効果的かもしれません(例を上げると、鳥型、蟲型の“歩行”の仕方など((日常で見かける雀、鳩、烏で考えでも、雀は小さく跳ねるように移動、鳩は首を前後に振って歩きながら移動、烏は人間と同じようにゆったりと歩くことで移動というように違いがあります)) )。 更に、''五感に訴えてくるものの違い''を出せるとなおいいでしょう。 視覚は文字を読む事でしか捉えられないものですが、読んだだけでその光景が浮かぶような表現を目指したいところ。その為にも、聴覚や触覚、嗅覚に訴えてくるような描写は大切な事だと思います。 一番は触覚でしょうか。触覚は五感の中で最も情報が多く表現しやすいものだと思います。獣や鳥型のポケモンならば体毛や羽毛の感触をどのように再現するか(もふもふ、ふわふわ、さらさらなど)。物質型ならば柔らかさや硬さなど(ぷよぷよ、かちかち、つるつるなど)が重要といえるでしょう。また、光沢などの表現を入れれば視覚に訴えかけてくる力が大きくなってより分りやすくなるのではと思います。 しかし、幽霊型のポケモンというのは感触が無いものもいますよね。ゴースなどは“ガス状”ですから言わずもがなそうなのでしょう。しかし、舐められたりするという事は少なからず感覚のようなものを感じる筈……そういった場合は体温などを参考にするのが理想的ではないかと思います。霊に触れられると冷たく感じるという事を何処かで聞いた覚えがあるのですが……本当はどうなのか分からないので、ここはやはり、作者様独自の設定にして違いを楽しめる要因になるのではないかと。体温はどの型のポケモンでも考えられる触覚なので、上手く活用したいですね。 そして嗅覚。これは私ポケモン以外のもの、その場の環境などの表現でも扱う事が出来ますね。植物の匂い、水の匂い、鉄の臭いなどが主でしょうか。ポケモンならば、動物型ならば獣臭い、魚臭いなど。物質型は少々難しそうですが、コイルあたりは砂鉄などの臭いがしそうです。更に、同じ種族のポケモンでも、住んでいる環境や戦闘経験などで匂いに違いが生まれると思います。 コイキングを例に上げて考えてみましょう。まずは塵の殆どない綺麗な川に住んでいるコイキング。こういった場合は魚の臭いに加え、さっぱりとした水や生えている水草などの匂いがするでしょう。しかし、淀んだ沼地や汚れた川に住んでいるとすると、泥の臭いや塵の臭いなどがしてくるのではないでしょうか。コイキングの場合は海に住む事も可能ですので、塩の香りがする子も考えられますし、種族が同じでも全く違っているのがよく分かるようになるのではないでしょうか。 匂いの強さなども、インパクトを持たせるにはいいと思います。相手が慣れない匂いを嗅いだのだとすればそれは強烈な感覚になると思いますし、逆に長期間その匂いを嗅いでいれば慣れてしまい、全く感じなくなってしまうという事も考えられますからね。ポケモンの自体が持つ嗅覚の強さにも違いはあるでしょうし、複数のポケモンを登場している場合、それぞれの違いの表現に最適ですね。 聴覚はポケモンのよさを生かすには聊か難しいですが、そのポケモンの容姿などと絡めて考えてみると分かりやすいでしょう。ポニータとロコンで考えると、歩行時の音なども蹄と足の違いがありますね。また、馬と狐ですので歯の形状も違うと考えれば、打ち鳴らしたりする音も若干の違いが見られる気がします(表現するとなると難しそうですけど)。また、ポニータは炎の鬣と尻尾を持つ為、燃えている音がするとも考えられますね。 拳と爪でも音は違ってきます。拳を打ち合わせた時は鈍い、鈍器をぶつけたような音(大げさかもですが)がするでしょうが、爪をすり合わせた場合は金属同士がぶつかるのと似た音、しいて言うならば黒板を引っ掻いたような感じになりそうですね。後は個人的見解ですが、ポリゴンZあたりは磁力で浮いていると考え、ふよふよという音が聴こえてきそうな感じがします。 こちらも嗅覚と同じく音の大きさなどで印象が全然違ってくるでしょうし、言葉の強さ(=意志の強さ)などを遠回しに感じ取れる情報になるので、キャラクター性にも影響を及ぼしてくれると思います。 残るは味覚ですが、ポケモンを生かす上での味覚というのは難しいですね……まず、感じる場面が限られてしまいますからね(食事では“ポケモン”のよさではなく“食物”のよさになってしまう)。私が考えられる事は、そのポケモンの食生活が関係してくるのでは、ぐらいしか分かりません。先程上げたポニータとロコンのように、主食が違えば接吻した時にその違いが分かるのではないでしょうか。清潔感や住む環境などもまた影響すると思います(砂漠に住んでいたりしたら砂の味がする……かも?)。 このように、五感だけ見ても全く違った様子の再現も出来ると思います。 こういった違いをみていけば、ポケモンがポケモンたらしく、尚且つ動物とも違っているといった事を再現できるのではと私は考えています。まだまだ謎は多いですが、様々な条件を想定し考えていくようにすれば、ポケモンを生かす事も、それ以外の事も“らしい”表現に近づけられるのではないかと信じております。 **トランスが思う、特定のポケモンの生かし方 [#t3767294] 上記ではなるべくポケモン全体、人間と違うという面を意識して書いてみましたが、こちらでは特定のポケモンについてトランス的に書いていこうと思います。 ---- 2013.3.27更新 ***イーブイ [#mfecad15] イーブイの魅力は何と言っても分岐進化が一番ではないかと思います。現時点で8つの分岐進化が確認されているのはイーブイだけであり、そこはこの仔の大きな魅力の1つでしょう。 そして愛らしい容姿。犬とも猫とも、狐ともつかない姿は、ケモナーと呼ばれる方々のハートを打ち抜くのも頷けるといえるでしょう。首周りのふさふさとした体毛や大きめの尻尾も、本来の動物との違いが強い為かインパクトを感じるのかもしれません。この姿が8つもの姿に変わる期待というのも独自が持っているものですね。 目付きや大きさから、幼いイメージで考えられる事が多いのも納得です。その場合、子供らしく、且つ動物的な“純粋さ”が出ているといいと思いますね(感情の表れが大きく、ズバズバと鋭い発言をするなど)。 しかし、力の面では多進化の利点に対し、イーブイ自体は弱い設定になっています。適応力とじたばたの組み合わせが本家では強いとのことですが、小説で再現するのは中々難しいこともありオリジナルの設定によりずば抜けた強さを持つキャラが多く存在しているのが窺えますね。強さを表す面ではやはりどうしてもオリジナル性が出てしまうという事もあるのでしょう。しかし、力はなくとも果敢に飛びかかっては倒され、成長していく姿がブイズの中で一番描きやすい仔でもあるのでは、と思います。まぁこれは種ポケモンとしての魅力でしょうね(子供らしさも出せますし)。 とりあえず、その容姿などを存分に生かした仕草や行動を起こさせたり、進化関連の話で登場させるとイーブイらしいのではないかと思います。 ***ブースター [#c0f16aa2] %%もふもふ%%ほのおポケモンのブースター。ブイズの中で唯一イーブイの体毛の柔らかさをグレードアップさせてくれた代わりに、未だ炎タイプの中で不遇扱いされているポケモンですね。宝ならぬ力の持ち腐れ、でもなく、生かす事すら出来ないなんて狙っているとしか思えないような気すらしてしまいますね。不遇すぎるこの仔はネタにされる事も多いようですが、今や悲しいかなそれすらも彼彼女らの魅力の1つとして定着してしまっているようで……私としては色々な意味で抱きしめてあげたいポケモン。もふもふなので、ぎゅっとすると暖かいでしょう。そこもある意味はブースターなどのもふもふポケモンの特権といえますね。%%900℃になっていたら不味いですが%% ブースターもその不遇さを補う為なのか、オリジナル設定により特殊な技を覚えていたりする仔が多いのが目立ちます。強敵相手にブースターを活躍させるとなると、やはり本家設定を多少無視してでないと難しいのかもしれませんが……。しかしその攻撃力は強大ですので、仲間との連携や環境などを利用して相手の隙を突くなど、器用な戦法を構成すれば本来のままのブースターの良さも出せる……のではと思います(汗)また、体温を900℃にまで上昇させる事が出来るのならば、尻尾などを炎に変えて攻撃する事も可能かもしれません。また、“鮫肌”などのように、物理攻撃をしてきた相手にダメージを与えられるのでは、と思います(炎の身体の特性と被ってしまいますが)。 キャラクターイメージとしては何故か僕ッ娘が多い様子。容姿からのゆるふわキャラもあれば、攻撃力やタイプの影響(?)か、キリッとしたしっかり者タイプもいて、多彩なキャラが考えられるようですね。しかし、どれも頼もしさがあるようにも感じます。やはりどことなくふんわり包み込んでくれるイメージが強いからなのかもしれませんね。 ブースターを生かすにはやはり何といってもそのもふもふとした体毛や、その包み込むような優しさ、炎タイプらしい情熱的な強さが表現できるといいのではないでしょうか。頼れるお友達ポジションなどもピッタリだと思います。 ***シャワーズ [#j04d3f70] 水タイプの中で獣に近い容姿をしている数少ないポケモンですね。もふもふふさふさのイーブイやブースター、柔らかな体毛を持つエーフィ、ブラッキーなど“体毛”に魅力を持つ兄弟達に対し、“体毛が無い”のが魅力といえます。魚類のような面を加えつつ、獣らしさは健全という点も他にはあまり見られません。光沢のある身体は鱗なども薄く、つるつるでぴっちぴちのイメージが強いです。更には多少むっちりしているのでどちらかといえば爬虫類や両生類などが好きな方が好みそうな仔ですね(体毛無しという点でも同じ)。 力量も多彩な技を覚えることが出来、且つ打たれ強い(防御も補強可能ですし)上単多水タイプなので弱点も少ない。素早さを補う方法も持っているためオールマイティな仔として活躍させやすいと思います。図鑑解説にも“水を操る”とあるように、ブイズのみならずポケモンの中では結構強いポケモンなのかもしれません。 見た目が美しく静かな佇まいだからなのか、キャラを見ると大人しく冷静な仔が多い気がします。また、人魚のイメージが強いとのことで小説内では雌比率が高い。水の清らかさを意識されているからなのか、あまり弾けたキャラクターは見た事が無いですね。しかし、私としてはその尻尾をびちびち動かし、むっちりした身体を震わせながら弾ける泡のように元気にはしゃぎ回るシャワーズというのも、容姿の面での魅力が引き出されて、生きのよさが出せると思いまs(ハイドロポンプ 水タイプなので水中で美しく優雅に描写してあげるとシャワーズらしいのではないかと思います(ライバルはミロカロスなどですね。獣らしく表現できれば負けないと思います)。また、不定形型以外でとける事が重視されているポケモンでもあるようですので、消えては現れる美ポケモンなどという風に考えてみるのもいいかもしれませんね。 2013.3.29更新 ***サンダース [#iba5cc4d] ブイズに中でも少々筋肉質で、顔つきなどからも活発な印象を受けるサンダース。犬猫に近い容姿をしているブイズの中では犬寄りでしょうか。あのトゲトゲとした剛毛(?)、目元の鋭さなどから大半の方が雄のイメージを持たれているようです。雌でも活発で元気なキャラ、男勝りなキャラなどが多数見受けられました。しかし、そういったキャラとは真逆のサンダースというのも大きなギャップを生み、中々に印象深いものになるのではないかと思います。 力量の面ではやはり素早さの高さが目立ちますね。本家では押しの強さに決定力がないようですが、小説内ではスピードで撹乱しつつ地形などを生かして闘えばかなり有利に闘えると思います。電気は様々なものに流れていく特徴がありますし、何かと便利でしょう。弱点も地面1つですからめざパや別タイプの技で攻めていく戦法でガンガン攻められるのではないかと思います。二度蹴りを覚えるところを見ると脚力もありそうですので、地震等が来ても思い切り跳躍すればダメージを減らす事も出来る気がします(電磁浮遊で移動なども出来そう)。 図鑑解説では少しの刺激でないたり(鳴or泣なのか気になりますが)怒ったりする上、感情が変わる事で電気が溜まる、という面もあるようなので電気の威力などにも影響を出すとリアリティが出るかもしれませんね。また、常に音がしているというのも一種の可愛さがあるのでは、と思います。他にいうなれば、尻尾なのか体毛なのか判別の付かない体毛、その分美尻がしっかりと見えるという点が(10万ボルト ***エーフィ [#l157dcfa] イーブイからの進化の中ではブラッキーと並びスリムで、大人っぽさのイメージが強いのがエーフィですね。エーフィとブラッキーの最大の利点は、やはり“懐き進化”といったところでしょう。あのイーブイが最高な状態まで懐いた上で進化する。それを小説内の設定でどのように再現するかは作者の力の見せ所でもあり、ブイズに対しての愛情を表現する上で重要なものではないでしょうか。 本家設定に沿って考えると、懐いて進化するのはトレーナーにもっと尽くしたいという思いと太陽光の力が調和するからなのでは、と私は考えています。太陽光は非常に強い力を持つので、それがイーブイの思いと共に細胞に変化をもたらしたのではと。ブラッキーの図鑑解説から対に考えれば、こんな感じかな、と思います。小説内では野生でのストーリーも多数ありますし、どのようにエーフィになるのかと考えることが出来るのは魅力といえますね。 容姿は猫又に似ていながらも、本来のそれとは比べ物にならない程キュートであり細かな体毛というのもブイズの中では特徴的ですね。エスパーである為超能力での攻撃以外にも、岩などを投げ付けたりして闘う事が出来るのもいいですよね。またシャワーズと同じ様に、エスパーの中では珍しい獣型。犬か猫かと聞かれれば猫の印象が強いこの仔は、神秘的なところが窺えます。また、空気の流れを読み取る、予知能力を備えているなどの設定も多いので、様々な面で活躍が期待できるポケモンではないかと思います。苦手なタイプが出てきても、小説で描くエーフィなら冷静な対処が取れるでしょう。 力もエスパーに恥じないもので回復技も覚えるため攻めも守りも、仲間のサポートもこなす頼れる仔に出来そうですね。見た目も相成ってお姉さんタイプ、つまりはこの仔も雌比率が高いようです。雄でもやはり誠実で真っ直ぐなところが多く考えられるのでしょう。 エーフィは状況把握が早く、攻めからのサポートなどの迅速な対応も簡単にこなすトリッキータイプとして活躍させるといいと思います。また、物質を簡単に移動出来るので地形を整えたりするのにも一躍買ってくれそうです。後は、エスパーにはないその獣の愛らしさと肌触りを存分に発揮してやればエーフィらしいのではないかなと。 ***ブラッキー [#t8e51b92] ブイズのみならず、なんともいえないクールさを感じるポケモンの一匹でしょう。その深紅の瞳と漆黒の身体、輝く黄色の輪は、見る者を惹きつける力があるのではないかと思いますね。毒素の混じった汗を飛ばすなど悪タイプらしい怪しさと嫌らしさ(?※性的な方面ではなく)も相成って、私としましても特に好きなポケモンです。可愛らしい印象の強いブイズの中で、唯一の強い格好良さも併せ持っているのではないでしょうか。また、犬猫系のブイズではっきりとしたモデルが推測し難いというものもブラッキーだけが持っていますね(苦笑)私の中では兎と猫の中間といった感じです(兎:深紅の瞳、耳の形状 猫:ほっそりとした容姿)。尻尾は狐のようにも見えますね。 エーフィと同じく懐き進化するポケモン。エーフィが朝、太陽に関する進化を遂げるのと反対に夜、月に関する進化を遂げるという事で、小説内ではエーフィとの共演が殆どのようです。更にエーフィが比較的四肢が細くソフトな印象を受けるのに対し、ブラッキーはサンダースに次いで若干の逞しさがありシャープな印象を受けやすく、雄比率が高いようですね。今やエーフィとブラッキーの組み合わせは王道といえるでしょう。太陽と月という点でも、皆既日食や月食の関係など幅広く組み合わせを考える事が出来ますね。 能力面では(ブイズでは)珍しい完全耐久寄り。悪タイプの耐久は中々珍しいのではないかと思いますね。ブイズならではの補助技も豊富であり、本家でもじわじわとした戦法が得意なのだとか。小説内ではその身体を生かし闇に紛れて不意を突いたり、逆に夜目を効かせて闇の中仲間を導いたりと地味そうで重要な役にピッタリだと思います。耐久寄りなので仲間を庇ったりといういい役柄にしても違和感なくこなせる気がしますね。相手の動きを封じ、惑わしつつ、自身のステータスを整えていきじわじわと攻める。戦闘場面では悪タイプらしいねちっこい動きが出せるといいと思いますね。活躍させるなら洞窟内や夜の暗闇の中が最適でしょう。耐久のブラッキーには最適な回復技もありますし、タフで堅いキャラクターというのが大きいのではないかと思います。 ***リーフィア [#vc52b735] wikiの中ではブイズ中で恐らく一番人気でしょうか? 獣らしさを残しつつ植物の面を持った目に優しい(?)リーフィア。植物すぎず獣すぎない絶妙なバランスと、栗色の丸っこい瞳に魅了される方が多いようですね。草タイプなので植物と関係させた動きも考えられそうです。 能力面ではブースターに次いで攻撃が高く、防御は更にそれを上回る。あのほわほわしたイメージのリーフィアですが意外と打たれ強いのですよね。耐久の面ではブラッキーが上のようですが、適度に防御しつつ攻撃も出来るのは中々安定していていいステータスだと思います。リーフブレードを覚える上でこの防御、気高い騎士のようですね。比率は完全に雌が圧倒的なようですから女剣士などが多いようですが……。雄で考えてみると新しい発想が浮かびやすいかもしれません。 容姿だけでも皆様に大きなインパクトを与えてくれるリーフィアですが、この仔の特徴は環境による進化というのもあると思います。本家では特定の場所や代用品での進化として扱われていますが、小説となると中々難しそうです。イーブイからの表現となると、場景の描写にも自然と力を入れられるのではないでしょうか。また、最近はリーフィア単体でなくブイズとして登場する事が多い様子ですが、同じ環境進化をするグレイシアと共演させる場合は設定を捻らなければなりません。自然に設定を考えるのに多少の凝りが必要となるのも、リーフィアとグレイシアのような環境進化ポケモンが持つ魅力ですね。 その他植物と関係させた動きを個人的に考えるとすると、植物と意思疎通する事が出来たり、図鑑解説の“澄んだ空気を作り出す”という事から、嗅覚に訴えてくるような表現が入れやすそうですね。生活している環境の植物の質などにより、匂いの強さや種類に違いが考えられそうです(光合成して空気を換えているのだとすれば、酸素を放出している植物に影響されそう)。草タイプとしての利点、能力の面、そして見る者を和ませる姿をどうすれば生かせるか。課題が多く少々難癖あるポケモンと言えますが、それだけ幅広く発想力を働かせられるのもいいところでしょう。 ***グレイシア [#y444d838] 特徴的な頭の飾りやお下げの様に垂れ下がった体毛が魅力的なグレイシア。美しくも愛らしいブイズならではの容姿に、人間のお下げのような面を持っているのはグレイシアだけですね。目付きも吊り目に近く、ツンデレの雌比率が大人気。その分キャラの固定が起こりやすいというのもありますが。ブイズの中では若干ふっくらしているのも可愛らしいところです。 力量としてはエーフィと同じく特殊攻撃が非常に高く、霰の中ならば本領発揮出来ますね。素早さが低いですが、特性が雪隠れならば多少やり過ごす事も出来そうです。HPもアイスボディならば霰で回復出来るので(ry 本家では中々生かせないようですが耐久も中々ですから、霰の中で闘えば長期戦も担当できそうです。霰なしでも仲間との連携で隙を突いた氷技は強烈だと思います。シャワーズの水を凍らせたりも考えられますしね。または足元を凍らせて機動力を奪う、足自体を凍らせて動きを封じるなどの不意を突いた足止めも可能だと思います。技にはありませんが体毛を針のように尖らせて飛ばすなど、ミサイル針のようなことも出来るので威嚇などに最適かも。体温調節で空気を凍らせることも出来る為、動くことなく氷を形成するという美しい持ち味も十分生かせる要素だと思います。 上記にあるようにやはり雌が圧倒的ですが、雄も誠実で威厳ある印象を受けるポケモンとして十分活躍が期待できるのではないでしょうか。その他には、体温調節されてひんやりとしたグレイシアの身体や霰の中で踊るように闘う姿を描けると素敵なのではないかと私は思います。 ---- **コメントスペース [#lcb5a2f9] 皆様が考えられるポケモンの生かし方、私の考え方に対するご意見などがありましたらお書き下さい。 #pcomment(:コメント/トランス的ポケモン研究,3,above); IP:122.133.232.247 TIME:"2014-01-03 (金) 03:56:06" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%3A%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%9A%84%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3%E7%A0%94%E7%A9%B6" 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