私、チョロネコ。 ちょっと高い屋根の上で、この街をただ眺めてる。 ぽつぽつとマンションがあって、車が走る音が聞こえる。 公園に花が咲いてて、そこで子供たちが遊んでる。 寝ころがって空を見てみる。 雲の見えない青空のなかで、太陽はのびのびと光を放ってる。 晴れの日が増えた気がする。 日頃の行いがいいからかな。 それはないか。 森が見える。 もともと森に私はいた。 森は空気が澄んでいて、木漏れ日が地面に円を描いてた。 好奇心で街に来て、楽しく暮らしてるんだけど、たまに森に戻りたくなる。 森に戻ろうとしないのは、この街でのこの生活に、体がなれちゃったから。 だから今森に戻っても、すぐに飢えて死んじゃうと思う。 お腹が空いてきちゃったから、食べ物とりにいってこよ。 [[戻る>No Name]] &size(5){[[.>:チョロネコと屋根と暦]]}; IP:14.3.105.96 TIME:"2014-10-19 (日) 15:40:51" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?cmd=edit&page=%3A%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%AD%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%A8%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E3%81%A8%E9%9D%92%E7%A9%BA" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/38.0.2125.104 Safari/537.36"