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:おふろでしてはいけません の変更点


SOSIA(裏)
**おふろでしてはいけません [#xac063df]
RIGHT:Written by [[March Hare>三月兎]]

LEFT:
ちゅうい:一発&color(red){ネタ};です(蹴

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 最近気になっていることがある。
 わたしは毎晩、シオンさまの湯浴みのお世話をしているのだが、どうやらシオンさまはいつも湯舟の中で。
「ふぁああ……気持ちいい……」
「何がですか?」
「お湯加減がすごく気持ちいいなって」
「……だと良いのですが」
 してはいけないことをしているようなのだ。
 決まって上がる直前にお湯の中で後ろ脚を開いて、とても気持ち良さそうな声を上げる。
「ど、どういう意味?」
「いえ……」
「あ、僕もう上がるね」
「はい。存じております」
 わたしにはわかっているのだが、黙っている理由は一つ。
 シオンさまとフィオーナさまが湯浴みを済ませ、最後に使用人が入る。わたしはシオンさまが最後に入っていた湯舟に浸かって、妄想を膨らませていた。
 シオンさまの後のお湯。
 シオンさまが汗をかいて、
 シオンさまがおしっこをしたお湯。
「はぁ……」
 そうと決まったわけではないけど、シオンさまの匂いがする。きっとそうに違いない。
 しかし確かめてみたくもなるので、翌日ついに決意した。
 いつものように、シオンさまが後ろ脚を開いた。
 ここだ。
「っとと……きゃー」
 橄欖は足を滑らせたふりをしてざぶんと湯舟に飛び込んだ。
「え……」
 そしてさりげなくシオンさまの股下へ体を滑り込ませる。
「あ」
「う」
 謎の水流。
 謎、ではない。
「や、その……び、びっくりしてもらしちゃっただけで……」
「随分と我慢されていたのですね。わたしは気にしませんので……姉さんやフィオーナさまには黙っておきますが」
 お風呂でおしっこしちゃいけませんよ、シオンさま。
「ぅ、ぁぁあああ……」
 文字通り悪戯を見咎められた仔共みたいな反応だった。
 この日を境にしなくなってしまったのは少し残ね、いえ、良いことだと思います。


 -Fin-

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- ついにバレましたねw
謎の水流これ如何に…!
―― &new{2012-04-16 (月) 04:51:48};

#comment(:コメント/おふろでしてはいけません)

IP:119.228.60.102 TIME:"2012-04-16 (月) 04:51:48" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?%3A%E3%81%8A%E3%81%B5%E3%82%8D%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0; BOIE9;JAJP)"

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