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Present of name of fate -運命という名の贈り物- の変更点


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-プロローグ
ホーホーが、五月蝿く鳴いている。
辺りは月の光に照らされ、宝石のように輝いていた。
なんともいえない冷たい風が、体に寒気を感じさせる。
――ここはシンオウ地方の北にある町、キッサキタウン。
民家は明かりが消えていて、人の気配を全く感じさせない。
港の横に聳え立つクレーンは、まるで廃屋を思わせるかのように、寂しげな姿をしていた。
――そんなとき、
静寂を打ち破るかのように。
一台のトラックが、エンジンを唸らせながら港に入ってきた。
タイヤについている滑り止めのチェーンが、五月蝿く響きわたる。
荷台の側面には、「シンオウ引越社」という文字が確認できた。
トラックがエンジンを止める、そして続け様にヘッドライトが消えた。するとドアが開き、リュックを背負った若い男が降りてきた。
「はぁ……、やっとついた」
と、また一人。
今度は前者よりしっかりした体形で、細身の男がでてきた。
頭には、「シンオウ引越社」とかかれた帽子を被っていた。
「え~、荷物の運搬は朝からです。恐らく、7時あたりにはトラックが来ると思います」
「はい、分かりました。ご苦労様」
「では」
帽子を被っている男は、礼儀よくお辞儀をしたあとトラックに乗り込んだ。
しかしすぐに窓を開けて、
「今晩のうちにポケモンセンターで引越手続きを済ませておいて下さい」
と言い残し、トラックを走らせ去っていった。
「……さてと、じゃあいくか」
そういうと若い男は、軽そうなリュックをひょいと背負い歩き出した。
――キッサキシティに、まるで男を歓迎するような、軟らかい雪が降りだした……

ちょっとずつ更新していきます。
初めから駄文全開! ですね……。
- 何が出てくるんでしょう?続き楽しみにして待つことにします。&BR;最初のキッサキがタウンになってます。 -- [[勇]] &new{2009-04-06 (月) 14:36:04};
- >勇さん 今続きを打ち込んでいます! タウンのことですが、わざと変えました。田舎という設定です。 ややこしくてすみません!  -- [[クル丸]] &new{2009-04-07 (火) 20:33:46};
- タウンがシティに! 変わってますとも! --  &new{2009-04-07 (火) 20:37:04};
- <名無しさん ですよね。田舎の設定は、後々関わってきます。ちょっとですが……。 -- [[クル丸]] &new{2009-04-08 (水) 23:47:49};

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