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小さな絆〜新たな旅立ち 第4歩 の変更点


作者:[[COM]]
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みんなが席に着く前にレイが、
「みんな、今日は客人を招いてる。会ってもらえるか?」
そう切り出した。
「レイ…もしかしてもう呼んだの…?」
キッシュがそう聞くと、レイは頷いた。
「お客さんって誰?僕の会った事のない人?」
「あの…私…居てもいいんでしょうか?」
クレアが心配そうに聞いてくる。
「居ていいに決まってるだろ。お前もうちの子だって。」
レイがそう答え、外に居る誰かを呼んでいた。
「アレン、お前には狭いかもしれないが、ゆっくりしていってくれ。」
そう言われ、扉から入ってきたのは…トレーナーだった。
「すみません…お邪魔しますね。」
「え~…っと…とりあえずいらっしゃい…」
キッシュが戸惑いながら迎える。
「初めまして、アレンと言います。レイさんの後輩に当たるポケモントレーナーです。」
と自己紹介を始めた。
「え!?もしかして人間なの!?初めて見た!」
「私も…でも人間ってポケモンとは喋れないんじゃ…」
二人がそこまで言うと、
「はい、普通の人間ならポケモンとは喋れません。僕もレイさんと同じでポケモンと喋ることが出来るんですよ。」
そう答えた。
「それで…レイ、あなたがこの人を選んだ理由は後輩っていうことだけじゃなかったのね。」
キッシュがレイに言った。
「まあな、半分以上偶然だったけどな。俺が偶々森を出て、自分の故郷を見に行った時にばったり出会ったんだ。」
続けるようにアレンが
「そこまで野生のポケモンが出てくることも珍しかったので、声をかけてみたらレイさんだった、というわけです。」
そう言った。
「ねえ父さん。なんでアレンさんを連れてきたの?」
キズナがレイに聞くと、
「それなんだが……キズナ、俺はお前を旅に出したいと思ってる。」
「え!?」
「キズナを…」
キズナとクレアが驚きを隠せないでいた。
「お父さんが決めたことよ。わたしはただお父さんを信じてただけ。」
キッシュが付け加えた。
「俺の旅はキッシュと出会ったことで終わった。だがキズ、お前には俺が持てる全ての技術を教えたつもりだ。」
「ちょ…ちょっと待ってよ…僕はまだそんなに強くないし…それに…」
「キズ、俺はお前にもっと強くなって欲しい。そして、広い世界を見てまわってでかい男になって欲しい。」
レイの言葉を聞く度に不安そうな顔をするキズナ。
「父さん…だって僕…まだ一度も勝負したことないのに…」
それを聞き、
「そうか、なら俺が相手になろう。」
と答えた。
「無理だよ!父さんに勝てるわけがないよ!」
「誰も俺と戦えとは言ってない。俺はアレンの腕前も気になるからトレーナーとしてお前と戦うと言っているんだ。」
それを聞きアレンが
「自分にポケモンバトルを申し込むわけですね。光栄です、全国制覇した先輩に胸を貸してもらえるなんて。」
と答えた。
「それじゃあ…僕の相手は…?」
「一応、日程では明日の予定だ。だからその時まで対戦相手は言わない。それと…ルミナ、お前ともう一度戦ってみたい。今度は俺だけの力でな。」
そう言うと、アレンの腰についていたモンスターボールの一つから何かが飛び出してきた。
「やっぱり気が付いていたのね。いいわよ、私はね。」
その正体はルミナ。そして出てくるなり、いきなりそう話した。
「それで、どうするの?キズナ…だったかしら?あなたは試してみないの?自分の強さというものを。」
続けてそう聞いた。
「ぼ…僕は……」
「キズナ、僕と一緒に戦ってくれないかい?一緒に全国制覇をしてみない?」
不安そうなキズナにアレンが優しく話しかけた。
「試してみたい…戦ってみたい…!僕は…父さんのパートナーと戦ってみたい!!」
キズナが真っ直ぐにレイを見てそう言った。
「そうか、そうと決まればさっさと飯を食って明日に備えよう。」
キズナの頭を撫でてから、そのまま食卓に着いた。
「フフフ…!ほら!みんな早く食べないと冷めるわよ!それと、アレンさんもご一緒にどうぞ。」
キッシュがみんなを席に着かせた。
「それじゃ、ご遠慮なく…」
「いただきます!」
しばらく楽しく談笑しながら食事を楽しんでいた。
「そういえば…ルミナ。弟は大丈夫なのか?」
レイがそう聞くと、
「結局キースにはまだ出会えてないわ…でも、信じてる。今も何処かで楽しく笑いながら日々を過ごしてるって。」
「すぐにでも探しに行かないの?わたしは運良くすぐレイと再会できたけど…」
キッシュがそう言うと、
「確かにすぐにでも探しに行きたいけど、あなた達とは違ってここにいるかもなんていう思い当たる節がないのよ。そうなると世界中を見て回らないといけないから…」
そこでアレンの方を向き、
「だから旅は道連れ、ってね。丁度いい所にこの人が居たから、お互い協力し合ってるようなものよ。」
そう言った。
「なるほど…ルミナはアレンに戦力を、アレンはルミナに世界を回るための移動手段をってことか。」
レイが納得し、そう言った。
食事も終わり、一息いれているとアレンが
「すみません。ご馳走になりました。また明日の朝、ここに伺いますね。」
そう言って、出て行こうとした。
「どうせなら泊まっていってよ!」
とキズナが引き止めるが、
「止まりたいところだけど…ちょっと僕には…狭いかな?」
と天井を見ながらそう言っていた。
「え~~…」
「キズ、さすがにここでわがままを言ったら困らせるぞ、それにベッドも足りないしな。」
さすがに諦めたようで、そのまま家を出て行った。
「一応、森の外れにテントを建てるので、何かあった場合はいつでも来て下さい。それではおやすみなさい。」
最後にそう言い、ルミナをボールに戻して森の中へと消えていった。
「それじゃ…もう遅いし、さっさと寝よう。クレアはキッシュと一緒に…」
レイがそこまで言いかけた時、
「ほらほら!子供は子供部屋で寝なさい!」
キッシュがそう言い、レイの言葉を遮った。
「おいおい!さすがにそれは…」
「ほら!早く移動しなさい!ほらほらほらほら!!」
そう言いながら強引に二人をキズナの部屋に押し込んだ。
「ちょ、ちょっと母さん!!待って、待ってってば!!」
強引に扉を閉め、外から鍵をかけた。
「あら!扉が壊れたみたいね!これじゃあもし、間違いが起きてもどうしようも出来ないわね!それじゃおやすみなさい!」
と、扉越しに言うキッシュに
「ちょっと!母さん!!今鍵かけたでしょ!!」
と扉を叩きながらキズナが訴えかけていた。
「明日の朝までには直ってるわよ~!」
そう言い、キズナの声を無視して扉から離れた。
「おいおい…キッシュ、いくらなんでもそんな強引に…」
「いいのよこれくらいの方が。それに…あの子、キズナの事好きみたいだし。」
と、微笑みながら言うキッシュ。
「そうなのか?まあ、それはいいとして……キッシュ、流石にこの展開は早過ぎはしないか?まだ出会って初日だぞ?」
レイが少し呆れ気味にそう聞いた。
「いいのよ!女の子がOK出してるんだから!それに、明日で出て行くのよ?未練なんて残したらどうしようもないでしょ。」
「いやいや…そういう問題じゃ…」
レイがそう言うと、
「誰かさんみたいに、ずっと女の子を待たせてると嫌われちゃうわよ?」
と、レイの方を見ながら言った。
「そういうもんなのか?……って…分かった分かった、悪かったって、忘れたくて忘れてたわけじゃないよ。」
ずっとキッシュが見つめている事に気付き、謝った。
「悪いと思ってるの?だったら…今夜、付き合ってくれるわよ…ね?」
と妖しげな表情で言った。
「はいはい…キッシュのそういうところが怖いんだよなぁ…」
そんな事をぼやきながら、連れられるように寝室に入っていった。
………
「はぁ~…母さんも強引だなぁ…」
ため息をつきながらキズナがそう言った。
「キズナ…明日も早いんでしょ?…早く寝ようよ…」
「そうだねー…って…クレアってそんなキャラだったっけ?」
少し頬を赤らめ、先にベッドで横になって待っていた。
「い、いいじゃない!そんな事気にしなくて!」
「あ、元に戻った。」
そんな会話をしながらゆっくりベッドに上った。
「それじゃおやすみ!」
そう言ってキズナはそのまま眠りだした。
「ちょっとちょっと!何よ…折角そういう雰囲気なのに…」
少し残念そうにそう漏らし、
「いいわよ…折角お母さんから貰ったチャンス、しっかり利用させてもらうわ!」
そう言い、クレアはキズナの上に覆いかぶさった。
「わっ!何するんだよ!」
寝ようとしていたため、驚いてそう言った。
「分かるでしょ…!私は…あなたの事が好きなの!!」
そう言い放ち、返事を聞くよりも先にキスをした。
「んっふ…!………!」
そのまま下を滑りこませ、濃厚なディープキスを始めた…
長い…長い間舌を絡み合わせ、互いの心を確認するかのようにゆっくりと離れていった。
美しい透明の橋が架かり、赤く染まった二人の恋を祝福しているようだった。
「ど…どうしたんだよ…急に……」
「言ったでしょ…?私はあなたのことが好きなの…心から…」
まだ荒い息遣いのまま、クレアはそう言った。
「でも…こんな急に…」
「私には十分過ぎる時間があったわ…初めて出会った時から…あなたの事が好きだと確信するまで…」
少し寂しそうな表情をし、そう言った。
「なんか…照れるな…正直に好きだとか言われると…でも、僕なんかでいいの?」
キズナが質問すると、
「もちろん…でも、あなたはいいの?言ってしまえば私が一方的にあなたに告白しているのよ?」
そうクレアがキズナに聞くと、
「もちろん…大好きだよ…クレア…」
キズナがそう答えると、
「それじゃ…挿れてくれる…わよね…?」
そう聞くと、
「え!?さ、流石にそれは…早すぎる気が…」
戸惑いながらそう答えた。
「そう?私はいいし、それに…コッチは正直みたいだけど?」
そう言い、おもむろにキズナのモノを掴んだ。
「ひゃあ!?そ、それは…僕だってオスなんだから…本能的なものだよ…!」
必死に抵抗しようとするが、
「でも…本能でも私とだったらいいって…思ってくれたんでしょ?」
そう言い、真っ直ぐにキズナを見つめた。
「え~~っと……その……いいの?僕…初めてなんだけど…」
恥ずかしがって真っ直ぐに目を見れないキズナがクレアにそう聞いた。
「私もよ。だから…ほら、あなたからお願い…」
そう言い、横にずれて、そっとキズナを受け入れる姿勢を取り、待っていた。
無言で頷き、ゆっくりと後ろからクレアに覆いかぶさった。
「いい…?いくよ…?」
モノの先端を秘部にあてがってそう聞いた。
「来て…一つに…なろう…」
クレアの返事を聞き、ゆっくりと中へ挿れた。
「あんっ…!はぁ…ん…!!痛い…!!痛い!!」
キズナが処女膜を突き破ったため淡い快感の後、すぐに激痛が襲った。
「ご、ごめん!!すぐに抜くから…!!」
そう言って素早く腰を引こうとするが、
「ダメ…!!そのまま…気持ちよくなるまで…ゆっくりお願い…」
そう言い、引き止めた。
「い、いいの…?とても苦しそうだったけど…」
クレアを心配し、そう聞くが、
「いいの…だってこれが初めての証拠だから…だから…私は嬉しいの…」
と、痛みを堪えながらも嬉しそうな声で言った。
「分かったよ…それじゃ…続けるよ…?」
そう言い、クレアの方を見ると、小さく頷いた。
それを確認し、ゆっくりと腰を前後に動かしだした…
「くっ…!…んんっ…!…あっ…はぁ…ん…!」
少しずつ快感に変わり、甘い声を漏らしだした。
「き、気持ち…いい…?」
キズナがそう聞くと、恍惚とした表情で頷いた。
そのままだんだんと腰の動きを早く、大きくし、互いにだんだんと快感を感じ出していた。
「はぁ…!はぁっ…!くっ…!ク、クレア…!もう…!出る…!!」
快感が限界に近づいてきたため、クレアにそう言うと、
「はっ…!んっ…!いいよ…!!出して…!中に…!中に!!…出してぇ!!」
そのままさらに腰の動きを早くしていき、一気に快感の絶頂に至った。
「くっ…!!あっ…!ああぁぁ!!」
「あん…!!はぁん…!!はぁ…はぁ…!あぁ……」
そのまましばらくの間、快感で二人とも見つめあったまま、横になっていた。
「ありがとう…気持ち良かったよ…」
キズナが荒い息のままお礼を言うと、
「私ね…決めたの…あなたに連いていくって…」
そう荒い息のままキズナに言った。
「え!?本当に!?」
かなり驚いたようで目を丸くしていた
「うん…だってやっと出会えたのに、さよならなんて絶対に嫌。」
そう言って、キズナの前足を握りしめた。
「分かったよ。一緒に行こう!もっとたくさん楽しい思い出を作ろう!」
そう言い、軽く唇が重なるぐらいのキスをし、
「おやすみ…また明日。」
「おやすみ。」
そう言い、静かに眠った。


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