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コイキングのレース! の変更点


作者は私。【[[キュウコンもふもふしt(ry]]】コレもかなり不自然ですが生暖かい眼でお願いします。おかしいところは自分で気づいてこそ意味があるのですよ。と思うのですー
こんなの読みたくねえよという方は【[[トップページ]]】へ。
☆


僕はコイキング。はねることしか能が無い悲しいポケモン。でも、いつか!いつか進化して強くなるんだ!でね、僕が住んでいる湖は毎年、コイキングだけのお祭りがあるんだ!それで今日なんだ!お祭りの内容。それはねーー

「ふしぎなアメ19個セット争奪戦!スタート!」
ほら。始まった!そうだよ、ふしぎなアメの争奪戦がお祭り。自分たちの力だけではどうしても経験値がなかなか稼げない僕たちのために、ナマズンの村長・・・・湖長?さんがこのお祭りを開いてくれたんだ!
だから、今年は僕が進化する!進化するとね、湖長さんに名前も付けてもらえるの!楽しみだなあ!
え?これがどんな祭りかって?人間界で言う水中・・・・しょう・・がい・・・物競争みたいなものなんだ!ゴールのところにアメが積んであるの!あら・・・・・考えてたら前と離れちゃったよ・・・でもね。僕は今二位!すごいでしょ!毎年100匹が参加してるの!道はまっすぐ行けばゴール!あ、目の前には釣り竿が垂らされてる!
近づいちゃだめ。近づいちゃだめ。

あ!コイ美ちゃんだ!っていっても、僕が勝手につけた名前。パパとママと一緒なんだね。
いいなあ。僕の両親は・・・・・釣られて死んじゃった!悲しくないのかって?顔もみたことないというか、覚えてない人に対して何を悲しむのさ?・・・・赤ちゃんの時からコイ美ちゃんのパパとママに育ててもらったんだ!
「コイ美ちゃーん!僕2位だよぉ~!」
僕は泳ぎながらコイ美ちゃんにむかって叫んだ。気づいてくれるかな?
「ちょwすごいね!コイキング君!帰ったらご馳走だね!」
「そうだ・・・・ぬぇっ」

コイ美ちゃん気づいてくれたよ!良かったぁ。!痛っ!何かにぶつかったみたい。網じゃん!・・・・・・・・・・・・・逃げな・・・・・きゃあああ!。あ、網がっ!網が引き上げられてっ!

「捕まえないでええええ!きゃあぁっ!」

「コイキング君!?コイキングくううぅぅん!」
ザバッ!って音が鳴ったし、身体が乾いていく感じ・・・・・・・・・・・・捕まえられちゃったか。まだ死にたくなかったなあ。
あれ?僕はなにを考えているんだっけ?あははー・・・人間がこっち見てるよお・・・・・怖いよお・・・・あっ!掴まないで!掴まないでよぉ!気持ち悪いじゃない!暴れてやるっ!このっ!このぉっ!
「暴れるなよ・・・・どんな大物かと思えばコイキング一匹とは・・・ったく。」
失礼な!僕はこの池の中で一番大きいコイキングなんだぞ!このやろぉー!はねちゃうもんね!はねちゃんもん!はねるっ!はねるっ!びっちびっち!・・・・・結構楽しいかも。水中じゃ跳ねられないし。
「・・・ぉおらっ!」
あれ?投げられちゃった!水中に戻れたよ!に げ ら れ た ん だ ね!やったあ!で、ココどこかな?僕の後ろに1位のやつがいるってことは・・・・今は僕が一位!人間有難う!障害物だっけ?に苦しまずにすんだ!泳ぐぞー。すーいすーい!えへへー!あ。目の前凍ってて通れないじゃん!ん?障害物?氷に上へ繋がる穴が・・・・・・・?・・・・・・・・・・・・・・そうか!上へ行って、氷の上をはねて氷の向こう側へ行くんだね!
僕って天才ー!そうときまれば・・・・・たきのぼり!的にのぼるっ!びちっ!氷の上って寒いねー。眠いや。
コイは5度前後またはそれ以下になると冬眠するんだ。知ってた~?前へ!進むぞぉ!おらぁ!びっちびちぃ!ざっぱん!そんなに氷は分厚くなかったんだね。
水の中って最高だね。天国だよ。・・・・・っていうか疲れたし。はねすぎで鱗はがれて身体痛いし。もういやよっ!んもう。んで、アメはまだ?GETしたら、コイ美ちゃんの前で進化するんだ!カッコイイって言ってもらえるかな?進化したらぎゃ・・らどす?とか言うのになるんだっけ。得意技は暴れる。竜の舞。って池長がいってたなあ。でも湖長さんはどうやってアメを用意してるんだろう?謎だよね。

☆

ーーーーーーあ。
この湖はバチュル滋湖って言って、いつだかバチュルの群れが集まって発生した磁場に近くのバチュルが集まって、磁場が発強くなって・・・のエンドレスで何億匹も集まったんだ。
何でそんなにいるかって?10匹いれば最低でも一組は交尾して増えるでしょ。で、集まったバチュルがみんながみんなもぞもぞするから、小さな穴ができて、それが深くなっていったんだ。
でね、あるときに地震があって、バチュル達のところに水が噴出したんだよ。
もちろんバチュルは水の中で放電しあってみんな死んじゃった。でも、その時にあまりに放電するものだから穴の一箇所が崩れたんだよ。
で、それは川になって流れて、最初の地震に誘発されてまた地震が起きた。その時に川の一部が滝になった。
そんなことがあったからバチュル磁湖って言うんだ。滝の名前は知らないけどね。
で、バチュル磁湖は地震で水が噴出したほど深いから、よく人間が溺れるんだ。で、ふしぎなアメをもらう代わりに助ける・・・という条件で湖長は溺れた人間を助ける。
そういうことでアメを稼いでるんだった。そうだよね。でもさあ。水の中にアメなんか入れて溶けないのかな?ぬ?うしろから2位が追いついてきた!すぴーどあっぷなのら!ふんりゃー!水が気持ちいいなあ。甘い香りがする。。。。10m付近に甘いもの・・・・アメらしきものがある!急げ!僕!コイ美ちゃんに「コイキング君!カッコイイよ!頑張ったね!」って言ってもらえるかなぁ・・・・・むふっ。・・・・・・!あっ!ふしぎなアメ!長いようで短いなあ。レースというかどこかの運動会でやるおもちゃ取り競争みたいだよね。

アメへ急接近!・・・・・あれ?何かがアメの前にいる。不気味にたたずんで降ります。いやぁ~不気味。

「貴様」
「ふぬんっ?」
・・・・・変な声上げちゃったじゃないのよ・・・
何してくれんの!コイ美ちゃんに聞かれたら笑われちゃうじゃない!もう。
「何ですか?」
さあ僕は問いました。問いましたよ。さあどんな答えが返ってくるかな?ちょっと不安ですねー。はい。

「腹減った」
ん?えっと・・・・
「はい?」
「腹減った」
腹減ったってなんですか(笑)僕を食う気ですか・・・・・?ってまさかねー。
「食っていいか?」
食うっていうのはきっと僕のことでしょうね。最悪。

「我はアズマオウ。オマエを食す。」

おいおい。金魚がコイを食うだって?ありえんでしょ。しかも待ち伏せしてまで?バカですねー。

「貴方は馬鹿ですか」
挑発してアメをとる戦法。
「馬鹿で何が悪い」
なん・・・・・だと!?馬鹿なのを認めている!こいつ、出来る!だったらこうだ!
「アメをくれたら僕は食われてもいいですよ」
どうかな?ふっふっふ。
「おk。」
・・・・ん?馬鹿じゃないの?こいつ。あ、馬鹿か。僕が進化すればアズマオウに食われるわけ無いじゃない。
「今日の夜伺います。今は昼ですし。」
うん。円満解決。
「あぁ、オマエはおいしいだろうな。ああ、俺の家はこの裏だ。」
近っ。・・・
こいつ。進化したら食ってやる。僕が食われないためにね。このやろー。
「って言うか退いて下さい。」

後ろがくるので。早く。

「腹が減った。アメ横取りしていいか?」

早く。

「却下。」

早く。

「そうか・・・・腹が減ったなぁ・・・・・」
黙れ。早く。
「帰れ。」
ん?こいつビクつきました。だっさいですねー。
「!・・・・・解った。夜。来いよ。」
「解りましたからっ!どいt「貴様っ!待てーい!」
おっさん臭い喋り方のコイキングさん。追いつかれましたか。このクソ金魚め。こいつのせいだ。でも姿が見えないので割りと平気かな?
「じゃぁなーっ」

「はい。じゃーな。」
アズマオウはついに退いてくれました。ヤッホー。ん?アメって小さな祠に入ってたんですか。へぇ。アメしか見てなかったもので祠に気づきませんでした。ちょっと残念。
祠に近づいて・・・・いけっ!
「んぐーっ」
丸呑み。丸呑みザマス。く、苦しい。が。飲むぞ。・・・・痛ッ!
「んぐがぅ?ぐぅぅ・・・」
「貴様!飲むな!飲むなよ!」
貴様呼ばわりされる筋合いは無いけど。声がすぐ後ろ・・・10m以内だね。やばい。飲む。
「ん・・・ぐっ。」
「飲んだな?飲んだなッ!クソっ!」

へへっ。僕の勝ち。優勝。だけど。

「ヴぁぁぁぁぁぁ・・・・・」

痛い。すさまじく喉が痛い。

「おい・・・お前・・・進化しないのか?」

あれ?そういえば。優勝の喜びのあまり忘れてた。
あ。祠の裏から池長がわいて・・・じゃなかった。でてきた。
「丸呑みしたな?」
「はい。」
なんかだめなの?急いでたんだよ?

「おそらく、急なエネルギー摂取に体がついていけないのだろう。そのうち進化するだろうな。夜ぐらいに。」
は?夜までコイキングのままかもしれないってこと?アズマオウとの約束・・・いや、交渉はどうしよう。
あぁでも、コイ美ちゃんの前で進化する予定だったのに今食べちゃったから、むしろ好都合、なのかな?




ーーーーーーーバチュル滋湖のモデルは中禅寺湖なのです。ただ名前を似せただけなんですけどね。これぞもふもふクオリティ。中禅寺湖にコイ的な生き物がいたのでコイキングが住んでる場所に。コイは甘味に敏感らしいです。

#pcomment(コメント/コイキングのレース!,,above);

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